崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ

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第三十四話 決別の時

激論

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「そーですよっ! 後のことは他の誰かが解決してくれますって。私らやナガレさんがわざわざやらなくても、強い人に任せとけばいいんです」
「その通りだ! 危機は去ったのだ。これでもう迷うことはない。俺様たちの価値を証明するため、ギルドを存続させるのだ!」
 二人はまだナガレの説得を諦めていない。
「後は適当なヤツがなんとかしてくれるだろう。騎士どもやらもっとエリートな冒険者が
な」
「もう私たちがどうこうする問題じゃ無くなりましたね。さあギルドを復活させますよ
う~!」

「なんだって! ……いや、考えてもみなよ。ここでオレたちがイビル教団をとっちめて人助けをしていた活躍が広まれば、それこそ他の冒険者たちもオレたちのことを褒め称えるはずだぞ!」
「はぁ?」
「イビル教団を倒すのはオレたちだ!みんなでアイツらを軒並みやっつけて、被害をまだまだ減らさないと!」
 論理的に説明したつもりが、どちらも一歩も引かない。
 イビル教団のことはもう終わったと判断して、ギルド存続へ次の目標を定めた、フローレンスとケンガ。
 対して、その件はまだ終わっておらず、イビル教団が壊滅するその日まで戦い、多くの人を助けようとするナガレ。
 ……二人の主張はほとんど違うものだった。

「ちょ、パイセンたち落ち着いてよー。ケンカになっちゃうって……」
「シャットは黙ってて!」「静かにしてろ! 俺様が喋ってるだろ」「私らに任せといてくださいったらんもぅ!」
「……はーい」
 止めようとしたシャットだが、全員に睨まれすごすご引き下がった。これを見て、冒険者全員が説得を諦めた。
「だからイビル教団を……」

「うるせぇよ! いい加減にしやがれ、ナガレのバカヤロウが!」
「なっ……なにぃっ!」
 ついにケンガまで声を荒げた。思いっきりナガレにガンを飛ばす。
「なんだよ、オレが何か間違ったこと言ってるか……?」
「だぁかぁらぁ! いい加減にしろナガレ! 俺様たちには目標があっただろう。それを忘れたのか! そう言う話をしてんだよ!」
「……ケンガの言う通りです! イビル教団に執着しすぎですっ!もう終わった事なんですよ!私たちの出る幕なんて、もう無いんです!」
 フローレンスまで大声を出す。気まずくなった冒険者たちは、緊迫したムードに押されて部屋の隅へと追いやられていく。
「あとは任せときゃあいいだろ! 俺様たちより強え奴らに!」
「むしろ戦ってどうするんですか! あんな化け物みたいな四人と、よくわかんないジジイもいるんですよ!」
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