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1章:プロローグ
傍観者と仲間達 後編
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元竜王が珍しく遅れてきたと思ったら、竜族の仕事していたらしい。
大魔王も大魔王で子作りって責務がある。 隠居組っていっても、やる事はあるらしい。 アークもなかば隠居組だけと農作業ってのがあるしな。
「アークのは趣味だ」って大魔王。 たしかに趣味に近い。
「なら、やめてもいいんだぞ」というとアークに、俺が「ぜってぇーダメだぞ、アーク」って突っ込んだ。 エールにワインにタバコ、その他の食材はすべてアークが作ってる。 やめられたら俺が困る。
「シュン、心配するな、いってみただけでやめないよ」ってアークが笑にながらいってるよ。
まじ、よかったって思ってたら、言った張本人の大魔王も含めて皆がホッとしてるよ。 ったく、現金だな俺たち。
「お主らあいかわらず元気じゃな」って声がしたとおもったら白髪の青年。 あいつだ。 無視。
「アーク、酒造りはどうじゃ?」って大魔王。 日本酒作ってるんだよアーク。
「あー、安定供給には、まだ時間かかんな。 米の品種改良中だ」
「この前の試作のんで、うまくての。楽しみにしとるぞ」って大魔王。
「そういや、ウォッカも良かったな」って俺。
「あれもまだ試作でな、麦の品種改良中だ」
「おおー酒の種類がふえるのか。 楽しみだぞ」といってシリルがエールを飲み、リンも「ああ、楽しみだ」と会話している。 もともと、エールとワイン以外にも酒の種類増やそうとしているアーク。 いろいろ試行錯誤しているみただが、まだアーク自身が納得できるものになってないみたいだ。
「あのー、皆さん、そろそろよろしいでしょうか。」って俺たちが無視してた青年だ。
「たまにはよ、静かに帰るとかしてくれねぇー。」って俺、タバコに火をつけて一服。
「ったくよ、でなんだ?」
「お願いがございまして」
「嫌だってぇーの」というと、「そこを、どーかお願いします」って恒例になってる土下座してる青年。
最近土下座したら俺が聞くと思ってるんじゃないかって錯覚するぐらいだ。
「はぁ~。聞かないと、勝手に巻き込むしな。 とりあえず、話だけ聞くから話せ」って俺。
すると、青年が嬉しそうに立ち上がり「シュンちゃん、優しい」とかぬかす。「気持ち悪りぃ」といって、顔面についつい蹴りくわしてやったら、鼻血垂らしてるよ。
「すみません。 冗談がいきすぎました」といって起き上がり、「わし偉いのに。。。」といいながら鼻血をふいてるよ。
そんあ俺と青年のやり取りをみている他のやつら。
「なぁ、あいつってマゾだと思うんだぞ」ってシリル。
「我もそう思う」ってリンは笑ってるし、アークも「ああ、俺も思った」というと、「「同じく」」と大魔王と元竜王も頷いている。
そんな話しをされているとは知らない俺がタバコの煙ふかしてる。
「時間の無駄だかんよ、ちゃっちゃと話せ!」っていったら、青年がゴホンっと一息入れて説明する。
「わしは、そんなシナリオ好まんのじゃ。 それで、お主にその少年を育てほしいのじゃ」
「俺、もう弟子はとらねぇーってきめたんだ。 だから嫌だね」って俺。 そう俺はもう弟子はとらないと決めた。
「えーと、シリルにじゃ」って青年が頬をかきながらシリルのほうみてる。
ほうほう、なるほどシリルに用事だったって事か。 最近、シリルも巻き込まれてるよな。
「はぁー、なんで俺なんだぞ」というと、青年が俺に学園の資料を渡してきた。 いつも思うがなんで、神なくせしてこうやって資料もってるんだか気になるがあえて聞かない俺。
「この高等部にはいるんじゃが、今学園都市のギルド初等教育におるからじゃ」
「あはは、そりゃ、シリルになんな」俺やリンじゃさすがに初等教育は受けられないからな。
「俺、絶対いやだぞ!」と怒鳴るシリルだ。 そういや一度、ギルドの初等教育うけて散々な目にあってたな。
「王族なのに、何でギルドの寮にいんだ?」
「さっき話した儀式で紋章なしじゃったんだ。 王家がさすがに捨てるわけにはいかず、任意である魔導国家のギルドに預けたからじゃ」
「ふーん、面倒だな」
「見てから考えっか」
「それでいい。 今、12歳になる。 名前は、アレクサンドルで、アレク・フリークスと名乗っとる」って言って姿消したよ。
「俺、いやだぞ」ってシリルの奴、不貞腐れてる。
「まず、見てからだかんよ。 それにお前1人ではいかせねぇーよ。 傍観もあんしな」って俺。
その女神の紋章こと女神紋。 また人間至上主義の女神が、人界の人間に啓示だかで渡してるし、なにやら箱庭にして英雄ラブストーリーでも妄想しているっぽいしな。
ってわけで、久しぶりに人間社会へ行くか。
大魔王も大魔王で子作りって責務がある。 隠居組っていっても、やる事はあるらしい。 アークもなかば隠居組だけと農作業ってのがあるしな。
「アークのは趣味だ」って大魔王。 たしかに趣味に近い。
「なら、やめてもいいんだぞ」というとアークに、俺が「ぜってぇーダメだぞ、アーク」って突っ込んだ。 エールにワインにタバコ、その他の食材はすべてアークが作ってる。 やめられたら俺が困る。
「シュン、心配するな、いってみただけでやめないよ」ってアークが笑にながらいってるよ。
まじ、よかったって思ってたら、言った張本人の大魔王も含めて皆がホッとしてるよ。 ったく、現金だな俺たち。
「お主らあいかわらず元気じゃな」って声がしたとおもったら白髪の青年。 あいつだ。 無視。
「アーク、酒造りはどうじゃ?」って大魔王。 日本酒作ってるんだよアーク。
「あー、安定供給には、まだ時間かかんな。 米の品種改良中だ」
「この前の試作のんで、うまくての。楽しみにしとるぞ」って大魔王。
「そういや、ウォッカも良かったな」って俺。
「あれもまだ試作でな、麦の品種改良中だ」
「おおー酒の種類がふえるのか。 楽しみだぞ」といってシリルがエールを飲み、リンも「ああ、楽しみだ」と会話している。 もともと、エールとワイン以外にも酒の種類増やそうとしているアーク。 いろいろ試行錯誤しているみただが、まだアーク自身が納得できるものになってないみたいだ。
「あのー、皆さん、そろそろよろしいでしょうか。」って俺たちが無視してた青年だ。
「たまにはよ、静かに帰るとかしてくれねぇー。」って俺、タバコに火をつけて一服。
「ったくよ、でなんだ?」
「お願いがございまして」
「嫌だってぇーの」というと、「そこを、どーかお願いします」って恒例になってる土下座してる青年。
最近土下座したら俺が聞くと思ってるんじゃないかって錯覚するぐらいだ。
「はぁ~。聞かないと、勝手に巻き込むしな。 とりあえず、話だけ聞くから話せ」って俺。
すると、青年が嬉しそうに立ち上がり「シュンちゃん、優しい」とかぬかす。「気持ち悪りぃ」といって、顔面についつい蹴りくわしてやったら、鼻血垂らしてるよ。
「すみません。 冗談がいきすぎました」といって起き上がり、「わし偉いのに。。。」といいながら鼻血をふいてるよ。
そんあ俺と青年のやり取りをみている他のやつら。
「なぁ、あいつってマゾだと思うんだぞ」ってシリル。
「我もそう思う」ってリンは笑ってるし、アークも「ああ、俺も思った」というと、「「同じく」」と大魔王と元竜王も頷いている。
そんな話しをされているとは知らない俺がタバコの煙ふかしてる。
「時間の無駄だかんよ、ちゃっちゃと話せ!」っていったら、青年がゴホンっと一息入れて説明する。
「わしは、そんなシナリオ好まんのじゃ。 それで、お主にその少年を育てほしいのじゃ」
「俺、もう弟子はとらねぇーってきめたんだ。 だから嫌だね」って俺。 そう俺はもう弟子はとらないと決めた。
「えーと、シリルにじゃ」って青年が頬をかきながらシリルのほうみてる。
ほうほう、なるほどシリルに用事だったって事か。 最近、シリルも巻き込まれてるよな。
「はぁー、なんで俺なんだぞ」というと、青年が俺に学園の資料を渡してきた。 いつも思うがなんで、神なくせしてこうやって資料もってるんだか気になるがあえて聞かない俺。
「この高等部にはいるんじゃが、今学園都市のギルド初等教育におるからじゃ」
「あはは、そりゃ、シリルになんな」俺やリンじゃさすがに初等教育は受けられないからな。
「俺、絶対いやだぞ!」と怒鳴るシリルだ。 そういや一度、ギルドの初等教育うけて散々な目にあってたな。
「王族なのに、何でギルドの寮にいんだ?」
「さっき話した儀式で紋章なしじゃったんだ。 王家がさすがに捨てるわけにはいかず、任意である魔導国家のギルドに預けたからじゃ」
「ふーん、面倒だな」
「見てから考えっか」
「それでいい。 今、12歳になる。 名前は、アレクサンドルで、アレク・フリークスと名乗っとる」って言って姿消したよ。
「俺、いやだぞ」ってシリルの奴、不貞腐れてる。
「まず、見てからだかんよ。 それにお前1人ではいかせねぇーよ。 傍観もあんしな」って俺。
その女神の紋章こと女神紋。 また人間至上主義の女神が、人界の人間に啓示だかで渡してるし、なにやら箱庭にして英雄ラブストーリーでも妄想しているっぽいしな。
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