【白銀の黒帝：17】女神の紋章と紋章なし王子

2章：訓練編

海へ行こう

3ヶ月目が経過して、俺シリルとゲールとアレクは、南島の孤島にきている。
集団転移で俺がつれてきた。　人界にあるシュンさんの拠点の1つだぞ。


「すげぇー、海だ！」とはしゃいでいるアレク。
「アレク、そうだぞ。　ここの魔物は弱いし、動物もいるんだぞ。　だから、ゲールと一緒に初狩りと討伐してくるんだぞ」
「シリルさん、わかりました」ってアレク。
「ついでに水泳も学んでくるんだぞ」って俺だぞ。
「ゲールさん、いきましょう」といって、ゲールと共にさっそく森へむかうアレク。

実は、この島での1ヶ月のサバイバルを経験させるためにアレクをつれてきた。
そして、その間、俺は魔界へ戻る事にしたんだぞ。　って、俺、魔王だから魔界に戻ってやる事がある。　何やるって、瘴気の森以外の間引きとか、間引きとかだぞ。

それから、1ヶ月後、ちゃんと忘れずに戻ってきた俺はツリーハウスで、制御のため1日中魔族の女性たちとセックスしまくってから、海のログハウスへもどる。

ログハウスへ戻ると、アレクが下手なりにウサギを捌いていた。　
「ただいまだぞ」
「シリルさん、おかえりなさい」ってアレク。
「アレク、捌くの下手だぞ」
「うっ、俺どうせ不器用なんですって」といいながらやや拗ねている。　
俺がまだ捌いてないウサギをとって、「食べれる所は、食べないともったいないんだぞ」といいながら捌く。

「シリルさん、ゲールさんより上手だ」ってアレクに言われたぞ。
「ゲール、お前下手なのかだぞ？」って聞いたら、食事の準備をしていたゲールが苦笑いしながら、「シリルに比べたら、下手にきまってますよ。　森ばっかに私暮らしてませんので」って言われたぞ。

確かにその通りなんだぞ。

それから、数日滞在して、その間、アレクを滝壺に落としたり、山登りや、魔物討伐を軽くしてから、また魔の森に戻った俺たちだぞ。

半年の間で、アレクは初級魔法、魔の森以外での数匹の魔物討伐ができるまでになる。　
それと同時に索敵と暗殺術の基礎まで教えこむゲールだぞ。

俺は基本、魔物討伐の時の転移と、アレクの回復のみだぞ。　それ以外は、料理担当で、あとは、政務したり、読書したり、魔の森の間引きしたり、ダンジョンの間引きをしてるぞ。　たまに、ゲールと模擬戦していたぞ。