【白銀の黒帝:13】魔道国家の留学生

八木恵

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2章:潜入編

合宿1日目 後編

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まだまだ、寝ないで談笑しているオット、ラーツ、シンだぞ。
俺は読書してるぞ。

「オットって、同郷のやつらと仲悪いのか?」ってラーツ
「仲悪いとかそんなんじゃねーぞ。 もともと知り合いってわけじゃねいしな。 それに、折角留学してるんだ、他の国とかなこの国を楽しみたいからな。」
「そうだよね」ってシン。
「アデル先生は、魔術関連の授業や実技時は同郷のやつと組めとかいわれるけどな、無視してシリルと一緒にいるがな」ってオットは苦笑してる。 う~ん、その話するのかだぞ。
「授業でお前らなにが起きてんだ?」ってラーツ
「俺は、特にねぇーが、シリルに対してはひでぇーな。 
 授業は受けさせてっけど、シリルには小テストはうけさせねーし、実技もシリルは見学のみだしな。」

うん、その通りだぞ。
「おいおい、それひどいな。 シリル、それでいいのかよ?」ってラーツに聞かれた。
「別に構わないぞ。 読書できるからいいのだぞ」って答えておいた。
「シリルがこんな感じだからな」ってオットに突っ込まれたぞ。
「でも、何でだ?」ってラーツ。 俺、答えるの面倒だぞ。
「シリルの魔力量が、俺や他の生徒よりも少ないってんで、魔術が使えるわけがないっていう理由だ。 
 それと、シリルが女生徒にもてるってのもたぶん理由だな。」ってオットが説明してくれたぞ。 後半部分は余計な話だぞ。

「あれは面倒だぞ。 それにオットも同じだぞ」って俺が突っ込んでおいた。 
 オットも女生徒にもててるんだぞ。
「羨ましいな。容姿が整ったやつ多いしな紺色の髪の生徒ってよ。 
 お前達、特にオットは、クラスの女子にも結構人気あんだよな」ってラーツ。
「ああ、俺ら仲いいから、よく聞かれるもんな。 彼女いるのかと」ってシン。
「で、オット、彼女いるのかよ?」ってラーツだ。
「いないし、作る気もねーな。 それに俺達、一応男女交際禁止だしな。」
「え! そうなのか?」
「ああ、正確には避妊なしのセックス禁止だな。」って笑うオット。
「なんだよ。 なら彼女作ってもいいんじゃね。」って顔を赤らめていうラーツに同じくシンの顔も赤い。
「何、お前ら童貞かよ!」って突っ込むオット。
「当たり前だよな、シン」
「そうだよ。 15歳なんだから。。 オットが進みすぎだよ。 ねぇシリル」って俺に聞かれたぞ。
俺は意味がわからないから昔を思い出しつつ首傾げてる。
「うん? そうなのかだぞ? 14歳ぐらいで性教育しないのかだぞ?」
「「「なんだよそれ?」」」ってオット、ラーツ、シンがはもったぞ。 しかも興味津々だぞ。


「俺が14歳の時だぞ、女性の扱い方っていうので知り合いが5人ぐらいの女友達をつれてきて、会話したり一緒に遊んだりするんだぞ。 そんで、その日のうちに仲良くなった人達とセックスするんだぞ。 
 3週間ぐらい、いろんなタイプがくるんだぞ。 ただ、おれは面倒だって思ったけど、それが性教育なんだぞ。 そいうのないのか?」
「「ないない」」ってラーツとシンがはもってるし。
「俺の故郷だと、王族とかだ、そんな性教育があるのは。 それに普通は、親が教育はするけど、知識だけだ。 
それで15歳になると父親が娼婦につれていってくれる場合があるな。 俺はそうだったけど。」ってオット。
へぇ~、そんな、性教育あるんだぞ。
「「それも、ない」」ってラーツとシン。
「あはは、文化の違いだな」ってオットが笑ってる。
「はぁ~、そうみだいたね」ってシンがいい、頷いてるラーツだ。

「シリルのが異常だがな。 シリルが、魔術の授業の時に女生徒をスルーすんのは、そん時に彼女でも作ったのか?」ってオットに聞かれたぞ。
「彼女はいないぞ。 作る気もないのだぞ。 面倒だぞ」
「まぁ、面倒ってのはわかるが、おれの故郷でもいるん奴がいるんだけど、肉体関係だけってやつか?」
「はぁー、なんだその肉体関係だけっての?」ってラーツ
「なにそれ?」ってシン
「娼婦じゃないけど、セックスするだけの女性が何人かいて、セックスしたい時のみにあうんだ。 それに相手も同意してるらしい。」
「ある意味すごいな。」ってラーツに、「うん、そんな人もいるなんで、オットの故郷も変だね」っていうシンだ。
「なぁなぁ、んでシリルもそうなのか?」ってラーツに聞かれたぞ。
「そうだぞ。 でも面倒だぞー。」
「やっぱりそうだったのかよ」ってオット。

「羨ましいけど、何がそんなに面倒なんだ?」ってラーツに聞かれたぞ。
「毎回複数だからだぞ。 もう俺ねるぞ!」って俺は不貞腐れながら、布団かぶって寝るぞ。
いい加減、その会話から外れたいんだぞ。

「なんだ、もっと聞きたかったのに、シリル、寝ちまった。 オット、複数ってどういう事だ?」ってラーツ
「最低2人以上の女とセックスしている事だ。」
「うわぁ~、シリルって可愛い顔しているのに凄いね」ってシン。
「クラスメイトの女どもが知ったら引くな。」ってラーツ
「ああ、俺の故郷でも聞いた事ないよ。 ある意味すごいな。」って苦笑するオットである。

その日の夜の寝る前の彼らの会話は、結局シリルの性生活を聞いて驚きつつも、思春期の彼らにとっては各自悶々とする夜を過ごすのであった。
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