【白銀の黒帝:4】精霊と無能者

八木恵

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3章:魔の森編

迷宮都市へお引越し、その前に 後編

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ガキ共たちに、カールの正体が魔族であると伝えた。

「次は俺らだな」といって、タバコに火を付けて一服する。
 ...その様子を、魔族の次は何なんだろうと期待いっぱいでシュンの話をまっているリオンとレイモンドだ。

「って、その前に、まず、俺は極度の女嫌いだ。 
 女性恐怖症で、リン以外の女は1M以内に入るものは容赦なく殺す。 
 殺しはダメらしいからよ、ケガさせる。 近づいたり、話かけられんのもキレェーだ。 
 あと、触れらたりするのも嫌いだ。 今後、暮らせばなれるだろ。 な、リン、カール」
「ああ、だんだん慣れる。 われとカールがわかっているから、時期にお前らも慣れる」
「そのあたりは、おいおいわかりますよ。 お二人共」

 (女性嫌いで、近づいたら殺すって。。なんだそれが事情なのかぁ。。)とごちるリオンとレイモンド。

「「わかったっす」」と返事をする。 

カール先生が魔族って事で驚いた後、もっとすごいのか、それとも師匠達も魔族なのか? などなど、期待していたわりに、シュンの女性嫌いの話で、すこし拍子抜けしていた。 
でも、カール先生が魔族だけど、それよりも強い師匠って。。

いろいろと妄想している、リオンとレイモンドの耳に聞こえたシュンの声。

「俺らの正体だが、俺が白銀の黒帝で、リンが黒炎の暗殺者。 
 俺らある事情で年をとらん。 これからも老ける事がない。 以上だ。」

(うん? 今、黒帝って。。 え? え?)
(黒帝って、確か、正義感あって、王国を自ら率先して守る英雄で。。 たしか、忠誠心もある英雄じゃーー。 え? え?)
「黒帝って、ってえーーーーーーーーーー老けないって」
「えーーーー 実在して、えっと、1200年前でーーーーー」
「って黒帝って、大柄で正義感もあって、えーーーーーーーー」といい混乱し、思わず絶叫しているリオンとレイモンド。
すると、シュンが、”バコーン”とリオンとレイモンドの頭をハリセンで叩くのだった。

「落ち着け、そして煩い! ただ受け入れろ。 3年もいりゃわかるから。」

...あまりの痛さに、落ち着いたリオンとレイモンド。 
「師匠痛いっす。 わかりやした。 そう理解しますって。」ってリオン。 頭を自分で撫でてる。
「ほんと、痛いっす。 ただ、今はそう思っておきます」ってレイモンド。

そうは言っても信じられないが、シュンがそういう以上とりあえず今はそう理解する事にしたリオンとレイモンドだった。 

タバコをふかして、リオンとレイモンの前にいつもの姿で座る俺。
「さっき、叩いたので口外禁止の魔術かけたから」と言うと、
お互いみあうリオンとレイモンドは口をぱくぱくして、その後「「本当に言えない!」」といっている。

リオンとレイモンドに正体を教えた俺達、話しは終わりというばかり、そのまま宴会を続ける。

その様子をみて、リオンとレイモンドも徐々に自分を取り戻したのか、納得したのか、いつも通りの雰囲気になり、しめにリンのデザートを堪能するのであった。
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