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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった

京都支部にて③

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卓巳が自分が誘拐されてなんとかしたとか言ってる。
そこは自分でなんとかした感だすんだなって心の中で突っ込んでいおく俺。
「驚きが隠せないのですが、誰に拉致されたんでしょうか?」
「四条家の分家だよ。」って卓巳。
「四ノ原上一級エクソシストが、昨晩から行方不明ですが、関係あるのでしょうか?」って袈裟のおっさん。
「はぁ~、彼女、四条家の分家でしょ。 お察しの通り、彼女もゾルディストの幹部だったよ」って卓巳だ。
「エクソシストの中にスパイがいるという事ですか!」って驚きを隠せないようだ。
「四条家、そして分家はすべて排除したほうがよいのでは?」とかとか別の人たちが騒ぎだした。
「四条だからといって、ゾルディストの仲間とはかぎらないんだよ。 でも、エクソシストの中に紛れ込んでいるのは確かだよ。 東京のほうは、四条香織を尋問した結果、今は紛れこんでいないっていうのはわかってるんだけど、京都、そして本部であるバチカンにだっている可能性があるんだよ。」ってベリアル。
「どう、見分ければいいのか」って落胆してるよ。

それだけは俺もわからない。
うん、ちょっとまてよ、あいつら悪魔を憑依させてるから、いや面倒だな。
「おい、孫、見分けかたについてわかってるんだろ」って小声で聞いてきた卓巳。
「妖魔刀できりゃ一発でわかるけど、お前さ同じ刀うてないのかよ?」って俺。
「無理にきまってるだろ」って卓巳
『おひさー』って、平安装束きた霊体が現れたよ。 って、忠満だ。
俺の使ってる妖魔刀をうった張本人。
「おい、忠満、出てくる場所を考えろよ。」って俺。
『ねぇねぇ、久しぶり。 元気にしてた?』って俺にかまうな。
「みての通りだろ」って俺。
『だね。 妖魔刀の作り方でしょ。 鍛冶関連の技術をもった陰陽師がいれば作れるよ』って忠満。
へぇ~、そんな奴いるのか?
「忠満、今の分家でそれを得意とする奴いないだろ」って卓巳。
『一人いるじゃん』って忠満。
「あー、辰巳か」て俺ボソッと言った。
「はぁ~、先代が鍛冶やってたのか!」って卓巳。 ちょっと声でかい。
『いやね、実はね、数十年前の京妖怪との争いの時に、ぬらりひょんの孫がね、妖魔刀、ぽきっておっちゃったんだよね。
 それを修復したのが、先代の辰巳だよ。 
とは言え、一からうったわけじゃないし、鋼玉がねぇ、なかなか今入手できないんだよね』って軽く俺の黒歴史をいうなよな。

「鋼玉の入手が難しいってどういう事だ、忠満」って卓巳。
『恐山に行って、刀の墓場から、妖魔刀にあう刀を見つけて鋼にするんだよね』っていって俺をみるな。
「どういう意味だ?」って卓巳
「妖魔刀の使い手がいくと、刀が引き寄せられるわけだな。 これ不思議現象で、その中からこれっていうのを引き当てるわけだ。 けど、何万って数の刀が襲ってくるからよけるの大変なんだな。」って俺。
『そういう事』って忠満。
軽くいうけど、俺やったときまじそこら中傷だらけになったっていうの。
二度といきたくない。

『あれ、そういえばさ、小太刀もあったよね』って忠満。
「あるな。 あれも妖魔刀だったけ」って俺。
俺の婆さんの護身用にもっていたやつだ。 あれ、どこにあったっけ。
「あ! ジジイがもってる」って俺思い出したよ。
『それが、誰でも抜ければ解決だね。 久しぶりに話せてよかったよ』って言って忠満のやつ消えた。
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