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2章:俺の双子たちの話

僕の誕生日

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母の日から一カ月経過。 6月6日は僕と水無が生まれた日。
今週末は、また京都にいって母さんが祝ってくれるって。

朝から、僕の家は大騒ぎ。
朝学校に向かう時に、ユキから「若、いいですか。 今日も学校終わったらすぐに帰ってくるんですよ」って注意されたばかり。

今年は、どんな感じなんだろ。 って純和風は変わらないと思うけど。
はやく授業終わらないかな。
「烈君、今日はやけに嬉しそうだね」って里奈ちゃん。
「うん、今日、僕の誕生日なんだ」て僕。
「うそ! 私、知らなかった。 誕生日おめでとう!」って里奈ちゃん。
「うん、ありがとう。」って言っておいた。
「じゃあ、今夜はパーティーなんだね。」って里奈ちゃん。
「うん、そんな感じかな。 親戚も来るんだ」って言っておこう。
実際は、父さんの部下の幹部たちが集まるんだけど。。
幹部の中には僕より年上だけど、子供もくるんだ。 あいつら元気かな。
だから、楽しみ。

◇◇◇
「ただいま」って僕は、急いで家に帰ってきた。
「「若!!」」ってやって来たのは、赤茶の短髪で、イケメンの鳳来 海斗ホウライ カイトに、小学生なのかよってつっこみたいぐらいに背の高くて、黒髪に白のメッシュがはいってショートの髪して、ちょっと厳つい顔した、轟雷剛ゴウライ ゴウ
「海斗に剛、元気にしてた!」って僕。
「若、早く着替えて遊ぼうぜ」って剛。
「若、早く」って海斗。

僕は急いで部屋いって着替える。
今日と正月だけ、鍛錬がないんだ。 
そして、僕達は道場についた。
「俺、さっき覗いたけど、毎年この日はすごいよな」って剛。
「うん、凄い!」って僕。

そう、道場の中は、ちょっとしたアスレチックやら遊具がいっぱいなんだ。
小間妖怪たちももう遊んでる。
子供の僕達は、呼ばれるまでここで思いっきり遊んでいいんだ。
全部、幹部の人たちが僕の誕生日を祝うために用意してくれてある。
巨大なだるま落としとかあって、結構楽しんだよ。
雪山もある。 この時期なのにね。
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