【白銀の黒帝:1】最強のギルド隊長は、人に興味なし

八木恵

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4章:魔王編

王都の異変

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イアン達がワイバーン討伐に出た後、王都の空が昼にも関わらず突如真っ暗になった。 
王都の人々は急な闇に恐怖し悲鳴をあげる者、戸惑う者達。

すると、雷鳴が轟き、王城に向かって落ちたのだった。 
その頃王城では、突如の暗闇に悲鳴、慌てふためる者達で混乱していた。 その上、雷鳴が響き、さらに混乱が増していた。

国軍の騎士達が、落雷が起きた中庭に出ると、落雷の場所に何があるのが見える
暗くて良く見えないが、何かが近づいてくる。 ようやくその姿が目視できる。 
そこには、陽褐色の肌で男、角が生えた異形の姿の男がであった。 

騎士達が「「何やつ!」」と牽制する。

男からは何も返事がない。
だが、騎士達の前に、王宮内にいた王を含め騎士団長、護衛の騎士、魔法師など王の周りにいた宰相、大臣達が現れる。 中庭にいた騎士たちは、この状況に追い付かないが、突如現れた王たちの元へ急ぐのだった。

もちろん、突然浮遊感ののち、景色が変わって中庭にいる王たちも驚く。 王は、尻餅をついていた。 
護衛の騎士に抱えられて、立ち上がりながらも、護衛騎士に支えてもらっている状態まま。

「お主何者じゃ」と、国王が必死に威厳を保ちつつ言う。 しかし、表情は怯え顔色は悪い。

「我か。 我は、魔界の王で魔族の王である、魔王だ。 お主がこの世界の王か?」そう、魔王と名乗る男が初めて口を開き言う。 
「わ、わしがこの国の王じゃ。 魔王といったな、な、何用じゃ。」王が震えながらも、なんとか答える。

すると、魔王と名乗った男はいう。
「ははははは、滑稽だな。 この世界ではお前の様な雑魚が王なのか。 なんとも下らん。 強き者はおらんのか!」とやや声を荒げる。

すると騎士団長が、剣を抜き「貴様、無礼にも程があるぞ!」と言ってた魔王に切りかかるが、2本の指で剣を挟む。 騎士団長は、「なっ!」といった瞬間、魔王が剣を押さえていた指を離し、何か動作をする。 すると、王たちの前には、騎士団長の胴体から切り離された頭部が転がってきた。 それを見た、王、大臣たちは「ひぃ!」と声をあげ青ざめる。 騎士たちも、自分達の団長の姿に青ざめ、震えるものもいた。

そんな、哀れな状態を見て、魔王は言う。
「つまらん」そして、首をふりながら言う。 

「我はこんな雑魚を殺しても楽しくない。 我の目の前にいる者はみな雑魚ばかりだ、この周辺にいるものも雑魚ばかりだ。 こんな世界を征服してもつまらない。」
 そして思案して口元を吊り上げて、「ふむ、せっかくだ猶予をやろう。 今日より2年後にもう一度ここに来る。 その時は、我の配下達もつれてくる。 その時までに強き者たちを精々用意するんだな。 もし出来きなかった場合、選択肢を2つやろう。 潔く降伏するのであれば、この世界は我の物となり、我々の奴隷として生きる。 あとは、死あるのみだ」と宣言する。


「せっかくだ、我の力を見せよう」と言うと、黒い玉が上空に出来上がり、遠くに見える山へ向けて投げると、ドーンという音と共に先ほどまで存在していた山が消える。
「せめて、我と少しは戦える者達を用意しとけ。 あははは、望みは薄そうだが、楽しみにしとるぞ」といって王宮の中庭から姿が消えてしまう。 それと同時にに暗くなった王都は明るくなるのだった。


王は、支えられながらも「い、今すぐ全ての帝、5大貴族、魔法師団長、騎士団副団長を集めろ。」といい、緊急招集をするのであった。


お伽話にしか登場しない、魔王が姿を表したのだった。
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