間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜

文字の大きさ
10 / 487
第1章 幼少期

8話 公園デビューならぬ、お庭デビュー!

しおりを挟む

 どうも!私です!最近順調に“つかまり立ちと伝い歩き“をマスターして“手繋ぎ歩き“が出来るまで成長した私です!

 そんな私ですが遂に1歳になって初めての公園デビューならぬ、お庭デビューする時が来ました‼︎

 つい先ほど母が…

母「最近、季節も暖かい気候に入ってきたし沢山お花も咲き出したから、そろそろアトリーもお庭のお散歩に連れて行こうかしら?」

 と言ってたので近いうちにお庭デビュー確定なのだ、母が言うには我が“デューキス公爵家“にはかなりの広さのお庭があるそうな。

(あ、そう言えば我が家の家名は“デューキス“と言うらしい、なので私はアメトリン・デューキスになる、まぁまだ誰もフルネームで呼ばないけどね)

 それはさておき、今、母は父の所にお散歩の許可を取りに行ってる、まぁ許可はすぐに下りるだろう父は母に甘いからな!

 楽しみだなお庭デビュ~♪

 一方その頃、母は・・・・

>ーーーーー<>ーーーーー<>ーーーーー<

  母:シトリス 視点

「で、どうかしら、ラト」今、そろそろ良い季節なのでアトリーをお庭で遊ばせてみては?と提案してみたなのだけど…

「うーん季節は良い頃合いなんだが…」こんな感じでなかなか了承の返事が来ないの。

「どうしてそんなに悩んでるんです?」

「それが、今 丁度、春の魔物の繁殖期で領地内の森が騒がしい時期だから街道に魔物が出てきて被害が出てくる前に街道の巡回警備に人を割り裂いてるんだが、屋敷の警備の者も少し出ている状態でね今の警備状態でアトリーとシリー、君達を庭に出すのが不安なんだ」

「そう言えばそんな時期でしたね、でも敷地内から出る訳ではないのですから心配ないのでは?リアもいますし」

「それはそうなんだがうーん、リアがいれば問題無いか?・・・・・」

「駄目ですか?アトリーも楽しみにしているし」コテンッと首を傾げた

「ぐっ、(可愛い!こんな所が無防備で不安になるんだよな)ボソッ、分かった、庭を散歩する時はなるべく私も参加するよ、では日にちを決めるから後でリアに執務室に来るように言ってくれ」

「分かりましたわ、ありがとう、ラト一緒に行けるのを楽しみにしてますね♪」

 つい嬉しくて声が弾んでしまったわでも了承を貰えたわ、しかも一緒に行ってくださるそうです!アトリーも喜ぶわ、早く教えてあげましょう♪


>ーーーーー<>ーーーーー<>ーーーーー<

  父:アイオラト 視点

 妻シリーが楽しそうに出ていった扉をしばし見つめていた。

「旦那様、戻って来てください」

 少し呆れた声で話かけてくるのは幼い頃から良く私を補佐してくれている専属執事兼従者のカイルだ。

 母の専属メイドの息子で私より2つ年上の幼馴染で良く私を弟扱いしてくる気心の知れた友だ。

「しょうがないだろ!最後の可愛いくて楽しそうな笑顔!抱きつくのを我慢するのに苦労したんだぞ!」

「奥様が可愛いのは分かりましたから仕事の続きをして下さい でないとアトリー様のお部屋に行けませんよ」

 うっ、最近こうやって頻繁に脅しを掛けてくる、有効なのだが・・・

「分かってる、しかし先ほどの話、私が行けない時はどうしようかな何かいい案はないかカイル?」

「そうですね・・・それでしたらお二人がお庭に出る時間帯に庭師のセルドスを案内としてそれとなく配置しては如何でしょう」

「庭師のセルドス、あぁ、父上が引退したのを引き抜いてきたと言う元影騎士のセルドス・ソンブラか確かに元影騎士なら適任か」

「はい、腕も確かですし同じ歳のお孫さんもおられるのでアトリー様とお会いしても大丈夫でしょう」

「そうかなら小さい子供には慣れてるか、ではセルドスを呼んできてくれ」

「かしこまりました、ではその間にこちらの書類に目を通しておいて下さい」

 仕事机の上ににあった書類の束を指差す。

「くっ、分かってる、早く行ってこい」

「では失礼します」礼をしてカイルが部屋を退出する。

「はぁ、仕事の続きをするか…」(アトリーに会いに行けないのは嫌だからな)


>ーーーーー<>ーーーーー<>ーーーーー<

 メイドのリアさんに見守られながら“伝い歩き“で部屋を歩き回ってると、母が父の所から戻って来ました何やらご機嫌の様です。

 母が私を抱き上げながら。

「アトリー、まだ日にちは決まってないけどお庭にお散歩行ける事になったわよ~♪それに時間が合えば お父様も一緒に行くそうよ♪」

「とー?」(おぉ父もか、だからご機嫌なんだね母、母は父大好き人間だからね)

「そう、父様と一緒よ 楽しみね♪アトリー、あ、そうだリア、ラトが貴女に用があるそうよ、執務室に行ってあげて」

「かしこまりました、では奥様 少しの間 失礼します」

「えぇ、行ってらっしゃい」

 リアさんが部屋を出た後も母はご機嫌だったそんな母と頑張って“手繋ぎ歩き“の練習をした私です。

(早く自分1人でお散歩できる様になるのが目標です‼︎)


>ーーーーー<>ーーーーー<>ーーーーー<

  父:アイオラト 視点

 書類に一通り目を通して重要な書類に署名や判子を押していると。

コンコン

「失礼しますリアです、入っても宜しいでしょうか?」

「入れ」リアが先に来たようだ。

ガチャ

「失礼します、お呼びとの事ですが」

「少し待ってくれ、もう2人来るからその時に一緒に話す」

「かしこまりました、ではお茶の用意を先にいたしますね」

「あぁ頼む」

 そう話してリアは隣の部屋にある執務室専用の応接室に向かった、私も書類の処理に戻った、少し経つとリアがお茶をトレイに乗せて持ってきた。

「失礼致します」そっとお茶を机の上に置いてくれた。

「ありがとう良い香りだ、で、そろそろ、その話し方やめないか?」

 気軽に話しかける。

「はぁ、今だけですよ、旦那様、で、何かあったのかい、ラト」

 いつ見てもなかなかの変わりようだ、いつもはピシッと伸びた姿勢を崩し、ぶっきらぼうな口調で尋ねてくる。
 彼女の本名はリーファン・イエイン元冒険者で 今結婚10年目の旦那と4人の子供がいる子育ての先輩だ、リア達との出会いは偶然だったが強い縁を感じる、リアの子供達も家の子供達と仲良くしてくれているしね。

 仕方ない先に話しておくか。

「あぁ、最近、魔物の活動が活発化してきているだろう?」

「それは私も聞いている 深刻なのかい?」

「いやそこまでは行ってないが早めに手をうって戦力を出したんだ」

「あぁそう言う事か確かに最近 警備の者達が少ないと思ったら、そちらに回したのか」

「そう言う事だ、だから今からくる元影騎士の庭師と一緒にシリーとアトリーの警護を頼むよ」

「分かったよ、相変わらず過保護だねぇ~」

「当たり前だろ家の妻と子供は天使の様に可愛いのだから!」

「言い切ったね・・、ま、言いたいことは分かるけどね、最近アトリー様はますますシリー様に似て来てたまに性別を間違えそうになるくらい可愛いくなって
、この間の“つかまり立ち“のお祝いの時に屋敷の使用人たちの間でファンクラブを作るとかで騒いでたね」

「そうなのかもうそこまで行ったか、さすがアトリー!」

「まぁ、そんなんだから警護の話なんだね」

「あぁ、それもある」

 リアが何か言いそうに口を開きかけたと思ったら急に口を閉じて廊下に繋がる扉の方を見たあとすぐに崩していた姿勢を正し壁際に立つ。

「来たか」相変わらず凄い感知能力だよ。

コンコン

「失礼します旦那様、庭師のセルドスを連れて参りました」

「あぁ、入ってくれ」

ガチャ

カイル「失礼します」

 入室したカイルの後ろから50代半ばの作業用の服を着た細身の男が入って来た。

セルドス「失礼します旦那様、お呼びと聞き参上しました」

 さすが元影騎士なだけあって綺麗な姿勢で頭を下げた。

ラト「あぁ、頼みたいことがあってね、話がしたいから頭を上げてくれ」

セルドス「はい」すぐに頭を上げて話を聞く体勢入った。

 見た目は人当たりの良さそうな好々爺だがその流れるような動作はかなりのやり手だなと確信した。

ラト「これで揃ったね、セルドスとリアは初めてではないよね」

リア「はい何度かお会いしております」リアの言葉にセルドスも頷いた。

ラト「では自己紹介はいらないね、リアには先に少し話たが、先月1歳になった私の末の子が 手繋ぎで歩けるようになったのでそろそろ庭を散歩させないかと、妻が提案して来たので許可を出したのだが、今、屋敷の警備が心元ないので2人には庭で散歩中の妻と息子の警護を頼みたい」

セルドス「旦那様、少しよろしでしょうか、リア殿は若いのでよろしいでしょうがなぜ私の様な老人に警護なのですかな?」

ラト「老人などと自分を卑下するものじゃないよセルドス、君が元影騎士なのも知ってるし実力もまだ衰えてないだろ?」

 セルドスは眉間に皺を寄せた。

セルドス「バラしたのは大旦那様ですな、まぁそれは今度 大旦那様に苦情を入れるとして、今そのように警戒するような事柄がありましたかな?」

リア「セルドス殿、旦那様はご家族に大変過保護なのですよ」

カイル「特に奥様に」2人して酷い言いようだ、事実だが・・

ラト「2人とも私をからかって楽しいか?だが理由としては半分だけしかあってないぞ」

カイル「おや、てっきりそれが理由かと、しかし半分とはなぜですか?」

ラト「3人とも瞳と魔力の関係性は知っているな」

セルドス「えぇ知っております、瞳の色が濃ゆいほど生まれた時の魔力量が多く、透明度が高いと魔法を放った時の威力が高いとされてますがそれが何か?」

 まあ、常識だからな、問題はそこでは無い。

ラト「その通りだ、だが最近の研究で人の容姿にも魔力との関係が深く関わっていることが判明したそうだ、自分で言うのもなんだが王族顔の者達は魔力の質や量も他より明らかな差があることは事実だ、だが王族顔とは別系統での容姿端麗な者達がいる、
それが我が妻の血筋の者達だその中で妻は魔力の量が一族随一を誇るそうで、妻が幼い頃 魔力量が少ないものが彼女を見ると吸い寄せられる様に無意識に近寄って来たらしい、
その中で良からぬ考えを持つものに誘拐されそうになったことが何度もあるそうだ、まぁ、妻本人はあまり覚えていないらしいが」

リア「アトリー様にも同じことが起きえるとゆうことですか?」

 さすがリア察しがいい。

ラト「私は絶対に起きると確信しているね」

カイル「確信ですか?」

ラト「あぁ、あの子の魔力量は妻を超えているだろう、それにあの子は妻に似ている、似過ぎている」

セルドス「似過ぎるとは?」

ラト「あの子は男の子だ、なのに女性特有の美しさを現した妻に似ているとなると将来、性別を超えた美しさを備えた男になるんだよ アトリーは、それに…」

 アトリーを知っているリアとカイルは予想ができたのだろう少し険しい顔になった。

セルドス「まっまだあるのですか?」少し困惑気味だな。

リア「“瞳“ですね?」

セルドス「“瞳”?ですか?」

ラト「そうだ、セルドスは私の母上に会ったことは?」

セルドス「はい、お会いしたことはございます、お子様の瞳の色が大奥様の瞳とご一緒なのも存じ上げています」

ラト「それは知っているか、だがあの子 アトリーはそれだけでは無いんだ“瞳の色“が左右で色合いが異なる、それだけで希少性が一気に跳ね上がるし
直接見ると分かるがあの子の瞳は他とは全く違う綺麗な色をしているんだ透明度も凄く高い」

セルドス「・・・・・・・」

 さすがのセルドスも予想外なのだろう、黙ってしまった。

ラト「ただでさえ珍しいとされている母上の瞳の色と それ以上に珍しい左右の色違いの瞳に 性別を超えた愛らしい容姿 さらには規格外の魔力量と質…」

「ふぅ…」神はあの子にアトリーに何をお望みなのかお聞きたいくらい全てを与えておられる、親としては心配で仕方ないんだが。

ラト「これだけ理由があるんだよ我が子には警護が必要な理由がね、まぁ、辛うじて魔力量のことで寄ってくる物達は将来的にはいなくなるらしい」

リア「なぜ ですか?」

ラト「7歳の“洗礼と祝福“の時に魔法が使える様になって、魔力をコントロールできるようになったら それまで体外に無意識に放出してた魔力を体内に止めることで 魔力に反応して無意識に近寄って来ていた者が来なくなったそうだ、それに元々魔力量が一定以上あれば無意識に近寄ることは無いそうだ」

リア「それは良かったとは言い難いのですが容姿と瞳の問題はどうにもできませんからね」

ラト「そうだね、それは7歳の時に受ける祝福でどんなスキルを授かるかに掛かってるね、後は自分で鍛えて撃退できる様になってもらうしか無いかな」

カイル「それしか無いですね、他に気の許せるご友人ができればよろしいのですが…」

 友か、気心が知れた相手ができればいいが…

ラト「そう言えばセルドスには孫がいるんだったね、良かったら たまに連れてきてアトリーの遊び相手になってくれると良いんだが…、アトリーには同年代の子が近くにいないからね、それで、セルドス、アトリーとシリーの警護はお願い出来るかな?」

セルドス「はっ、ご下命承ります、気を引き締めて警護に当たらせていただきます、孫に関しては娘に聞いてみませんと何とも言えないですが…」

 孫の事は濁らされてしまったかな?

リア「私も全力を尽くさせていただきます」

ラト「2人とも長期の任務になるがよろしく頼む」

 セルドスとリア「「畏まりました」」2人が揃って頭を下げる。

ラト「では、日程を決めようか」

 そのあと互いの予定をすり合わせアトリーの散歩の予定を組んだ。

 さてこれで大体の用意はできたがアトリーは喜んでくれるだろうか…






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~

ふゆ
ファンタジー
 私は死んだ。  はずだったんだけど、 「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」  神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。  なんと幼女になっちゃいました。  まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!  エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか? *不定期更新になります *誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください! *ところどころほのぼのしてます( ^ω^ ) *小説家になろう様にも投稿させていただいています

義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。

克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位 11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位 11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位 11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

大聖女の姉と大聖者の兄の元に生まれた良くも悪くも普通の姫君、二人の絞りカスだと影で嘲笑されていたが実は一番神に祝福された存在だと発覚する。

下菊みこと
ファンタジー
絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。 ティモールとマルタは父王に詰め寄られる。結界と祝福が弱まっていると。しかしそれは当然だった。本当に神から愛されているのは、大聖女のマルタでも大聖者のティモールでもなく、平凡な妹リリィなのだから。 小説家になろう様でも投稿しています。

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので

sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。 早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。 なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。 ※魔法と剣の世界です。 ※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~

結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』 『小さいな』 『…やっと…逢えた』 『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』 『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』 地球とは別の世界、異世界“パレス”。 ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。 しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。 神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。 その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。 しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。 原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。 その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。 生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。 初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。 阿鼻叫喚のパレスの神界。 次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。 これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。 家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待! *:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈ 小説家になろう様でも連載中です。 第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます! よろしくお願い致します( . .)" *:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈

嘘つきと呼ばれた精霊使いの私

ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。

前世の記憶を取り戻した元クズ令嬢は毎日が楽しくてたまりません

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のソフィーナは、非常に我が儘で傲慢で、どしうようもないクズ令嬢だった。そんなソフィーナだったが、事故の影響で前世の記憶をとり戻す。 前世では体が弱く、やりたい事も何もできずに短い生涯を終えた彼女は、過去の自分の行いを恥、真面目に生きるとともに前世でできなかったと事を目いっぱい楽しもうと、新たな人生を歩み始めた。 外を出て美味しい空気を吸う、綺麗な花々を見る、些細な事でも幸せを感じるソフィーナは、険悪だった兄との関係もあっという間に改善させた。 もちろん、本人にはそんな自覚はない。ただ、今までの行いを詫びただけだ。そう、なぜか彼女には、人を魅了させる力を持っていたのだ。 そんな中、この国の王太子でもあるファラオ殿下の15歳のお誕生日パーティに参加する事になったソフィーナは… どうしようもないクズだった令嬢が、前世の記憶を取り戻し、次々と周りを虜にしながら本当の幸せを掴むまでのお話しです。 カクヨムでも同時連載してます。 よろしくお願いします。

処理中です...