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政略見合い
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「りょ、遼…ちゃん!!!さ、っきまでの……」
「んぁ?んなの、演技に決まってんだろーが。さすがにお前の親父さんの前で素の俺、見せる訳にいかねーし」
それは、そうだけど……
あまりの違いに面食らってしまった。
「遼ちゃんも、そんな大人なことができるようになったんだね……」
思わず本音が出てしまった薫子のおでこに、遼がいきなりデコピンした。
「い、いたっ!!」
「ったりめーだろうが。いい男になった俺様をこれから存分に見せてやる!改めて惚れ直させてやるからな、わっはっは……」
やっぱり…遼ちゃん。変わってない、かも……
ヒリヒリと痛むおでこに薫子は手を当てた。
「それにしても、本当にビックリした……まさか、お見合いの相手が遼ちゃんだったなんて……」
「だって……ほら……約束、しただろーが?」
遼がそう言って、橋の手摺に両腕をのせて顔を逸らした。横から覗く耳がほんのり赤くなっている。
「やく、そく?」
そんな約束……した、の?
薫子の疑問を投げかけるような声に、遼がこちらに顔を向けた。
全く分からない、といった表情を見せた薫子に、遼が薫子の唇を親指と人差し指で摘むとアヒル口にした。
「おっ前!どの口が言ってんだ?あん?……ほんとに…覚えて、ないのかよ?」
「ご、ごめんなひゃい……」
いくら幼稚舎から小等部の記憶を辿ってみても、身に覚えがない薫子はアヒル口にされたところで謝るしかなかった。
「ほら、小等部の卒業式の日、言っただろーが。
『いつかお前のこと迎えに行ってやるから、それまで大人しく待ってろよ!』って」
「え……?」
そんなこと……言ってた、の?
小等部の卒業式の日、それどころじゃなくて……全然頭に入ってなかった……
全く記憶にないということが冗談ではないと分かった遼は、膝を曲げて大きく脚を開いてしゃがみ込み、その場にガックリと項垂れた。
「……」
あ……どうしよう……私……遼ちゃんのこと、傷付けちゃった、かな?
声を掛けるべきか、掛けるなら何と言えばいいのか、薫子は迷いながら遼の傍へと歩み寄った。
「え、っと……」
その時、突然遼がガバッと頭を上げて立ち上がった。
ガンッ!!!
遼の頭突きが薫子の顎に命中し、痛さで蹲る。
「……ふんっ、まぁ、いい……これからは親公認ってことで、大学も同じとこにしたし、堂々とデートできるぞ、喜べ!
……おいっ、何しゃがみ込んでんだ、薫子?」
遼ちゃんの頭、すごく硬い……
薫子は顎を押さえつつ、なんとか立ち上がった。
ちゃんと遼ちゃんに、話さないと……
「りょ…遼ちゃん、そのことなんだけど…」
「心配すんなって。きっと俺のことを好きだって言って、お前に嫌がらせするような女とか現れるかもしれねーけどよ、そんな奴ら俺が蹴散らしてやるから、お前は安心して俺の隣に立ってろ」
「そ、そうじゃ…なくて……」
「んあ?なんだよ?何か不満なのかよ?あ、もし俺と今すぐにでも一緒になりたいってんなら、学生結婚は難しいかもしんねーけど、婚約者ってことで同棲なら認めてもらえるかもな。俺がうまく親父さんに掛け合ってみるか?」
学生結婚!? どう、せい!?
次々と予想外の言葉が飛び出してきて、驚いて目を丸くする薫子に構わず、遼は話し続ける。
「だいじょーぶだって。お前の親父さん、頭固そうだけど、あぁいうのに限って意外に単純だったりするから。
あ、そうだ。一緒に住むなら大学近い方がいいよな。俺、アメリカ住んでた時にひとり暮らししてたから、こう見えて家事とかやってたんだぜ。あ、今お前、それ聞いて意外!とか思って惚れ直しただろ?」
「そ、そうじゃないのっっ!!!」
突然、大きな声をあげた薫子に遼がビクッとした。
「な、なんだよ……」
「お、願い……聞いて……」
真剣な顔で見上げる薫子を見て、遼が姿勢を正した。なぜか、頬が僅かに赤く染まっている。
「わぁーったよ。なんだよ、言ってみろよ」
「……このお見合い、なかったことにして欲しいの……」
「はぁ?」
「ま、まだ結婚なんて考えられないし……お見合いなんて早すぎて……」
薫子は、なんとか悠のことは話さずに穏便にお見合いを断ろうとした。
「年とか関係ねぇよ。どうせ遅かれ早かれ、俺達結婚すんだし。そんなこと拘ってんのか? 誰と結婚すると思ってんだ? 若くして結婚したって絶対後悔させねーから」
「そうじゃ、なくて……」
「んぁ? そーじゃねぇのかよ!」
遼がはっきりしない薫子にだんだんと苛立ってきた。
「だったら、なんだよ!」
掴みかかるような物言いに、薫子も雰囲気に呑まれて思わず叫んでしまった。
「好きな人がいるの!!!」
「は…?」
言っ、ちゃった……
「……大好きな、人が……いるの」
先程の勢いが嘘かのように、蚊の鳴くような声を振り絞って伝える。
「俺、じゃなくて?」
遼は、薫子の言葉に『信じられない』といった様子で、薫子に詰め寄った。
「じゃ、なくて……」
「マジ、かよ……」
遼のさっきまでの自信に満ちた態度と表情が一瞬で鳴りを潜めた。
「……」
薫子はその重苦しい雰囲気に耐え切れず、返事をする代わりにコクン、と頷いた。
「…付き合ってんのかよ」
どうしよう……片想いだって、言った方がいいよね……
そう、思うのに……薫子は気付いた時にはもう、頷いていた。悠との関係を隠さなくてはいけないことは分かっていたが、たとえ嘘でも付き合ってないとは言いたくなかった。
暫くの間、気まずい沈黙が二人の間に流れる。
「ふっへっへっへっ……」
遼が、不気味な笑いを始めた。
「おもしれーじゃねーか。どこのどいつか知らねーが、お前は俺のもんだってこと、お前とそいつに思い知らせてやるぜ。近いうちにお前から泣いて求婚するようにさせてやるからな、覚悟しとけ!」
遼が薫子の両頬をムニッと摘まんで引っ張った。鼻と鼻が触れ合う距離に遼が近づく。
「俺は、このお見合いは断る気、ねぇから!お前が俺の親に断るっつっても諦める気、ねぇし。俺達は運命で結ばれた相手なんだよ!諦めろ、ボケッ!!!」
外側に薫子の両頬をピンッと引っ張った後、逃げるように足早に遼が庭園から去って行った。途中、枝に髪の毛を引っ張られたり、石段に転げたりして、かなり動揺しているのが後ろ姿からも分かった。
「痛い……」
遼に引っ張られた両頬を両手で包み込みながら、薫子は遼の後ろ姿を見送った。
「んぁ?んなの、演技に決まってんだろーが。さすがにお前の親父さんの前で素の俺、見せる訳にいかねーし」
それは、そうだけど……
あまりの違いに面食らってしまった。
「遼ちゃんも、そんな大人なことができるようになったんだね……」
思わず本音が出てしまった薫子のおでこに、遼がいきなりデコピンした。
「い、いたっ!!」
「ったりめーだろうが。いい男になった俺様をこれから存分に見せてやる!改めて惚れ直させてやるからな、わっはっは……」
やっぱり…遼ちゃん。変わってない、かも……
ヒリヒリと痛むおでこに薫子は手を当てた。
「それにしても、本当にビックリした……まさか、お見合いの相手が遼ちゃんだったなんて……」
「だって……ほら……約束、しただろーが?」
遼がそう言って、橋の手摺に両腕をのせて顔を逸らした。横から覗く耳がほんのり赤くなっている。
「やく、そく?」
そんな約束……した、の?
薫子の疑問を投げかけるような声に、遼がこちらに顔を向けた。
全く分からない、といった表情を見せた薫子に、遼が薫子の唇を親指と人差し指で摘むとアヒル口にした。
「おっ前!どの口が言ってんだ?あん?……ほんとに…覚えて、ないのかよ?」
「ご、ごめんなひゃい……」
いくら幼稚舎から小等部の記憶を辿ってみても、身に覚えがない薫子はアヒル口にされたところで謝るしかなかった。
「ほら、小等部の卒業式の日、言っただろーが。
『いつかお前のこと迎えに行ってやるから、それまで大人しく待ってろよ!』って」
「え……?」
そんなこと……言ってた、の?
小等部の卒業式の日、それどころじゃなくて……全然頭に入ってなかった……
全く記憶にないということが冗談ではないと分かった遼は、膝を曲げて大きく脚を開いてしゃがみ込み、その場にガックリと項垂れた。
「……」
あ……どうしよう……私……遼ちゃんのこと、傷付けちゃった、かな?
声を掛けるべきか、掛けるなら何と言えばいいのか、薫子は迷いながら遼の傍へと歩み寄った。
「え、っと……」
その時、突然遼がガバッと頭を上げて立ち上がった。
ガンッ!!!
遼の頭突きが薫子の顎に命中し、痛さで蹲る。
「……ふんっ、まぁ、いい……これからは親公認ってことで、大学も同じとこにしたし、堂々とデートできるぞ、喜べ!
……おいっ、何しゃがみ込んでんだ、薫子?」
遼ちゃんの頭、すごく硬い……
薫子は顎を押さえつつ、なんとか立ち上がった。
ちゃんと遼ちゃんに、話さないと……
「りょ…遼ちゃん、そのことなんだけど…」
「心配すんなって。きっと俺のことを好きだって言って、お前に嫌がらせするような女とか現れるかもしれねーけどよ、そんな奴ら俺が蹴散らしてやるから、お前は安心して俺の隣に立ってろ」
「そ、そうじゃ…なくて……」
「んあ?なんだよ?何か不満なのかよ?あ、もし俺と今すぐにでも一緒になりたいってんなら、学生結婚は難しいかもしんねーけど、婚約者ってことで同棲なら認めてもらえるかもな。俺がうまく親父さんに掛け合ってみるか?」
学生結婚!? どう、せい!?
次々と予想外の言葉が飛び出してきて、驚いて目を丸くする薫子に構わず、遼は話し続ける。
「だいじょーぶだって。お前の親父さん、頭固そうだけど、あぁいうのに限って意外に単純だったりするから。
あ、そうだ。一緒に住むなら大学近い方がいいよな。俺、アメリカ住んでた時にひとり暮らししてたから、こう見えて家事とかやってたんだぜ。あ、今お前、それ聞いて意外!とか思って惚れ直しただろ?」
「そ、そうじゃないのっっ!!!」
突然、大きな声をあげた薫子に遼がビクッとした。
「な、なんだよ……」
「お、願い……聞いて……」
真剣な顔で見上げる薫子を見て、遼が姿勢を正した。なぜか、頬が僅かに赤く染まっている。
「わぁーったよ。なんだよ、言ってみろよ」
「……このお見合い、なかったことにして欲しいの……」
「はぁ?」
「ま、まだ結婚なんて考えられないし……お見合いなんて早すぎて……」
薫子は、なんとか悠のことは話さずに穏便にお見合いを断ろうとした。
「年とか関係ねぇよ。どうせ遅かれ早かれ、俺達結婚すんだし。そんなこと拘ってんのか? 誰と結婚すると思ってんだ? 若くして結婚したって絶対後悔させねーから」
「そうじゃ、なくて……」
「んぁ? そーじゃねぇのかよ!」
遼がはっきりしない薫子にだんだんと苛立ってきた。
「だったら、なんだよ!」
掴みかかるような物言いに、薫子も雰囲気に呑まれて思わず叫んでしまった。
「好きな人がいるの!!!」
「は…?」
言っ、ちゃった……
「……大好きな、人が……いるの」
先程の勢いが嘘かのように、蚊の鳴くような声を振り絞って伝える。
「俺、じゃなくて?」
遼は、薫子の言葉に『信じられない』といった様子で、薫子に詰め寄った。
「じゃ、なくて……」
「マジ、かよ……」
遼のさっきまでの自信に満ちた態度と表情が一瞬で鳴りを潜めた。
「……」
薫子はその重苦しい雰囲気に耐え切れず、返事をする代わりにコクン、と頷いた。
「…付き合ってんのかよ」
どうしよう……片想いだって、言った方がいいよね……
そう、思うのに……薫子は気付いた時にはもう、頷いていた。悠との関係を隠さなくてはいけないことは分かっていたが、たとえ嘘でも付き合ってないとは言いたくなかった。
暫くの間、気まずい沈黙が二人の間に流れる。
「ふっへっへっへっ……」
遼が、不気味な笑いを始めた。
「おもしれーじゃねーか。どこのどいつか知らねーが、お前は俺のもんだってこと、お前とそいつに思い知らせてやるぜ。近いうちにお前から泣いて求婚するようにさせてやるからな、覚悟しとけ!」
遼が薫子の両頬をムニッと摘まんで引っ張った。鼻と鼻が触れ合う距離に遼が近づく。
「俺は、このお見合いは断る気、ねぇから!お前が俺の親に断るっつっても諦める気、ねぇし。俺達は運命で結ばれた相手なんだよ!諦めろ、ボケッ!!!」
外側に薫子の両頬をピンッと引っ張った後、逃げるように足早に遼が庭園から去って行った。途中、枝に髪の毛を引っ張られたり、石段に転げたりして、かなり動揺しているのが後ろ姿からも分かった。
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