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行方不明だった叔父に新撰組の剣士としてタイムスリップした先の幕末で再会し、祝言を挙げて本日夫婦となりました
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「まぁ、そんなところも可愛いがな」
「そ、そんなこと……」
思わず顔を赤らめ俯かせる美唯の額に、剣一が優しく接吻を落とす。
「俺は、幸せだな。こんな美しい花嫁を娶って……」
「天馬……さん……」
お互いの視線が絡み合い、引き寄せられるように唇を重ねる。角度を変えながら啄むように、優しく何度も落とされる接吻に、次第に美唯の躰が熱を上げていく。
「ハァッ……」
溜息を溢し、開いた口から剣一の舌がするりと忍び込む。
「ンンッ、ふぅっ……」
先程の優しい接吻とはうってかわり、歯列を撫ぞり、舌を絡め取りながら激しく口内を犯す剣一の熱い舌使いに息つく暇もなく乱され、翻弄される。ハァハァと息を溢し、お互いの唾液が絡み合い糸をひく。
接吻だけで、こんなに……
「フフッ、感じているな」
「ッッ!」
まるで自分の思いを読み取ったかのような剣一の言葉に、美唯がビクッとする。
天馬さんには、何もかもお見通しなんだ。やっぱり、天馬さんには敵わない……
「俺も、そうだ。美唯に触れているだけで、熱くなり鼓動が速まる。
自分にこんな感情があるとは、今まで知らなかった……」
「天馬さん……」
美唯の濡れた瞳が、剣一を映しだす。
「そして、それを消す術を、俺は知らない」
「っ、消さ、ないで……下さいっっ」
美唯は掠れた声で囁くと、剣一の首に細く滑らかな腕を回した。
「美唯……今宵、お前のことを離せそうにないが、覚悟はいいか?」
耳元で囁かれる甘い響きに誘われるように、美唯は頷いた。
「は、い……」
剣一の手が、美唯の襟元に差し込まれる。乱れた襟元からは、美唯の艶やかな膨らみが覗いた。
「あっ……」
大きく逞しい剣一の手が、膨らみ全体を包み込む。ゆっくりと揉みしだくと、剣一の長い指がピンと突き立った美唯の突起を捕らえて優しく摘む。
「ンンッ……」
同時に剣一の腕が腰に回り、するりと器用に帯を解いていく。両肩から着物が滑り落ち、熱をあげてピンクに染まる艶やかな乳房が露わになる。
「あっ、いやっ……」
思わず羞恥から襟元を掻き合わせようとする美唯。その手を優しく制し、剣一が欲情を奥に灯した瞳で美唯を見つめる。
「お前の全てを、見せてくれ」
「天馬、さん……」
顔を真っ赤にしつつも、剣一の言葉に美唯の手が緩んだ。
「美唯、綺麗だ……」
剣一は美唯のピンと立った固い蕾に唇を寄せると、舌でやわやわと刺激を与える。
「あぁ……」
くすぐったさと焦れったさを感じ、美唯は身を捩らせる。もう一方の乳房は揉みしだかれ、同時に蕾を指で摘まれ捏ねくられる。
「ンァッ!」
美唯の下半身が熱をもって疼き、蜜壺からトロリと蜜が溢れるのを感じる。剣一は蕾を口に含むと、コロコロと転がした。
「ん、ふぅっ」
「ハァッ……美唯……」
そして、優しく甘噛みすると吸い上げた。
「んぁぁぁっっっ!!!」
思わず、美唯が切ない声で啼く。
着物の裾を割って剣一の脚が間に入り込み、乳房に触れていた手がその下へと潜り込む。
「だ、めぇ……っ!」
「だめ、ではないだろう?」
美唯の手が秘部に伸びるより早く、剣一の指が美唯の秘部へと伸びた。その指は、秘部を覆う布へ触れていた。
この時代、着物の下には下着を履かないのが普通だが、現代で長い時を過ごしてきた美唯にはなかなか受け入れられず、呉服屋で奉公する桃子に頼んで生地を手に入れ、作っていた。
美唯の下着は剣一の愛撫によって大きな染みをつくっており、更に蜜が洩れ出していた。
「下着の意味がなされていないようだが?」
「て、天馬さんっ!」
くすっと笑う剣一の少し意地悪な笑みに、全身真っ赤になる。
布を覆われたまま、割れ目を上下に擦られる。
「あぁんっ!!」
ヒラヒラとした花弁の中から、突起が布を押し上げてくるのが分かる。下の蕾を今度は指で優しく撫でられ、美唯の口からは妖艶な溜息が溢れる。
「そ、そんなこと……」
思わず顔を赤らめ俯かせる美唯の額に、剣一が優しく接吻を落とす。
「俺は、幸せだな。こんな美しい花嫁を娶って……」
「天馬……さん……」
お互いの視線が絡み合い、引き寄せられるように唇を重ねる。角度を変えながら啄むように、優しく何度も落とされる接吻に、次第に美唯の躰が熱を上げていく。
「ハァッ……」
溜息を溢し、開いた口から剣一の舌がするりと忍び込む。
「ンンッ、ふぅっ……」
先程の優しい接吻とはうってかわり、歯列を撫ぞり、舌を絡め取りながら激しく口内を犯す剣一の熱い舌使いに息つく暇もなく乱され、翻弄される。ハァハァと息を溢し、お互いの唾液が絡み合い糸をひく。
接吻だけで、こんなに……
「フフッ、感じているな」
「ッッ!」
まるで自分の思いを読み取ったかのような剣一の言葉に、美唯がビクッとする。
天馬さんには、何もかもお見通しなんだ。やっぱり、天馬さんには敵わない……
「俺も、そうだ。美唯に触れているだけで、熱くなり鼓動が速まる。
自分にこんな感情があるとは、今まで知らなかった……」
「天馬さん……」
美唯の濡れた瞳が、剣一を映しだす。
「そして、それを消す術を、俺は知らない」
「っ、消さ、ないで……下さいっっ」
美唯は掠れた声で囁くと、剣一の首に細く滑らかな腕を回した。
「美唯……今宵、お前のことを離せそうにないが、覚悟はいいか?」
耳元で囁かれる甘い響きに誘われるように、美唯は頷いた。
「は、い……」
剣一の手が、美唯の襟元に差し込まれる。乱れた襟元からは、美唯の艶やかな膨らみが覗いた。
「あっ……」
大きく逞しい剣一の手が、膨らみ全体を包み込む。ゆっくりと揉みしだくと、剣一の長い指がピンと突き立った美唯の突起を捕らえて優しく摘む。
「ンンッ……」
同時に剣一の腕が腰に回り、するりと器用に帯を解いていく。両肩から着物が滑り落ち、熱をあげてピンクに染まる艶やかな乳房が露わになる。
「あっ、いやっ……」
思わず羞恥から襟元を掻き合わせようとする美唯。その手を優しく制し、剣一が欲情を奥に灯した瞳で美唯を見つめる。
「お前の全てを、見せてくれ」
「天馬、さん……」
顔を真っ赤にしつつも、剣一の言葉に美唯の手が緩んだ。
「美唯、綺麗だ……」
剣一は美唯のピンと立った固い蕾に唇を寄せると、舌でやわやわと刺激を与える。
「あぁ……」
くすぐったさと焦れったさを感じ、美唯は身を捩らせる。もう一方の乳房は揉みしだかれ、同時に蕾を指で摘まれ捏ねくられる。
「ンァッ!」
美唯の下半身が熱をもって疼き、蜜壺からトロリと蜜が溢れるのを感じる。剣一は蕾を口に含むと、コロコロと転がした。
「ん、ふぅっ」
「ハァッ……美唯……」
そして、優しく甘噛みすると吸い上げた。
「んぁぁぁっっっ!!!」
思わず、美唯が切ない声で啼く。
着物の裾を割って剣一の脚が間に入り込み、乳房に触れていた手がその下へと潜り込む。
「だ、めぇ……っ!」
「だめ、ではないだろう?」
美唯の手が秘部に伸びるより早く、剣一の指が美唯の秘部へと伸びた。その指は、秘部を覆う布へ触れていた。
この時代、着物の下には下着を履かないのが普通だが、現代で長い時を過ごしてきた美唯にはなかなか受け入れられず、呉服屋で奉公する桃子に頼んで生地を手に入れ、作っていた。
美唯の下着は剣一の愛撫によって大きな染みをつくっており、更に蜜が洩れ出していた。
「下着の意味がなされていないようだが?」
「て、天馬さんっ!」
くすっと笑う剣一の少し意地悪な笑みに、全身真っ赤になる。
布を覆われたまま、割れ目を上下に擦られる。
「あぁんっ!!」
ヒラヒラとした花弁の中から、突起が布を押し上げてくるのが分かる。下の蕾を今度は指で優しく撫でられ、美唯の口からは妖艶な溜息が溢れる。
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