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487.僕にとっての唯一の神
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あぁ、これから何が始まるんだ……
「ハァッ、ハァッ、ハァッ」
息が荒くなるのを抑えられない。
類は磔台の男の方へと向き直り、鞭をシュルシュルと手に戻すと両手でピンと張った。
類のグリップを握っていない手が解かれ、鞭が大きく振り上げられる。鋭くヒュンッと短い音が聞こえた刹那、大きく撓った鞭が獲物を狙う毒蛇のように素早く男の胸を斜めに斬り裂いた。
バチーン!!
大きな音が響き渡り、男の躰が波打った。鞭が離れたそこは、赤いミミズ腫れがはっきりと浮かんでいた。
美しい……なんて耽美な世界だ。
あぁ、羨ましい。あの男になりたい……僕も、ルイに鞭で打ってほしい……
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
下半身の中心が完全に盛り上がり、一気に熱を持ち、ドクドクと脈を打っていた。
類が再び鞭を振り上げ、今度は別の方向から斜めに男の胸を斬り付ける。
バチーン!!
「ぁハァッ……ハァッ……ッッ」
た、堪らないっっ!!
今まで感じたことのないほどに激しい吐精欲が、急激に膨らんでいく。
このショーで緊縛したり、玩具を入れる、いわゆるサディスト側の人間は、甚振ったり、詰るような言葉を掛けることなく無言ではあったものの、その表情は嬉々としており、彼らの性的嗜好を垣間見られた。
猫型のヴェネチアンマスクを被る類の表情を推し量るのは難しいが、少なくとも口元に変化は見えなかった。そこからは、サディストとしての悦びや興奮を感じ取ることはできなかった。
だが、だからこそ、類こそが真のサディスト、神なのだと義昭には感じた。
喘ぎ声や悲鳴を上げ、苦痛に身を捩らせる男を目の前にしても表情ひとつ変えず、淡々と鞭を振るう姿こそが、至高の姿なのだと思えた。
残酷で、冷酷で、このうえもなく美しい生き物。
まさに、神であり、悪魔だ。
僕にとっての唯一の神……ルイ。
裸体の男の下半身が屹立している。妖しい仮面の下から、物欲しそうに類を見つめている。
「ァ、ハァッ……」
分かる。分かるよ……
君も、欲しているんだろう?
あぁ、僕もだ。早く、欲しい……
すると、ここで変化が現れた。
それまで無表情だった類の唇が、歪んだ笑みを見せたのだ。
その途端、義昭の躰がカーッと沸騰しそうなほど熱くなる。
なんて……冷酷無比な笑みだ。
仮面を外した状態でもしあの笑みを見せられたら……ぁハァ……あぁ、僕はもう、死んでもいい。
「ハァッ、ハァッ……」
ステージに立つ類が正面を見据えた。その視線の先はビデオカメラのレンズを通して義昭の瞳を真っ直ぐに捉えているかのようで、心臓を素手で握り潰されたかのように痛くなった。
「ッッ、ぁあっっ!!……ハァッ、ハァッ、ハァッ」
僕を、僕を……見てくれ!
どうか、君に欲情し、甚振られる想像をしている僕を見て……!!
ビデオカメラを左手に持ち替えると右手でパンツのジッパーを下ろし、トランクスの中心から自身を取り出した。
ほら! ほら! こんなにも昂っている!!
あハァ……いぃっ……ルイ、君の前で僕は……僕は、淫らに自慰に耽っているんだ!!
先端から溢れ出る蜜を竿全体に撫でつけ、クチュクチュと卑猥な水音を響かせながら上下に扱く。
「ハァ、ハァッ、ハァッ……ッグ!! ぁハァ……」
ルイぃぃっっ!!
「ハァッ、ハァッ、ハァッ」
息が荒くなるのを抑えられない。
類は磔台の男の方へと向き直り、鞭をシュルシュルと手に戻すと両手でピンと張った。
類のグリップを握っていない手が解かれ、鞭が大きく振り上げられる。鋭くヒュンッと短い音が聞こえた刹那、大きく撓った鞭が獲物を狙う毒蛇のように素早く男の胸を斜めに斬り裂いた。
バチーン!!
大きな音が響き渡り、男の躰が波打った。鞭が離れたそこは、赤いミミズ腫れがはっきりと浮かんでいた。
美しい……なんて耽美な世界だ。
あぁ、羨ましい。あの男になりたい……僕も、ルイに鞭で打ってほしい……
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
下半身の中心が完全に盛り上がり、一気に熱を持ち、ドクドクと脈を打っていた。
類が再び鞭を振り上げ、今度は別の方向から斜めに男の胸を斬り付ける。
バチーン!!
「ぁハァッ……ハァッ……ッッ」
た、堪らないっっ!!
今まで感じたことのないほどに激しい吐精欲が、急激に膨らんでいく。
このショーで緊縛したり、玩具を入れる、いわゆるサディスト側の人間は、甚振ったり、詰るような言葉を掛けることなく無言ではあったものの、その表情は嬉々としており、彼らの性的嗜好を垣間見られた。
猫型のヴェネチアンマスクを被る類の表情を推し量るのは難しいが、少なくとも口元に変化は見えなかった。そこからは、サディストとしての悦びや興奮を感じ取ることはできなかった。
だが、だからこそ、類こそが真のサディスト、神なのだと義昭には感じた。
喘ぎ声や悲鳴を上げ、苦痛に身を捩らせる男を目の前にしても表情ひとつ変えず、淡々と鞭を振るう姿こそが、至高の姿なのだと思えた。
残酷で、冷酷で、このうえもなく美しい生き物。
まさに、神であり、悪魔だ。
僕にとっての唯一の神……ルイ。
裸体の男の下半身が屹立している。妖しい仮面の下から、物欲しそうに類を見つめている。
「ァ、ハァッ……」
分かる。分かるよ……
君も、欲しているんだろう?
あぁ、僕もだ。早く、欲しい……
すると、ここで変化が現れた。
それまで無表情だった類の唇が、歪んだ笑みを見せたのだ。
その途端、義昭の躰がカーッと沸騰しそうなほど熱くなる。
なんて……冷酷無比な笑みだ。
仮面を外した状態でもしあの笑みを見せられたら……ぁハァ……あぁ、僕はもう、死んでもいい。
「ハァッ、ハァッ……」
ステージに立つ類が正面を見据えた。その視線の先はビデオカメラのレンズを通して義昭の瞳を真っ直ぐに捉えているかのようで、心臓を素手で握り潰されたかのように痛くなった。
「ッッ、ぁあっっ!!……ハァッ、ハァッ、ハァッ」
僕を、僕を……見てくれ!
どうか、君に欲情し、甚振られる想像をしている僕を見て……!!
ビデオカメラを左手に持ち替えると右手でパンツのジッパーを下ろし、トランクスの中心から自身を取り出した。
ほら! ほら! こんなにも昂っている!!
あハァ……いぃっ……ルイ、君の前で僕は……僕は、淫らに自慰に耽っているんだ!!
先端から溢れ出る蜜を竿全体に撫でつけ、クチュクチュと卑猥な水音を響かせながら上下に扱く。
「ハァ、ハァッ、ハァッ……ッグ!! ぁハァ……」
ルイぃぃっっ!!
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