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命の炎を感じさせて

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 秀一の逞しい胸板がグラインドする度に美姫の膨らみの先端の硬い蕾を擦り、美姫の全身に電流が走る。背中が猫のようにしなり、艶めかしい声が落ちる。

「ハンンッ!!イッたばっかり...だか、ら......刺激、しないでぇ」

 その声に秀一がフッと声を漏らし、両方の蕾を指で摘むと紙縒こよりのように捻ねじり上げた。

「あぁっ...も、ぉ.......しゅ、いち...さ、ぁんッハァ、ハァッ......」

 美姫の腰が小刻みに揺れ、その下半身の中心から溢れ出した蜜が秀一の猛りに絡みつきながら蜜口へと引き込もうと誘い込む。

「ハァッ...欲、しい......」

 喘ぎながら美姫が蜜壺へと指を伸ばして蜜を絡ませ、秀一の猛りを握った。互いの蜜で濡れたそれが美姫の指に簡単に絡みつき、律動するごとに強烈な快感が秀一に襲いかかる。

「ック......」

 先ほどの口淫で大きくなった猛りが美姫の掌の熱と刺激でさらに増長し、ドクドクと激しく脈打つ。美姫の手が猛りを上下する度に、全身を快感で貫かれる。意識が全て中心に持っていかれそうになるのを食い止めようとすると、汗が額から吹き出してきた。

 秀一は美姫の蕾を指で摘み、押し潰しながらグニグニと捻り上げた。

「ッハァッ!!!」

  大きく持ち上がった美姫の背中に腕を回し入れ、力強く抱き寄せる。もう一方の蕾を歯で軽く噛みながら、強く吸うと美姫の腰がガクガク揺れ出した。

「ッハァ!!だ、だめぇ......ッハァ、ま、た...や、や、や...い、イッちゃ...ハァ...い、イくっっ......イくぅぅぅっっっ!!!!!」

 秀一の猛りを上下に扱いていた美姫の手の動きは止まり、その握った手に力が込められる。あまりにも強く締め付けられ、秀一の顔が痛みに歪んだ。

「ッッ!!!!!」

 ギュウッと更に強く握り締められた後、フッと力が抜けた。
  
 美姫が絶頂に達すると、秀一は息を吐いた。

「美姫...入れて下さい」

 秀一は猛りを握り締める美姫の手をそっと触り促したが、美姫の手に力が入らない。

 躊躇いつつも、秀一は美姫の手を上から包み込むと誘導した。

「ッフ...だ、だめ......」

  淫らな水音を響かせながら美姫の蜜口へと猛りが侵入すると、そこは未だ絶頂の余韻で内部がヒクヒクと痙攣していた。

「ッァ...しゅ、いち......さん.....やっ...ッハァ」

 達したばかりの秘部に新たな刺激を加えられ、美姫の躰がビクン、ビクンと跳ねる。秀一もまた、触手のように絡みつき、締め上げる美姫の温かい内部に包まれ、絶頂への階段を一気に駆け上がらされる気持ちだった。

 これは、非常にまずいですね......

 秀一が刺激に耐えるようにじっとしていると、美姫が両脚を背中に絡ませ、深く突いてきた。

「ッハァッハァ...あぁぁぁぁっっっ!!!」

 美姫の絶叫が響く。

 内部が大きく収縮を繰り返し、蜜が溢れ出す。それは二人の繋がった部分から流れ出し、美姫の双丘を伝ってソファへと滴り落ちた。

「ック...」

 激しい吐精欲に襲われ、秀一は思わず呻いた。

 久しぶりの性交で、こんなに美姫に激しく求められて......欲情を抑えられるわけがない。

「しゅ...ハァッハァッ...おねが...激しく、して。ッハァ...私に、貴方を......感じさせて...ッハァ。貴方のハァッ...いの、ちを...ハァッ私に、刻みつけて......ハァッハァッ......」

 美姫が腕を首に回し、必死に訴えた。腕が僅かに震えている。

 秀一は、美姫の艶のある唇を上から唇で覆うように優しく食んだ。唇を愛でるように硬くした舌先でなぞり、ペロッと舐める。その妖艶な愛撫に美姫は瞳孔を大きく見開き、魅入られた。

「えぇ。
 私の命で、貴女を...快感の炎を、燃え上がらせて差し上げますよ」

 秀一は膝立ちになると美姫の太腿を高く持ち上げ、深く貫いた。

 美姫は終わることのない絶頂の波に揺られながら、大きな声でよがる。

「ッハァ、ハアアッ!!!もっと...もっ、と......ハァッ、ハァッ」

 意識が朦朧とし、飛びそうになりながらも秀一に縋りつき、もっと深くと乞う美姫。その度に秀一の猛りをギリギリと締め付け、絡みついてくる。

「ック...お、望みのままに......」

 秀一は美姫の脚を高く持ち上げて躰を反転させると、美姫の美しく丸いカーブを描く双丘をグッと高く持ち上げた。美姫の心に侵食する死への怯えを打ち砕く為、四つん這いになった彼女の躰に自分の命を切り刻み、焼き付けるように激しく打ち付けていく。

「あっ、あっ、あっ、あっ......!!!」

 肉と肉がぶつかり合う激しい音と、悲鳴にも似た甲高い喘ぎ声が白んできた部屋に響き渡る。

「ッハァあぁ...ッハァ、ハァッ......」

 美姫は全てを忘れるように、秀一との淫らな行為にその全身全霊を捧げ、没頭した。

 ……やがて、意識を手放すまで。
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