あなたにおすすめの小説

妹が後継者に選ばれました。――私の人生はここからでした 表紙

妹が後継者に選ばれました。――私の人生はここからでした

侯爵家の長女リディアは、幼い頃から次期当主として育てられてきた。 しかし十七歳のある夜、父が後継者に選んだのは妹のエレナだった。 領民との距離が近く、人と人をつなぐことに長けた妹。父の判断は正しい。リディア自身も、そう納得している。 だから妹を恨んではいない。 ただ、一つだけわからなかった。 六歳からずっと「次期当主」として生きてきた自分は、その役目を失ったら何になるのだろう。 ところが数日後。 後継者ではなくなったリディアの前に、それまで考えたこともなかった未来が次々と現れ始める。
恋愛 完結 短編
文字数 9,098
えっ「可愛いだけの無能な妹」って私のことですか?~自業自得で追放されたお姉様が戻ってきました。この人ぜんぜん反省してないんですけど~ 表紙

えっ「可愛いだけの無能な妹」って私のことですか?~自業自得で追放されたお姉様が戻ってきました。この人ぜんぜん反省してないんですけど~

ずっと、国のために尽くしてきた。聖女として、王太子の婚約者として、ただ一人でこの国にはびこる瘴気を浄化してきた。 だけど国の人々も婚約者も、私ではなく妹を選んだ。瘴気を浄化する力もない、可愛いだけの無能な妹を。 私がいなくなればこの国は瘴気に覆いつくされ、荒れ果てた不毛の地となるとも知らず。 ……と思い込む、国外追放されたお姉様が戻ってきた。 しかも、なにを血迷ったか隣国の皇子なんてものまで引き連れて。 えっ、私が王太子殿下や国の人たちを誘惑した? 嘘でお姉様の悪評を立てた? いやいや、悪評が立ったのも追放されたのも、全部あなたの自業自得ですからね?
恋愛 完結 長編
文字数 89,176
「姉だから」と大切なものを譲らされてきた私〜一度も話したことのない公爵令息に「よく遭遇するな」と声をかけられました〜 表紙

「姉だから」と大切なものを譲らされてきた私〜一度も話したことのない公爵令息に「よく遭遇するな」と声をかけられました〜

「姉なのだから、妹に譲りなさい」 伯爵令嬢セシリアは、幼い頃から何もかもを譲らされてきた。 大切にしていたドレス、ぬいぐるみ、仲の良かった侍女、友人。 セシリアが大切にするものを、妹は欲しがった。 「ごめんなさい、お姉様。ダミアン様との子供ができちゃったから、私にダミアン様をちょうだい?」 妹のヴィヴィアンは、婚約者までも欲しがった。 「そういうことだから、妹に譲りなさい」 母親は、いつもと変わらない口調で言った。 一ヶ月後の結婚式は、ヴィヴィアンの結婚式にすり替えられた。 式の準備で忙しくなるからと追い出され、セシリアは途方に暮れる。 「君には、よく遭遇するな」 声をかけたのは、公爵令息のアレクシスだった。 アレクシスは、社交界でも最も注目を集める人。セシリアには当然、話をした記憶もない。 それなのにアレクシスは、セシリアのことをやけに気にする素振りを見せて……。
恋愛 完結 短編
文字数 45,100
遅すぎた謝罪や愛の言葉はいらない 表紙

遅すぎた謝罪や愛の言葉はいらない

公爵令嬢のエレノアは、ルシアン王子と結婚するため大聖堂に来ていた。 だが、ルシアン殿下は、エレノアを選ばず、婚約破棄されてしまう。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 15,284
それなら私はこの家を出ます 〜あとは妹に全部任せればいいと思いますね  表紙

それなら私はこの家を出ます 〜あとは妹に全部任せればいいと思いますね 

人と違うだけで落ちこぼれと言われる。 妹から、家族から、好意を持った人から馬鹿にされる毎日。 それでも私を見てくれる人がいた。 「俺が君を迎えにいく」 これは、落ちこぼれと言われた私が、極悪当主と婚約させられそうになったと思ったら、運命の人と巡り会えた話。 異能、シンデレラ、溺愛 ※一応初期バージョン(下書き)5万文字書いてあって、鎌倉の日々やらなにやら、母様ざまぁまで書いてありましたね。 ただ、設定やプロット、キャラ、口調を変えたので、続きは書けなくないですが、超時間かかります。 ご要望が多ければ、続き書きますね。
恋愛 完結 長編
文字数 25,567
【短編】もう、どうでもよくなったので 表紙

【短編】もう、どうでもよくなったので

伯爵令嬢のレイチェルは婚約者のレオルドと長年不仲だった。 理由は簡単で彼が生徒会長であるアリアナ王女に対し日も夜もなく焦がれ続けているからだ。 将来彼女の護衛騎士を目指す彼は、レイチェルと二人でいる時も王女に夢中だった。それは恋では無いらしいが、だからといって許容できるわけではない。 婚約者である自分のことも大切にして欲しい、そうレイチェルはレオルドに訴え続けたが彼が頷くことは無かった。だからこそ不仲だったのだ。 けれど最近のレイチェルは機嫌がよく、レオルドと喧嘩することも無い。 レオルドもそんな婚約者に満足げだった。 だから口にした「いつもこうならお前と結婚しても上手くやれそうだ」 レイチェルはにこやかに答えた「そんな未来はございませんわ」
恋愛 完結 短編
文字数 3,022
「子どもの産めない役立たず」と夫に言われて復讐&離縁した結果、子宝に恵まれて幸せです 表紙

「子どもの産めない役立たず」と夫に言われて復讐&離縁した結果、子宝に恵まれて幸せです

「伯爵夫人としての最低限の責任すら果たせないのなら、お前はこの家に存在する価値などない。……勘違いするなよ。お前が今こうして上質なドレスを着て、暖かい部屋で美味しいものを食べられているのは、私の『妻』という看板を背負っているからだ。その役割を果たせないお前は、ただの役たたずの居候に過ぎん」 「役た……たず……」 「そうだ。これ以上、私を失望させるな。血筋の途絶えた伯爵家など、社交界の格好の笑いものだ。お前の存在そのものが、私の足を引っ張っているのだよ」 ルシアンはそれ以上エレノアを見ようともせず、背を向けた。 悲しいという感情が、消えた。 悔しいという涙が、枯れ果た。 胸の中に残ったのは、冷たく、澄み切った、絶対的な「無」であった。 (私は、何を恐れていたのだろう?) 憧れていたルシアン・フォン・グランヴェルという男。 彼は「完璧な貴族」などではなかった。ただの、自分のプライドと欲望のためなら平気で他人を踏みにじる、醜く浅ましい愚か者に過ぎなかった。 そんな男の愛を乞い、そんな男の顔色を窺い、自分を責め続けていた自分が、あまりにも愚かしく思えた。 愛が冷め切った瞬間、エレノアの瞳に絶望の影は消え、代わりに冷徹な知性が戻ってきた。 (……許さない) エレノアは静かにカップをソーサーに戻した。カチャンと澄んだ音が響く。 (私を足蹴にし、私の尊厳を踏みにじったこと……後悔させてあげるわ。ルシアン、そしてマリア) 覚醒した氷の淑女は、静かに、誰にも気づかれぬように反撃の糸を張り巡らせ始めるのだった。
恋愛 完結 短編
文字数 34,390
従姉と結婚するとおっしゃるけれど、彼女にも婚約者はいるんですよ? まあ、いいですけど。 表紙

従姉と結婚するとおっしゃるけれど、彼女にも婚約者はいるんですよ? まあ、いいですけど。

ヴィオレッタはとある理由で、侯爵令息のフランツと婚約した。 しかし、そのフランツは従姉である子爵令嬢アメリアの事ばかり優遇し優先する。 アメリアもまたフランツがまるで自分の婚約者のように振る舞っていた。 目的のために婚約だったので、特別ヴィオレッタは気にしていなかったが、アメリアにも婚約者がいるので、そちらに睨まれないために窘めると、それから関係が悪化。 フランツは、アメリアとの関係について口をだすヴィオレッタを疎ましく思い、アメリアは気に食わない婚約者の事を口に出すヴィオレッタを嫌い、ことあるごとにフランツとの関係にマウントをとって来る。 そんな二人に辟易としながら過ごした一年後、そこで二人は盛大にやらかしてくれた。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 17,598