【BLーR18】5人との、甘美で危険な戯れ

奏音 美都

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敗北

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 今夜もまた、二丁目を徘徊し、退屈な遊戯を探しに行く。

 昨日クラブで散々な目にあったから、今日は落ち着いたバーに行ってみよう。

 地下にある、会員制のバーに入ってみることにした。なんか秘密クラブっぽくて、ドキドキする。

 重厚な扉を開くと、すぐに黒服の大柄な男に尋ねられた。

「失礼ですが、会員の方でいらっしゃいますか」
「初めてだけど……ここで、会員になれないの? お金なら多少はあるよ?」

 男の表情が一瞬曇った。口の利き方を知らないガキが……と思ってるんだろう。

 「こちらは、会員様からのご紹介状をお持ちの方しか会員にはなれませんので……」

 その時、薄暗い店内の奥から別の男が出てきた。

「どうかしたのか?」

 こちらに向かって、歩いてくる。

 背は高いけどスリムで、精悍な印象の顔立ち……あれっ、どこかで見たことある顔だ。


「貴之叔父さん……」


 僕の声にびっくりしたように、叔父さんはまじまじと僕の顔を見つめた。

「夕貴、くん……」
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