9 / 37
第9話
しおりを挟む
目を開けると、見慣れない茶色の天井が目に入った。ぼんやりとした意識の中、ゆっくり体を起こして辺りを見回す。サッカーのトロフィーや写真が並ぶ棚が目に入った瞬間、ここがどこかを思い出す。
「あぁ、そうだ。ここ…俺の家じゃないんだっけ。」
小さくつぶやいたその時、部屋の扉が音もなく開いた。歩夢がトレイに朝食を乗せて現れる。
「何言ってるんですか、先輩。ここはもう俺と先輩の家ですよ?」
にこやかに微笑む彼の声に、まだ完全に覚めていない頭がじわじわと現実を飲み込んでいく――。
「ねぇ、本当にいいの?俺なんかと結婚して…歩夢くんならもっといい人いるだろ?」
思わず俯いてしまう。心のどこかで、自分が歩夢にふさわしくないと思っている気持ちを隠せなかった。
「何言ってるんですか?先輩じゃなきゃダメなんです。」
歩夢の声が真剣そのもので、顔を上げると彼のまっすぐな視線が目に飛び込んできた。真摯な瞳に射抜かれるような感覚に胸がぎゅっと締め付けられる。彼がそっと手を取ると、ぎゅっと強く握りしめてきた。その温もりが体の奥まで伝わり、心臓がドクンと大きく跳ねたのがわかる。
それでも、心の奥底には一つの不安が残っていた。
「…離婚届、送ったけど。素直に離婚してくれるのかな…」
言葉に出すのをためらいながらも、声に出すと余計にその不安が膨らんでいくようだった。
歩夢は少し眉を下げて苦笑しながらも、力強く答えた。
「おそらく無理っすね。」
その軽い口調に反して、彼の瞳には揺るぎない決意が浮かんでいるのがわかった。
「でも大丈夫です。何があっても俺が先輩を守りますから。だから、俺の隣にいてくださいね?」
そう言うと、歩夢はそっと手を伸ばし、俺のおでこに優しく唇を触れさせた。その柔らかな感触に、一瞬息が止まり、鼓動が速くなるのを感じる。
彼の仕草や言葉の一つ一つが、心の中で固まっていた何かを少しずつ溶かしていくようだった。胸の奥が熱くなり、キュンと締め付けられるような感情がこみ上げてくる。
「ご飯、食べましょう?俺、料理そんなに得意じゃないんですけど…今日は張り切って作ったんですよ。」
歩夢が少し照れくさそうに言いながらテーブルに料理を並べる。その笑顔につられて、俺も思わず口元が緩んだ。
「本当に?ありがとう。あれ?でも歩夢くん、前に料理は苦手だって言ってなかったっけ?」
そう言うと、歩夢は少し得意げに笑いながら答えた。
「先輩に食べてもらいたくて練習したんですよ。」
その言葉に胸がじんと温かくなる。彼の目の前には、ふっくらとしたオムライスが乗ったお皿が置かれていた。
「へぇ…頑張ったんだね。」
嬉しさを噛み締めながらスプーンを手に取ろうとしたその時、歩夢が自分で一口掬って口に運んだ。
しかし、次の瞬間――
「うわっ!しょっぱ!!!」
歩夢は顔を真っ青にして叫び、水を一気に飲み干した。その慌てぶりに思わず吹き出しそうになりながら、歩夢の次の言葉を聞く。
「塩、入れすぎました…。先輩、ごめんなさい。これ、くそまずいんで食べないでください。」
彼は申し訳なさそうに頭を下げたが、その姿が逆に愛おしかった。
「そんなの気にしないよ。」
そう言って、俺はスプーンを手に取り、一口ゆっくりと口に運んだ。
「先輩!?やめてください!お腹壊しますから!」
歩夢の声が焦ったように響く中、口に広がるのは確かにしょっぱい味。しかし、不思議と嫌ではなかった。彼が俺のために頑張ってくれたその気持ちが、塩味に滲んでいるような気がした。
「…美味しい。」
自然とその言葉がこぼれた。同時に、胸の奥から熱いものが込み上げてくる。彼が自分のために努力してくれたこと、それが嬉しくてたまらなかった。
「先輩、それ絶対嘘ですよね…?泣いてるじゃないですか。」
歩夢が心配そうに顔を覗き込む。
「違うよ…泣いてなんかない…これ、優しい人の味がするだけ。」
そう呟きながら、涙をぬぐった。歩夢は何か言いたそうに口を開きかけたが、結局それを飲み込み、そっと俺の肩に手を置いてくれた。
その温かさに触れると、また涙が一粒頬を伝う。こんなに優しくされるのは久しぶりだった――いや、初めてだったかもしれない。
「もう先輩…なんでそんな可愛い顔するんですか。」
歩夢の声が震えているのがわかる。顔は真っ赤で、目は揺れていて、それでも真っ直ぐに俺を見ている。その視線に、どう返事をすればいいのかわからなくなった。
「え…?」
次の瞬間、歩夢は俺の両手を掴むと、そのまま優しく床に押し倒した。
「先輩…キス、したいです。」
低く抑えられた彼の声に胸が高鳴る。逃げる隙もなく、顔が近づいてくるのがわかる。その瞳が俺だけを見つめているのが怖いほどに真剣だった。
「だ、ダメだよ…歩夢くん…。」
そう言いながらも、心のどこかで拒む気持ちが薄れていくのを感じていた。
「嫌じゃないなら、もう…止まれないです。」
歩夢が囁き、そしてその言葉が終わるのを待たずに唇が重なった。
最初はそっと触れるだけの優しいキスだったが、すぐに深く求めるような動きに変わっていく。彼の舌が唇を撫でるように触れ、そのままゆっくりと口の中に入り込んできた。
「んっ…」
気づけば目を閉じていて、彼の熱を受け入れている自分に気づく。唇が触れ合う音や、息が混じり合う感覚が鮮明に伝わってきた。
歩夢はまるで宝物を扱うように、けれども情熱的に俺の唇を奪い続ける。
「先輩…甘い。」
そう呟く彼の言葉とともに、再び深いキスが続く。その熱が伝わるたび、心も体も彼に絡め取られていくような気がした。
どうしようもないくらい、歩夢の存在が今、俺の全てを支配している――そんな感覚に陥っていた。
「先輩、職場に戻ってきてください。」
歩夢の声は真剣で、どこか熱を帯びている。
「看護部長に事情を話しました。先輩が戻る意思を見せてくれるなら、職場復帰の手続きを進めるって言ってくれました。だから…俺、また先輩と働きたいです。」
彼の目は真っ直ぐに俺を見つめていて、揺るぎない決意がそこにある。
「俺のこと、ずっと見ててくださいよ。俺が立派な看護師になれるまで、隣で見守ってください。」
その言葉に、胸の奥が温かくなっていくのを感じた。自分がこんなにも誰かに必要とされているなんて、思いもしなかった。
「…うん。」
涙が自然と溢れ出し、視界が滲む。俺はそっと手を伸ばし、彼の頬に触れた。その温もりに安心感を覚えながら、自然と顔を近づける。
「ありがとう、歩夢くん…。」
呟くように言葉を落とし、俺は彼に軽く唇を触れさせた。
それは、言葉以上の感謝と信頼を伝えるためのキス。短いけれど、心が通じ合う瞬間だった。
歩夢は驚いたように目を瞬かせたが、すぐに柔らかい笑みを浮かべた。その表情を見て、俺も自然と微笑んだ。
これからまた、彼と一緒に歩いていこう。そんな小さな決意を胸に秘めながら。
「あぁ、そうだ。ここ…俺の家じゃないんだっけ。」
小さくつぶやいたその時、部屋の扉が音もなく開いた。歩夢がトレイに朝食を乗せて現れる。
「何言ってるんですか、先輩。ここはもう俺と先輩の家ですよ?」
にこやかに微笑む彼の声に、まだ完全に覚めていない頭がじわじわと現実を飲み込んでいく――。
「ねぇ、本当にいいの?俺なんかと結婚して…歩夢くんならもっといい人いるだろ?」
思わず俯いてしまう。心のどこかで、自分が歩夢にふさわしくないと思っている気持ちを隠せなかった。
「何言ってるんですか?先輩じゃなきゃダメなんです。」
歩夢の声が真剣そのもので、顔を上げると彼のまっすぐな視線が目に飛び込んできた。真摯な瞳に射抜かれるような感覚に胸がぎゅっと締め付けられる。彼がそっと手を取ると、ぎゅっと強く握りしめてきた。その温もりが体の奥まで伝わり、心臓がドクンと大きく跳ねたのがわかる。
それでも、心の奥底には一つの不安が残っていた。
「…離婚届、送ったけど。素直に離婚してくれるのかな…」
言葉に出すのをためらいながらも、声に出すと余計にその不安が膨らんでいくようだった。
歩夢は少し眉を下げて苦笑しながらも、力強く答えた。
「おそらく無理っすね。」
その軽い口調に反して、彼の瞳には揺るぎない決意が浮かんでいるのがわかった。
「でも大丈夫です。何があっても俺が先輩を守りますから。だから、俺の隣にいてくださいね?」
そう言うと、歩夢はそっと手を伸ばし、俺のおでこに優しく唇を触れさせた。その柔らかな感触に、一瞬息が止まり、鼓動が速くなるのを感じる。
彼の仕草や言葉の一つ一つが、心の中で固まっていた何かを少しずつ溶かしていくようだった。胸の奥が熱くなり、キュンと締め付けられるような感情がこみ上げてくる。
「ご飯、食べましょう?俺、料理そんなに得意じゃないんですけど…今日は張り切って作ったんですよ。」
歩夢が少し照れくさそうに言いながらテーブルに料理を並べる。その笑顔につられて、俺も思わず口元が緩んだ。
「本当に?ありがとう。あれ?でも歩夢くん、前に料理は苦手だって言ってなかったっけ?」
そう言うと、歩夢は少し得意げに笑いながら答えた。
「先輩に食べてもらいたくて練習したんですよ。」
その言葉に胸がじんと温かくなる。彼の目の前には、ふっくらとしたオムライスが乗ったお皿が置かれていた。
「へぇ…頑張ったんだね。」
嬉しさを噛み締めながらスプーンを手に取ろうとしたその時、歩夢が自分で一口掬って口に運んだ。
しかし、次の瞬間――
「うわっ!しょっぱ!!!」
歩夢は顔を真っ青にして叫び、水を一気に飲み干した。その慌てぶりに思わず吹き出しそうになりながら、歩夢の次の言葉を聞く。
「塩、入れすぎました…。先輩、ごめんなさい。これ、くそまずいんで食べないでください。」
彼は申し訳なさそうに頭を下げたが、その姿が逆に愛おしかった。
「そんなの気にしないよ。」
そう言って、俺はスプーンを手に取り、一口ゆっくりと口に運んだ。
「先輩!?やめてください!お腹壊しますから!」
歩夢の声が焦ったように響く中、口に広がるのは確かにしょっぱい味。しかし、不思議と嫌ではなかった。彼が俺のために頑張ってくれたその気持ちが、塩味に滲んでいるような気がした。
「…美味しい。」
自然とその言葉がこぼれた。同時に、胸の奥から熱いものが込み上げてくる。彼が自分のために努力してくれたこと、それが嬉しくてたまらなかった。
「先輩、それ絶対嘘ですよね…?泣いてるじゃないですか。」
歩夢が心配そうに顔を覗き込む。
「違うよ…泣いてなんかない…これ、優しい人の味がするだけ。」
そう呟きながら、涙をぬぐった。歩夢は何か言いたそうに口を開きかけたが、結局それを飲み込み、そっと俺の肩に手を置いてくれた。
その温かさに触れると、また涙が一粒頬を伝う。こんなに優しくされるのは久しぶりだった――いや、初めてだったかもしれない。
「もう先輩…なんでそんな可愛い顔するんですか。」
歩夢の声が震えているのがわかる。顔は真っ赤で、目は揺れていて、それでも真っ直ぐに俺を見ている。その視線に、どう返事をすればいいのかわからなくなった。
「え…?」
次の瞬間、歩夢は俺の両手を掴むと、そのまま優しく床に押し倒した。
「先輩…キス、したいです。」
低く抑えられた彼の声に胸が高鳴る。逃げる隙もなく、顔が近づいてくるのがわかる。その瞳が俺だけを見つめているのが怖いほどに真剣だった。
「だ、ダメだよ…歩夢くん…。」
そう言いながらも、心のどこかで拒む気持ちが薄れていくのを感じていた。
「嫌じゃないなら、もう…止まれないです。」
歩夢が囁き、そしてその言葉が終わるのを待たずに唇が重なった。
最初はそっと触れるだけの優しいキスだったが、すぐに深く求めるような動きに変わっていく。彼の舌が唇を撫でるように触れ、そのままゆっくりと口の中に入り込んできた。
「んっ…」
気づけば目を閉じていて、彼の熱を受け入れている自分に気づく。唇が触れ合う音や、息が混じり合う感覚が鮮明に伝わってきた。
歩夢はまるで宝物を扱うように、けれども情熱的に俺の唇を奪い続ける。
「先輩…甘い。」
そう呟く彼の言葉とともに、再び深いキスが続く。その熱が伝わるたび、心も体も彼に絡め取られていくような気がした。
どうしようもないくらい、歩夢の存在が今、俺の全てを支配している――そんな感覚に陥っていた。
「先輩、職場に戻ってきてください。」
歩夢の声は真剣で、どこか熱を帯びている。
「看護部長に事情を話しました。先輩が戻る意思を見せてくれるなら、職場復帰の手続きを進めるって言ってくれました。だから…俺、また先輩と働きたいです。」
彼の目は真っ直ぐに俺を見つめていて、揺るぎない決意がそこにある。
「俺のこと、ずっと見ててくださいよ。俺が立派な看護師になれるまで、隣で見守ってください。」
その言葉に、胸の奥が温かくなっていくのを感じた。自分がこんなにも誰かに必要とされているなんて、思いもしなかった。
「…うん。」
涙が自然と溢れ出し、視界が滲む。俺はそっと手を伸ばし、彼の頬に触れた。その温もりに安心感を覚えながら、自然と顔を近づける。
「ありがとう、歩夢くん…。」
呟くように言葉を落とし、俺は彼に軽く唇を触れさせた。
それは、言葉以上の感謝と信頼を伝えるためのキス。短いけれど、心が通じ合う瞬間だった。
歩夢は驚いたように目を瞬かせたが、すぐに柔らかい笑みを浮かべた。その表情を見て、俺も自然と微笑んだ。
これからまた、彼と一緒に歩いていこう。そんな小さな決意を胸に秘めながら。
61
あなたにおすすめの小説
俺の好きな人は誰にでも優しい。
u
BL
「好きなタイプは?」と聞かれて世界で一番多く答えられているのは間違いなく「優しい人」だろう。
相手の優しいところに惹かれ、気づいた時には引き返せないところまで恋に落ちている。
でも次第に気付くのだ。誰だってみんな「優しい人」ではなく「"自分だけに"優しい人」が好きなのだと。
ロランは、"誰にでも優しい男"、フィリオンに恋をしてしまい、地獄のような日々に身を焼かれていた。
そんなとある日「この恋、捨てたいな…」と溢したら「それ、捨てようとすんの、やめてくんね?オレ、あんたがアイツを見る視線に興奮すっからさ」と遊び人で有名な男、ヒューゴに言われる。
彼は、自分を好きな人間には興味がなく、別の誰かに恋い焦がれている人間の目が好きな変態らしい。
そんな身勝手な遊び人とちょくちょく話すようになってからというもの、フィリオンの様子はどんどんおかしくなっていく。
恋を捨てたい男と、恋を捨てるなと言う男と、優しさが狂い始めていく男の話。
※作者の意思ではなくキャラの意思で結末が決まります。ご要望は受け付けられませんのでどちらとくっついても美味しいと思う方のみお読みください。
※中世ヨーロッパ風学園ものです。
※短編予定でしたが10万文字以内におさまらないので長編タグへと変更します。
※完結までノンストップで毎日2話ずつ更新。
クローゼットは宝箱
織緒こん
BL
てんつぶさん主催、オメガの巣作りアンソロジー参加作品です。
初めてのオメガバースです。
前後編8000文字強のSS。
◇ ◇ ◇
番であるオメガの穣太郎のヒートに合わせて休暇をもぎ取ったアルファの将臣。ほんの少し帰宅が遅れた彼を出迎えたのは、溢れかえるフェロモンの香気とクローゼットに籠城する番だった。狭いクローゼットに隠れるように巣作りする穣太郎を見つけて、出会ってから想いを通じ合わせるまでの数年間を思い出す。
美しく有能で、努力によってアルファと同等の能力を得た穣太郎。正気のときは決して甘えない彼が、ヒート期間中は将臣だけにぐずぐずに溺れる……。
年下わんこアルファ×年上美人オメガ。
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
【BL】執着激強Ω王子はα従者を落としたい
カニ蒲鉾
BL
国王である父親譲りの《美しい美貌》と《強い執着心》、王妃である母親(生物学上は男)譲りの《“推し”への情熱》と《可愛らしさ》、そんな二人の性質を色濃く受け継いで生まれた第一王子のジェイドは生まれたその瞬間から想いを寄せる相手がいた。
ラルド───母の専属騎士である男。
母が生まれた当時から御屋敷お抱えの騎士として傍に仕え、今では専属騎士として母を守るその姿が好きでたまらない。
「ねぇラルド」
「はい、ジェイド様」
「いつになったら僕をラルドの番にしてくれる?」
「……ジェイド様にはもっと相応しい相手がございます」
言葉や態度でわかりやすくアピールしても、身分も年齢も離れすぎている、とまったく相手にされない日々。……それがどうした!?押してダメなら既成事実!どうにかオメガフェロモンで屈強なアルファの男を落とすことはできないだろうか!?
そんな鋼メンタルの執着激強オメガ王子の奮闘ラブコメディ。
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
二人のアルファは変異Ωを逃さない!
コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
★お気に入り1200⇧(new❤️)ありがとうございます♡とても励みになります!
表紙絵、イラストレーターかな様にお願いしました♡イメージぴったりでびっくりです♡
途中変異の男らしいツンデレΩと溺愛アルファたちの因縁めいた恋の物語。
修験道で有名な白路山の麓に住む岳は市内の高校へ通っているβの新高校3年生。優等生でクールな岳の悩みは高校に入ってから周囲と比べて成長が止まった様に感じる事だった。最近は身体までだるく感じて山伏の修行もままならない。
βの自分に執着する友人のアルファの叶斗にも、妙な対応をされる様になって気が重い。本人も知らない秘密を抱えたβの岳と、東京の中高一貫校から転校してきたもう一人の謎めいたアルファの高井も岳と距離を詰めてくる。叶斗も高井も、なぜΩでもない岳から目が離せないのか、自分でも不思議でならない。
そんな岳がΩへの変異を開始して…。岳を取り巻く周囲の騒動は収まるどころか増すばかりで、それでも岳はいつもの様に、冷めた態度でマイペースで生きていく!そんな岳にすっかり振り回されていく2人のアルファの困惑と溺愛♡
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
さかなのみるゆめ
ruki
BL
発情期時の事故で子供を産むことが出来なくなったオメガの佐奈はその時のアルファの相手、智明と一緒に暮らすことになった。常に優しくて穏やかな智明のことを好きになってしまった佐奈は、その時初めて智明が自分を好きではないことに気づく。佐奈の身体を傷つけてしまった責任を取るために一緒にいる智明の優しさに佐奈はいつしか苦しみを覚えていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる