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【…誰??】
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同窓会なんて大嫌いだった。
25歳にもなると、結婚している子もいるだろう。彼氏と別れて2年。仕事ばかりで恋愛なんてそっちのけ。そりゃコンパくらいは行ったけど、なかなかいい人なんて見つからない。
そんな時、突然中学からの友だちから連絡がきた。
「サヤカ、今何してる?」
『駅だよ。帰り道だけど…どうしたの?』
「この前たまたまね、中学の同級生のハヤトやコウスケと会って、今何人かで飲んでるの。もちろん女の子もいるよ!来ない?」
あまりの突然過ぎる誘いに、同窓会嫌いな私は…
『ジム帰りで汗もかいてるからやめとくよ』
嘘はついていない。いい断り方だと思った。…が、
「みんなサヤカに会いたいって言ってるよ」
その電話の後ろで…
「サヤカ~待ってるよー」
「サヤちゃーん、久しぶり~、来てー」
と、口々に叫ぶ声が聞こえた。
連絡をくれたカナは小学校の頃からの友だちで、いろいろ何でも話す相手だ。カナの誘いを断ることはあまりなかった。
『わかった。どこ?』
折れた…。駅の近くのお店だった。駅にいるのに行けないと言うのにもちょっと無理があった。
「久しぶり~!!!!」
みんな笑顔で迎えてくれた。中学の時、そんなに目立つ方ではなかったが、所属していたバスケ部は男女仲も良く、その繋がりで仲良くしてくれる男友だちが数人いた。ハヤトやコウスケもそうだった。
そこにいたのは7~8人。意外とみんな変わっていなかった。既婚者は…1人。フリーの人も数人いて、気持ちはラクだった。途中参加の私は質問責めに。なんかちょっと嬉しかった。同窓会も捨てたもんじゃないかも。
…隅っこにその人は座っていた。長い髪をした人が座っていた。笑い声が響いていたけど…男だ。そっちの方を見て不思議そうな顔をした私に、カナが、
「カズトだよ。ロン毛だからびっくりだよねー」
本当にびっくりだった。カズトは小学校からの同級生だ。ただ、あんまり関わりはなかった。お互い同じ小学校っていうのを知ってるくらい。
病院で働いていた私にとって、作業着でロン毛のカズトはちょっと汚らしくて、高笑いする声がやたら目立っていた。会話は…
『久しぶり』
「おう」
たったそれだけだった。
25歳にもなると、結婚している子もいるだろう。彼氏と別れて2年。仕事ばかりで恋愛なんてそっちのけ。そりゃコンパくらいは行ったけど、なかなかいい人なんて見つからない。
そんな時、突然中学からの友だちから連絡がきた。
「サヤカ、今何してる?」
『駅だよ。帰り道だけど…どうしたの?』
「この前たまたまね、中学の同級生のハヤトやコウスケと会って、今何人かで飲んでるの。もちろん女の子もいるよ!来ない?」
あまりの突然過ぎる誘いに、同窓会嫌いな私は…
『ジム帰りで汗もかいてるからやめとくよ』
嘘はついていない。いい断り方だと思った。…が、
「みんなサヤカに会いたいって言ってるよ」
その電話の後ろで…
「サヤカ~待ってるよー」
「サヤちゃーん、久しぶり~、来てー」
と、口々に叫ぶ声が聞こえた。
連絡をくれたカナは小学校の頃からの友だちで、いろいろ何でも話す相手だ。カナの誘いを断ることはあまりなかった。
『わかった。どこ?』
折れた…。駅の近くのお店だった。駅にいるのに行けないと言うのにもちょっと無理があった。
「久しぶり~!!!!」
みんな笑顔で迎えてくれた。中学の時、そんなに目立つ方ではなかったが、所属していたバスケ部は男女仲も良く、その繋がりで仲良くしてくれる男友だちが数人いた。ハヤトやコウスケもそうだった。
そこにいたのは7~8人。意外とみんな変わっていなかった。既婚者は…1人。フリーの人も数人いて、気持ちはラクだった。途中参加の私は質問責めに。なんかちょっと嬉しかった。同窓会も捨てたもんじゃないかも。
…隅っこにその人は座っていた。長い髪をした人が座っていた。笑い声が響いていたけど…男だ。そっちの方を見て不思議そうな顔をした私に、カナが、
「カズトだよ。ロン毛だからびっくりだよねー」
本当にびっくりだった。カズトは小学校からの同級生だ。ただ、あんまり関わりはなかった。お互い同じ小学校っていうのを知ってるくらい。
病院で働いていた私にとって、作業着でロン毛のカズトはちょっと汚らしくて、高笑いする声がやたら目立っていた。会話は…
『久しぶり』
「おう」
たったそれだけだった。
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