嘘吐き令嬢

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10の時に婚約者が出来た

「初めまして、ローズ・ファントムです」

「初めまして、アンデス・モニークだ」

婚約者が出来た理由は母のお友達の貴婦人からの提案らしい

しかし、馬鹿な私はアンデス様に恋をした

好きな人にはいい所を見て欲しいと思うのは自然だろう。

しかし、私にはいい所など無かった。

だから嘘を付いた。

嘘の話なのにアンデス様はよく聞いてくれた。

私の話が面白いらしい。アンデス様は私の話を聞きたいからと頻繁に会いに来てくれた

そうなると嘘を付く回数が増える

嘘を見破れて居ないかと思い、【嘘を見破る方法！】と言う本を読んだ

・嘘を付いている人は上の方を見ているか

・声がいつもよりも大きくなっていると少し怪しい

などなどが有名だろう

私は嘘を付く時は相手の目を見て話している。だって、嘘だけど付きすぎてホントの事みたいに言ってしまうから。

声は変わらない。だって、慣れているもの

この【嘘を見破る方法！】は本当の嘘吐きは無破れないのだろう

慣れって怖いわね。