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依存症
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彼の話。
『酒は飲んでも飲まれるなって言うのに…
はぁ…まったく…』
呆れ口調で
私の前の男の人が
資料を見ながら言うと
年配の男の人が
『まぁ、
お酒は薬であり毒とも言われますからね』と
言葉を返した。
確かに…。
けど、
お酒だけなら
彼は破滅しなかったかもしれない。
『いいですか?
話を戻します』
眼鏡をかけた女の人が
そう言うと全員が
視線を向けた。
『彼は、
お酒がとても好きで
仕事から帰れば
まず何よりも先に冷蔵庫の中の
キンキンに冷えたビールに始まり
ハイボール 日本酒 ワインに濁酒と
とにかくストレスを発散するように
飲む人でした』
眼鏡の女の人が言い終えると
『まさに酒は人生って言う感じの
タイプだな』とスキンヘッドの男の人が
言葉を返した。
『えぇ、
その程度なら
身体が少々心配ですが
大きな問題ではありません』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
アンジェラアキ風の女の人が
『うん?
お酒以外に何か問題でも?』と
眼鏡をかけた女の人に言った。
『はい、
彼はお酒の次に
賭け事が大好きで
競馬はもちろん
休みの日ともなれば
家族を無視してでも
近所のパチスロへ入り浸るほどでした』
眼鏡をかけた女の人が言い終えると
アンジェラアキ風の女の人が
『あちゃ~』と言った。
賭け事か…。
他人の趣味にどうこう言う気は無いけど
家族を無視するのは良くないと思う。
『まぁ、
ハマり込む気持ちは
理解出来なくないが
酒もギャンブルも
セルフコントロールが出来なきゃ
破滅の道しか残ってないわな…』
私の前の男の人が言った。
確かに。
酒やギャンブルに限った話じゃないけど
何事もやり過ぎは良くない。
けど、
本当に破滅した理由ってそれなのだろうか…。
『それまでもですが、
消費者金融に多額の借金をし
それを家族に隠していた彼は
ある時 借金がバレてしまい
妻と口論となり
最終的に 離婚。
彼の息子は 妻が引き取る事となりました』
眼鏡をかけた女の人が言い終えると
年配の男の人が深くため息を吐いた。
『けど、
これってそのまま考えると
奥さんと息子に出て行かれたから
死のうとしたってことだよね?
ってことは、
これって自殺なんじゃ…』
マシュマロヘアーの女の人が
恐る恐る言った。
『うん?
確かにそうだな。
ご丁寧にここに
お酒をたらふく飲んで
酔った勢いで
キッチンの包丁を持ち
お風呂場で手首を…
これって自殺の証拠だよな?』
私の前の男の人が資料を見つつ言った。
確かに、
手首を切った後
お酒の酔いで眠ってしまえば
そのまま死ねるかもしれない…
どのくらい切りつけたかにもよるけど。
でも…なんかおかしい。
一見 ギャンブルとお酒の依存症で
借金に首が回らず
家族に愛想尽かされて
自殺しようとしたように見える。
けど…
『ちょっと待ってください。
自殺と判断するには早計かと存じます』
声のする方を見ると
さっきまで誰も座っていなかった椅子に
執事のような格好をした男の人が座っていた。
『あぁ?
でも、
資料に書かれてる事まとめると
これは完全に自殺だろ?』
声を荒げつつ言う男の人に対し
執事のような格好をした男の人は
『では、
こちらのページに
なぜ定期死亡保険の事が
書かれてるのでしょうか?』と
言葉を返した。
『あっ…本当だ。
全然気づかなかったよ』
アンジェラアキ風の女の人が言うと
男の人が『なら、
死亡保険を貰う為の
自作自演も疑える。
とにかく、
これは自殺で決まりだ』と言った。
次の瞬間、
男の人の言葉を否定するように
『…違うよ』と少女が声を発した。
『違う?
何が違うって言うだ?』
語尾を荒げつつ男の人が言うと
少女は『ここを見て』と
資料のあるページを開き
全員に見えるように向けた。
そこには、
消化器内科を受診したと思われる紙を
写した写真が貼ってあった。
『おや?
これは…』
年配の男の人が
写真に書かれた数値を見て驚く。
『γ-GTP 150って…』
サラリーマン風の男の人がそう言うと
スキンヘッドの男の人が
『γ-GTP 150は、
脂肪肝やアルコール性肝障害
慢性肝炎を疑われる数値…まさか…』と
言って写真に写っていた
他の数値を見た。
『…間違いない。
彼は アルコール性肝炎だ』
スキンヘッドの男の人がそう言うと
執事のような格好の男の人が
『もしの話ですよ』と言い続けた。
『彼は、
お酒がとても好きで
ギャンブルも同じくらい好きな
ダメな大人でした。
消化器内科でも、
「数値に気をつかえ」と
医者から叱られていましたが
好きな物を取られる事を嫌がった彼は
アルコール性肝炎を患いましたが
症状は軽く 大丈夫だろうと思い
怠惰な生活を続けていました。
そんなある日、
離婚によって家庭は崩壊。
生きてく気力を無くした彼は
風呂場で自殺しようと
最後に家にあった酒をたらふく飲み
酔っ払った状態で
包丁を持って風呂場に向かいました。
浴槽にお湯を溜め
いざ手首を切った瞬間
それまで大人しかった
アルコール性肝炎の症状が出てしまい
その場で意識を失ってしまったのだと
思われます。
なので、
彼は自殺ではなく
病気により生死の境を
彷徨っていらっしゃるのかと…』
言い終えると
執事のような格好の男の人は
胸に手を当て礼をした。
確かに、
執事のような格好の男の人の言う事は
的を得てる気がする。
けど だとしたら
なんで死亡保険なんて…
『やっぱおかしいよ』
私がそう言うと
全員がこちらを見た。
『おや?
何がおかしいのですか?』
執事のような格好の男の人がそう言うと
私は『この死亡保険って
誰が誰のために掛けてたんだろうって』と
言葉を返した。
『誰のために…』
執事のような格好の男の人がそう言うと
ギャル男が『そんなの
彼が亡くなったら
奥さんが貰えるように
なってたんじゃね?』と言った。
『おかしいよ それ。
だって、
生命保険の契約って
告知義務があるから
彼のアルコール依存性がずっとだったら
何かしら疑われる可能性もある』
ギャル男にそう言うと
マシュマロヘアーの女の人が
『あ~確かに』と言った。
『それに
そんなリスクの高い人が契約しようとして
保険の営業社員の人は
何か変だと思わなかったのかな…』
私は思った。
生命保険の資料を見た時、
何故 彼の名前も
誰の名前も書かれていなかったのか…。
『仮説だけど、
彼は生命保険を
受け取る方だったんだと思う』
私がそう言うと
執事のような格好の男の人以外
全員が『えぇっ!?』と
意外そうな声を上げた。
『いやいや、
だって妻と子供から
愛想尽かされたんだよ?
なのに 受取人って…』
アンジェラアキ風の女の人が言うと
他の人も口々に
『いや、
それはあり得ないだろ!!』とか
『トンデモ展開すぎだよ!!』と言った。
『あり得ないかは別として
彼女の話を聞いてみましょう』
執事のような格好の男の人が言うと
全員が黙り 私の方に視線を向けた。
『ありがとう。
私の仮説は
彼の奥さんが彼の為に
死亡保険を契約した。
それは、
自分に何が起きても
彼の日常を助けるため』
そこまで言うと
ギャル男が『でも、
彼は奥さんに
愛想尽かされたんだろ?
奥さんがそんな事するか?』と言った。
『自演だとしたら?』
『はぁ?』
ギャル男を後目に
私は続けた。
『例えば、
彼のアルコール性肝炎を
奥さんが知っていたとして
治療するだけのお金が無かったとしたら?』
そう言うと
眼鏡をかけた女の人が
『まさか…死亡保険で…でも、
子供も連れてったんですよね?
なら、
そんな事する訳…』と言いかけて
執事のような格好の男の人が
『彼女、
実家とはとても仲が良かったらしいです。
なので、
案外 実家に預けて
自分は…なんて可能性も…』と言った。
『そんな…でしたら、
彼以上に奥さんの方が…』
眼鏡の女の人が言いかけて
私が『そう。そうなんだけど、
まず彼の話を終わらせないと』と
言葉を返した。
私達は
半死についての
生き死にを問い
至上者に報告する事しか出来ない。
それが ルールであり
私達に渡された罰…。
だから、
こう言う事があると
決まってやるせなくなる。
それからしばらくして
たまたま訪ねてきた彼の兄によって
自宅の浴槽で意識を失った彼が発見され
迅速な救急隊の処置により
一命を取り留めた。
『まさか、
そこまで推理しているとは…』
その様子を窓から見ていた
執事のような格好の男の人の隣で
私は『推理なんて…
ただ 思っただけだよ』と言った。
しばらくして
彼の入院していた病院へ
奥さんの実家から連絡が入り
電話口から発せられる言葉に
言葉を返す事が出来なかった。
数週間後、
退院した彼は
上下共に黒い服を着て
奥さんの実家に向かっていた。
その手は、
硬く握り締められていた。
~~~依存症~~~
END
『酒は飲んでも飲まれるなって言うのに…
はぁ…まったく…』
呆れ口調で
私の前の男の人が
資料を見ながら言うと
年配の男の人が
『まぁ、
お酒は薬であり毒とも言われますからね』と
言葉を返した。
確かに…。
けど、
お酒だけなら
彼は破滅しなかったかもしれない。
『いいですか?
話を戻します』
眼鏡をかけた女の人が
そう言うと全員が
視線を向けた。
『彼は、
お酒がとても好きで
仕事から帰れば
まず何よりも先に冷蔵庫の中の
キンキンに冷えたビールに始まり
ハイボール 日本酒 ワインに濁酒と
とにかくストレスを発散するように
飲む人でした』
眼鏡の女の人が言い終えると
『まさに酒は人生って言う感じの
タイプだな』とスキンヘッドの男の人が
言葉を返した。
『えぇ、
その程度なら
身体が少々心配ですが
大きな問題ではありません』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
アンジェラアキ風の女の人が
『うん?
お酒以外に何か問題でも?』と
眼鏡をかけた女の人に言った。
『はい、
彼はお酒の次に
賭け事が大好きで
競馬はもちろん
休みの日ともなれば
家族を無視してでも
近所のパチスロへ入り浸るほどでした』
眼鏡をかけた女の人が言い終えると
アンジェラアキ風の女の人が
『あちゃ~』と言った。
賭け事か…。
他人の趣味にどうこう言う気は無いけど
家族を無視するのは良くないと思う。
『まぁ、
ハマり込む気持ちは
理解出来なくないが
酒もギャンブルも
セルフコントロールが出来なきゃ
破滅の道しか残ってないわな…』
私の前の男の人が言った。
確かに。
酒やギャンブルに限った話じゃないけど
何事もやり過ぎは良くない。
けど、
本当に破滅した理由ってそれなのだろうか…。
『それまでもですが、
消費者金融に多額の借金をし
それを家族に隠していた彼は
ある時 借金がバレてしまい
妻と口論となり
最終的に 離婚。
彼の息子は 妻が引き取る事となりました』
眼鏡をかけた女の人が言い終えると
年配の男の人が深くため息を吐いた。
『けど、
これってそのまま考えると
奥さんと息子に出て行かれたから
死のうとしたってことだよね?
ってことは、
これって自殺なんじゃ…』
マシュマロヘアーの女の人が
恐る恐る言った。
『うん?
確かにそうだな。
ご丁寧にここに
お酒をたらふく飲んで
酔った勢いで
キッチンの包丁を持ち
お風呂場で手首を…
これって自殺の証拠だよな?』
私の前の男の人が資料を見つつ言った。
確かに、
手首を切った後
お酒の酔いで眠ってしまえば
そのまま死ねるかもしれない…
どのくらい切りつけたかにもよるけど。
でも…なんかおかしい。
一見 ギャンブルとお酒の依存症で
借金に首が回らず
家族に愛想尽かされて
自殺しようとしたように見える。
けど…
『ちょっと待ってください。
自殺と判断するには早計かと存じます』
声のする方を見ると
さっきまで誰も座っていなかった椅子に
執事のような格好をした男の人が座っていた。
『あぁ?
でも、
資料に書かれてる事まとめると
これは完全に自殺だろ?』
声を荒げつつ言う男の人に対し
執事のような格好をした男の人は
『では、
こちらのページに
なぜ定期死亡保険の事が
書かれてるのでしょうか?』と
言葉を返した。
『あっ…本当だ。
全然気づかなかったよ』
アンジェラアキ風の女の人が言うと
男の人が『なら、
死亡保険を貰う為の
自作自演も疑える。
とにかく、
これは自殺で決まりだ』と言った。
次の瞬間、
男の人の言葉を否定するように
『…違うよ』と少女が声を発した。
『違う?
何が違うって言うだ?』
語尾を荒げつつ男の人が言うと
少女は『ここを見て』と
資料のあるページを開き
全員に見えるように向けた。
そこには、
消化器内科を受診したと思われる紙を
写した写真が貼ってあった。
『おや?
これは…』
年配の男の人が
写真に書かれた数値を見て驚く。
『γ-GTP 150って…』
サラリーマン風の男の人がそう言うと
スキンヘッドの男の人が
『γ-GTP 150は、
脂肪肝やアルコール性肝障害
慢性肝炎を疑われる数値…まさか…』と
言って写真に写っていた
他の数値を見た。
『…間違いない。
彼は アルコール性肝炎だ』
スキンヘッドの男の人がそう言うと
執事のような格好の男の人が
『もしの話ですよ』と言い続けた。
『彼は、
お酒がとても好きで
ギャンブルも同じくらい好きな
ダメな大人でした。
消化器内科でも、
「数値に気をつかえ」と
医者から叱られていましたが
好きな物を取られる事を嫌がった彼は
アルコール性肝炎を患いましたが
症状は軽く 大丈夫だろうと思い
怠惰な生活を続けていました。
そんなある日、
離婚によって家庭は崩壊。
生きてく気力を無くした彼は
風呂場で自殺しようと
最後に家にあった酒をたらふく飲み
酔っ払った状態で
包丁を持って風呂場に向かいました。
浴槽にお湯を溜め
いざ手首を切った瞬間
それまで大人しかった
アルコール性肝炎の症状が出てしまい
その場で意識を失ってしまったのだと
思われます。
なので、
彼は自殺ではなく
病気により生死の境を
彷徨っていらっしゃるのかと…』
言い終えると
執事のような格好の男の人は
胸に手を当て礼をした。
確かに、
執事のような格好の男の人の言う事は
的を得てる気がする。
けど だとしたら
なんで死亡保険なんて…
『やっぱおかしいよ』
私がそう言うと
全員がこちらを見た。
『おや?
何がおかしいのですか?』
執事のような格好の男の人がそう言うと
私は『この死亡保険って
誰が誰のために掛けてたんだろうって』と
言葉を返した。
『誰のために…』
執事のような格好の男の人がそう言うと
ギャル男が『そんなの
彼が亡くなったら
奥さんが貰えるように
なってたんじゃね?』と言った。
『おかしいよ それ。
だって、
生命保険の契約って
告知義務があるから
彼のアルコール依存性がずっとだったら
何かしら疑われる可能性もある』
ギャル男にそう言うと
マシュマロヘアーの女の人が
『あ~確かに』と言った。
『それに
そんなリスクの高い人が契約しようとして
保険の営業社員の人は
何か変だと思わなかったのかな…』
私は思った。
生命保険の資料を見た時、
何故 彼の名前も
誰の名前も書かれていなかったのか…。
『仮説だけど、
彼は生命保険を
受け取る方だったんだと思う』
私がそう言うと
執事のような格好の男の人以外
全員が『えぇっ!?』と
意外そうな声を上げた。
『いやいや、
だって妻と子供から
愛想尽かされたんだよ?
なのに 受取人って…』
アンジェラアキ風の女の人が言うと
他の人も口々に
『いや、
それはあり得ないだろ!!』とか
『トンデモ展開すぎだよ!!』と言った。
『あり得ないかは別として
彼女の話を聞いてみましょう』
執事のような格好の男の人が言うと
全員が黙り 私の方に視線を向けた。
『ありがとう。
私の仮説は
彼の奥さんが彼の為に
死亡保険を契約した。
それは、
自分に何が起きても
彼の日常を助けるため』
そこまで言うと
ギャル男が『でも、
彼は奥さんに
愛想尽かされたんだろ?
奥さんがそんな事するか?』と言った。
『自演だとしたら?』
『はぁ?』
ギャル男を後目に
私は続けた。
『例えば、
彼のアルコール性肝炎を
奥さんが知っていたとして
治療するだけのお金が無かったとしたら?』
そう言うと
眼鏡をかけた女の人が
『まさか…死亡保険で…でも、
子供も連れてったんですよね?
なら、
そんな事する訳…』と言いかけて
執事のような格好の男の人が
『彼女、
実家とはとても仲が良かったらしいです。
なので、
案外 実家に預けて
自分は…なんて可能性も…』と言った。
『そんな…でしたら、
彼以上に奥さんの方が…』
眼鏡の女の人が言いかけて
私が『そう。そうなんだけど、
まず彼の話を終わらせないと』と
言葉を返した。
私達は
半死についての
生き死にを問い
至上者に報告する事しか出来ない。
それが ルールであり
私達に渡された罰…。
だから、
こう言う事があると
決まってやるせなくなる。
それからしばらくして
たまたま訪ねてきた彼の兄によって
自宅の浴槽で意識を失った彼が発見され
迅速な救急隊の処置により
一命を取り留めた。
『まさか、
そこまで推理しているとは…』
その様子を窓から見ていた
執事のような格好の男の人の隣で
私は『推理なんて…
ただ 思っただけだよ』と言った。
しばらくして
彼の入院していた病院へ
奥さんの実家から連絡が入り
電話口から発せられる言葉に
言葉を返す事が出来なかった。
数週間後、
退院した彼は
上下共に黒い服を着て
奥さんの実家に向かっていた。
その手は、
硬く握り締められていた。
~~~依存症~~~
END
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