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心中
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彼女の話。
『まず、
彼女は同学年のある人物が
とても好きでした。
けど、
その人物とは同姓同士という事もあり
打ち明けたらきっと
気持ち悪がられてしまうと
思いを心に秘め続けてました』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
『いわゆる同性愛者って奴だな』と
私の前の男の人が言葉を返した。
『同姓同士の恋愛って悪い事?』
アンジェラアキ風の女の人が言うと
スキンヘッドの男の人が
『いや、
悪い事は無いだろ。
今じゃ、
同姓同士の恋愛も
社会的に認められつつあるんだし』と
言葉を返した。
すると、
少女が怯えた表情で
『…好きなのに
好きな人を刺しちゃったの?』と言った。
彼女は
同学年のある人物(仮にAとする)の事が
好きでしたが思いを告げれば
きっと気持ち悪がられると思い言えなかった。
けど、
ある日 同学年の男子が
Aと仲良く話してるのを見てから
彼女の中で何かが変わり
それから3週間後
クラスメイトが下校し
誰もいなくなった教室で
Aと2人っきりになり
ポケットに忍ばせていたカッターナイフを
Aの胸に…。
そして、
Aの返り血を浴びた彼女は
「ごめんね…」と言い
目を閉じ自分の腹に
カッターナイフを突き刺した。
何故 好きな人を殺したのか…いや、
何が彼女をそこまでにしたのか…。
『そりゃあ、
嫉妬だろ?
男子と喋ってた事が許せなくてって…』
男の人がそう言うと
マシュマロヘアーの女の人が
『えぇ~それが理由だったら
かなり怖すぎだよ。
学校なんだから
男子と喋るくらい普通でしょ?』と
言葉を返した。
確かにその通りだと思う。
というか、
女子校とか男子校とかじゃない限り
そこは避けて通れないよ。
『じゃあ、
なんで刺したんだ?』
男の人がそう言うと
マシュマロヘアーの女の人は
『それは…わからないよ』と言った。
『う~ん、
これは振り出しですね』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
私が『ねぇ、
資料には
男子生徒と仲良く話してるとこを見て
豹変したみたいに書かれてるけど
もし 嫉妬とかだったら
この部分違う書き方をされてると
思うんだけど』と言い
アンジェラアキ風の女の人が
『違う書き方?』と言葉を返した。
『うん。
例えば
男子生徒と仲良く話してるのを見て
羨ましいと思い…とか』
私がそう言うと
眼鏡をかけた女の人が
『確かに…ちょっと
資料の文章に違和感を感じます』と
言葉を返した。
『それに
最後の「ごめんね…」ってなんだろ…』
言いかけて
『ふふふ…これは
立派な殺人ですよ』と声が聞こえ
声のする方を見ると
さっきまで誰も座っていなかった椅子に
執事のような格好の男の人が座っていた。
『殺人?
まぁ、
確かに同学年の生徒を
カッターナイフで刺したから殺人なのは
わからなくないが…』
男の人が言いかけて
私が『違うよ。
返り血って書かれてるけど
資料の何処にも亡くなったとは
書かれてないよ』と言葉を返した。
『…えっ?
でも、
胸を刺されてるのに
死んでないって…』
驚くマシュマロヘアーの女の人を後目に
執事のような格好の男の人は
『それは時間の問題です。
どちらにしても
蘇ったなら彼女は同級生を刺した
殺人鬼と呼ばれる事になるでしょう』と
私の方を向き言った。
『例えそうだとしても
現世で起こした悪い事は
現世で償うべきだと私は思う』
はっきりとした口調で
執事のような格好の男の人へ
言葉を返すと
執事のような格好の男の人は
『それはあなたの感想であり
下す判決に
感想は必要ありません』と言った。
『感想って…』
言いかけて
眼鏡をかけた女の人が
執事のような格好の男の人に
『どうして殺人と表現したのですか?』と
聞いた。
すると、
執事のような格好の男の人は
『当たり前な事ですよ』と言い
話を続けた。
『彼女は同学年の生徒の胸を
カッターナイフで刺した。
そして、
引き抜いたカッターナイフを
自分の腹に刺し自殺しようとした。
無論の事ですが、
人が胸を刺されて助かる確率は…
説明しなくてもここはわかりますよね?
そうじゃなくても
彼女は自殺をしようとした。
至上者が定めたルールの中では
自殺者は 死とされています』
執事のような格好の男の人が言い終えると
少女が『…でも、
ちゃんと話し合わなきゃ
わからない事だってあるよ…』と言った。
すると、
執事のような格好の男の人は少女に
『知っていますか?
話し合いで解決できたなら
警察はいらないんですよ』と言った。
『そんな…でも…』
『しつこいですね。
あなたはここに最初にやってきた人間だ。
そんな事 あなたが1番
よくわかってるじゃないんですか?
なのに、
その人間に感化されるように
何故 あなたまで 死を否定なさるのですか?』
執事のような格好の男の人は
私を指差しつつ少女に言った。
『そんな言い方…』
マシュマロヘアーの女の人が言いかけて
執事のような格好の男の人が
『どう受け取られようと構いません。
ですが、
彼女が自殺しようとした事実と
同学年の生徒を刺した事実は消えません』
と言い 椅子に座った。
それからしばらく
全員が沈黙していたが
眼鏡をかけた女の人が
『…話し合いを続けましょう』と言った。
『うん…そうだね。
話し合いをしないと
書かれてる事だけじゃ
わからない事もあるかもだし…』
アンジェラアキ風の女の人が
眼鏡をかけた女の人の言葉に応えるように
言葉を返すと
ギャル男が『でも、
彼女は刺したんだろ?
それに自殺も…。
それって完全に
死に値する事なんじゃ…』と言った。
『う~ん、
ちょっと気になるんだけど』
マシュマロヘアーの女の人が
そう言うと
スキンヘッドの男の人が『どうした?』と
言葉を返した。
『えっと…
なんで彼女は刺したんだろう?
それに、
憎んでたんなら
なんで「ごめんね…」って
謝ったんだろう…」
マシュマロヘアーの女の人がそう言うと
スキンヘッドの男の人が
『確かに…』と言葉を返した。
『うん。
それに、
誰もいない教室ってあるけど
もし生徒が忘れ物をして
教室に戻ってきてたら
どうしてたんだろう?』
確かに…彼女が
どう言うつもりで刺したのかわからないけど
よく考えたら 部活をしてる
生徒もいただろうし
教室に戻ってくる生徒が居ても
まったくおかしくない。
なのに、
どうして教室を選んだんだろう…
『いや、
そんなに考えることか?
同級生のその人と
たまたま2人っきりになったからとか
じゃないのか?どうせ』
子供がそう言うと
マシュマロヘアーの女の人が
『それっておかしいよ。
今の学校はわからないけど
私がまだ生きてた時の学校は
クラスの教室って下校時間になっても
なかなか帰らない生徒が
少人数だけ居たから。
だから、
2人以外綺麗に帰っていくなんて…』と
言葉を返した。
確かに…。
その日だけ都合よく
2人以外全員下校したなんて事ありえない。
何かあるはず…
そんな事を考えていると
アンジェラアキ風の女の人が
『ねぇ…
なんで彼女って
謝ったんだろう?』と言った。
『普通に考えたなら
殺した相手への…だけど
なんかおかしいな…』
男の人がそう言うと
少女が『このお姉ちゃんは、
とても辛い思いをしてたんだと思う』と
呟いた。
『辛い思いをしてた?
いや、
辛い思いをしてたのは
殺された方じゃなくてか?』
男の人がそう言うと
少女は『…うん』と首を縦に振った。
刺された方では無く
刺した方が辛い…
おかしなほど
すぐに下校し2人っきりになった教室…
「ごめんね…」の言葉…
やっぱり 何かおかしい。
『もしかして
私達は先入観で
その裏側を見れてなかったのかも…』
私がそう言いつつ
資料を捲っていると
子供が『先入観?
でも、
彼女は同級生の事が好きだったんだろ?』
と言葉を返した。
『うん。
そこは何も間違ってない。
けど、
もし彼女が同級生と
血が繋がっていたとしたら…』
そう言いつつ
資料の血液検査に関するページを開き見た。
『やっぱり…』
私がそう呟くと
子供が『なんだよ!?
なんかわかったなら言えよ!!』と言った。
『言うよ。
ただし、
その前に確認したいんだけど
同級生の子の家庭環境は
荒れていて
毎日のように
他人から見られないお腹や背中を
殴る蹴るの暴行をされていたって
この部分なんだけど…』
私がそう言いつつ
資料のあるページを開き見ていると
私の言いたい事が伝わったのか
スキンヘッドの男の人が
『おかしな点はとくに無いぞ』と言った。
『ありがとう。
じゃあ 話すね』
そう言いつつ
全員の表情を確認してから
私は 話を続けた。
『これは、
私が資料を見て
立てた仮説。
まず、
彼女が同級生を刺した事実は変わらないし
その後で自殺しようとした事実は
どう考えても変わらない』
そう言うと
執事のような格好の男の人が
『だから、
言ったじゃないですか。
彼女は殺人犯であり
自殺者だって』と言ったが
私は構わず話を続けた。
『けど、
もし彼女が
実は赤ん坊の取り違えにより
離れ離れになった
姉妹の片割れだったとしたら…』
私がそう言うと
子供が『はぁ?
そんな事実 資料に書かれてないだろ!!』と
声を上げた。
『資料に
姉妹の片割れとは書かれてないよ。
ただ、
血液検査の結果のページに
同級生の血液型と
両親の血液型が一致していない事が
書かれてたよ』
そう言って
血液検査のページを見せると
『なっ…でも、
まだ同級生が彼女の姉妹という
証拠は無い』と子供が言うと
私は子供に『うん。
その証拠は無いよ。
ただ、
彼女はいつも
同級生のその人の事を気にかけていて
体育で怪我をしようものなら
自分のことのように慌て
保健委員でも無いのに
保健室へ率先して連れて行っていたって
書いてあるけど
関係無かったらそんな事する?』と
言葉を返した。
『…でも、
それだけじゃ証拠には…』
子供が言いかけて
私が『なら、
彼女はなんで
同級生を刺したのかな?』と言った。
『えっと…
同級生が男子と仲良く話してたから…』
ギャル男がそう言うと
私は『そもそも私達は、
大きな勘違いをしていたんだよ。
彼女は同性愛者じゃない。
だから、
男子と話してようが
嫉妬する事は無いんだよ』と言葉を返した。
『はぁ?
でも、
好きだったって…』
男の人が言いかけて
ハッと何かに気づき
『そう言う事か…』と言った。
『そう言う事?
いったい何がわかったんだ?』
ギャル男が言うと
男の人はギャル男に
『彼女は同級生に
悪い虫が付かないようにしようとしてた。
けど、
その時点では
まだ姉妹だって事を打ち明けられなかった。
だから、
あまり強い言い方が出来ず
悩んでいた』と言った。
『けど、
男子と仲良く話してる同級生を見て
彼女の中で姉妹である事を打ち明けようと
決意が固まったある日
同級生が学校を欠席し
心配になった彼女はお見舞いに行った先で
見てしまった。
親が同級生に殴る蹴るの
暴行をしてる姿を…』
そこまで言うと
スキンヘッドの男の人が
『まぁ、
文章だけで写真とか無かったから
これは俺の仮説だが
同級生の親はわざと
腹や背中など他人から見えない箇所を
殴ったり蹴ったりしてたんだと思う。
打撲痕の部分の文章から
つっかえ棒みたいな長い物で
背中を何回も打った事もわかったし
虐待だな…これは』と言った。
『そんな…』
眼鏡をかけた女の人が
そう言って言葉を失うと
子供が『…それでも
なんで同級生を
彼女は刺したんだ?』と言った。
『うん。
それは簡単な話だよ。
けど、
心がすごく痛くなる話だから覚悟してね』
前置きをしつつ
私は 話を続けた。
『彼女は非力な自分を憎んだ。
飛び込んで止めるにも
大人の男の人相手に
女子中学生が勝てる訳もないし
もし大怪我をすれば親が心配する…。
そうなったら、
きっと大事になって
もっと同級生に迷惑をかける。
だから、
ずっと心の裏側で悩んでた。
そんなある日、
同級生が彼女にこう言ったんだ。
「もう死にたい…」
その言葉を聞いた彼女が
たまらず同級生に
暴行を振るわれてる現場を見た事
本当は姉妹なのかもしれない事を打ち明けた。
同級生は驚き
「そんな事 ありえないよ」と言った。
けど、
彼女の口から
それを知った経緯を話されるうちに
同級生も彼女が
姉妹なのかもしれないと納得した。
そして、
同級生は彼女に
「ねぇ、
もし姉妹なら
私のお願い聞いてくれる?」と言い…』
言いかけて
眼鏡の女の人が
『彼女に殺してくれと
お願いしたんですね』と俯き言った。
『うん。
きっと彼女の心は
なんとか他の方法は無いかと考えたと思う。
けど、
それしか方法が無い事に気づいて…』
言いかけて
執事のような格好の男の人が
私に『それでも
彼女が同級生を殺した事は変わりません。
それにその理屈なら
尚のこと彼女が蘇ったら
どうなるかわかるのでは?』と言った。
『わかるよ。
きっと、
自分だけ助かったら
彼女は自殺すると思う。
けど、
そうならないかもしれない』
『はぁ?』
呆れた顔で私を見る
執事のような格好の男の人に
私は『信じるんだよ』と言った。
『信じる?
また信じるですか…
そんななんの力も無い思いに
何の意味があるんですか?』
執事のような格好の男の人が言うと
私は『確かにそうかもね。
けど、
私達だけが半死者を
最後に信じてあげられるんだから
簡単に死と下すことは出来ないよ』と
言葉を返した。
『最後に信じてあげられる…』
執事のような格好の男の人がそう呟くと
突然笑い出し『あなたはとても甘い。
人間とは醜く いつも己の罪に無関心であり
それを裁けるのは 我々のような存在だけ。
なのに、
あなたは 半死者を信じるとおっしゃった。
…良いでしょう 最後まで信じれば。
そして、
あの時のように自らの弱さと甘さに
溺れ堕ちていけば…』
そう言うと
執事のような格好の男の人は
半透明になりスッと消えた。
『後悔なんて…しないよ 私は』
執事のような格好の男の人が
座っていた椅子に向け私がそう呟くと
『…では、
採決を採ります』と
眼鏡をかけた女の人が言った。
それからしばらくして
忘れ物をした同級生の人が
教室に来た事により
血まみれの彼女と同級生は発見され
即救急車で病院へ搬送された。
『ねぇ、
お姉ちゃん…
お姉ちゃんはあの日の事…
本当は覚えてる?』
その様子を見ていた少女が
彼女と同級生ではなく
私の眼を見て言った。
『うんうん…まだ何も思い出せない。
けど、
みんなの話を聞いてて
私もきっと生きてた時に
何か悪い事をしたから
ここに来たんだと思ってる』
私がそう言うと
前の方がはっきりと聞き取れなかったが
少女は私に
『………ちゃんは違うよ』と呟いた。
『えっ?』
『…お姉ちゃん、
次の話し合いまでまだ時間あるから戻って
トランプで遊ぼう?』
少女はニコリと微笑みそう言うと
私も『うん。遊ぼっか!!』と言って
帰る事にした。
それから数日後、
彼女と同級生は緊急手術の甲斐あって
意識を取り戻した。
『…ごめん』
同級生の顔を見るなり彼女がそう言うと
同級生はくしゃくしゃの泣き顔で
『私こそごめんなさい…』と
何度も彼女に謝り続けた。
それからしばらくして
彼女と同級生が退院すると
すぐに彼女の家にマスコミが押しかけ
『同級生を刺したって本当ですか?』や
『どうして刺したんですか?』や
『家庭に問題があるのではと
世間では言われておりますが
そこのところ どうなんですか?』などと
面白おかしく彼女の親を責めた。
それから数日後、
彼女の親は 彼女が学校へ行ってる最中に
遺書を残して自宅で首を吊り
彼女は自分のしでかした事の
大きさに気づくも同級生が
「◯◯だけが悪いんじゃなく
私が言い出さなければ…」と言った。
「違うよ。
私が◯◯を助けたくて
やった事だから…
世間はわかってくれないけど
私達が本当の事をわかってれば
それでいいよ」
「…ありがとう。
けど、
ごめんなさい」
「謝るのは禁止だよ。
謝るってことは
悪い事をしたって
認めるのと同じなんだから」
夕焼けは
教室の2人を
静かに照らし続けた。
~~~心中~~~
END
『まず、
彼女は同学年のある人物が
とても好きでした。
けど、
その人物とは同姓同士という事もあり
打ち明けたらきっと
気持ち悪がられてしまうと
思いを心に秘め続けてました』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
『いわゆる同性愛者って奴だな』と
私の前の男の人が言葉を返した。
『同姓同士の恋愛って悪い事?』
アンジェラアキ風の女の人が言うと
スキンヘッドの男の人が
『いや、
悪い事は無いだろ。
今じゃ、
同姓同士の恋愛も
社会的に認められつつあるんだし』と
言葉を返した。
すると、
少女が怯えた表情で
『…好きなのに
好きな人を刺しちゃったの?』と言った。
彼女は
同学年のある人物(仮にAとする)の事が
好きでしたが思いを告げれば
きっと気持ち悪がられると思い言えなかった。
けど、
ある日 同学年の男子が
Aと仲良く話してるのを見てから
彼女の中で何かが変わり
それから3週間後
クラスメイトが下校し
誰もいなくなった教室で
Aと2人っきりになり
ポケットに忍ばせていたカッターナイフを
Aの胸に…。
そして、
Aの返り血を浴びた彼女は
「ごめんね…」と言い
目を閉じ自分の腹に
カッターナイフを突き刺した。
何故 好きな人を殺したのか…いや、
何が彼女をそこまでにしたのか…。
『そりゃあ、
嫉妬だろ?
男子と喋ってた事が許せなくてって…』
男の人がそう言うと
マシュマロヘアーの女の人が
『えぇ~それが理由だったら
かなり怖すぎだよ。
学校なんだから
男子と喋るくらい普通でしょ?』と
言葉を返した。
確かにその通りだと思う。
というか、
女子校とか男子校とかじゃない限り
そこは避けて通れないよ。
『じゃあ、
なんで刺したんだ?』
男の人がそう言うと
マシュマロヘアーの女の人は
『それは…わからないよ』と言った。
『う~ん、
これは振り出しですね』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
私が『ねぇ、
資料には
男子生徒と仲良く話してるとこを見て
豹変したみたいに書かれてるけど
もし 嫉妬とかだったら
この部分違う書き方をされてると
思うんだけど』と言い
アンジェラアキ風の女の人が
『違う書き方?』と言葉を返した。
『うん。
例えば
男子生徒と仲良く話してるのを見て
羨ましいと思い…とか』
私がそう言うと
眼鏡をかけた女の人が
『確かに…ちょっと
資料の文章に違和感を感じます』と
言葉を返した。
『それに
最後の「ごめんね…」ってなんだろ…』
言いかけて
『ふふふ…これは
立派な殺人ですよ』と声が聞こえ
声のする方を見ると
さっきまで誰も座っていなかった椅子に
執事のような格好の男の人が座っていた。
『殺人?
まぁ、
確かに同学年の生徒を
カッターナイフで刺したから殺人なのは
わからなくないが…』
男の人が言いかけて
私が『違うよ。
返り血って書かれてるけど
資料の何処にも亡くなったとは
書かれてないよ』と言葉を返した。
『…えっ?
でも、
胸を刺されてるのに
死んでないって…』
驚くマシュマロヘアーの女の人を後目に
執事のような格好の男の人は
『それは時間の問題です。
どちらにしても
蘇ったなら彼女は同級生を刺した
殺人鬼と呼ばれる事になるでしょう』と
私の方を向き言った。
『例えそうだとしても
現世で起こした悪い事は
現世で償うべきだと私は思う』
はっきりとした口調で
執事のような格好の男の人へ
言葉を返すと
執事のような格好の男の人は
『それはあなたの感想であり
下す判決に
感想は必要ありません』と言った。
『感想って…』
言いかけて
眼鏡をかけた女の人が
執事のような格好の男の人に
『どうして殺人と表現したのですか?』と
聞いた。
すると、
執事のような格好の男の人は
『当たり前な事ですよ』と言い
話を続けた。
『彼女は同学年の生徒の胸を
カッターナイフで刺した。
そして、
引き抜いたカッターナイフを
自分の腹に刺し自殺しようとした。
無論の事ですが、
人が胸を刺されて助かる確率は…
説明しなくてもここはわかりますよね?
そうじゃなくても
彼女は自殺をしようとした。
至上者が定めたルールの中では
自殺者は 死とされています』
執事のような格好の男の人が言い終えると
少女が『…でも、
ちゃんと話し合わなきゃ
わからない事だってあるよ…』と言った。
すると、
執事のような格好の男の人は少女に
『知っていますか?
話し合いで解決できたなら
警察はいらないんですよ』と言った。
『そんな…でも…』
『しつこいですね。
あなたはここに最初にやってきた人間だ。
そんな事 あなたが1番
よくわかってるじゃないんですか?
なのに、
その人間に感化されるように
何故 あなたまで 死を否定なさるのですか?』
執事のような格好の男の人は
私を指差しつつ少女に言った。
『そんな言い方…』
マシュマロヘアーの女の人が言いかけて
執事のような格好の男の人が
『どう受け取られようと構いません。
ですが、
彼女が自殺しようとした事実と
同学年の生徒を刺した事実は消えません』
と言い 椅子に座った。
それからしばらく
全員が沈黙していたが
眼鏡をかけた女の人が
『…話し合いを続けましょう』と言った。
『うん…そうだね。
話し合いをしないと
書かれてる事だけじゃ
わからない事もあるかもだし…』
アンジェラアキ風の女の人が
眼鏡をかけた女の人の言葉に応えるように
言葉を返すと
ギャル男が『でも、
彼女は刺したんだろ?
それに自殺も…。
それって完全に
死に値する事なんじゃ…』と言った。
『う~ん、
ちょっと気になるんだけど』
マシュマロヘアーの女の人が
そう言うと
スキンヘッドの男の人が『どうした?』と
言葉を返した。
『えっと…
なんで彼女は刺したんだろう?
それに、
憎んでたんなら
なんで「ごめんね…」って
謝ったんだろう…」
マシュマロヘアーの女の人がそう言うと
スキンヘッドの男の人が
『確かに…』と言葉を返した。
『うん。
それに、
誰もいない教室ってあるけど
もし生徒が忘れ物をして
教室に戻ってきてたら
どうしてたんだろう?』
確かに…彼女が
どう言うつもりで刺したのかわからないけど
よく考えたら 部活をしてる
生徒もいただろうし
教室に戻ってくる生徒が居ても
まったくおかしくない。
なのに、
どうして教室を選んだんだろう…
『いや、
そんなに考えることか?
同級生のその人と
たまたま2人っきりになったからとか
じゃないのか?どうせ』
子供がそう言うと
マシュマロヘアーの女の人が
『それっておかしいよ。
今の学校はわからないけど
私がまだ生きてた時の学校は
クラスの教室って下校時間になっても
なかなか帰らない生徒が
少人数だけ居たから。
だから、
2人以外綺麗に帰っていくなんて…』と
言葉を返した。
確かに…。
その日だけ都合よく
2人以外全員下校したなんて事ありえない。
何かあるはず…
そんな事を考えていると
アンジェラアキ風の女の人が
『ねぇ…
なんで彼女って
謝ったんだろう?』と言った。
『普通に考えたなら
殺した相手への…だけど
なんかおかしいな…』
男の人がそう言うと
少女が『このお姉ちゃんは、
とても辛い思いをしてたんだと思う』と
呟いた。
『辛い思いをしてた?
いや、
辛い思いをしてたのは
殺された方じゃなくてか?』
男の人がそう言うと
少女は『…うん』と首を縦に振った。
刺された方では無く
刺した方が辛い…
おかしなほど
すぐに下校し2人っきりになった教室…
「ごめんね…」の言葉…
やっぱり 何かおかしい。
『もしかして
私達は先入観で
その裏側を見れてなかったのかも…』
私がそう言いつつ
資料を捲っていると
子供が『先入観?
でも、
彼女は同級生の事が好きだったんだろ?』
と言葉を返した。
『うん。
そこは何も間違ってない。
けど、
もし彼女が同級生と
血が繋がっていたとしたら…』
そう言いつつ
資料の血液検査に関するページを開き見た。
『やっぱり…』
私がそう呟くと
子供が『なんだよ!?
なんかわかったなら言えよ!!』と言った。
『言うよ。
ただし、
その前に確認したいんだけど
同級生の子の家庭環境は
荒れていて
毎日のように
他人から見られないお腹や背中を
殴る蹴るの暴行をされていたって
この部分なんだけど…』
私がそう言いつつ
資料のあるページを開き見ていると
私の言いたい事が伝わったのか
スキンヘッドの男の人が
『おかしな点はとくに無いぞ』と言った。
『ありがとう。
じゃあ 話すね』
そう言いつつ
全員の表情を確認してから
私は 話を続けた。
『これは、
私が資料を見て
立てた仮説。
まず、
彼女が同級生を刺した事実は変わらないし
その後で自殺しようとした事実は
どう考えても変わらない』
そう言うと
執事のような格好の男の人が
『だから、
言ったじゃないですか。
彼女は殺人犯であり
自殺者だって』と言ったが
私は構わず話を続けた。
『けど、
もし彼女が
実は赤ん坊の取り違えにより
離れ離れになった
姉妹の片割れだったとしたら…』
私がそう言うと
子供が『はぁ?
そんな事実 資料に書かれてないだろ!!』と
声を上げた。
『資料に
姉妹の片割れとは書かれてないよ。
ただ、
血液検査の結果のページに
同級生の血液型と
両親の血液型が一致していない事が
書かれてたよ』
そう言って
血液検査のページを見せると
『なっ…でも、
まだ同級生が彼女の姉妹という
証拠は無い』と子供が言うと
私は子供に『うん。
その証拠は無いよ。
ただ、
彼女はいつも
同級生のその人の事を気にかけていて
体育で怪我をしようものなら
自分のことのように慌て
保健委員でも無いのに
保健室へ率先して連れて行っていたって
書いてあるけど
関係無かったらそんな事する?』と
言葉を返した。
『…でも、
それだけじゃ証拠には…』
子供が言いかけて
私が『なら、
彼女はなんで
同級生を刺したのかな?』と言った。
『えっと…
同級生が男子と仲良く話してたから…』
ギャル男がそう言うと
私は『そもそも私達は、
大きな勘違いをしていたんだよ。
彼女は同性愛者じゃない。
だから、
男子と話してようが
嫉妬する事は無いんだよ』と言葉を返した。
『はぁ?
でも、
好きだったって…』
男の人が言いかけて
ハッと何かに気づき
『そう言う事か…』と言った。
『そう言う事?
いったい何がわかったんだ?』
ギャル男が言うと
男の人はギャル男に
『彼女は同級生に
悪い虫が付かないようにしようとしてた。
けど、
その時点では
まだ姉妹だって事を打ち明けられなかった。
だから、
あまり強い言い方が出来ず
悩んでいた』と言った。
『けど、
男子と仲良く話してる同級生を見て
彼女の中で姉妹である事を打ち明けようと
決意が固まったある日
同級生が学校を欠席し
心配になった彼女はお見舞いに行った先で
見てしまった。
親が同級生に殴る蹴るの
暴行をしてる姿を…』
そこまで言うと
スキンヘッドの男の人が
『まぁ、
文章だけで写真とか無かったから
これは俺の仮説だが
同級生の親はわざと
腹や背中など他人から見えない箇所を
殴ったり蹴ったりしてたんだと思う。
打撲痕の部分の文章から
つっかえ棒みたいな長い物で
背中を何回も打った事もわかったし
虐待だな…これは』と言った。
『そんな…』
眼鏡をかけた女の人が
そう言って言葉を失うと
子供が『…それでも
なんで同級生を
彼女は刺したんだ?』と言った。
『うん。
それは簡単な話だよ。
けど、
心がすごく痛くなる話だから覚悟してね』
前置きをしつつ
私は 話を続けた。
『彼女は非力な自分を憎んだ。
飛び込んで止めるにも
大人の男の人相手に
女子中学生が勝てる訳もないし
もし大怪我をすれば親が心配する…。
そうなったら、
きっと大事になって
もっと同級生に迷惑をかける。
だから、
ずっと心の裏側で悩んでた。
そんなある日、
同級生が彼女にこう言ったんだ。
「もう死にたい…」
その言葉を聞いた彼女が
たまらず同級生に
暴行を振るわれてる現場を見た事
本当は姉妹なのかもしれない事を打ち明けた。
同級生は驚き
「そんな事 ありえないよ」と言った。
けど、
彼女の口から
それを知った経緯を話されるうちに
同級生も彼女が
姉妹なのかもしれないと納得した。
そして、
同級生は彼女に
「ねぇ、
もし姉妹なら
私のお願い聞いてくれる?」と言い…』
言いかけて
眼鏡の女の人が
『彼女に殺してくれと
お願いしたんですね』と俯き言った。
『うん。
きっと彼女の心は
なんとか他の方法は無いかと考えたと思う。
けど、
それしか方法が無い事に気づいて…』
言いかけて
執事のような格好の男の人が
私に『それでも
彼女が同級生を殺した事は変わりません。
それにその理屈なら
尚のこと彼女が蘇ったら
どうなるかわかるのでは?』と言った。
『わかるよ。
きっと、
自分だけ助かったら
彼女は自殺すると思う。
けど、
そうならないかもしれない』
『はぁ?』
呆れた顔で私を見る
執事のような格好の男の人に
私は『信じるんだよ』と言った。
『信じる?
また信じるですか…
そんななんの力も無い思いに
何の意味があるんですか?』
執事のような格好の男の人が言うと
私は『確かにそうかもね。
けど、
私達だけが半死者を
最後に信じてあげられるんだから
簡単に死と下すことは出来ないよ』と
言葉を返した。
『最後に信じてあげられる…』
執事のような格好の男の人がそう呟くと
突然笑い出し『あなたはとても甘い。
人間とは醜く いつも己の罪に無関心であり
それを裁けるのは 我々のような存在だけ。
なのに、
あなたは 半死者を信じるとおっしゃった。
…良いでしょう 最後まで信じれば。
そして、
あの時のように自らの弱さと甘さに
溺れ堕ちていけば…』
そう言うと
執事のような格好の男の人は
半透明になりスッと消えた。
『後悔なんて…しないよ 私は』
執事のような格好の男の人が
座っていた椅子に向け私がそう呟くと
『…では、
採決を採ります』と
眼鏡をかけた女の人が言った。
それからしばらくして
忘れ物をした同級生の人が
教室に来た事により
血まみれの彼女と同級生は発見され
即救急車で病院へ搬送された。
『ねぇ、
お姉ちゃん…
お姉ちゃんはあの日の事…
本当は覚えてる?』
その様子を見ていた少女が
彼女と同級生ではなく
私の眼を見て言った。
『うんうん…まだ何も思い出せない。
けど、
みんなの話を聞いてて
私もきっと生きてた時に
何か悪い事をしたから
ここに来たんだと思ってる』
私がそう言うと
前の方がはっきりと聞き取れなかったが
少女は私に
『………ちゃんは違うよ』と呟いた。
『えっ?』
『…お姉ちゃん、
次の話し合いまでまだ時間あるから戻って
トランプで遊ぼう?』
少女はニコリと微笑みそう言うと
私も『うん。遊ぼっか!!』と言って
帰る事にした。
それから数日後、
彼女と同級生は緊急手術の甲斐あって
意識を取り戻した。
『…ごめん』
同級生の顔を見るなり彼女がそう言うと
同級生はくしゃくしゃの泣き顔で
『私こそごめんなさい…』と
何度も彼女に謝り続けた。
それからしばらくして
彼女と同級生が退院すると
すぐに彼女の家にマスコミが押しかけ
『同級生を刺したって本当ですか?』や
『どうして刺したんですか?』や
『家庭に問題があるのではと
世間では言われておりますが
そこのところ どうなんですか?』などと
面白おかしく彼女の親を責めた。
それから数日後、
彼女の親は 彼女が学校へ行ってる最中に
遺書を残して自宅で首を吊り
彼女は自分のしでかした事の
大きさに気づくも同級生が
「◯◯だけが悪いんじゃなく
私が言い出さなければ…」と言った。
「違うよ。
私が◯◯を助けたくて
やった事だから…
世間はわかってくれないけど
私達が本当の事をわかってれば
それでいいよ」
「…ありがとう。
けど、
ごめんなさい」
「謝るのは禁止だよ。
謝るってことは
悪い事をしたって
認めるのと同じなんだから」
夕焼けは
教室の2人を
静かに照らし続けた。
~~~心中~~~
END
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