15 / 52
第15話 異世界の支社長は戦闘好き
しおりを挟む
「ディーネさん、あれなんだったのですか?」
俺はいやな汗を拭きながら、サラマンディーネに尋ねる。
結果から言うと、ベレートの首根っこは魔王パイモニアによって押さえられたため、戦闘になることはなかった。
しかし、俺にも実力の差ははっきりと分かった。ベレートはサラマンディーネの数倍強い。ネーラと同じ猫獣人の見た目だが、アレは根本的に違う存在だった。
なんだ、あれは?
とりあえず、話し合いが終わり、別の応接室でサラマンディーネを含んだ三人でお茶を飲みながら、一息ついていた。
「ベレートさんはちょっと直情的なのですよ。恐らく、マモルさんの話が長くてめんどうになったのでしょうね。前線では非常に心強いのですけどね」
「おいおい、そんな人をあの場に連れて来ないでくださいよ」
「そうは言っても、ベレートさんは人間界侵攻支社長ですから、今回の話を理解してもらわないと、それこそ勝手に侵略されますよ」
「そうなのか、初めて王国に同情するよ。あんなのと戦いたくないな」
「でも、ベレートさんはいい人ですよ。気さくですし、部下思いですよ」
「じゃあ、わざとベレートさんがああやって私を脅して、パイモニアさんが押さえて私を取り込もうとか考えているんじゃないでしょうね」
片方が凶悪に脅して、もう一人が優しく諭すように脅す。凶暴さに心が硬直したところに、優しくされて、思わず言うことを聞いてしまう。
いわゆるヤクザのマッチポンプのやり方だ。
「ああ、それは無いと思いますよ。ベレートさん、そんな腹芸ができるほど芸達者じゃないですからね」
「それはボクがバカって事かな?」
「ひゃぁ!!」
サラマンディーネの肩に顎を乗せて、ベレートが話に入ってくる。
「支社長! 打ち合わせは終わったのですか?」
「うーん? ボクが聞いてもわかんないから、出て来ちゃった。彼の国よりも、彼自身に興味が出たからね」
ベレートは意地が悪そうな笑みを浮かべる。
「な、なんでしょうか?」
「さっきのピカピカ光る鎧はなに?」
「……魔法の鎧です」
「ボクにちょうだい」
ベレートは可愛い猫獣人の姿を最大限に利用して、おねだりをしながら両手を出す。
その愛らしさに思わずぎゅっと抱きしめて、わしゃわしゃ頭をなでたくなる。先ほどの一件がなければ確実にそうしていた自信がおれにはある。
「これは私専用なのであげることはできないのですよ」
「それが勇者の力?」
「まあ、そうですね」
「なーんだ、つまんない。じゃあ、僕と戦ってみようよ」
俺はサラマンディーネを見ると困った顔をしていた。
ベレートは上司だ。その意向には逆らえない。しかし、俺の命の心配もしている。そんな顔だ。
「模擬戦なら、良いですよ。その代わり、あくまで模擬戦ですからね」
「やった~! 大丈夫だよ。君を殺したら魔王に怒られちゃうからね。じゃあ、訓練所に行こうか」
訓練所と呼ばれた広場に移動しながら俺はナビちゃんに話しかける。
「サラマンディーネとの戦いの解析は終わっているか?」
『解析は終わっています』
コンバットスーツは戦闘アシスト機能も付いている。これまでの戦闘データーを元にどんどん強くなれる。それが今回、ベレートの誘いを受けた理由の一つだった。
「サラマンディーネの十倍の強さで設定しておいてくれ。瞬殺されたらデーターも取れないだろうから」
『了解です。それではフルサポートモードを使用します。武器の制限はどうしますか?』
「レーザーブレード、部分シールド、レーザーガンに限定してくれ」
『了解』
「出力は抑えてくれよ」
『しびれる程度です』
「OKだ」
直径百メートルほどの訓練所。足下は固められた砂地。天井はなく空が見える。三メートルほどの鉄の壁に囲まれており、その上は観覧席になっている。そこにはネーラとサラマンディーネが心配そうな顔で座っていた。
「おーい、もう準備は良いかい? 始めるよ~!」
十メートルほどは前にいるベレートが待ちきらないという風に手を振る。
俺はコンバットスーツを装着して応える。
「いつでも良いぞ」
「じゃあ、君から先おいでよ。すぐに終わったらつまらないから」
「それじゃあ、遠慮なく」
俺は部分シールドを展開してレーザーガンを抜いて撃つ。続けて三発。
最初の一発を腕でガードしたあと横っ飛びで残りの二発を避ける。
判断が速い。
俺は距離を取りながらレーザーガンを撃つが、引き金を引いたときにはそこには猫獣人はいなかった。
「ナビちゃん、予想射撃!」
『了解!』
ベレートの構え、動きを解析して先読みをして射撃する。
フルオートモードで何十発と撃つが、数発しか当たらない。
おいおい、レーザーだぜ。光の速さだぜ、弓矢なんか絶対当たらないだろう、これ。
徐々に距離を詰めてくるベレートが笑っているのが見える。
その顔を見て俺は確信した。こいつ手加減を忘れている顔だ。
「ナビちゃん、シールドフルパワー! 攻撃を受けたらブレードでカウンターだ!」
『OK、マスター』
ベレートが不規則で恐るべきスピードのステップで俺の目の前に現れると、右の拳が迫る。
手首に着いているシールドで受けると同時に右手のレーザーブレードを繰り出す。
その瞬間、天地がひっくり返り、俺は地面にたたきつけられる。
俺の右手首はベレートの左手に捕まれていた。その上、レーザーブレードはベレートの尻尾に巻き取られていた。
『ダメージ大、自動修復開始。エネルギー残量480%』
「マモルコレダー!」
俺の右手首から四つの針が出現すると、ベレートの左手に向かって電撃が走る。
確実に入った。
しかし、俺のコレダーを意に介さず、そのまま俺を垂直に持ち上げる。頭を下にして。
やばい、やばい、やばい。このまま、頭から地面にたたきつけられれば、下手をすれば頭が熟れたトマトだ。
「緊急回避行動!」
最大パワーで体をひねり、回避行動を取る。それと同時に空いた左手でベレートの顔面を殴りつけようとする。本気で。
しかし、それもベレートは顔をひねって難なく躱す。
予想通り! 俺はそのまま、左手で頭をつかむ。
最低でもこれで地面に叩きつけられることはなくなった。
俺の左手を離そうとベレートは俺の右手を離す。その瞬間、俺は左手を離して距離を取る。距離を取ると言っても地面をゴロゴロ転がりながら、無様に逃げているだけだが。
近接戦は分が悪い。
遠距離から削っていくしかない。
レーザーガンを抜いて構えると、ベレートの周りに浮かんだ炎の玉がこちらに向かっていた。
俺は反射的に左手を炎の玉に向けた。
『吸収モード発動』
炎に向けた手のひらに穴が開き、炎の玉を吸い込んだ。
『吸収完了、エネルギー残量580%』
おお! この左手はすごいぞ! 幻想をぶち壊すあの人の左手より優秀かも。
「なに、それ、ずるいぞ~!」
ベレートは両手を腰に当てて、唇をとがらせる。
その姿の可愛いこと。これが気を抜くと殺されかねない戦いでなければ、ぎゅーと抱きしめたい衝動に駆られる。
俺がその衝動を抑えていると、ベレートは気持ちを切り替えたようだ。
「まあ、いいや。吸収できるのは左手一本かな? それだったら吸い込むのにも限度があるよね」
そう言うと今度は両手、口、尻尾からエネルギー弾らしき物を次々に俺に放ってくる。
弾幕ゲームかよ!
しかし俺は自分に当たりそうなものだけを次々に吸収する。
『吸収完了、エネルギー残量980%』
お! 1000%超えるか? そう思った時、ベレートは攻撃を止めたのだった。
俺はいやな汗を拭きながら、サラマンディーネに尋ねる。
結果から言うと、ベレートの首根っこは魔王パイモニアによって押さえられたため、戦闘になることはなかった。
しかし、俺にも実力の差ははっきりと分かった。ベレートはサラマンディーネの数倍強い。ネーラと同じ猫獣人の見た目だが、アレは根本的に違う存在だった。
なんだ、あれは?
とりあえず、話し合いが終わり、別の応接室でサラマンディーネを含んだ三人でお茶を飲みながら、一息ついていた。
「ベレートさんはちょっと直情的なのですよ。恐らく、マモルさんの話が長くてめんどうになったのでしょうね。前線では非常に心強いのですけどね」
「おいおい、そんな人をあの場に連れて来ないでくださいよ」
「そうは言っても、ベレートさんは人間界侵攻支社長ですから、今回の話を理解してもらわないと、それこそ勝手に侵略されますよ」
「そうなのか、初めて王国に同情するよ。あんなのと戦いたくないな」
「でも、ベレートさんはいい人ですよ。気さくですし、部下思いですよ」
「じゃあ、わざとベレートさんがああやって私を脅して、パイモニアさんが押さえて私を取り込もうとか考えているんじゃないでしょうね」
片方が凶悪に脅して、もう一人が優しく諭すように脅す。凶暴さに心が硬直したところに、優しくされて、思わず言うことを聞いてしまう。
いわゆるヤクザのマッチポンプのやり方だ。
「ああ、それは無いと思いますよ。ベレートさん、そんな腹芸ができるほど芸達者じゃないですからね」
「それはボクがバカって事かな?」
「ひゃぁ!!」
サラマンディーネの肩に顎を乗せて、ベレートが話に入ってくる。
「支社長! 打ち合わせは終わったのですか?」
「うーん? ボクが聞いてもわかんないから、出て来ちゃった。彼の国よりも、彼自身に興味が出たからね」
ベレートは意地が悪そうな笑みを浮かべる。
「な、なんでしょうか?」
「さっきのピカピカ光る鎧はなに?」
「……魔法の鎧です」
「ボクにちょうだい」
ベレートは可愛い猫獣人の姿を最大限に利用して、おねだりをしながら両手を出す。
その愛らしさに思わずぎゅっと抱きしめて、わしゃわしゃ頭をなでたくなる。先ほどの一件がなければ確実にそうしていた自信がおれにはある。
「これは私専用なのであげることはできないのですよ」
「それが勇者の力?」
「まあ、そうですね」
「なーんだ、つまんない。じゃあ、僕と戦ってみようよ」
俺はサラマンディーネを見ると困った顔をしていた。
ベレートは上司だ。その意向には逆らえない。しかし、俺の命の心配もしている。そんな顔だ。
「模擬戦なら、良いですよ。その代わり、あくまで模擬戦ですからね」
「やった~! 大丈夫だよ。君を殺したら魔王に怒られちゃうからね。じゃあ、訓練所に行こうか」
訓練所と呼ばれた広場に移動しながら俺はナビちゃんに話しかける。
「サラマンディーネとの戦いの解析は終わっているか?」
『解析は終わっています』
コンバットスーツは戦闘アシスト機能も付いている。これまでの戦闘データーを元にどんどん強くなれる。それが今回、ベレートの誘いを受けた理由の一つだった。
「サラマンディーネの十倍の強さで設定しておいてくれ。瞬殺されたらデーターも取れないだろうから」
『了解です。それではフルサポートモードを使用します。武器の制限はどうしますか?』
「レーザーブレード、部分シールド、レーザーガンに限定してくれ」
『了解』
「出力は抑えてくれよ」
『しびれる程度です』
「OKだ」
直径百メートルほどの訓練所。足下は固められた砂地。天井はなく空が見える。三メートルほどの鉄の壁に囲まれており、その上は観覧席になっている。そこにはネーラとサラマンディーネが心配そうな顔で座っていた。
「おーい、もう準備は良いかい? 始めるよ~!」
十メートルほどは前にいるベレートが待ちきらないという風に手を振る。
俺はコンバットスーツを装着して応える。
「いつでも良いぞ」
「じゃあ、君から先おいでよ。すぐに終わったらつまらないから」
「それじゃあ、遠慮なく」
俺は部分シールドを展開してレーザーガンを抜いて撃つ。続けて三発。
最初の一発を腕でガードしたあと横っ飛びで残りの二発を避ける。
判断が速い。
俺は距離を取りながらレーザーガンを撃つが、引き金を引いたときにはそこには猫獣人はいなかった。
「ナビちゃん、予想射撃!」
『了解!』
ベレートの構え、動きを解析して先読みをして射撃する。
フルオートモードで何十発と撃つが、数発しか当たらない。
おいおい、レーザーだぜ。光の速さだぜ、弓矢なんか絶対当たらないだろう、これ。
徐々に距離を詰めてくるベレートが笑っているのが見える。
その顔を見て俺は確信した。こいつ手加減を忘れている顔だ。
「ナビちゃん、シールドフルパワー! 攻撃を受けたらブレードでカウンターだ!」
『OK、マスター』
ベレートが不規則で恐るべきスピードのステップで俺の目の前に現れると、右の拳が迫る。
手首に着いているシールドで受けると同時に右手のレーザーブレードを繰り出す。
その瞬間、天地がひっくり返り、俺は地面にたたきつけられる。
俺の右手首はベレートの左手に捕まれていた。その上、レーザーブレードはベレートの尻尾に巻き取られていた。
『ダメージ大、自動修復開始。エネルギー残量480%』
「マモルコレダー!」
俺の右手首から四つの針が出現すると、ベレートの左手に向かって電撃が走る。
確実に入った。
しかし、俺のコレダーを意に介さず、そのまま俺を垂直に持ち上げる。頭を下にして。
やばい、やばい、やばい。このまま、頭から地面にたたきつけられれば、下手をすれば頭が熟れたトマトだ。
「緊急回避行動!」
最大パワーで体をひねり、回避行動を取る。それと同時に空いた左手でベレートの顔面を殴りつけようとする。本気で。
しかし、それもベレートは顔をひねって難なく躱す。
予想通り! 俺はそのまま、左手で頭をつかむ。
最低でもこれで地面に叩きつけられることはなくなった。
俺の左手を離そうとベレートは俺の右手を離す。その瞬間、俺は左手を離して距離を取る。距離を取ると言っても地面をゴロゴロ転がりながら、無様に逃げているだけだが。
近接戦は分が悪い。
遠距離から削っていくしかない。
レーザーガンを抜いて構えると、ベレートの周りに浮かんだ炎の玉がこちらに向かっていた。
俺は反射的に左手を炎の玉に向けた。
『吸収モード発動』
炎に向けた手のひらに穴が開き、炎の玉を吸い込んだ。
『吸収完了、エネルギー残量580%』
おお! この左手はすごいぞ! 幻想をぶち壊すあの人の左手より優秀かも。
「なに、それ、ずるいぞ~!」
ベレートは両手を腰に当てて、唇をとがらせる。
その姿の可愛いこと。これが気を抜くと殺されかねない戦いでなければ、ぎゅーと抱きしめたい衝動に駆られる。
俺がその衝動を抑えていると、ベレートは気持ちを切り替えたようだ。
「まあ、いいや。吸収できるのは左手一本かな? それだったら吸い込むのにも限度があるよね」
そう言うと今度は両手、口、尻尾からエネルギー弾らしき物を次々に俺に放ってくる。
弾幕ゲームかよ!
しかし俺は自分に当たりそうなものだけを次々に吸収する。
『吸収完了、エネルギー残量980%』
お! 1000%超えるか? そう思った時、ベレートは攻撃を止めたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜
くまみ
ファンタジー
前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?
「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。
仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。
病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。
「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!
「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」
魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。
だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。
「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」
これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。
伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる