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第15話 異世界の支社長は戦闘好き
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「ディーネさん、あれなんだったのですか?」
俺はいやな汗を拭きながら、サラマンディーネに尋ねる。
結果から言うと、ベレートの首根っこは魔王パイモニアによって押さえられたため、戦闘になることはなかった。
しかし、俺にも実力の差ははっきりと分かった。ベレートはサラマンディーネの数倍強い。ネーラと同じ猫獣人の見た目だが、アレは根本的に違う存在だった。
なんだ、あれは?
とりあえず、話し合いが終わり、別の応接室でサラマンディーネを含んだ三人でお茶を飲みながら、一息ついていた。
「ベレートさんはちょっと直情的なのですよ。恐らく、マモルさんの話が長くてめんどうになったのでしょうね。前線では非常に心強いのですけどね」
「おいおい、そんな人をあの場に連れて来ないでくださいよ」
「そうは言っても、ベレートさんは人間界侵攻支社長ですから、今回の話を理解してもらわないと、それこそ勝手に侵略されますよ」
「そうなのか、初めて王国に同情するよ。あんなのと戦いたくないな」
「でも、ベレートさんはいい人ですよ。気さくですし、部下思いですよ」
「じゃあ、わざとベレートさんがああやって私を脅して、パイモニアさんが押さえて私を取り込もうとか考えているんじゃないでしょうね」
片方が凶悪に脅して、もう一人が優しく諭すように脅す。凶暴さに心が硬直したところに、優しくされて、思わず言うことを聞いてしまう。
いわゆるヤクザのマッチポンプのやり方だ。
「ああ、それは無いと思いますよ。ベレートさん、そんな腹芸ができるほど芸達者じゃないですからね」
「それはボクがバカって事かな?」
「ひゃぁ!!」
サラマンディーネの肩に顎を乗せて、ベレートが話に入ってくる。
「支社長! 打ち合わせは終わったのですか?」
「うーん? ボクが聞いてもわかんないから、出て来ちゃった。彼の国よりも、彼自身に興味が出たからね」
ベレートは意地が悪そうな笑みを浮かべる。
「な、なんでしょうか?」
「さっきのピカピカ光る鎧はなに?」
「……魔法の鎧です」
「ボクにちょうだい」
ベレートは可愛い猫獣人の姿を最大限に利用して、おねだりをしながら両手を出す。
その愛らしさに思わずぎゅっと抱きしめて、わしゃわしゃ頭をなでたくなる。先ほどの一件がなければ確実にそうしていた自信がおれにはある。
「これは私専用なのであげることはできないのですよ」
「それが勇者の力?」
「まあ、そうですね」
「なーんだ、つまんない。じゃあ、僕と戦ってみようよ」
俺はサラマンディーネを見ると困った顔をしていた。
ベレートは上司だ。その意向には逆らえない。しかし、俺の命の心配もしている。そんな顔だ。
「模擬戦なら、良いですよ。その代わり、あくまで模擬戦ですからね」
「やった~! 大丈夫だよ。君を殺したら魔王に怒られちゃうからね。じゃあ、訓練所に行こうか」
訓練所と呼ばれた広場に移動しながら俺はナビちゃんに話しかける。
「サラマンディーネとの戦いの解析は終わっているか?」
『解析は終わっています』
コンバットスーツは戦闘アシスト機能も付いている。これまでの戦闘データーを元にどんどん強くなれる。それが今回、ベレートの誘いを受けた理由の一つだった。
「サラマンディーネの十倍の強さで設定しておいてくれ。瞬殺されたらデーターも取れないだろうから」
『了解です。それではフルサポートモードを使用します。武器の制限はどうしますか?』
「レーザーブレード、部分シールド、レーザーガンに限定してくれ」
『了解』
「出力は抑えてくれよ」
『しびれる程度です』
「OKだ」
直径百メートルほどの訓練所。足下は固められた砂地。天井はなく空が見える。三メートルほどの鉄の壁に囲まれており、その上は観覧席になっている。そこにはネーラとサラマンディーネが心配そうな顔で座っていた。
「おーい、もう準備は良いかい? 始めるよ~!」
十メートルほどは前にいるベレートが待ちきらないという風に手を振る。
俺はコンバットスーツを装着して応える。
「いつでも良いぞ」
「じゃあ、君から先おいでよ。すぐに終わったらつまらないから」
「それじゃあ、遠慮なく」
俺は部分シールドを展開してレーザーガンを抜いて撃つ。続けて三発。
最初の一発を腕でガードしたあと横っ飛びで残りの二発を避ける。
判断が速い。
俺は距離を取りながらレーザーガンを撃つが、引き金を引いたときにはそこには猫獣人はいなかった。
「ナビちゃん、予想射撃!」
『了解!』
ベレートの構え、動きを解析して先読みをして射撃する。
フルオートモードで何十発と撃つが、数発しか当たらない。
おいおい、レーザーだぜ。光の速さだぜ、弓矢なんか絶対当たらないだろう、これ。
徐々に距離を詰めてくるベレートが笑っているのが見える。
その顔を見て俺は確信した。こいつ手加減を忘れている顔だ。
「ナビちゃん、シールドフルパワー! 攻撃を受けたらブレードでカウンターだ!」
『OK、マスター』
ベレートが不規則で恐るべきスピードのステップで俺の目の前に現れると、右の拳が迫る。
手首に着いているシールドで受けると同時に右手のレーザーブレードを繰り出す。
その瞬間、天地がひっくり返り、俺は地面にたたきつけられる。
俺の右手首はベレートの左手に捕まれていた。その上、レーザーブレードはベレートの尻尾に巻き取られていた。
『ダメージ大、自動修復開始。エネルギー残量480%』
「マモルコレダー!」
俺の右手首から四つの針が出現すると、ベレートの左手に向かって電撃が走る。
確実に入った。
しかし、俺のコレダーを意に介さず、そのまま俺を垂直に持ち上げる。頭を下にして。
やばい、やばい、やばい。このまま、頭から地面にたたきつけられれば、下手をすれば頭が熟れたトマトだ。
「緊急回避行動!」
最大パワーで体をひねり、回避行動を取る。それと同時に空いた左手でベレートの顔面を殴りつけようとする。本気で。
しかし、それもベレートは顔をひねって難なく躱す。
予想通り! 俺はそのまま、左手で頭をつかむ。
最低でもこれで地面に叩きつけられることはなくなった。
俺の左手を離そうとベレートは俺の右手を離す。その瞬間、俺は左手を離して距離を取る。距離を取ると言っても地面をゴロゴロ転がりながら、無様に逃げているだけだが。
近接戦は分が悪い。
遠距離から削っていくしかない。
レーザーガンを抜いて構えると、ベレートの周りに浮かんだ炎の玉がこちらに向かっていた。
俺は反射的に左手を炎の玉に向けた。
『吸収モード発動』
炎に向けた手のひらに穴が開き、炎の玉を吸い込んだ。
『吸収完了、エネルギー残量580%』
おお! この左手はすごいぞ! 幻想をぶち壊すあの人の左手より優秀かも。
「なに、それ、ずるいぞ~!」
ベレートは両手を腰に当てて、唇をとがらせる。
その姿の可愛いこと。これが気を抜くと殺されかねない戦いでなければ、ぎゅーと抱きしめたい衝動に駆られる。
俺がその衝動を抑えていると、ベレートは気持ちを切り替えたようだ。
「まあ、いいや。吸収できるのは左手一本かな? それだったら吸い込むのにも限度があるよね」
そう言うと今度は両手、口、尻尾からエネルギー弾らしき物を次々に俺に放ってくる。
弾幕ゲームかよ!
しかし俺は自分に当たりそうなものだけを次々に吸収する。
『吸収完了、エネルギー残量980%』
お! 1000%超えるか? そう思った時、ベレートは攻撃を止めたのだった。
俺はいやな汗を拭きながら、サラマンディーネに尋ねる。
結果から言うと、ベレートの首根っこは魔王パイモニアによって押さえられたため、戦闘になることはなかった。
しかし、俺にも実力の差ははっきりと分かった。ベレートはサラマンディーネの数倍強い。ネーラと同じ猫獣人の見た目だが、アレは根本的に違う存在だった。
なんだ、あれは?
とりあえず、話し合いが終わり、別の応接室でサラマンディーネを含んだ三人でお茶を飲みながら、一息ついていた。
「ベレートさんはちょっと直情的なのですよ。恐らく、マモルさんの話が長くてめんどうになったのでしょうね。前線では非常に心強いのですけどね」
「おいおい、そんな人をあの場に連れて来ないでくださいよ」
「そうは言っても、ベレートさんは人間界侵攻支社長ですから、今回の話を理解してもらわないと、それこそ勝手に侵略されますよ」
「そうなのか、初めて王国に同情するよ。あんなのと戦いたくないな」
「でも、ベレートさんはいい人ですよ。気さくですし、部下思いですよ」
「じゃあ、わざとベレートさんがああやって私を脅して、パイモニアさんが押さえて私を取り込もうとか考えているんじゃないでしょうね」
片方が凶悪に脅して、もう一人が優しく諭すように脅す。凶暴さに心が硬直したところに、優しくされて、思わず言うことを聞いてしまう。
いわゆるヤクザのマッチポンプのやり方だ。
「ああ、それは無いと思いますよ。ベレートさん、そんな腹芸ができるほど芸達者じゃないですからね」
「それはボクがバカって事かな?」
「ひゃぁ!!」
サラマンディーネの肩に顎を乗せて、ベレートが話に入ってくる。
「支社長! 打ち合わせは終わったのですか?」
「うーん? ボクが聞いてもわかんないから、出て来ちゃった。彼の国よりも、彼自身に興味が出たからね」
ベレートは意地が悪そうな笑みを浮かべる。
「な、なんでしょうか?」
「さっきのピカピカ光る鎧はなに?」
「……魔法の鎧です」
「ボクにちょうだい」
ベレートは可愛い猫獣人の姿を最大限に利用して、おねだりをしながら両手を出す。
その愛らしさに思わずぎゅっと抱きしめて、わしゃわしゃ頭をなでたくなる。先ほどの一件がなければ確実にそうしていた自信がおれにはある。
「これは私専用なのであげることはできないのですよ」
「それが勇者の力?」
「まあ、そうですね」
「なーんだ、つまんない。じゃあ、僕と戦ってみようよ」
俺はサラマンディーネを見ると困った顔をしていた。
ベレートは上司だ。その意向には逆らえない。しかし、俺の命の心配もしている。そんな顔だ。
「模擬戦なら、良いですよ。その代わり、あくまで模擬戦ですからね」
「やった~! 大丈夫だよ。君を殺したら魔王に怒られちゃうからね。じゃあ、訓練所に行こうか」
訓練所と呼ばれた広場に移動しながら俺はナビちゃんに話しかける。
「サラマンディーネとの戦いの解析は終わっているか?」
『解析は終わっています』
コンバットスーツは戦闘アシスト機能も付いている。これまでの戦闘データーを元にどんどん強くなれる。それが今回、ベレートの誘いを受けた理由の一つだった。
「サラマンディーネの十倍の強さで設定しておいてくれ。瞬殺されたらデーターも取れないだろうから」
『了解です。それではフルサポートモードを使用します。武器の制限はどうしますか?』
「レーザーブレード、部分シールド、レーザーガンに限定してくれ」
『了解』
「出力は抑えてくれよ」
『しびれる程度です』
「OKだ」
直径百メートルほどの訓練所。足下は固められた砂地。天井はなく空が見える。三メートルほどの鉄の壁に囲まれており、その上は観覧席になっている。そこにはネーラとサラマンディーネが心配そうな顔で座っていた。
「おーい、もう準備は良いかい? 始めるよ~!」
十メートルほどは前にいるベレートが待ちきらないという風に手を振る。
俺はコンバットスーツを装着して応える。
「いつでも良いぞ」
「じゃあ、君から先おいでよ。すぐに終わったらつまらないから」
「それじゃあ、遠慮なく」
俺は部分シールドを展開してレーザーガンを抜いて撃つ。続けて三発。
最初の一発を腕でガードしたあと横っ飛びで残りの二発を避ける。
判断が速い。
俺は距離を取りながらレーザーガンを撃つが、引き金を引いたときにはそこには猫獣人はいなかった。
「ナビちゃん、予想射撃!」
『了解!』
ベレートの構え、動きを解析して先読みをして射撃する。
フルオートモードで何十発と撃つが、数発しか当たらない。
おいおい、レーザーだぜ。光の速さだぜ、弓矢なんか絶対当たらないだろう、これ。
徐々に距離を詰めてくるベレートが笑っているのが見える。
その顔を見て俺は確信した。こいつ手加減を忘れている顔だ。
「ナビちゃん、シールドフルパワー! 攻撃を受けたらブレードでカウンターだ!」
『OK、マスター』
ベレートが不規則で恐るべきスピードのステップで俺の目の前に現れると、右の拳が迫る。
手首に着いているシールドで受けると同時に右手のレーザーブレードを繰り出す。
その瞬間、天地がひっくり返り、俺は地面にたたきつけられる。
俺の右手首はベレートの左手に捕まれていた。その上、レーザーブレードはベレートの尻尾に巻き取られていた。
『ダメージ大、自動修復開始。エネルギー残量480%』
「マモルコレダー!」
俺の右手首から四つの針が出現すると、ベレートの左手に向かって電撃が走る。
確実に入った。
しかし、俺のコレダーを意に介さず、そのまま俺を垂直に持ち上げる。頭を下にして。
やばい、やばい、やばい。このまま、頭から地面にたたきつけられれば、下手をすれば頭が熟れたトマトだ。
「緊急回避行動!」
最大パワーで体をひねり、回避行動を取る。それと同時に空いた左手でベレートの顔面を殴りつけようとする。本気で。
しかし、それもベレートは顔をひねって難なく躱す。
予想通り! 俺はそのまま、左手で頭をつかむ。
最低でもこれで地面に叩きつけられることはなくなった。
俺の左手を離そうとベレートは俺の右手を離す。その瞬間、俺は左手を離して距離を取る。距離を取ると言っても地面をゴロゴロ転がりながら、無様に逃げているだけだが。
近接戦は分が悪い。
遠距離から削っていくしかない。
レーザーガンを抜いて構えると、ベレートの周りに浮かんだ炎の玉がこちらに向かっていた。
俺は反射的に左手を炎の玉に向けた。
『吸収モード発動』
炎に向けた手のひらに穴が開き、炎の玉を吸い込んだ。
『吸収完了、エネルギー残量580%』
おお! この左手はすごいぞ! 幻想をぶち壊すあの人の左手より優秀かも。
「なに、それ、ずるいぞ~!」
ベレートは両手を腰に当てて、唇をとがらせる。
その姿の可愛いこと。これが気を抜くと殺されかねない戦いでなければ、ぎゅーと抱きしめたい衝動に駆られる。
俺がその衝動を抑えていると、ベレートは気持ちを切り替えたようだ。
「まあ、いいや。吸収できるのは左手一本かな? それだったら吸い込むのにも限度があるよね」
そう言うと今度は両手、口、尻尾からエネルギー弾らしき物を次々に俺に放ってくる。
弾幕ゲームかよ!
しかし俺は自分に当たりそうなものだけを次々に吸収する。
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