19 / 55
旅の始まり
デビル・ブラザーズ
しおりを挟む
『血で気持ち悪ぃ』
そう言っていたら突然ドバーッと頭上から水が降ってきて全身ずぶ濡れになった。
血は流れ落ちたが、これはこれで気持ちが悪い。
体を震わせある程度の水分を飛ばしていると、シャンテが『すまん、加減が分からなかった』と謝ってきた。
『まぁいいよ、血で濡れてるよりマシだ』
クシクシと前足で顔を拭う。特に髭が濡れているのがなぜか気持ちが悪く、念入りに拭い、その後、全身を前足で撫でるように拭った。
本当の猫であれば舐めたりするのだろうが、さすがにそれは出来なかった。
『毛艶が良くなっておるな。そんなことまで能力の向上が見れるとは、アースのスキルは面白いのぉ』
まだ湿ってはいるのだが、毛艶がツヤツヤになっているのは自分でも分かった。
シシーガをカバンに入れ、ココッタの実を拾い、ギースのところまで戻った。
ココッタの実とは見た目はヤシの実、中身は柘榴のようで味はマスカットという不思議な木の実で、おやつにちょうどいい。
ココッタの木は中型から大型の魔物がいる場所にしか生えないため、ハンターがついでに採ってきてくれるのがたまに店に並ぶくらいで、めったに食べられない。
並んでるのを見掛けるとちょっと無理してでも買ってしまうほど好きな木の実である。
『ココッタか。見たことはあったが食べたことはないのぉ。美味いのか?』
『美味いぞ! 中の実が爽やかな甘さで、手が止まらなくなるんだよなぁ』
『……後で我にも食わせてくれ』
シャンテも興味を持ったらしい。
「おかえりなさい! 早かったですね」
満面の笑みで迎えてくれたギースが可愛い。何だろう、この可愛いのは! こういう弟ならもう一人くらいいてもいいな。
その後、ギースの速度に合わせて猫の姿で町の近くまで戻り、人に戻って町へと入った。
宿に戻る前にあの肉屋に立ち寄り、シシーガの肉を売った。
また肉屋のおっさんがペラペラと話すかもしれないし、どこかで俺を見ているやつがいるかもしれないと予想を立て、あえて目立つ行動を取った。
狙いは的中したようで、ギースとシャンテが「連れられている」とコソッと伝えてきた。
『三人いるな。恐らくアースを監視しているのだろう』
「宿屋に戻ってちょっと休んだら、町外れまで行ってみるか。襲ってくるなら人がいないところだろうし」
「もしかして、悪者退治ですか?」
ギースがなぜかワクワクしたような表情を浮かべている。
『このまま向かえばいいのではないのか?』
「ギースの部屋も用意してもらわなきゃいけないし、まだちょっと血の匂いが残ってる気がして気持ち悪いんだよ」
『……案外綺麗好きなのだな』
宿に戻り、弟が俺を追ってきたと説明すると、部屋を用意するのではなく、移ることになった。
「兄弟一緒の方がいいですよね!」
兄を追いかけて来るほどの弟なのだから、同じ部屋の方が嬉しいだろうとの配慮だった。
移った部屋はベッドが二つ並んでおり、前の部屋より幾分広いが、造り的にはあまり変わりはなかった。
前の部屋とは違い、窓の外は通りに面しており、宿の前の路地に男が身を潜めるようにしながら宿の入口を見ている姿を確認した。
きっと俺の部屋は把握していたのだろうが、急に部屋が変わったことは知らないと思うので、俺に見られていることも気付いていないだろう。
さっさと風呂を済ませ外に出ようとしたところをアンリさんに呼び止められ、朝食を勧められたので、腹ごしらえを済ませてから出掛けることにした。
朝食のメニューは黒パンにサラダ、野菜が沢山入ったスープとシンプルだったが、どれも温かく優しい味がして大満足だった。
シャンテも気に入ったようだったし、ギースもモリモリ食べて、おかわりまでしていた。
「人間の料理って美味しいんですね!」
実に幸せそうに微笑み、頬を押さえながらそんなことを言うギースが本当に可愛い。
言っておくが俺はそういう趣味はない! ただ、可愛いものは可愛いと言うだけである。誤解のないように願いたい。
弟を連れて町を見て回っているように装いながら、少しずつ人気のない寂しい場所へと向かい、町外れの開けた場所まで着いた。
すると背後から柄の悪そうな声が聞こえてきた。
「そこのお前ぇぇ!」
「ちょーっと待ちなぁ!」
振り返るとデビル・ブラザーズがニヤニヤしながらこちらに近付いてきていた。
手には物騒な物が握られている。
長い鎖の下にイガイガの鉄球のようなものが付いた武器を持っているのが左目の下に傷があるジャッキーで、鬼の棍棒のようなものを持っているのがドゥッキー。
イガイガ鉄球は確かモーニングスターとかいう武器だったと思うが、爽やかで愛らしさすら感じるネーミングには似つかわしくない武器である。
鬼の棍棒のようなイガイガのバットの方は金砕棒という名前だったと思う。
「何だ? 何か用か?」
本当は少しビビっているのだが、気取られないようにゆっくり話す。
「用があるから呼んだんだよ、ギャハハハ」
「お前、ここで死ねや!」
そう言い終わる前にジャッキーがモーニングスターを振り回してきた。
猫になろうかと思ったのだが、ギースが俺の前に盾のように立っていた。
「兄さん、ここは僕に任せてくれませんか?」
愛くるしい笑顔なはすなのだが、なぜか凄味を感じる。
「あ、あぁ……でもいいのか?」
「ふふふ……僕、前に人間の『エホン』というものを読んだんです。そこに出てきた『ブジン』がカッコよくて……正義のために戦うブジン。正直正義とは何なのかよく分かっていませんが、悪者を倒すんですよね? 一度やってみたかったんです!」
だからあんなにキラキラワクワクした顔をしていたのか……。しかし、こいつ、文字も読めるのか!?
「任せていいのか?」
『いいのではないか? 既にやる気のようだしの』
俺よりも断然小さな背中(幻影)なのに物凄く大きく感じるのは気のせいではないようだ。ギースの周囲だけ空気が揺らめいて見える。
それに気付かないのか、笑いながらジャッキーがモーニングスターの鉄球をギースに思い切りぶつけてきた。
「へへっ、一丁上がり!」
ガチンと音がしたが、ギースの体はビクともしていない。
「へ? 当たったよな?」
「確かに当たったぜ!」
「こいつ、強化魔法持ちか!」
ギースの固さを魔法だと判断したようだった。
そう言っていたら突然ドバーッと頭上から水が降ってきて全身ずぶ濡れになった。
血は流れ落ちたが、これはこれで気持ちが悪い。
体を震わせある程度の水分を飛ばしていると、シャンテが『すまん、加減が分からなかった』と謝ってきた。
『まぁいいよ、血で濡れてるよりマシだ』
クシクシと前足で顔を拭う。特に髭が濡れているのがなぜか気持ちが悪く、念入りに拭い、その後、全身を前足で撫でるように拭った。
本当の猫であれば舐めたりするのだろうが、さすがにそれは出来なかった。
『毛艶が良くなっておるな。そんなことまで能力の向上が見れるとは、アースのスキルは面白いのぉ』
まだ湿ってはいるのだが、毛艶がツヤツヤになっているのは自分でも分かった。
シシーガをカバンに入れ、ココッタの実を拾い、ギースのところまで戻った。
ココッタの実とは見た目はヤシの実、中身は柘榴のようで味はマスカットという不思議な木の実で、おやつにちょうどいい。
ココッタの木は中型から大型の魔物がいる場所にしか生えないため、ハンターがついでに採ってきてくれるのがたまに店に並ぶくらいで、めったに食べられない。
並んでるのを見掛けるとちょっと無理してでも買ってしまうほど好きな木の実である。
『ココッタか。見たことはあったが食べたことはないのぉ。美味いのか?』
『美味いぞ! 中の実が爽やかな甘さで、手が止まらなくなるんだよなぁ』
『……後で我にも食わせてくれ』
シャンテも興味を持ったらしい。
「おかえりなさい! 早かったですね」
満面の笑みで迎えてくれたギースが可愛い。何だろう、この可愛いのは! こういう弟ならもう一人くらいいてもいいな。
その後、ギースの速度に合わせて猫の姿で町の近くまで戻り、人に戻って町へと入った。
宿に戻る前にあの肉屋に立ち寄り、シシーガの肉を売った。
また肉屋のおっさんがペラペラと話すかもしれないし、どこかで俺を見ているやつがいるかもしれないと予想を立て、あえて目立つ行動を取った。
狙いは的中したようで、ギースとシャンテが「連れられている」とコソッと伝えてきた。
『三人いるな。恐らくアースを監視しているのだろう』
「宿屋に戻ってちょっと休んだら、町外れまで行ってみるか。襲ってくるなら人がいないところだろうし」
「もしかして、悪者退治ですか?」
ギースがなぜかワクワクしたような表情を浮かべている。
『このまま向かえばいいのではないのか?』
「ギースの部屋も用意してもらわなきゃいけないし、まだちょっと血の匂いが残ってる気がして気持ち悪いんだよ」
『……案外綺麗好きなのだな』
宿に戻り、弟が俺を追ってきたと説明すると、部屋を用意するのではなく、移ることになった。
「兄弟一緒の方がいいですよね!」
兄を追いかけて来るほどの弟なのだから、同じ部屋の方が嬉しいだろうとの配慮だった。
移った部屋はベッドが二つ並んでおり、前の部屋より幾分広いが、造り的にはあまり変わりはなかった。
前の部屋とは違い、窓の外は通りに面しており、宿の前の路地に男が身を潜めるようにしながら宿の入口を見ている姿を確認した。
きっと俺の部屋は把握していたのだろうが、急に部屋が変わったことは知らないと思うので、俺に見られていることも気付いていないだろう。
さっさと風呂を済ませ外に出ようとしたところをアンリさんに呼び止められ、朝食を勧められたので、腹ごしらえを済ませてから出掛けることにした。
朝食のメニューは黒パンにサラダ、野菜が沢山入ったスープとシンプルだったが、どれも温かく優しい味がして大満足だった。
シャンテも気に入ったようだったし、ギースもモリモリ食べて、おかわりまでしていた。
「人間の料理って美味しいんですね!」
実に幸せそうに微笑み、頬を押さえながらそんなことを言うギースが本当に可愛い。
言っておくが俺はそういう趣味はない! ただ、可愛いものは可愛いと言うだけである。誤解のないように願いたい。
弟を連れて町を見て回っているように装いながら、少しずつ人気のない寂しい場所へと向かい、町外れの開けた場所まで着いた。
すると背後から柄の悪そうな声が聞こえてきた。
「そこのお前ぇぇ!」
「ちょーっと待ちなぁ!」
振り返るとデビル・ブラザーズがニヤニヤしながらこちらに近付いてきていた。
手には物騒な物が握られている。
長い鎖の下にイガイガの鉄球のようなものが付いた武器を持っているのが左目の下に傷があるジャッキーで、鬼の棍棒のようなものを持っているのがドゥッキー。
イガイガ鉄球は確かモーニングスターとかいう武器だったと思うが、爽やかで愛らしさすら感じるネーミングには似つかわしくない武器である。
鬼の棍棒のようなイガイガのバットの方は金砕棒という名前だったと思う。
「何だ? 何か用か?」
本当は少しビビっているのだが、気取られないようにゆっくり話す。
「用があるから呼んだんだよ、ギャハハハ」
「お前、ここで死ねや!」
そう言い終わる前にジャッキーがモーニングスターを振り回してきた。
猫になろうかと思ったのだが、ギースが俺の前に盾のように立っていた。
「兄さん、ここは僕に任せてくれませんか?」
愛くるしい笑顔なはすなのだが、なぜか凄味を感じる。
「あ、あぁ……でもいいのか?」
「ふふふ……僕、前に人間の『エホン』というものを読んだんです。そこに出てきた『ブジン』がカッコよくて……正義のために戦うブジン。正直正義とは何なのかよく分かっていませんが、悪者を倒すんですよね? 一度やってみたかったんです!」
だからあんなにキラキラワクワクした顔をしていたのか……。しかし、こいつ、文字も読めるのか!?
「任せていいのか?」
『いいのではないか? 既にやる気のようだしの』
俺よりも断然小さな背中(幻影)なのに物凄く大きく感じるのは気のせいではないようだ。ギースの周囲だけ空気が揺らめいて見える。
それに気付かないのか、笑いながらジャッキーがモーニングスターの鉄球をギースに思い切りぶつけてきた。
「へへっ、一丁上がり!」
ガチンと音がしたが、ギースの体はビクともしていない。
「へ? 当たったよな?」
「確かに当たったぜ!」
「こいつ、強化魔法持ちか!」
ギースの固さを魔法だと判断したようだった。
18
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!
川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。
だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。
だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。
馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。
俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
Gランク冒険者のレベル無双〜好き勝手に生きていたら各方面から敵認定されました〜
2nd kanta
ファンタジー
愛する可愛い奥様達の為、俺は理不尽と戦います。
人違いで刺された俺は死ぬ間際に、得体の知れない何者かに異世界に飛ばされた。
そこは、テンプレの勇者召喚の場だった。
しかし召喚された俺の腹にはドスが刺さったままだった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる