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旅の始まり
捕物劇
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パープルダイヤは一千万で黒に金縁の仮面をつけた小太りのご婦人が落札した。
次いで出てきたのは赤龍の鱗だったが、それを見た瞬間にシャンテが『偽物じゃな』と言った。
それでも真偽など知らない会場のもの達は大いに盛り上がり、パープルダイヤほどの値はつかなかったが六百万で落札されていた。
『そろそろかの? 目くらましの魔法をかけるから、隅に移動せい』
シャンテの言葉を合図に、俺達は会場の隅、出入口の扉の横に移動した。
移動して少しすると外から複数の足音がし、扉が激しい音を立てて開かれた。
そして二十人以上の兵士が会場内になだれ込み、あちこちから悲鳴が上がった。
捕物の始まりだ。
時は少し巻き戻る。
俺がシャンテの指示の元ロットに頼んだのは三つ。
一つは誰にも見られないように詰所まで行き、闇オークションが開かれていることを密告すること。
もう一つは空き地に転がされているデビル・ブラザーズの身柄を拘束してもらうこと(魔法は解除済)。
最後はこの町の少し先にある魔の森の手前の訓練兵の詰所に行き、応援を要請すること。
この国は前世の警察の役割を国の兵士が担っており、ロットに聞いたところドリスと兵士の癒着はないようだったのでそこに走ってもらったのだ。
こんな小さな町にいるのはせいぜい二、三人の兵士のみ。それではこのオークション会場を制圧することは難しい。
デビル・ブラザーズを捕まえてもらうことも考えると、ロットに詰所まで走ってもらわなければオークションの時間内に兵士がこの場に集まることも不可能だとシャンテは考えたのだ。
「過去のオークションの証拠や、ハンターを襲わせていた証拠があります! それを持って行きます!」
そう言っていたが、本当にその通り動いてくれたようだ。
悪事に手を染めていてもそれを密告した場合罪に問われないことがある。
悪事の程度にもよるのだが、ロット自身は手先となり動いていただけなので、密告したことでその罪はチャラになる可能性が高い。
「私のことはいいのです! 娘を助けていただいた御恩に報いるためならば、逮捕されても構いません!」
密告なんて本当ならば怖いことだろうが、きちんと動いてくれて本当に助かった。
さすがに俺が猫になってこの場で暴れたとしても、ドリスが捕まらなければこんなことが繰り返されるだけだ。
あいつを捕まえるためにはきちんとした兵士に逮捕してもらうしかない。
まぁ、他力本願ではあるが、何の権力もない俺にはこうするしかないし、そもそも目立ちたくもない。
会場内では兵士に対抗しようと魔法が飛び交い始めたのだが、兵士には対魔法用の鎧や盾があるため大抵が跳ね返されていた。
魔法が当たり前のこの世界、その対抗手段も色々と開発されている。
でなければ治安を守る兵士は命をすぐ落としてしまうだろう。
『ほぉ……あやつ、雷系の魔法でも『震雷』を使うのか……面白いのぉ』
シャンテが注目していたのは、なんとあの痩せた男だった。
ドリス側ではなく兵士側で応戦している。
『あいつ、もしかして潜伏調査でもしていたのか?』
『そうやもしれんな』
怒られていた時はひ弱そうにしか見えなかったのだが、魔法で制圧している姿は凛々しく見える。
震雷とは大地が震えるほどの威力があると言われている雷魔法なのだが、威力を抑えているのか雷を打たれた相手が痺れてその場に倒れるだけで収まっている。
『さすがにこの狭い空間では本来の力は出せんよの。抑制の腕輪も付けているようじゃし、威力は十分の一といったところかの』
ある程度の制圧が済んだのだが、ドリスはまだ壇上にいて、金に返る魔法を放ちまくっている。
巻き込まれた客達が次々に金塊に変わっているが、兵士には当たっていない。
痩せた男が腕輪を外すのが見えた。
『おぉ! 震雷が見れるのか!』
シャンテが楽しげに声を上げた。
ビリビリとした空気が室内を包むように広がり、ドリスの上に薄く黒い雲が広がった。
雲の中にはチラチラと電気が走っているようで、あちこちから光が見える。
『そろそろじゃな! 来るぞ!』
大爆発でも起きたのかというほどの轟音が鳴り響き、目も開けていられないほどの閃光の次に、立っていられないほどの揺れが起きた。
下から突き上げられるような激しい揺れだったが一瞬で収まり、目を開けると少し焦げたようになったドリスが白目をむいて転がっていた。
『殺さぬように床を狙ったのじゃな』
ドリスのすぐ近くの床には大穴が開いており、ステージと前の方の座席部分の床の半分以上が吹っ飛んでいた。
『直撃したら死んでるよな?』
『じゃろうな。それで生きておったら天晴れじゃな』
「僕なら大丈夫ですけどね」
念話でシャンテとは繋がっているギースが涼しい顔でそう言った。
そりゃそうだろ! と思ったが口には出さなかった。
シャンテの念話はシャンテを中心にして互いに繋がっているが、俺とギースには念話の魔法がないためそこは繋がっていない。
俺にはシャンテの声が届くがギースの声は聞こえないし、ギースもまた然りである。
震雷を放った痩せた男はまっすぐ俺の前にやって来て、クルリと背を向けた。
「今のうちに会場を出てください。そんな見た目をされていますが、デビル・ブラザーズではないのでしょう? きっとここに兵をよこすように仕向けたのもあなた方なのでしょう?」
俺らの姿が見えていることにシャンテが驚きの声を上げた。
『こやつ、本当にやりおるぞ! 人間としてはなかなか骨のあるやつじゃ!』
「あなた方のことはまだ私にしか見えていない様子。今ならばここから簡単に抜け出せるでしょう。じきに抗魔具を持った第二兵団がやってきます。そうなればその目くらましの魔法も解けてしまう。そうなる前に、早く」
「いいのか? 俺らを逃がしたらまずいことにならないか?」
「この捕物の功労者を逮捕する方が兵士としては恥です。さぁ、早く」
「すまない、ありがとう!」
「ココッタ、美味しかったです」
痩せた背中が大きく見えた。
俺達は兵士にぶつからないようにしながら地下会場から脱出し、アンリさんの宿屋に戻った。
「無事だったんですね! 何だか外が大変なことになっているので、巻き込まれていないかと心配していたんですよ!」
戻った俺達を見て、アンリさんは涙目になっていた。
きっと、情の厚い優しい人なのだろう。たった二泊しかしない、客でしかない俺達のことをこんなに心配してくれるほどに。
次いで出てきたのは赤龍の鱗だったが、それを見た瞬間にシャンテが『偽物じゃな』と言った。
それでも真偽など知らない会場のもの達は大いに盛り上がり、パープルダイヤほどの値はつかなかったが六百万で落札されていた。
『そろそろかの? 目くらましの魔法をかけるから、隅に移動せい』
シャンテの言葉を合図に、俺達は会場の隅、出入口の扉の横に移動した。
移動して少しすると外から複数の足音がし、扉が激しい音を立てて開かれた。
そして二十人以上の兵士が会場内になだれ込み、あちこちから悲鳴が上がった。
捕物の始まりだ。
時は少し巻き戻る。
俺がシャンテの指示の元ロットに頼んだのは三つ。
一つは誰にも見られないように詰所まで行き、闇オークションが開かれていることを密告すること。
もう一つは空き地に転がされているデビル・ブラザーズの身柄を拘束してもらうこと(魔法は解除済)。
最後はこの町の少し先にある魔の森の手前の訓練兵の詰所に行き、応援を要請すること。
この国は前世の警察の役割を国の兵士が担っており、ロットに聞いたところドリスと兵士の癒着はないようだったのでそこに走ってもらったのだ。
こんな小さな町にいるのはせいぜい二、三人の兵士のみ。それではこのオークション会場を制圧することは難しい。
デビル・ブラザーズを捕まえてもらうことも考えると、ロットに詰所まで走ってもらわなければオークションの時間内に兵士がこの場に集まることも不可能だとシャンテは考えたのだ。
「過去のオークションの証拠や、ハンターを襲わせていた証拠があります! それを持って行きます!」
そう言っていたが、本当にその通り動いてくれたようだ。
悪事に手を染めていてもそれを密告した場合罪に問われないことがある。
悪事の程度にもよるのだが、ロット自身は手先となり動いていただけなので、密告したことでその罪はチャラになる可能性が高い。
「私のことはいいのです! 娘を助けていただいた御恩に報いるためならば、逮捕されても構いません!」
密告なんて本当ならば怖いことだろうが、きちんと動いてくれて本当に助かった。
さすがに俺が猫になってこの場で暴れたとしても、ドリスが捕まらなければこんなことが繰り返されるだけだ。
あいつを捕まえるためにはきちんとした兵士に逮捕してもらうしかない。
まぁ、他力本願ではあるが、何の権力もない俺にはこうするしかないし、そもそも目立ちたくもない。
会場内では兵士に対抗しようと魔法が飛び交い始めたのだが、兵士には対魔法用の鎧や盾があるため大抵が跳ね返されていた。
魔法が当たり前のこの世界、その対抗手段も色々と開発されている。
でなければ治安を守る兵士は命をすぐ落としてしまうだろう。
『ほぉ……あやつ、雷系の魔法でも『震雷』を使うのか……面白いのぉ』
シャンテが注目していたのは、なんとあの痩せた男だった。
ドリス側ではなく兵士側で応戦している。
『あいつ、もしかして潜伏調査でもしていたのか?』
『そうやもしれんな』
怒られていた時はひ弱そうにしか見えなかったのだが、魔法で制圧している姿は凛々しく見える。
震雷とは大地が震えるほどの威力があると言われている雷魔法なのだが、威力を抑えているのか雷を打たれた相手が痺れてその場に倒れるだけで収まっている。
『さすがにこの狭い空間では本来の力は出せんよの。抑制の腕輪も付けているようじゃし、威力は十分の一といったところかの』
ある程度の制圧が済んだのだが、ドリスはまだ壇上にいて、金に返る魔法を放ちまくっている。
巻き込まれた客達が次々に金塊に変わっているが、兵士には当たっていない。
痩せた男が腕輪を外すのが見えた。
『おぉ! 震雷が見れるのか!』
シャンテが楽しげに声を上げた。
ビリビリとした空気が室内を包むように広がり、ドリスの上に薄く黒い雲が広がった。
雲の中にはチラチラと電気が走っているようで、あちこちから光が見える。
『そろそろじゃな! 来るぞ!』
大爆発でも起きたのかというほどの轟音が鳴り響き、目も開けていられないほどの閃光の次に、立っていられないほどの揺れが起きた。
下から突き上げられるような激しい揺れだったが一瞬で収まり、目を開けると少し焦げたようになったドリスが白目をむいて転がっていた。
『殺さぬように床を狙ったのじゃな』
ドリスのすぐ近くの床には大穴が開いており、ステージと前の方の座席部分の床の半分以上が吹っ飛んでいた。
『直撃したら死んでるよな?』
『じゃろうな。それで生きておったら天晴れじゃな』
「僕なら大丈夫ですけどね」
念話でシャンテとは繋がっているギースが涼しい顔でそう言った。
そりゃそうだろ! と思ったが口には出さなかった。
シャンテの念話はシャンテを中心にして互いに繋がっているが、俺とギースには念話の魔法がないためそこは繋がっていない。
俺にはシャンテの声が届くがギースの声は聞こえないし、ギースもまた然りである。
震雷を放った痩せた男はまっすぐ俺の前にやって来て、クルリと背を向けた。
「今のうちに会場を出てください。そんな見た目をされていますが、デビル・ブラザーズではないのでしょう? きっとここに兵をよこすように仕向けたのもあなた方なのでしょう?」
俺らの姿が見えていることにシャンテが驚きの声を上げた。
『こやつ、本当にやりおるぞ! 人間としてはなかなか骨のあるやつじゃ!』
「あなた方のことはまだ私にしか見えていない様子。今ならばここから簡単に抜け出せるでしょう。じきに抗魔具を持った第二兵団がやってきます。そうなればその目くらましの魔法も解けてしまう。そうなる前に、早く」
「いいのか? 俺らを逃がしたらまずいことにならないか?」
「この捕物の功労者を逮捕する方が兵士としては恥です。さぁ、早く」
「すまない、ありがとう!」
「ココッタ、美味しかったです」
痩せた背中が大きく見えた。
俺達は兵士にぶつからないようにしながら地下会場から脱出し、アンリさんの宿屋に戻った。
「無事だったんですね! 何だか外が大変なことになっているので、巻き込まれていないかと心配していたんですよ!」
戻った俺達を見て、アンリさんは涙目になっていた。
きっと、情の厚い優しい人なのだろう。たった二泊しかしない、客でしかない俺達のことをこんなに心配してくれるほどに。
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無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
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若干ですが恋愛有りになります。
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