2 / 2
第2話
しおりを挟む
「魔法少女ごっこするもの寄っといでー」
今日も萌香は公園で遊ぶことにします。人気の遊びなのですぐに人は集まってきます。
「やるやる」
「あたしもー」
「楽しみー」
公園は幼女達でわいわいとっても賑やか。
テレビでも紹介された影響か、人数も増えてきていました。
集まったので遊びを始めようかと思っていたら、今日は見慣れない幼女達がやってきました。
「あんたがこの町のチャンピオンか」
「うん、そうだよー」
「あたしは隣町のチャンピオンの相坂美琴だ。お前達にチーム戦を申し込む」
「チーム戦?」
そのルールは知っていましたが、やったことはありませんでした。でも、挑戦を受けて引き下がる選択肢は萌香にはありませんでした。
「いいですよ。受けて立ちましょう!」
と言うわけでチーム戦が始まりました。萌香は仲の良いよく知ったメンバーとチームを組み、残りには観戦させました。
これは別にいじわるや贔屓ではなく、勝つためのチームでした。観戦席のみんなは気を悪くすることもなく応援してくれました。
みんなの想いに答え、萌香も負けられない気持ちを強くしました。
「マジカル変身、マジカル萌香~」
みんなそれぞれに変身を行い、敵味方に別れた魔法少女が勢ぞろいです。
相手チームのチャンピオン美琴は不敵で挑戦的な笑みで見つめてきます。
「逃げずに来たことは褒めてあげるよ」
「すぐに分からせてあげるよ。どっちが強いかってことをさ」
萌香も強気に言い返します。チャンピオンが弱気になっては味方の士気に影響するからです。
お互いに睨み合い、戦いのゴングが鳴ります。
戦場は相手チームの指定した廃工場です。
チーム戦が初めてなら、戦場も初めての場所でした。
でも、毎日戦っているみんなの力はよく知っていたし、チームワークもばっちりでした。
それに何より萌香の指示が巧みでした。
「空ちゃん、A地点をマジカル爆撃して」
「おっけー」
「來未ちゃん、C地点から敵が近づいてきてるからマジカル狙撃して」
「分かったー」
「柚希ちゃんは何でもいいからマジカルに暴れて」
「あたしの指示適当すぎない!?」
「愛ちゃんは美琴ちゃんを抑えて」
「心得た」
「後はあたしがマジカルレーザーで敵をなぎ払う!」
毎日戦っているからこそ任せられる。
萌香チームの巧みな連携で敵は崩れていき、勝敗は決していきました。
戦いが終わって、萌香は相手チームのチャンピオンの美琴ちゃんと握手しました。
「今日は楽しい試合をありがとう」
「あんた強いな。また戦おうぜ」
「うん、楽しみにしてるー」
同じ遊びをするのは楽しいものです。仲間が増えればもっと楽しい。
そんな当たり前のことを実感した日でした。
萌香はその日も良い気分で帰宅しました。
ブームはさらに広がっていき、やがて世界大会が開かれるまでになりました。
萌香は日本チームの代表として、みんなに声を掛けます。
萌香の周りにはともに遊びを戦ったみんながいます。
かつては敵同士で戦ったこともあるけど、今では心強い仲間達です。
「さあ、世界を取りに行くよー!」
青空の下で、戦いが始まります。
立ちはだかるのは世界の強豪達。でも、彼女達もまた同じ遊びを戦う仲間達でもあります。
今日も魔法少女達の戦いは続いていきます。
今日も萌香は公園で遊ぶことにします。人気の遊びなのですぐに人は集まってきます。
「やるやる」
「あたしもー」
「楽しみー」
公園は幼女達でわいわいとっても賑やか。
テレビでも紹介された影響か、人数も増えてきていました。
集まったので遊びを始めようかと思っていたら、今日は見慣れない幼女達がやってきました。
「あんたがこの町のチャンピオンか」
「うん、そうだよー」
「あたしは隣町のチャンピオンの相坂美琴だ。お前達にチーム戦を申し込む」
「チーム戦?」
そのルールは知っていましたが、やったことはありませんでした。でも、挑戦を受けて引き下がる選択肢は萌香にはありませんでした。
「いいですよ。受けて立ちましょう!」
と言うわけでチーム戦が始まりました。萌香は仲の良いよく知ったメンバーとチームを組み、残りには観戦させました。
これは別にいじわるや贔屓ではなく、勝つためのチームでした。観戦席のみんなは気を悪くすることもなく応援してくれました。
みんなの想いに答え、萌香も負けられない気持ちを強くしました。
「マジカル変身、マジカル萌香~」
みんなそれぞれに変身を行い、敵味方に別れた魔法少女が勢ぞろいです。
相手チームのチャンピオン美琴は不敵で挑戦的な笑みで見つめてきます。
「逃げずに来たことは褒めてあげるよ」
「すぐに分からせてあげるよ。どっちが強いかってことをさ」
萌香も強気に言い返します。チャンピオンが弱気になっては味方の士気に影響するからです。
お互いに睨み合い、戦いのゴングが鳴ります。
戦場は相手チームの指定した廃工場です。
チーム戦が初めてなら、戦場も初めての場所でした。
でも、毎日戦っているみんなの力はよく知っていたし、チームワークもばっちりでした。
それに何より萌香の指示が巧みでした。
「空ちゃん、A地点をマジカル爆撃して」
「おっけー」
「來未ちゃん、C地点から敵が近づいてきてるからマジカル狙撃して」
「分かったー」
「柚希ちゃんは何でもいいからマジカルに暴れて」
「あたしの指示適当すぎない!?」
「愛ちゃんは美琴ちゃんを抑えて」
「心得た」
「後はあたしがマジカルレーザーで敵をなぎ払う!」
毎日戦っているからこそ任せられる。
萌香チームの巧みな連携で敵は崩れていき、勝敗は決していきました。
戦いが終わって、萌香は相手チームのチャンピオンの美琴ちゃんと握手しました。
「今日は楽しい試合をありがとう」
「あんた強いな。また戦おうぜ」
「うん、楽しみにしてるー」
同じ遊びをするのは楽しいものです。仲間が増えればもっと楽しい。
そんな当たり前のことを実感した日でした。
萌香はその日も良い気分で帰宅しました。
ブームはさらに広がっていき、やがて世界大会が開かれるまでになりました。
萌香は日本チームの代表として、みんなに声を掛けます。
萌香の周りにはともに遊びを戦ったみんながいます。
かつては敵同士で戦ったこともあるけど、今では心強い仲間達です。
「さあ、世界を取りに行くよー!」
青空の下で、戦いが始まります。
立ちはだかるのは世界の強豪達。でも、彼女達もまた同じ遊びを戦う仲間達でもあります。
今日も魔法少女達の戦いは続いていきます。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
麗しき未亡人
石田空
現代文学
地方都市の市議の秘書の仕事は慌ただしい。市議の秘書を務めている康隆は、市民の冠婚葬祭をチェックしてはいつも市議代行として出かけている。
そんな中、葬式に参加していて光恵と毎回出会うことに気付く……。
他サイトにも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる