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第四章 決戦の時
初恋の人と公園で
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正樹は灯花と待ち合わせの約束をした公園へと辿りついた。
ここは子供の頃に彼女と初めて出会った場所でもある。
軽く走ってサッカーとかが出来るフィールドや隅っこで遊べる遊具や、草花を楽しめる遊歩道なんかもある、それなりに広さのある公園だ。
子供の頃とは変わった物もあれば、変わらない物もある。懐かしい場所だ。
よく人で賑わっている公園だが、朝の時間ではまだ静かだった。
正樹は灯花の姿を探して歩いた。
「灯花さん、どこだろう」
「ここですよ、正樹さん」
「え……?」
呼ばれるように声がした。正樹は声がした方を振り返る。幼い頃の時間が蘇ったかのようだった。
そこに灯花が座っていた。子供の頃に始めて会った場所に。今の灯花が座っていた。
「子供の頃に会った場所が今も残っている。嬉しいものですね」
彼女は昔を懐かしむように言った。ここから見える遊具も座っているベンチも、数年の歳月の間に変わっていたが、場所は同じだった。
そして、ここにいる人も。お互いに成長したが、再び会えた。
変わらないあの日の印象を残す花のような笑みを浮かべたまま、灯花は立ち上がった。
「少し歩きましょうか」
「はい」
正樹に断る意思なんてあるはずも無かった。歩き出した灯花に少しの緊張を覚えながら、ついていくことにした。
その頃、優とミンティシアは正樹の後をつけて公園にきていた。そっと陰から二人の様子を伺っていた。
「あの女、またお兄ちゃんにちょっかい掛けて」
「良い事じゃないですか? これで正樹さんが愛を知ってくれれば」
「良いわけないでしょ!」
のほほんとしている天使を優はきつく睨み付けた。ミンティシアは何で自分が睨まれたのかよく分からなかった。
人が愛を取り戻してくれればそれでいい。愛を伝えることが天使の務めであり、人間の幸せにもなることだ。そう思っていたのだが。
「あんたは愛を何だと思っているの?」
「愛は地上の人類みんなが持っている感情です。あたしはそれを正樹さんに知ってもらうためにここへ来たんです」
「そうね。あんたはそういう天使だったわね。お兄ちゃんが移動した。行くわよ」
「はい」
よく分からないまま、ミンティシアは優の後についていくことにした。
だが、心の奥底では何か分かる気もするのだった。
今は頼れる優に任せることにして。ミンティシアは状況を見つめることにした。
カオンは譲治の後について公園の入り口まで来ていた。
静かな場所だ。ここで彼は誰かと会うのだろうか。
気になったのでカオンは譲治に訊いてみた。彼は不機嫌そうに答えた。
「会わねえよ。今日はお前と歩くためにここへ来たんだ」
「そうですか……?」
愛を作らないなら来た意味が無いのでは。カオンはそう思ってしまったのだが。
譲治は公園の草花を見て言った。
「草花の綺麗な季節だな」
「そうですね」
それが綺麗だということぐらいはカオンにも分かったのだが。譲治はおかしそうに笑った。
「お前って本当に喋らねえ奴だな」
「う……」
そう言われてもカオンは困ってしまう。だが、別に彼の気分を害したわけではないらしい。
譲治は朝から気分が良さそうだった。
「良いぜ。お前みたいな奴は嫌いじゃない。俺の回りはうるさい奴ばかりだからな。みんながぎゃあぎゃあ喚きやがるから煩くてたまらねえ。だから俺はプライベートは一人で良いと思っていたんだ」
「そうなんですか」
「だからよ…………行くか」
「はい」
譲治は何かを言いかけたが、それを止めてしまった。
カオンは不思議に思ったが、無理に聞きだすことでもない。話したければ、その時に話してくれるだろう。
歩き出す彼の後ろを、カオンはついていった。
正樹は灯花と一緒に公園の遊歩道を歩いていく。
人気が無くて静かだ。
何か喋った方が良いのだろうか。正樹は考えるが、こんな時に掛ける良い言葉が思いつかなかった。
公園の遊歩道の周りには色んな草花が植えてあるが、灯花はそれにはたいして興味が無いようだった。
時折目を向けたりはしながらも、足を止めることは無かった。正樹も彼女のペースに合わせて歩いた。
ふと彼女が呟くように言った。
「正樹さんはこの景色を綺麗だと思いますか?」
「え……? それは綺麗なんじゃないかな。花なんだし」
言ってしまってから、もっと良い言葉があっただろうと後悔したが、すぐには思いつかなかった。
灯花はそんな正樹の反応を面白そうに微笑んで見ていた。その笑みを消してから言った。
「わたしには良く分からないんですよ。花が綺麗だという感情が……」
「灯花さん……?」
そう話す彼女の顔はどこか寂しそうで、放っておけないものを正樹は感じた。
「わたしの世界には愛が無かったんです。わたしも愛を知らずに生きてきました。初めてなんですよ、誰か気になる人が出来たのは……」
灯花が正樹を見つめてきて、正樹も彼女を見つめ返した。
彼女の瞳は真剣で、正樹にも彼女の思いが伝わってくるようだった。
その思いを彼女は口にする。
「こんなわたしのことを、好きになってはくれないでしょうか」
「灯花さん……」
灯花の微笑みはいつものように綺麗だけど、その時はどこか寂し気に見えていた。
正樹は拳をぎゅっと握って考えた。考えるこどなど何も無いはずだった。
ずっと好きだった。今すぐ好きだって叫びたかった。そう言えればどれだけ楽だろうか。
彼女も気持ちは同じはずだった。同じだと告白してくれた。あの日からずっと好きだったと言ってくれた。
気持ちは同じなんだ。だから言えばいいはずだった。僕も好きだよと。愛していると。
でも……
ミンティシアの笑顔が浮かんでしまう。
ずっと正樹の愛のために頑張ってくれた彼女の明るい笑顔を。
初恋の人の思い出を黙って聞いてくれた。一緒になって勉強もした。学校で授業を受けた。
恋人同士になろうと言ってくれて高鳴った胸の鼓動を今でも思い出してしまう。
でも……
もう立ち止まっているわけにはいかなかった。
ここで立ち止まっているわけにはいかなかった。
灯花が待っている。不安に揺れる瞳とあの日と変わらない微笑みを見せて。
だから、決断できる。
「僕は決めたよ……」
天使の笑顔を横の暗闇へと追いやり、彼女の思いに答える。
そう思える決断を……
正樹は覚悟に空を仰ぎ、灯花は悪魔の笑みを浮かべた。
ここは子供の頃に彼女と初めて出会った場所でもある。
軽く走ってサッカーとかが出来るフィールドや隅っこで遊べる遊具や、草花を楽しめる遊歩道なんかもある、それなりに広さのある公園だ。
子供の頃とは変わった物もあれば、変わらない物もある。懐かしい場所だ。
よく人で賑わっている公園だが、朝の時間ではまだ静かだった。
正樹は灯花の姿を探して歩いた。
「灯花さん、どこだろう」
「ここですよ、正樹さん」
「え……?」
呼ばれるように声がした。正樹は声がした方を振り返る。幼い頃の時間が蘇ったかのようだった。
そこに灯花が座っていた。子供の頃に始めて会った場所に。今の灯花が座っていた。
「子供の頃に会った場所が今も残っている。嬉しいものですね」
彼女は昔を懐かしむように言った。ここから見える遊具も座っているベンチも、数年の歳月の間に変わっていたが、場所は同じだった。
そして、ここにいる人も。お互いに成長したが、再び会えた。
変わらないあの日の印象を残す花のような笑みを浮かべたまま、灯花は立ち上がった。
「少し歩きましょうか」
「はい」
正樹に断る意思なんてあるはずも無かった。歩き出した灯花に少しの緊張を覚えながら、ついていくことにした。
その頃、優とミンティシアは正樹の後をつけて公園にきていた。そっと陰から二人の様子を伺っていた。
「あの女、またお兄ちゃんにちょっかい掛けて」
「良い事じゃないですか? これで正樹さんが愛を知ってくれれば」
「良いわけないでしょ!」
のほほんとしている天使を優はきつく睨み付けた。ミンティシアは何で自分が睨まれたのかよく分からなかった。
人が愛を取り戻してくれればそれでいい。愛を伝えることが天使の務めであり、人間の幸せにもなることだ。そう思っていたのだが。
「あんたは愛を何だと思っているの?」
「愛は地上の人類みんなが持っている感情です。あたしはそれを正樹さんに知ってもらうためにここへ来たんです」
「そうね。あんたはそういう天使だったわね。お兄ちゃんが移動した。行くわよ」
「はい」
よく分からないまま、ミンティシアは優の後についていくことにした。
だが、心の奥底では何か分かる気もするのだった。
今は頼れる優に任せることにして。ミンティシアは状況を見つめることにした。
カオンは譲治の後について公園の入り口まで来ていた。
静かな場所だ。ここで彼は誰かと会うのだろうか。
気になったのでカオンは譲治に訊いてみた。彼は不機嫌そうに答えた。
「会わねえよ。今日はお前と歩くためにここへ来たんだ」
「そうですか……?」
愛を作らないなら来た意味が無いのでは。カオンはそう思ってしまったのだが。
譲治は公園の草花を見て言った。
「草花の綺麗な季節だな」
「そうですね」
それが綺麗だということぐらいはカオンにも分かったのだが。譲治はおかしそうに笑った。
「お前って本当に喋らねえ奴だな」
「う……」
そう言われてもカオンは困ってしまう。だが、別に彼の気分を害したわけではないらしい。
譲治は朝から気分が良さそうだった。
「良いぜ。お前みたいな奴は嫌いじゃない。俺の回りはうるさい奴ばかりだからな。みんながぎゃあぎゃあ喚きやがるから煩くてたまらねえ。だから俺はプライベートは一人で良いと思っていたんだ」
「そうなんですか」
「だからよ…………行くか」
「はい」
譲治は何かを言いかけたが、それを止めてしまった。
カオンは不思議に思ったが、無理に聞きだすことでもない。話したければ、その時に話してくれるだろう。
歩き出す彼の後ろを、カオンはついていった。
正樹は灯花と一緒に公園の遊歩道を歩いていく。
人気が無くて静かだ。
何か喋った方が良いのだろうか。正樹は考えるが、こんな時に掛ける良い言葉が思いつかなかった。
公園の遊歩道の周りには色んな草花が植えてあるが、灯花はそれにはたいして興味が無いようだった。
時折目を向けたりはしながらも、足を止めることは無かった。正樹も彼女のペースに合わせて歩いた。
ふと彼女が呟くように言った。
「正樹さんはこの景色を綺麗だと思いますか?」
「え……? それは綺麗なんじゃないかな。花なんだし」
言ってしまってから、もっと良い言葉があっただろうと後悔したが、すぐには思いつかなかった。
灯花はそんな正樹の反応を面白そうに微笑んで見ていた。その笑みを消してから言った。
「わたしには良く分からないんですよ。花が綺麗だという感情が……」
「灯花さん……?」
そう話す彼女の顔はどこか寂しそうで、放っておけないものを正樹は感じた。
「わたしの世界には愛が無かったんです。わたしも愛を知らずに生きてきました。初めてなんですよ、誰か気になる人が出来たのは……」
灯花が正樹を見つめてきて、正樹も彼女を見つめ返した。
彼女の瞳は真剣で、正樹にも彼女の思いが伝わってくるようだった。
その思いを彼女は口にする。
「こんなわたしのことを、好きになってはくれないでしょうか」
「灯花さん……」
灯花の微笑みはいつものように綺麗だけど、その時はどこか寂し気に見えていた。
正樹は拳をぎゅっと握って考えた。考えるこどなど何も無いはずだった。
ずっと好きだった。今すぐ好きだって叫びたかった。そう言えればどれだけ楽だろうか。
彼女も気持ちは同じはずだった。同じだと告白してくれた。あの日からずっと好きだったと言ってくれた。
気持ちは同じなんだ。だから言えばいいはずだった。僕も好きだよと。愛していると。
でも……
ミンティシアの笑顔が浮かんでしまう。
ずっと正樹の愛のために頑張ってくれた彼女の明るい笑顔を。
初恋の人の思い出を黙って聞いてくれた。一緒になって勉強もした。学校で授業を受けた。
恋人同士になろうと言ってくれて高鳴った胸の鼓動を今でも思い出してしまう。
でも……
もう立ち止まっているわけにはいかなかった。
ここで立ち止まっているわけにはいかなかった。
灯花が待っている。不安に揺れる瞳とあの日と変わらない微笑みを見せて。
だから、決断できる。
「僕は決めたよ……」
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