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クラスと部活
しおりを挟む今日もクラスでは、男子が集まりグラビアの女の子の話をしていた。
「あの子、かわいいし胸大きいよな。恋人にしてぇ。」
「俺は、背が高い方が好みだからなぁ。胸もだけど、この子がいい。」
「いやいや、ピンク色の水着着てるこの子でしょ。」
相変わらずの話。
女子は、もう慣れたみたいな顔で、知らぬふりをしている。
俺もその話に食いつきたいが、周りに女子がいるのだ。
どちらかといえば、周りの女子の白い制服から浮き出る下着の形とか、タンクトップの色を見てる方がいいと思っていた。
そんな妄想を膨らましていると、田中が俺の方へ来た。
「また、変なこと考えてただろ。」
「お前よりはマシな考えしてたよ。」
「そんなことないな。」
「それより、今日の部活、自主トレだからちゃんと自分の練習、考えとけよ。」
「はーい。」
俺はそっけない返事をして、田中は席に帰っていった。
部活が始まると、田中は後輩たちに指示をしながら、自分の練習メニューをこなしている。
佐山は自分の体調を考え、軽くアップして基礎トレを始めた。
岸本は体力作りのため、走らずに基礎トレ。
俺は、何も考えてなかったので、体を温めたあと、持久走を始めた。だが、俺の体力はそこまで保たない。1500mも走ると息切れして、スピードが落ちる。2000mほど走り、ゆっくりと体を落ち着かせた。
それでも時間は余るので、走るフォームを見直した。8割くらいの力で走ってみたがフォームは、修整するのが難しい。基本から覚え直すことにして、今日の部活は終了した。
今日は4人で帰ることになった。
「私、まだ調子が上がらなくて、もう少し基礎かな。」と岸本。
それに、田中が答えた。
「岸本は基本が出来てるから、基礎よりも少しレベルアップしたトレーニングした方がいいかも。重りを増やすとか。」
「そうなのかな。」
岸本は田中の言葉に疑問を持ったが、やってみる、と返した。
「え、重りを付けてるの!?」
俺は素直に聞いた。
「付けてるよ、200gくらいだけどね。」
「マジかよ。」俺は、驚いてしまった。
今度は、田中が俺に言った。
「なんで、お前は今日、長距離を走ったんだ!?」
「いや、スタミナを付けたくてね。ちょっと長く走ろうと思ったんだけど、タイムが伸びないね。」
「なるほどね、それなら、岸本みたいに重りを付けて走ってみるといいよ。それになれると、全然違うよ。」
「そうなの?」と岸本に聞いた。
「全然違う。」
そうかと、俺は頷いた。
そして、佐山に田中が話した。
「佐山は、なぜ基礎トレを?」
「そんなの、無理に走ると故障しちゃうからだよ。それに調子がよくなかったから、軽めの練習にしたの。」
「そうなのか。」
と田中は言って、駅に着いた。
それぞれ違う帰り方だったので、そこで別れた。
岸本は佐山の調子が悪いことは分かっていた。
男子には話せないことだったから。
そして、俺は家に着いたとき、一通のLINEが来ていた。
岸本からだ。
「今日、疲れてそうだったね、大丈夫?
あ、そうそう、一つ言い忘れてたことがあったんだ。片山くん、大会が終わるまでオナニーはしたらダメだよ。」
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