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GW後編〜闇の中に〜
しおりを挟む唯の家に行った次の日、学校の文学部の部屋にいた。
俺たちは本を読んでいたが、昨日から気になることを聞いた。
「唯、どうして俺にしたんだ?ちゃんと理由聞いてない。」
唯は、覚悟を決めて、聞いてきた。多分、昨日の帰り際で何かを知ったと悟ったのだろう。
「ごめん、傷つけるかもしれないけど、いい?」
「いいよ。なんでも受け入れる。」
「ありがとう。私ね、同じ悩みを持ってる人と関わりを持ちたかったの。でも、優くんは同じじゃなかった。人に興味がないだけだった。私は違った。人に興味があったの。だから、誰か見つけたかった。」
「それだけだったら、かっこいい人とかもっといたんじゃないの?」
「ううん、優くん、私はね、白川くんに好かれてるって気づいたとき、怖いって思ったの。」
「なんで?」
「だって、私のために頑張って勉強して、スポーツもして、部活してって。話しかけられたことなかったけど、すごくアピールしてくれてたの。それが怖かった。」
唯は続けた。
「私に見てほしいだけでやってるって思ったの。私を手に入れたら、すべて諦めるんじゃないかって。そうなって欲しくなかったの。」
「だったら、付き合っても続けてって言えば、、、」
「そこで、私の中で、男子の欲望が見えてしまったの。ステータスにしたいっていう。」
「それなら、俺にはなんで?」
「優くんは、欲望がないって思ったの。その瞬間、この人のことを知りたいって。だから、すぐに手に入れられる方法を使ったの。明るく、振る舞うっていうね。でも、私そこまで強くなかった。優くんを困らせてばかりだった。」
唯の目から涙が溢れる。
俺は、そっと抱きしめた。
「もういい、俺は唯にどんなことをされてもいいって思ったから。唯のしたいことをしたいって。だから、もう、泣かないで。」
俺は、続けた。
「もう、俺は唯の物だ。そして、唯にだけ興味を持った、人間だ。」
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