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2章.転生
14.
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お母さん達が帰って来なくなって3日経った。ラウルさんが調べてくれて土砂崩れで時間が掛かっているだけだから、大丈夫と言ってくれたけど心配だった。3日経つとラウルさんも仕事に行くと言い出した。
「大丈夫なんですか?」
「魔力も戻ったし仕事に戻る。俺がいない間はイラリさんが来てくれる。心配するな。」
「僕じゃなくてラウルさんが心配なんですよ。」
そうかと嬉しそうな声で言われる。何故?
「何かあったらこれを割れ。割ると俺に分かるようになってる。」
何か小さなビー玉みたいな丸い物を渡された。
「ご飯とお弁当も作っといた。昼先生と食べろ。」
本当にこの人は。危ないのはラウルさんも一緒なのに。
「じゃあ行ってくる。後でイラリさんが来るから。」
そう言って頭を撫でられる。
「いってらっしゃい。気をつけて下さいね。」
「…あぁ…。」
もう少しちゃんと返事が出来れば皆に慕われるんだろうけどなぁ。ラウルさんが作ってくれた朝食を食べて洗濯をする。先生が来る前にテーブルや床など簡単に掃除をした。そこでふと晴一が言っていたことを思い出した。
『俺は掃除が苦手なんだ。台所関係は完璧なんだけど、洗濯は干すのはいいんだけど畳むのが嫌いだし、アイロンとか使ったことすらない。それは頼むな。』
『お風呂とご飯は絶対一緒だ。用事がない限りな。』
晴一が言っていたことを今やっていることに顔が熱くなる。
「そう…僕は守ってもらうためにやってることだから…」
言い訳しないと意識してしまう。後でアイロンがけもやっといてあげようと思った。
先生が来てくれた。お昼ご飯があることを告げると喜んでくれた。ラウルさんのご飯美味しいんだよねって言ってたけどどこかで食べたことあるんだろうな。
「先生、最近指輪を使うと何だか締め付けられる気がするんですけど指輪のサイズが合わないのでしょうか?もしかして僕大きくなりました?」
「…大きくはなってないけど…締め付ける感じがするの?そっか。ちょっと指輪見てみるから出してくれる?」
大きくなってはないんだ…もしかして指だけ太くなったってこと?指輪を見せると大丈夫って言われた。
「問題はないよ。使う時だけでしょ。きっと魔力のせいだから。もしかしたら魔力を感じ始めてるんじゃないのかな?」
「本当ですか?」
「さすがに分からないけどね。調べようがないから。随分空の指輪があるね。」
ラウルさんが怪我をしてるので日常で使う魔法はほとんど使いきってしまった。指輪の魔力が無くなると黒くなるらしい。元はシルバーらしいんだけど。
「ラウルさん病人なので魔法を入れてもらうのはいけないと思って。」
「ユウくんにあげた指輪は全部俺が入れるから大丈夫だよ。空になったの補充しとくね。」
今日はこの本読んでてと言われて本を渡される。先生は指輪に魔法を入れるからと言って、離れたソファーに座った。渡された本は学園の教科書らしく魔法の事が書いてあった。高度な魔法の事が書いてあり闇魔法で人を操ることが出来ると、この間先生が言ってたことが書いてあった。しかし、高度なため簡単には出来ない。強い魔力の持ち主か繰り返し同じ魔法を掛けると解けないらしい。
「同じ魔法を繰し掛けるって、本人が嫌がれば解けるんじゃないかな。」
夢中になって読んでいたけど、ふと先生が何も言わないことが不思議に思った。
「先生?」
呼び掛けるが返事がない。ソファーに行くと指輪が置いてある。先生どこに行ったんだろう。僕の家ではないので歩き回られると困るんだけど。
「先生ー。」
部屋を出て先生を呼ぶけど返事がなかった。まさか、寝室とかラウルさんの書斎とかみて回ってるんじゃないよね。すると上の方から先生の声が聞こえた。
「ごめんごめん。トイレ探してた。」
「トイレなら一階ですよ。急にいなくなるから心配しました。ラウルさんの家ですし。」
「ごめん~そう言えばユウくんどこで寝てるの?」
「ラウルさんと一緒に一階の寝室です。」
一階かと言って元の部屋に戻った。
「まぁ、運命の番だからね。一緒がいいか。」
何で知ってるんだろう。お母さんが話したのかな。なんだか恥ずかしくなる。ラウルさんは知らないのに周りは全員知っている状態。
「ラウルさんは感じてないんですけどね。」
「あっ、そうか。今度は自分で好きな人は見つけるって言ってたもんね。フェロモン感じないんだラウルくん。」
「ラウルさん好きな人自分で見つけるんですか?運命の番とか関係なく?」
「好きな人は運命に左右されたくないって聞いたよ。この獣人の世界では難しいと思うけどね。」
そうなんだ。僕は晴一以外は考えられないけどショックだった。運命の番のせいかなこんなに心が痛くなるのは。先生の言葉に何かが引っ掛かったけどラウルさんの自分で好きな人を探すって言葉が心に残ってしまった。
先生も帰り晩御飯は作らなくていいと言われていたので洗濯物にアイロンを掛けておいた。キチンと掛かっていればいいけど。
ドアがノックされてラウルさんが帰ってきた。
「お帰りなさい。お疲れさまです。」
何故だか返事が返ってこない。もしかして具合が悪いのかも。やっぱりまだ完治してなかった?
「ラウルさん?どこか具合悪いんですか?」
ラウルの身体に抱きつき身体を触る。見えないから分からない。
「指輪取ってきます。ちょっと待ってて下さい。」
「すまん。大丈夫だ。心配かけたな。ユウにお帰りなさいって言われて戸惑った。」
何故?と思っていたら頭を優しく撫でられて嬉しかったと言われた。両親が魔物に殺されてずっとラウルさんは一人だったんだと思ったら思わず抱き締めた。
「何度でも言いますよ。お帰りなさいラウルさん。」
「ん。ありがとう。さぁ、ご飯にしよう。」
宣言通り肉ばかりだった。そんなに食べれないと思っていたのにラウルさんが焼いたり煮たりした肉料理は美味しくてたくさん食べてしまった。そしてお風呂に一緒に入る。ずっと先生から聞いたことが気になっていた。
「今日は何だか元気ないな?洗濯とか無理しなくていいからな。」
頭を洗ってもらい変わりに背中を洗ってる。僕の倍以上大きな背中。まさしく熊を洗ってる気分になる。
「あっ。そうか。ユウあと3日位で二人とも帰ってくるぞ。寂しかったんだろう。」
僕の気分が落ち込んでるのを勘違いしている。
「ラウルさん。」
「なんだ?」
「ラウルさんは、好きな人は自分で探したいって聞いたんですけど本当ですか?」
「えっ?誰が言ってたんだそんなこと。誰にも言ったことないと思ったけど…でも、本当だ。」
「もしも、好きな人と結婚してその時運命の番が現れたらどうするんですか?」
そうまさしく前世の両親のように。
「うん?好きな人だけど。」
「でも、運命の番から逃れられませんよ。絶対惹かれてしまう。そうなるに決まってる。」
「そうだな。この世界は運命の番でなくては幸せになれないと言われてる。まぁ、運命の番以外の結婚は見たことないしな。」
「じゃあ無理じゃないですか?」
「会った瞬間恋に落ちる?その人を知らないのに?魂に身体に刻み込まれてると言われてるけど俺は自分で自分の意思で好きな人と一緒になりたい。」
そうだ。僕は、晴一に運命とか関係なく恋に落ちた。ラウルさんは間違ってない。ラウルさんが僕以外の人を好きになっても。僕が運命の番で良かったのかもしれない。だって、ラウルさんは運命の番に惑わされることなく好きな人を探せるのだから。運命の番だから好きになってほしくない。その気持ちがわかる。前世の自分を見ているようだ。きっと、この胸の痛みは運命の番だから。晴一もこの胸の痛みを味わっていたのかもしれない。あの時には分からなかったけど。
「ラウルさんは間違ってないです。僕は応援します。」
「ちなみにユウは運命の番が現れたらどうする?」
「僕は、晴一だけだから。この想いは消したくないです。だからずっと一人でいます。運命の番が現れても。」
「そうか…人生は長いからな。急いで決めなくてもいいと思うけど…。ユウの気持ちは分かったよ。」
お風呂から上がり寝室にいくといきなりラウルさんに抱き締められた。びっくりしたしすごく痛い。ぎゅうぎゅうに締め付けられる。
「ラ…ウルさん…くるしい。」
「あっ、すまん。シャツにアイロンが掛かってて嬉しくなって。ありがとう。」
何枚がまとめてアイロンをかけた。そんなに喜んでくれるなんて。晴一も苦手って言ってたけど。
「俺掃除とアイロン掛けが苦手で。洗濯も嫌いだし。かと言って副団長だから変な格好や身だしなみが悪いと…毎日嫌々やってたんだ。アイロン掛け魔法で出来ないか日々考えてたんだ。」
そこまで嫌なんだ。可笑しくなって吹き出す。
「むっ、オムライスもう作らないぞ。」
「何ですかそれ!ラウルさんって前から思ってましたけど子供っぽいですよね。アイロン掛けくらいで大袈裟です。」
「なっ…ユウこそオムライスごときでそんなにむきになって。」
「オムライスごとき?酷いです。あんなに美味しくて幸せになれるオムライスを…!!訂正してください。」
「美味しくて幸せになれるのか?俺が作ったオムライスは。」
「はい。」
「そうか。ありがとう。」
「いえどういたしまして?」
何だか二人で熱くなってしまったが、布団に入って
「ラウルさん、お休みなさい。」
「お休みユウ。」
と言うと、自然に手を繋いで眠った。その日は晴一とオムライスを食べる夢を見た。
「大丈夫なんですか?」
「魔力も戻ったし仕事に戻る。俺がいない間はイラリさんが来てくれる。心配するな。」
「僕じゃなくてラウルさんが心配なんですよ。」
そうかと嬉しそうな声で言われる。何故?
「何かあったらこれを割れ。割ると俺に分かるようになってる。」
何か小さなビー玉みたいな丸い物を渡された。
「ご飯とお弁当も作っといた。昼先生と食べろ。」
本当にこの人は。危ないのはラウルさんも一緒なのに。
「じゃあ行ってくる。後でイラリさんが来るから。」
そう言って頭を撫でられる。
「いってらっしゃい。気をつけて下さいね。」
「…あぁ…。」
もう少しちゃんと返事が出来れば皆に慕われるんだろうけどなぁ。ラウルさんが作ってくれた朝食を食べて洗濯をする。先生が来る前にテーブルや床など簡単に掃除をした。そこでふと晴一が言っていたことを思い出した。
『俺は掃除が苦手なんだ。台所関係は完璧なんだけど、洗濯は干すのはいいんだけど畳むのが嫌いだし、アイロンとか使ったことすらない。それは頼むな。』
『お風呂とご飯は絶対一緒だ。用事がない限りな。』
晴一が言っていたことを今やっていることに顔が熱くなる。
「そう…僕は守ってもらうためにやってることだから…」
言い訳しないと意識してしまう。後でアイロンがけもやっといてあげようと思った。
先生が来てくれた。お昼ご飯があることを告げると喜んでくれた。ラウルさんのご飯美味しいんだよねって言ってたけどどこかで食べたことあるんだろうな。
「先生、最近指輪を使うと何だか締め付けられる気がするんですけど指輪のサイズが合わないのでしょうか?もしかして僕大きくなりました?」
「…大きくはなってないけど…締め付ける感じがするの?そっか。ちょっと指輪見てみるから出してくれる?」
大きくなってはないんだ…もしかして指だけ太くなったってこと?指輪を見せると大丈夫って言われた。
「問題はないよ。使う時だけでしょ。きっと魔力のせいだから。もしかしたら魔力を感じ始めてるんじゃないのかな?」
「本当ですか?」
「さすがに分からないけどね。調べようがないから。随分空の指輪があるね。」
ラウルさんが怪我をしてるので日常で使う魔法はほとんど使いきってしまった。指輪の魔力が無くなると黒くなるらしい。元はシルバーらしいんだけど。
「ラウルさん病人なので魔法を入れてもらうのはいけないと思って。」
「ユウくんにあげた指輪は全部俺が入れるから大丈夫だよ。空になったの補充しとくね。」
今日はこの本読んでてと言われて本を渡される。先生は指輪に魔法を入れるからと言って、離れたソファーに座った。渡された本は学園の教科書らしく魔法の事が書いてあった。高度な魔法の事が書いてあり闇魔法で人を操ることが出来ると、この間先生が言ってたことが書いてあった。しかし、高度なため簡単には出来ない。強い魔力の持ち主か繰り返し同じ魔法を掛けると解けないらしい。
「同じ魔法を繰し掛けるって、本人が嫌がれば解けるんじゃないかな。」
夢中になって読んでいたけど、ふと先生が何も言わないことが不思議に思った。
「先生?」
呼び掛けるが返事がない。ソファーに行くと指輪が置いてある。先生どこに行ったんだろう。僕の家ではないので歩き回られると困るんだけど。
「先生ー。」
部屋を出て先生を呼ぶけど返事がなかった。まさか、寝室とかラウルさんの書斎とかみて回ってるんじゃないよね。すると上の方から先生の声が聞こえた。
「ごめんごめん。トイレ探してた。」
「トイレなら一階ですよ。急にいなくなるから心配しました。ラウルさんの家ですし。」
「ごめん~そう言えばユウくんどこで寝てるの?」
「ラウルさんと一緒に一階の寝室です。」
一階かと言って元の部屋に戻った。
「まぁ、運命の番だからね。一緒がいいか。」
何で知ってるんだろう。お母さんが話したのかな。なんだか恥ずかしくなる。ラウルさんは知らないのに周りは全員知っている状態。
「ラウルさんは感じてないんですけどね。」
「あっ、そうか。今度は自分で好きな人は見つけるって言ってたもんね。フェロモン感じないんだラウルくん。」
「ラウルさん好きな人自分で見つけるんですか?運命の番とか関係なく?」
「好きな人は運命に左右されたくないって聞いたよ。この獣人の世界では難しいと思うけどね。」
そうなんだ。僕は晴一以外は考えられないけどショックだった。運命の番のせいかなこんなに心が痛くなるのは。先生の言葉に何かが引っ掛かったけどラウルさんの自分で好きな人を探すって言葉が心に残ってしまった。
先生も帰り晩御飯は作らなくていいと言われていたので洗濯物にアイロンを掛けておいた。キチンと掛かっていればいいけど。
ドアがノックされてラウルさんが帰ってきた。
「お帰りなさい。お疲れさまです。」
何故だか返事が返ってこない。もしかして具合が悪いのかも。やっぱりまだ完治してなかった?
「ラウルさん?どこか具合悪いんですか?」
ラウルの身体に抱きつき身体を触る。見えないから分からない。
「指輪取ってきます。ちょっと待ってて下さい。」
「すまん。大丈夫だ。心配かけたな。ユウにお帰りなさいって言われて戸惑った。」
何故?と思っていたら頭を優しく撫でられて嬉しかったと言われた。両親が魔物に殺されてずっとラウルさんは一人だったんだと思ったら思わず抱き締めた。
「何度でも言いますよ。お帰りなさいラウルさん。」
「ん。ありがとう。さぁ、ご飯にしよう。」
宣言通り肉ばかりだった。そんなに食べれないと思っていたのにラウルさんが焼いたり煮たりした肉料理は美味しくてたくさん食べてしまった。そしてお風呂に一緒に入る。ずっと先生から聞いたことが気になっていた。
「今日は何だか元気ないな?洗濯とか無理しなくていいからな。」
頭を洗ってもらい変わりに背中を洗ってる。僕の倍以上大きな背中。まさしく熊を洗ってる気分になる。
「あっ。そうか。ユウあと3日位で二人とも帰ってくるぞ。寂しかったんだろう。」
僕の気分が落ち込んでるのを勘違いしている。
「ラウルさん。」
「なんだ?」
「ラウルさんは、好きな人は自分で探したいって聞いたんですけど本当ですか?」
「えっ?誰が言ってたんだそんなこと。誰にも言ったことないと思ったけど…でも、本当だ。」
「もしも、好きな人と結婚してその時運命の番が現れたらどうするんですか?」
そうまさしく前世の両親のように。
「うん?好きな人だけど。」
「でも、運命の番から逃れられませんよ。絶対惹かれてしまう。そうなるに決まってる。」
「そうだな。この世界は運命の番でなくては幸せになれないと言われてる。まぁ、運命の番以外の結婚は見たことないしな。」
「じゃあ無理じゃないですか?」
「会った瞬間恋に落ちる?その人を知らないのに?魂に身体に刻み込まれてると言われてるけど俺は自分で自分の意思で好きな人と一緒になりたい。」
そうだ。僕は、晴一に運命とか関係なく恋に落ちた。ラウルさんは間違ってない。ラウルさんが僕以外の人を好きになっても。僕が運命の番で良かったのかもしれない。だって、ラウルさんは運命の番に惑わされることなく好きな人を探せるのだから。運命の番だから好きになってほしくない。その気持ちがわかる。前世の自分を見ているようだ。きっと、この胸の痛みは運命の番だから。晴一もこの胸の痛みを味わっていたのかもしれない。あの時には分からなかったけど。
「ラウルさんは間違ってないです。僕は応援します。」
「ちなみにユウは運命の番が現れたらどうする?」
「僕は、晴一だけだから。この想いは消したくないです。だからずっと一人でいます。運命の番が現れても。」
「そうか…人生は長いからな。急いで決めなくてもいいと思うけど…。ユウの気持ちは分かったよ。」
お風呂から上がり寝室にいくといきなりラウルさんに抱き締められた。びっくりしたしすごく痛い。ぎゅうぎゅうに締め付けられる。
「ラ…ウルさん…くるしい。」
「あっ、すまん。シャツにアイロンが掛かってて嬉しくなって。ありがとう。」
何枚がまとめてアイロンをかけた。そんなに喜んでくれるなんて。晴一も苦手って言ってたけど。
「俺掃除とアイロン掛けが苦手で。洗濯も嫌いだし。かと言って副団長だから変な格好や身だしなみが悪いと…毎日嫌々やってたんだ。アイロン掛け魔法で出来ないか日々考えてたんだ。」
そこまで嫌なんだ。可笑しくなって吹き出す。
「むっ、オムライスもう作らないぞ。」
「何ですかそれ!ラウルさんって前から思ってましたけど子供っぽいですよね。アイロン掛けくらいで大袈裟です。」
「なっ…ユウこそオムライスごときでそんなにむきになって。」
「オムライスごとき?酷いです。あんなに美味しくて幸せになれるオムライスを…!!訂正してください。」
「美味しくて幸せになれるのか?俺が作ったオムライスは。」
「はい。」
「そうか。ありがとう。」
「いえどういたしまして?」
何だか二人で熱くなってしまったが、布団に入って
「ラウルさん、お休みなさい。」
「お休みユウ。」
と言うと、自然に手を繋いで眠った。その日は晴一とオムライスを食べる夢を見た。
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