28 / 50
ウルヴァール競技祭。
静かなほころび。
しおりを挟む
「はぁ~、ついに明日が本番かぁ~」
裁縫室――。
いつもの五人に、ヘルミーナを加えた六人で、衣装の最終確認をしていた。
「たった五人でよく頑張ったよな。あ、違うか。六人か……妖精さんがいるし。」
いつの間にか、五人の間ではヘルミーナの妖精呼びが定着していた。
それだけではない――
紅茶やお菓子も、すべてヘルミーナの分まで用意されている。
今日もテーブルの上には、六人分のティーカップが並んでいた。
(ふふ……少し、くすぐったいわね。)
「なぁ、妖精さん。私たちには君の姿が見えていないのだけど、意思疎通の取り方はあるのだろうか?」
ミライアは空いている席に目を向け、にこりと微笑んだ。
視線が合うわけではない。
だが――それでも。
ここにいる皆は、ヘルミーナのことを少しずつ理解しようとしてくれていた。
ヘルミーナはそっと、一冊のノートを取り出す。
《ノートを使えば何とか……。いつもおいしい紅茶とお菓子をありがとうございます。
もし何か急ぎの用事があれば、リルベーラ・エーデルヴァーンに連絡してください。》
ヘルミーナがノートから手を離すと、文字がふわりと浮かび上がった。
「うわぁぁ!? ……って、ノート!?」
皆が恐る恐る覗き込むと、そこにはきれいな文字で感謝の言葉が綴られている。
「リルベーラって……あの噂のリルベーラか?何かあれば、彼女に伝えればいいんだな?これからも六人で定期的にお茶会をしたいと思っていたから助かるよ。ほら……裁縫が好きでも、表立って動けない子が多いからさ、こうやってゆっくり話せるの、楽しいんだよな。」
ミライアの楽しそうな言葉に、ヘルミーナも思わず頬が緩む。
(私も同じ趣味を持つ友達ができてうれしいわ。って、これはもう友達って呼んでいいのかしら?)
友達が一気に五人も増えたことに喜んでいると、話はどんどん進んでいく。
「あの布。やっぱり素敵よね~。どこに売ってるのかしら。光の加減で色が変わるのが絶妙だわ。」
リナリアかうっとりとした顔で布を眺める。
その傍らでクララとユーディットが楽しそうに話をしていた。
「クララは細かい作業まで丁寧よね。あの刺繍今度教えて?」
「いいよ。そんなに難しくないし。それよりも、妖精さんの手直し……早くて的確で。何かしているの?」
《私は……家が仕立て屋で。》
その言葉を聞くと、皆が声をそろえて「あ~だからかぁ~」と納得の声を上げる。
「リナリア先輩は、糸の扱いが丁寧ですよね。最後の仕上げをお願いしたいくらい!」
クララの言葉にリナリアは「ふふっ」と小さく笑う。
「いいわよ?私でよければ仕上げを見るわ!」
そういうとクララが「ありがとうございます。」と抱き着いた。
(なんだかこういうのいいわね。)
ヘルミーナはこの光景を見て小さく笑った。
それからしばらく――。
他愛のない話をしながらお茶休憩を終えると、ミライアが手を叩いた。
「さぁ、あとひと踏ん張り頑張るか!衣装の最終確認も大詰めだもんな。今日はゆっくり眠れそうだよ。」
テーブルの上のティーカップやお菓子を、唯一の男子であるオスカルドが片付ける。
その間に、端へ寄せていた衣装を近くに運び、それぞれが最終確認を始めた。
(ん~……おかしいな。前に直したはずの場所が……元に戻ってるわ。)
他の五人は気づかないような小さな違和感。
それを見ながら、ヘルミーナは首を傾げた。
(確かにちょっとした違和感だから気づきにくいけど……ここの刺繍の色も本来の色と変わってるし……)
刺繍の色は、日の光に当たるとよくわかる。
だからなのか……少し暗くなってきたこの裁縫室では、違和感に気付けるものがいなかった。
(あ……この衣装……ちょっと破けてるわ……。こっちもだ……)
小指が入るかどうかの小さな穴。それでも踊っているときにどこかに引っかかったりしたら、大変なことになる。
「なんだかおかしい……?」
一人で首を傾げていると、ミライアが声を上げた。
「うん!大丈夫そうだな!あとは本番の奉納舞を楽しみにしよう!」
(せっかくの雰囲気を壊したくないし……あとでこっそり直しに来ようかな。)
そう思っていると、ふと一人の子の手が少し震えていることに気が付いた。
顔を見れば真っ青になっている反面、ホッと息を吐いたのがわかった。
***
ガチャガチャ……
「ふふ……こういう時って、便利よね。」
寮内がすっかり寝静まった頃――
ヘルミーナは裁縫室へと足を運んでいた。
「あれ……鍵が、開いてる……?」
夕方、最終確認を終えて皆で裁縫室を出たとき、
『鍵もかけたし、これで大丈夫ね!!
念のため、みんな鍵が閉まっているか確認してちょうだい。』
そう言って、一人ひとりが鍵を確かめていたはずだ。
(ミライアが鍵を返しているのも、ちゃんと見てたのに……
どうして……?)
胸の奥に、ちくりと小さな不安が走る。
音を立てないよう、ヘルミーナはそっと扉に手をかけ、
ゆっくりと中を覗き込んだ。
……暗い。
灯りは落とされ、裁縫室の中は夜の静けさに包まれている。
その時――
かすかに、布が擦れるような音がした。
(……気のせい?)
ヘルミーナは息を潜めた。
もう一度、何かを感じた気がしたが、それはすぐに消えてしまう。
裁縫室の中には、誰の姿も見当たらなかった。
(……やっぱり、私の気のせいね。)
自分にそう言い聞かせ、ヘルミーナは中へと入る。
カチリ――
背後で、扉が閉まる音がした。
(あ……)
試しに扉に手をかけてみるが、びくともしない。
「……内側からは、開かないのね。」
少し古い裁縫室。
南京錠をつけて施錠する造りのため、外側からでなければ開けられない。
一瞬だけ迷ったあと、ヘルミーナは小さく息を吐いた。
「……考えていても、仕方ないわね。」
今できることを、するしかない。
一枚一枚、衣装を確認しながら、昼間に気になっていた部分に手を入れていく。
「……この破け方。やっぱり、何かに引っかかったみたいね。」
糸を解き、丁寧に縫い直す。
「こっちの刺繍も……色が、少し違うわ……。」
慎重に、淡い青色から濃い青色の刺繍へと整えていく。
「……この裾も危ないわね。」
踏みやすい位置にズレている裾を元に戻すと縫い直した。
「今気づいてよかった。危なく大きな怪我に繋がるとこだったわね。」
(せっかく仲良くしてくれているのに、こんな事で皆が悪く言われるのは嫌だもの。)
一枚一枚丁寧に作業を続けると、一旦大きく伸びをした。
(それにしても多いわね。これって……事故……なのかしら。それとも……)
そこまで考えると、ヘルミーナは首を振った。
(いや、だめね……今は、直すことだけ考えましょう。)
針を進めながらも裁縫室の静けさが、どこか落ち着かない。
先ほど感じた、あの違和感。
(……やっぱり、気のせいじゃない。)
そう思いながらも、ヘルミーナは最後まで口に出すことはなかった。
裁縫室――。
いつもの五人に、ヘルミーナを加えた六人で、衣装の最終確認をしていた。
「たった五人でよく頑張ったよな。あ、違うか。六人か……妖精さんがいるし。」
いつの間にか、五人の間ではヘルミーナの妖精呼びが定着していた。
それだけではない――
紅茶やお菓子も、すべてヘルミーナの分まで用意されている。
今日もテーブルの上には、六人分のティーカップが並んでいた。
(ふふ……少し、くすぐったいわね。)
「なぁ、妖精さん。私たちには君の姿が見えていないのだけど、意思疎通の取り方はあるのだろうか?」
ミライアは空いている席に目を向け、にこりと微笑んだ。
視線が合うわけではない。
だが――それでも。
ここにいる皆は、ヘルミーナのことを少しずつ理解しようとしてくれていた。
ヘルミーナはそっと、一冊のノートを取り出す。
《ノートを使えば何とか……。いつもおいしい紅茶とお菓子をありがとうございます。
もし何か急ぎの用事があれば、リルベーラ・エーデルヴァーンに連絡してください。》
ヘルミーナがノートから手を離すと、文字がふわりと浮かび上がった。
「うわぁぁ!? ……って、ノート!?」
皆が恐る恐る覗き込むと、そこにはきれいな文字で感謝の言葉が綴られている。
「リルベーラって……あの噂のリルベーラか?何かあれば、彼女に伝えればいいんだな?これからも六人で定期的にお茶会をしたいと思っていたから助かるよ。ほら……裁縫が好きでも、表立って動けない子が多いからさ、こうやってゆっくり話せるの、楽しいんだよな。」
ミライアの楽しそうな言葉に、ヘルミーナも思わず頬が緩む。
(私も同じ趣味を持つ友達ができてうれしいわ。って、これはもう友達って呼んでいいのかしら?)
友達が一気に五人も増えたことに喜んでいると、話はどんどん進んでいく。
「あの布。やっぱり素敵よね~。どこに売ってるのかしら。光の加減で色が変わるのが絶妙だわ。」
リナリアかうっとりとした顔で布を眺める。
その傍らでクララとユーディットが楽しそうに話をしていた。
「クララは細かい作業まで丁寧よね。あの刺繍今度教えて?」
「いいよ。そんなに難しくないし。それよりも、妖精さんの手直し……早くて的確で。何かしているの?」
《私は……家が仕立て屋で。》
その言葉を聞くと、皆が声をそろえて「あ~だからかぁ~」と納得の声を上げる。
「リナリア先輩は、糸の扱いが丁寧ですよね。最後の仕上げをお願いしたいくらい!」
クララの言葉にリナリアは「ふふっ」と小さく笑う。
「いいわよ?私でよければ仕上げを見るわ!」
そういうとクララが「ありがとうございます。」と抱き着いた。
(なんだかこういうのいいわね。)
ヘルミーナはこの光景を見て小さく笑った。
それからしばらく――。
他愛のない話をしながらお茶休憩を終えると、ミライアが手を叩いた。
「さぁ、あとひと踏ん張り頑張るか!衣装の最終確認も大詰めだもんな。今日はゆっくり眠れそうだよ。」
テーブルの上のティーカップやお菓子を、唯一の男子であるオスカルドが片付ける。
その間に、端へ寄せていた衣装を近くに運び、それぞれが最終確認を始めた。
(ん~……おかしいな。前に直したはずの場所が……元に戻ってるわ。)
他の五人は気づかないような小さな違和感。
それを見ながら、ヘルミーナは首を傾げた。
(確かにちょっとした違和感だから気づきにくいけど……ここの刺繍の色も本来の色と変わってるし……)
刺繍の色は、日の光に当たるとよくわかる。
だからなのか……少し暗くなってきたこの裁縫室では、違和感に気付けるものがいなかった。
(あ……この衣装……ちょっと破けてるわ……。こっちもだ……)
小指が入るかどうかの小さな穴。それでも踊っているときにどこかに引っかかったりしたら、大変なことになる。
「なんだかおかしい……?」
一人で首を傾げていると、ミライアが声を上げた。
「うん!大丈夫そうだな!あとは本番の奉納舞を楽しみにしよう!」
(せっかくの雰囲気を壊したくないし……あとでこっそり直しに来ようかな。)
そう思っていると、ふと一人の子の手が少し震えていることに気が付いた。
顔を見れば真っ青になっている反面、ホッと息を吐いたのがわかった。
***
ガチャガチャ……
「ふふ……こういう時って、便利よね。」
寮内がすっかり寝静まった頃――
ヘルミーナは裁縫室へと足を運んでいた。
「あれ……鍵が、開いてる……?」
夕方、最終確認を終えて皆で裁縫室を出たとき、
『鍵もかけたし、これで大丈夫ね!!
念のため、みんな鍵が閉まっているか確認してちょうだい。』
そう言って、一人ひとりが鍵を確かめていたはずだ。
(ミライアが鍵を返しているのも、ちゃんと見てたのに……
どうして……?)
胸の奥に、ちくりと小さな不安が走る。
音を立てないよう、ヘルミーナはそっと扉に手をかけ、
ゆっくりと中を覗き込んだ。
……暗い。
灯りは落とされ、裁縫室の中は夜の静けさに包まれている。
その時――
かすかに、布が擦れるような音がした。
(……気のせい?)
ヘルミーナは息を潜めた。
もう一度、何かを感じた気がしたが、それはすぐに消えてしまう。
裁縫室の中には、誰の姿も見当たらなかった。
(……やっぱり、私の気のせいね。)
自分にそう言い聞かせ、ヘルミーナは中へと入る。
カチリ――
背後で、扉が閉まる音がした。
(あ……)
試しに扉に手をかけてみるが、びくともしない。
「……内側からは、開かないのね。」
少し古い裁縫室。
南京錠をつけて施錠する造りのため、外側からでなければ開けられない。
一瞬だけ迷ったあと、ヘルミーナは小さく息を吐いた。
「……考えていても、仕方ないわね。」
今できることを、するしかない。
一枚一枚、衣装を確認しながら、昼間に気になっていた部分に手を入れていく。
「……この破け方。やっぱり、何かに引っかかったみたいね。」
糸を解き、丁寧に縫い直す。
「こっちの刺繍も……色が、少し違うわ……。」
慎重に、淡い青色から濃い青色の刺繍へと整えていく。
「……この裾も危ないわね。」
踏みやすい位置にズレている裾を元に戻すと縫い直した。
「今気づいてよかった。危なく大きな怪我に繋がるとこだったわね。」
(せっかく仲良くしてくれているのに、こんな事で皆が悪く言われるのは嫌だもの。)
一枚一枚丁寧に作業を続けると、一旦大きく伸びをした。
(それにしても多いわね。これって……事故……なのかしら。それとも……)
そこまで考えると、ヘルミーナは首を振った。
(いや、だめね……今は、直すことだけ考えましょう。)
針を進めながらも裁縫室の静けさが、どこか落ち着かない。
先ほど感じた、あの違和感。
(……やっぱり、気のせいじゃない。)
そう思いながらも、ヘルミーナは最後まで口に出すことはなかった。
101
あなたにおすすめの小説
王太子に理不尽に婚約破棄されたので辺境を改革したら、王都に戻ってきてくれと言われました
水上
恋愛
【全18話完結】
「君は中身まで腐っている」と婚約破棄されたエリアナ。
そんな彼女は成り行きで辺境へ嫁ぐことに。
自身の知識と技術で辺境を改革するエリアナ。
そんな彼女を、白い結婚のはずなのに「膝枕は合理的だ」と甘やかす夫。
一方、エリアナを追放した王都では、彼女の不在の影響が出始めて……。
異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 番外編『旅日記』
アーエル
ファンタジー
カクヨムさん→小説家になろうさんで連載(完結済)していた
【 異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 】の番外編です。
カクヨム版の
分割投稿となりますので
一話が長かったり短かったりしています。
『お前を愛する事はない』なんて言ってないでしょうね?
あんど もあ
ファンタジー
政略結婚で妻を娶った息子に、母親は穏やかに、だが厳しく訊ねる。
「『お前を愛する事は無い』なんて言ってないでしょうね?」
奪われ系令嬢になるのはごめんなので逃げて幸せになるぞ!
よもぎ
ファンタジー
とある伯爵家の令嬢アリサは転生者である。薄々察していたヤバい未来が現実になる前に逃げおおせ、好き勝手生きる決意をキメていた彼女は家を追放されても想定通りという顔で旅立つのだった。
落ちこぼれ公爵令息の真実
三木谷夜宵
ファンタジー
ファレンハート公爵の次男セシルは、婚約者である王女ジェニエットから婚約破棄を言い渡される。その隣には兄であるブレイデンの姿があった。セシルは身に覚えのない容疑で断罪され、魔物が頻繁に現れるという辺境に送られてしまう。辺境の騎士団の下働きとして物資の輸送を担っていたセシルだったが、ある日拠点の一つが魔物に襲われ、多数の怪我人が出てしまう。物資が足らず、騎士たちの応急処置ができない状態に陥り、セシルは祈ることしかできなかった。しかし、そのとき奇跡が起きて──。
設定はわりとガバガバだけど、楽しんでもらえると嬉しいです。
投稿している他の作品との関連はありません。
カクヨムにも公開しています。
ラウリーは夢を見ない
ひづき
ファンタジー
公爵家に生まれたラウリーは失敗作だと両親に評価された。
ラウリーの婚約者は男爵家の跡取り息子で、不良物件を押し付けられたとご立腹。お前に使わせる金は一切ないと言う。
父である公爵は、ラウリーの婚約者の言い分を汲んで清貧を覚えさせるためにラウリーへの予算を半分に削れと言い出した。
「───お嬢様を餓死でもさせるおつもりですか?」
ないものを削れだなんて無理難題、大変ね。と、ラウリーは他人事である。
婚約破棄された公爵令嬢は虐げられた国から出ていくことにしました~国から追い出されたのでよその国で竜騎士を目指します~
ヒンメル
ファンタジー
マグナス王国の公爵令嬢マチルダ・スチュアートは他国出身の母の容姿そっくりなためかこの国でうとまれ一人浮いた存在だった。
そんなマチルダが王家主催の夜会にて婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ、国外退去を命じられる。
自分と同じ容姿を持つ者のいるであろう国に行けば、目立つこともなく、穏やかに暮らせるのではないかと思うのだった。
マチルダの母の祖国ドラガニアを目指す旅が今始まる――
※文章を書く練習をしています。誤字脱字や表現のおかしい所などがあったら優しく教えてやってください。
※第二章まで完結してます。現在、最終章をゆっくり更新中です。書くスピードが亀より遅いので、お待たせしてすみませんm(__)m
※小説家になろう様にも投稿しています。
【完結】灰かぶりの花嫁は、塔の中
白雨 音
恋愛
父親の再婚により、家族から小間使いとして扱われてきた、伯爵令嬢のコレット。
思いがけず結婚が決まるが、義姉クリスティナと偽る様に言われる。
愛を求めるコレットは、結婚に望みを託し、クリスティナとして夫となるアラード卿の館へ
向かうのだが、その先で、この結婚が偽りと知らされる。
アラード卿は、彼女を妻とは見ておらず、曰く付きの塔に閉じ込め、放置した。
そんな彼女を、唯一気遣ってくれたのは、自分よりも年上の義理の息子ランメルトだった___
異世界恋愛 《完結しました》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる