転生して何故か聖女なった私は、婚約破棄されたうえに、聖女を解任される。「え?」 婚約者様。勝手に聖女を解任して大丈夫? 後は知りませんよ

幸之丞

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顔を真っ赤にしているイーゴンとアンナを、みんなで散々、揶揄ったあと
エリーゼは、昨日の晩餐会での出来事と今日のギルドの打ち合わせの話をみんなにしました。

「それとおじいちゃん。びっくりしないで聞いてくれるかしら?」
エリーゼは、声を出さず心の中で精霊を呼んでみた。

「「「「「 エリーゼ 我ら(私たち)も姿を現していいのか?待ちくたびれたぞ!」」」」
といいながら精霊達が皆の前に姿を現しました。

急に声がした後擬人化した精霊達を見て
エリーゼとアンナの二人以外は、突然の出来事にその場で固まってしまいました。

「ねぇ? エリーゼ。もしこれから旅に出ようとしているのなら、行って欲しいところがあるの」
とフォーレは、驚く辺境伯家の人たちを無視して話しだしました。

「フォーレ。何処に行くって決めてないから、先ずは貴女に私が行って欲しいところを優先して行きましょう?
でも、7日間でいけるところにしてね?」

「エリーゼ。移動は私が受け持つからすぐに移動は終わるわ。
だから7日間で戻って来られるわよ」
フォーレは、風の精霊の為、風の力を使って、移動をするようです。

「え?じゃ馬車とかいらないわよね?
それに帰りは、扉を使うわよ!
それに、そこで呆けているアンナの魔法もあるし」

「そうね。じゃ行きは私の力で移動して、帰りは二人に任せるわね」

「ちょっとエリーゼちゃん? 扉で移動とはどういうことかな?」
~ガリオンは、孫娘にはとにかく甘く、言葉遣いもエリーゼにはとても優しい言葉使いをします~
やっと固まりが解けたガリオンがエリーゼ聞きました。

「あ! そうね・・・ おじいちゃん。ここの館の一室を私の専用にしてくれませんか?」

「ああ、それはかまわないが、扉となにか関係があるのかな?」

「じゃ。おじいちゃんとおばあちゃんのお二人は申し訳ありませんが、その部屋まで案内していただけますか?」

そう言ってエリーゼはガリオンとルイーサの二人に自分専用となる部屋まで案内してもらいました。

部屋に入る前にエリーゼは、二人に扉の前に止まってもらいました。
そして、自分が扉の前に立ち、先程いた部屋をイメージして扉を開けました。

「「「「「!!!!!!!!」」」」」

ルイーサは、ビックリしましたが、固まって動けなくなったガリオンにかわりに
「こ、この扉の向こうは先程の部屋では、ありませんか?」
と大きな声で叫びました。

その部屋に残った人は全然何が起こったがわかりませんでしたが、
「叔父様。叔母様。 この扉から出てもらいますか?」
というエリーゼの言うことを聞き二人は扉をくぐりました。

「「!!!!」」
「扉の向こうが部屋になっている。
ここは廊下ではないのか!!!」
とハインツが、ルイーサに負けないくらいの声で叫びました。

「驚かせて申し訳ございません。実はこれが私の新しい魔術のようです。」
エリーゼは、驚くみんなに説明をはじめました。
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