転生して何故か聖女なった私は、婚約破棄されたうえに、聖女を解任される。「え?」 婚約者様。勝手に聖女を解任して大丈夫? 後は知りませんよ

幸之丞

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驚くみんなに、○○でもドア の説明が終わりました。

今日はこれからの旅の準備があるので、ガリオン邸に泊ることにしました。
夕食時、今までなら使用人だったため、一緒に食事をとることのなかったアンナもライヒトゥーム一族の大事な一員となる事が正式に決まりました。
そのため一緒の食卓で食事をしています。
ですが、イーゴンも一緒に食事なので、まるで食事が喉を通らなかったようです。

婚約解消の件も、エリーゼが是非といっていたため、正式に公爵家に文を出し、貴族を管理する部署の手続きも終えました。これで正式に婚約が解消されます。

しかし、一方的な破棄でしたので、それにあわせ慰謝料も請求しました。
因みにこの慰謝料は、公爵のヴァイケル家とエリーゼの両親のハインリヒとリーズルにも請求しています。
妹の不貞が原因の一つですので、家族ですが、エリーゼは女伯爵ですので、別の家の扱いになります。(ガリオンはエリーゼ女伯爵の寄親の為ハインリヒ家よりも結びが強い)
そして国王は、エリーゼの解任を知っても、すぐに対応しなかったため、聖女解任の不当を理由に莫大な慰謝料(お金より権利)を求めます。

しかしエリーゼは、聖女に戻りたくないため、国王に訴えることは反対しました。
しかしガリオンが、エリーゼ達の後輩の聖女達がこのような不当な事を繰り返さないために必要だと説得しました。

本来ならばば、国王の臣下であるガリオンがこのような事をすることはありませんが、
ライヒトゥームは、商業的に税収が多く、農作物も輸出するほど収穫もあり、軍事的にも王国全土の専業軍人の半分以上を領地で養っているため独立しても全然問題がなく、他の貴族に比べ圧倒的な税を納めているために、国王にも強気にでれるのです。

その一方、国王のオクタウスは、辺境伯家のガリオンと女伯爵のエリーゼの機嫌を損ねる訳にはいけません。
それは、両家が好意で他の領地もちの貴族より多くの税を国に納めています。
規定通りの税だと、国の収入の4分の1以上減ることになります。
そうすると、お金が足りなくなり、国の運営が火の車になってしまいます。

そして何よりも、エウゲンの攻撃力はかなり高く、辺境伯の為、戦にも慣れ、統率力も半場ではありません。
ガリオンからすれば、訴訟を起こすことにより国王のオクタウスがどのような判断をして行動するか試しているのです。




住宅を変えることもガリオンに告げ、7日後には家を決めるために、商業ギルドに探してもらっていること、そして新しい家には、今までの家で働いてくれている従者達全員も連れて行くことを告げました。

それに対してガリオンは、アンナが我が事業の中心人物になったのだから、エリーゼ専任のメイドを紹介すると言ってくれました。

夕食は、顔を紅くしている二人を除き、和気藹々として終わりました。
エリーゼは、席を立つ前にセバスチャンに明日から着る旅行服にちょっと大きめなポケットをつけて欲しいと命じました。

エリーゼの顔はとても悪いことを考えているように悪い顔をしていました。

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