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連れて行かれた、アーベンベルクとレオポルドの親子を見て
ハインリヒとリーズルは震えあがっていた。
昨日、屋敷の使用人達が言っていたことが本当だと言うことに今更ながらきづいたのです。
「お祖父様。私には両親を裁く事など出来ません。
お父様を育てたお祖父様とお祖母様のお二人の責任でもあります。
陛下が許しいただけるならお二人で、お父様、お母様に罰を与えてください」
エリーゼは身内にも甘くない、このようにハインリヒを育てた祖父と祖母に責任をとれと言っているのだ。
「カーラは、ヴァイケル家と大臣に騙されたようだ。
エリーゼ女伯爵が何かを訴えたのならば、対処しなければならないが、
エリーゼ女伯爵より何も訴訟があがっていない。
だから、ガリオンに任せる」
オクタウスは、先程の鬼のようなエリーゼの笑顔を思い出し
絶対に敵に回してはいけないと思い、ガリオンに丸投げしました。
「え エリーゼ。それは少し厳しくないか?」
「あら。お父様の悪事を介してお祖父様を道連れにしてもよろしくてよ。
それとも、お祖父様は強面ですが、私に虐められたいのですが?」
エリーゼは、あの悪魔の笑顔をガリオンに見せた。
ガリオンは、千人の兵隊を10分で殺してしまうと、恐れられているが、
その怖さはエリーゼにもしっかりと受け継いでいるようだ。
エリーゼは自分が両親を裁いてしまうと、両親を潰してしまうとわかっていたので、祖父にあずけたのだが・・・
ガリオンは孫娘の瞳を見て、察した。そして
「エリーゼ。わかった。
私がもう一度、ハインリヒの教育をし直す」
「ハインリヒそして嫁のリーズルよ。
ハインリヒを一時、廃嫡する。
今後は、ハインリヒが我が領の政治を行い
ハインツが、王都の仕事をしてもらう。
二人には競い合ってもらって改めてどちらに辺境伯を継がせるか考える。
ハインリヒは、娘であり、別の家のライヒトゥーム家の当主であるエリーゼの借金は全て自分の給金で支払ってもらう。
生活費は私と一緒に住むのでわずかにしかかからない。
身を粉にして働くが良い」
ガリオンは一度チラッと孫娘のエリーゼの表情をうかがった。
エリーゼの表情は鉄仮面のように動かないが、それはこの対処で良かったのだと思いました。
「はい。承知しました。
今後は身を粉にして働き、領民にも好かれるようにします」
とハインリヒが答えた。
「ハインリヒよ。
今回のエリーゼの判断に感謝しなさい。
エリーゼがハインリヒを裁いていたら鉱山行き所ではなかったぞ」
ガリオンは、長男の肩を叩き、本音を少し漏らした。
そしてエリーゼとその家族は謁見の間をあとにして
カーラのいる医務室にかけつけたのです。
連れて行かれた、アーベンベルクとレオポルドの親子を見て
ハインリヒとリーズルは震えあがっていた。
昨日、屋敷の使用人達が言っていたことが本当だと言うことに今更ながらきづいたのです。
「お祖父様。私には両親を裁く事など出来ません。
お父様を育てたお祖父様とお祖母様のお二人の責任でもあります。
陛下が許しいただけるならお二人で、お父様、お母様に罰を与えてください」
エリーゼは身内にも甘くない、このようにハインリヒを育てた祖父と祖母に責任をとれと言っているのだ。
「カーラは、ヴァイケル家と大臣に騙されたようだ。
エリーゼ女伯爵が何かを訴えたのならば、対処しなければならないが、
エリーゼ女伯爵より何も訴訟があがっていない。
だから、ガリオンに任せる」
オクタウスは、先程の鬼のようなエリーゼの笑顔を思い出し
絶対に敵に回してはいけないと思い、ガリオンに丸投げしました。
「え エリーゼ。それは少し厳しくないか?」
「あら。お父様の悪事を介してお祖父様を道連れにしてもよろしくてよ。
それとも、お祖父様は強面ですが、私に虐められたいのですが?」
エリーゼは、あの悪魔の笑顔をガリオンに見せた。
ガリオンは、千人の兵隊を10分で殺してしまうと、恐れられているが、
その怖さはエリーゼにもしっかりと受け継いでいるようだ。
エリーゼは自分が両親を裁いてしまうと、両親を潰してしまうとわかっていたので、祖父にあずけたのだが・・・
ガリオンは孫娘の瞳を見て、察した。そして
「エリーゼ。わかった。
私がもう一度、ハインリヒの教育をし直す」
「ハインリヒそして嫁のリーズルよ。
ハインリヒを一時、廃嫡する。
今後は、ハインリヒが我が領の政治を行い
ハインツが、王都の仕事をしてもらう。
二人には競い合ってもらって改めてどちらに辺境伯を継がせるか考える。
ハインリヒは、娘であり、別の家のライヒトゥーム家の当主であるエリーゼの借金は全て自分の給金で支払ってもらう。
生活費は私と一緒に住むのでわずかにしかかからない。
身を粉にして働くが良い」
ガリオンは一度チラッと孫娘のエリーゼの表情をうかがった。
エリーゼの表情は鉄仮面のように動かないが、それはこの対処で良かったのだと思いました。
「はい。承知しました。
今後は身を粉にして働き、領民にも好かれるようにします」
とハインリヒが答えた。
「ハインリヒよ。
今回のエリーゼの判断に感謝しなさい。
エリーゼがハインリヒを裁いていたら鉱山行き所ではなかったぞ」
ガリオンは、長男の肩を叩き、本音を少し漏らした。
そしてエリーゼとその家族は謁見の間をあとにして
カーラのいる医務室にかけつけたのです。
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