聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!

幸之丞

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[・・・ ・・・ と 言う事じゃ。マルグレーテ王妃とヴァルデマー王子は、皆に配った空飛ぶ魔道具で帰った。
皆心配をかけ申し訳なかったのじゃ]

お祖父様は、マルグレーテ王妃とヴァルデマー王子の経緯を説明しました。

[さて、バタバタしましたが会議に戻りましょうか?]

お父様が仕切り直しをしました。

[それでは、今日の会議だが、一つ目に、軍隊の立ち上げ。二つ目に列車とは何かの説明だな。今日は私リカードが司会をする。みなよろしく頼む]

[[[[ はい。よろしくお願いします ]]]]

[それでは、話をすすめる。
先ずは、軍隊の立ち上げだが、今のところ、海軍をオッドリア領に。陸軍及び空軍はベルティンブルグ領で進めている。
さて、海軍については、レナウドより説明を頼む]

[はい。海軍ですが、我が領にアルミノ殿、チーロ殿、ルチャーノ殿、ネーロ殿が派遣され、海軍の組織と訓練。そして軍艦を製造しています。
海軍だけでなく軍事に関しては、指示系統のトップはリカード義兄様です。
その下に、私です。我々領主をぬかしての、事務系のトップはベルティンブルグ家の家宰のカーティス。制服組では、ゲアートがトップに据えています。
その下に海軍、陸軍、空軍に将軍などの役職者が就きます]

[レナウド卿。各(陸、海、空)軍の将軍は決まっているのでしょうか?]

[イデリーナ夫人。陸軍はゲアート殿が兼任。海軍はアルミノ殿です。
空軍は、エルーシア嬢もしくは、レオン君です]

[ここでも、エルーシア様の名が出るのですね?]

[そうなのじゃ。エルーシアちゃんとレオンの2名しか今のところ空軍に属していないのだ。
まず、スキルで空を飛べるのが、この二人で、精霊の力をかりて空を飛べるのがファリカちゃん。魔導具を使わずして空を飛べるのはこの三名しかいないのじゃ]

(実は、聖女シアナも空を飛べるのですよね。古竜の加護をもらっているので、でも私しかわかっていないのよね)と呟いていますと

[エルーシア嬢。空軍はこの先どのように考えているのですか?]
レナウド叔父様は、説明を聞いていますが、皆様のために質問をしました。

[レナウド叔父様。空からの攻撃と防衛は、今現在で、レオンとゲアートの二人と私と私の影の数名がその対象になりますね。
実質表に出ているのは、私とレオンですが、私の影も空軍にいれようと思っています。
影ですので、皆様に挨拶することは出来ません。
そして、妹のファリカも精霊の力をお借りして、私と同じ攻撃が出来ますね・・・]

(あ!私レナウド叔父様と普通に話す事が出来ていますわ)

次回へ続く

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