3 / 11
第三章
それから三日後
しおりを挟む
小さい私には風華が一体何を思ってあんなことを私にだけ言ったのかわからなかった。
しかし、小さいながらもそこに漠然としたさみしさのようなものを感じとっていた。
それからまた三日後、無言だった風華が私の後ろから「だいぶ葉っぱが無くなってきたね」と話かけてきた。
その言葉にふと、いつもの風景のその木に目をやると葉っぱはもう二枚しか残ってはいなかった。
「明日の朝登校する頃にはもうあの木に葉っぱは無いかもしれないな」
なんとなくそう思った。
その木はもう秋は終わりなのだと私と風華に無言で告げているようなそんな気がした。
思えば風華がこの枯れ葉のことを話すのはどういう訳かいつも私にだけだった。
どうして私にだけあの枯れ葉のことを話したのか、大人になった今もわからない。
しかし、小さいながらもそこに漠然としたさみしさのようなものを感じとっていた。
それからまた三日後、無言だった風華が私の後ろから「だいぶ葉っぱが無くなってきたね」と話かけてきた。
その言葉にふと、いつもの風景のその木に目をやると葉っぱはもう二枚しか残ってはいなかった。
「明日の朝登校する頃にはもうあの木に葉っぱは無いかもしれないな」
なんとなくそう思った。
その木はもう秋は終わりなのだと私と風華に無言で告げているようなそんな気がした。
思えば風華がこの枯れ葉のことを話すのはどういう訳かいつも私にだけだった。
どうして私にだけあの枯れ葉のことを話したのか、大人になった今もわからない。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる