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4巻
4-1
しおりを挟むプロローグ 新たな歩み
「なぁ、聞いたか? 〈鬼殺しの英雄〉が、この訓練校にいるって話」
「聞いた、聞いた。〈蛇殺しの英雄〉と同一人物じゃないかって噂だよな?」
「うぉ、まじか! アルト准尉って〈鬼殺し〉の上に〈蛇殺し〉なのか!? すげぇ! ヤバすぎだろ!」
「まぁ、あくまでも噂だけどな」
そんな廊下での会話が、帝国軍少佐であり訓練校の教官でもあるルルベールの部屋の中にまで届く。
王国から帝国へと亡命した鑑定士アルトは、一ヶ月ほどで二度も帝国の危機を退けた。
片や邪竜、片や異形――蛇と鬼、である。
故に今は英雄アルトの話で持ちきりだ。しかし、それは本来あってはならないこと。
ルルベールは、ゆったりとソファーに腰掛け、大きな溜め息をこぼした。
そして、正面のソファーに座る女性――この国の女王であるシュプルに目を向ける。
「現状は廊下から聞こえる会話の通りじゃ。そこかしこが〈鬼殺し〉の噂で持ちきりじゃな」
「爺が危惧していた通りになった。そういうことか……」
そう言いながらルルベールと同じように肩を落としたシュプルは、頭痛を抑えるように目を覆う。
ルルベールは、苦虫を噛みつぶしたような表情で、虚空を睨み続けていた。
「当たってほしくはなかったんじゃがな」
ルルベールの言葉を受け、天井を仰ぎ見たあとで、シュプルは胸の下で腕を組み替える。
「本当に、ネズミはどこにでも現れるものだな」
アルトたちが、ドラムド王国軍が潜む屋敷に夜襲をかけ、異形を倒してから、今日で四日。
ルルベールが彼らに与えた休暇は七日間あるので、まだアルトたちは息抜きの最中である。
そんな中ルルベールは、女王との会談を秘密裏に取り付けていた。
英雄騒ぎ――その理由について話し合うために。
「順を追って報告を聞こう」
女王の言葉にルルベールは頷く。
彼の指がソファーのボタンに触れ、防音の魔道具が起動する。
周囲の音が消えたのを確認し、シュプルは口を開く。
「今回の任務に関するアルト准尉の功績は、全て隠蔽する。爺がそう判断し、そのように動いた。余の認識に相違はないな?」
「うむ。ルドルフの力も借りたが、九割がた儂が工作を行った」
ルルベールは、異形退治の作戦に参加した全員に箝口令を敷き、事件直後から隠蔽工作に奔走していた。
そのため帝都に敵が侵入していたことを知る者は、直接関わった軍の精鋭部隊と国の上層部のみ。
ましてや異形の存在を知る者となると、その数は片手の指で収まる。
だが、現実は『鬼』の話題で持ちきり。二人が頭を痛めるのも当然だといえる。
そもそも、これらを隠蔽しようとした理由は、大きく分けて二つ。
そのうち一つを、シュプルが口にする。
「蛇と鬼を立て続けに倒したと周囲に知れれば、面倒ごとは避けられんからな。それは、アルト准尉がもっとも嫌うこと……そうだな?」
シュプルの言葉に、ルルベールは頷く。
『幸せな日常を守るために行動する』というのがアルトの基本的なスタンスであることを、二人は理解している。
そして、二つ目の理由は――
「それに加え、この国のためにも、この国の平穏のためにも隠しておくべき。儂はそう判断した」
英雄が危機を退けたことは、敵の侵入を許したこととイコールである。
それが広く知れることで、民衆の不安を煽りたくない。そして何より、目の前にいる女王の立場を堅牢に保ちたいという、ルルベールの配慮だった。
ルルベールの指が、もう一度ボタンに触れた。
これにより、外の音だけが中に聞こえる。
「なあなあ。英雄様の部下になるには、どうすりゃいいと思うよ?」
「んー、やっぱ、あれじゃね? めっちゃ強くなるしかないんじゃね?」
「そうだよなぁ。英雄の部下は、全員が全員すげぇ強いって話だもんなぁ」
「あとは、可愛い女の子が有利! って噂もあるけどな」
「そっちはたまたまだろ? 最短で准尉になった実力者様だぜ?」
「そうだよな。やっぱ、力だよな」
ルルベールは再度ボタンを押し、向こう側の声が聞こえないようにした。
女王は大きく息を吸い込んだ。
そして、『極秘』と書かれた百枚を超える資料をパラパラとめくる。
これはルルベールが書き、同じく少佐であるルドルフが修正を加えた、軍部の中でも極一部にしか渡されることのない、緊急の報告書である。その最後は、次のように締められていた。
『帝都内部に潜入した王国貴族の存在を確認。精鋭部隊が突入し、七十一名を捕縛。一名の亡骸を回収した』
それを見て、シュプルは呟く。
「……確かに、妥当な落としどころだな」
報告書において、嘘は書かれていない。ただ、あえて不審な点は残している。
捕縛された七十一名は、異形の攻撃に巻き込まれて命を落としている。万一この報告書の情報が王国に漏れた場合、王国側は捕虜として自国民が捕らえられていると解釈することだろう。そうなれば、そのいもしない捕虜に関する情報を集める方を優先して、本当に隠したいアルトの功績と異形の存在を秘匿できる――そういう算段だった。
「ネズミは、爺の予想を超える傑物か……」
ルルベールはそれには答えず、別の情報を口にする。
「王宮でも鬼退治の噂話を耳にしたが、『ルルベールか精鋭部隊が退治したのだろう』くらいの内容じゃった。訓練校で出回っている話の方が、より真に近しい」
噂話とは、伝言ゲームのようなもの。
発信源から遠くなるほど、流した者の意図せぬ形に変わっていく。
ルルベールは推論を口にする。
「ネズミは、訓練校の中に潜んでいる、と考えてもよいのかもしれぬな。じゃが……敵の目的が読めんわい」
「爺をもってしても、お手上げか」
アルトを英雄に押し上げるような噂を流して、誰が得するのか――ルルベールは幾度となくその問いについて考えたが、ついぞ答えは出なかった。
「余が近付くと注目を集める故自重していたが、蛇の化物を討伐した際に動くべきであった」
シュプルは大きな溜め息をつき、資料をテーブルの上に投げる。当然こちらも内容は極秘だ。
そして、左手の中指にはまっていた指輪を外し、人差し指と親指で摘まんでルルベールの前に差し出した。
「時間を見つけてアルト准尉に会おう。爺、案内を頼めるか?」
ルルベールは指輪を受け取り、大きく頷く。
「うむ。儂も、それが良いと思うておったところじゃ」
こうして会談は終わり、遮音の魔道具は解除された。
ドアの向こうからは、未だ英雄を持て囃す声が聞こえる。
1 豪華な扉
「ルルベール教官。一つお願いがあるのですが」
俺がそう切り出すと、ルルベール教官は心底不思議そうに首を傾げる。
「む? なんじゃアルト、あらたまって」
「帰ってもいいですか?」
「何を言っておる! ダメに決まっておろう」
異形を倒してから、五日目の朝。
俺は人生初の七連休を楽しんでいたはずだったのだが、突如としてルルベール教官に「おぬしに会わせたい人がいるから来い。儂の散歩に付き合え」なんて口実で拉致され……気付けば王城内の豪華すぎる扉の前に立たされていた。
「この扉、どう考えても俺なんかが開けていい扉ではないですよね?」
扉は、圧倒されるほどに大きい。大人二十人が優に通れる幅があり、どのくらいの高さがあるか上を見上げると、首が痛くなるほどだ。
表面は美しい木目を活かした朱色の塗装がなされ、そこかしこに純金の装飾が施されている。
中央には巨大な家紋が輝いているのだが、その家紋――帝国だと家紋じゃなくて、所有者の実力を示す紋章か――が一番の問題だった。
「チューリップを模した紋章って、帝国の象徴ですよね? ってことはこの中には相当なお偉いさんがいるってことじゃないですか?」
「うむ。その通りじゃ」
その通りらしい。
動揺しながらも、手元の指輪を指差す。
道中、『この先必要になるから貸しておこう』とルルベール教官に渡されたのだ。
指輪にはめ込まれた石には、幾重にも連なる山を連想させる、青と白の模様が刻まれている。
「も、紋章といえば、ここにも別の紋章が刻まれているのですが、これにはどういった意味があるのですか?」
「これは王家の紋章じゃ。知らんのか?」
「……いえ、念のために確認しただけです」
ええ、ええ! 訓練校の授業で学びましたよ! 本物を見ることになるなんて、思わなかったですけどね!
似ている別の紋章であってくれと願う俺の思いは、こうして一蹴された。
しかもこの指輪、特殊な魔法が施されている気がするんですが?
鑑定したくないと思うものに出合う日が来るなんて、夢にも思わなかった。
ひとまずこいつは置いておくとして、まずは、目の前の扉だよな。
「帝国の象徴が刻まれた扉に、王家の印が刻まれた指輪の組み合わせ。中々大仰ですけど、まさかこの先は、この国のトップである女王様の部屋、なんてことはないですよね?」
「む? この先は女王の部屋じゃが?」
「……はは」
笑うしかない。
俺の勘違いだろう。勘違いであってほしい。そう願っていたが、やはりそうなるのか。
「ってことは部屋の中にいるのは――」
「女王じゃな」
食い気味の返答だ。
……ですよね。女王様のお部屋で会う人なんて、女王様しかいませんよね。
俺の希望は、全て砕かれた。抵抗をする意思すら残ってない。
愕然とする俺を後目に、ルルベール教官は平然と言う。
「なんじゃ、開けぬのか? あやつは、お転婆な娘じゃからな。あまり待たせぬ方が良いぞ?」
「へ? あっ、はい。そうですよね。女王様をお待たせするのは、色々と問題ですよね!」
っていうか、教官、女王様のことを『お転婆な娘』って仰いました?
さすがに俺の聞き間違い、空耳、幻聴ですよね?
いや、今はそんなことよりも大事なことがある。
「それより教官、俺を呼びに来た時に『どんな服装でも良い。今すぐ出立じゃ!』って言いましたよね?」
「うむ。そう言ったのぉ。それがなんじゃ?」
「俺の服! ドレスコードを無視しているとか、そんなレベルじゃないですよ!」
俺は部屋でダラダラしていた時に拉致されたので、服装だって普通に部屋着――丸首のシャツとだるだるのズボンだ。
「軍の訓練服ですらないですよ!? 普段着中の普段着ですよ!? そんなんで女王様に会えって言うんですか⁉」
幸いなのは、パジャマではないということ。焼け石に水感が半端ない。
いやだって、散歩気分で女王様に会いに行くなんて、思うわけないでしょ!
「なんじゃ、そんなことか」
俺の姿を流し見た教官が、肩を揺らした。
そして胸の前で腕を組み、仁王立ちになる。
「問題はなかろうて。儂は軍服を着ておるからの。恥をかくのは、おぬしだけじゃ」
「──なっ⁉」
え? 何? ちょっと待って? この人、本気で言ってんの!?
相手はこの国のトップ! 権力の中枢! ナンバーワンなんだぞ!? この人、バカなの!?
「くははは! 冗談じゃ。あのじゃじゃ馬は、ドレスコードなど気にせぬ。ほれ、約束の時間になるぞ? あとは、おぬしがドアを開ければ良いだけじゃ」
そんな教官の言葉を無視して、俺は考える。
もう手遅れなのは分かった。だが、どうにか、何か足掻けないだろうかと。
そして俺は、ひと筋の光を見た。
「教官! 女王様にお会いする時の礼儀作法を教えてください! 今すぐに!」
付け焼き刃でも、なんでもいい! 何かしらの武器が欲しい!
しかし、それすら教官はぶった斬る。
「不要じゃ」
俺は食い下がることしかできない。
「分かりました! それならやり取りするための台本……ありませんか?」
「うむ。ないわい」
女王様とは、准尉に昇進した時の昇進式で一度だけ顔を合わせているが、あの時は台本があった。
それを思い出しての問いだったが、それすらないとなると、いよいよヤバい。
絶望する俺に、ルルベール教官は笑いかける。
「全て不要じゃな。やんちゃな娘ではあるが、些事を気にするほど繊細じゃないしのぉ」
「……」
「ん? なんじゃ? その目は?」
教官の言葉を心の底から疑っている目ですが?
『散歩に付き合ってくれぬか?』なんて言葉で連れ出しておいて、国のトップに会わせる。そんな人の言葉をどうやって信じろと?
しかし、ジト目を向け続けたところで、ルルベール教官はあっけらかんと口を開く。
「まぁ、あれじゃ。不安であれば、ただ頭を下げておけばよいわい。堪え性のない娘じゃからな。向こうが、あれこれ話を進めるじゃろうて」
「……分かりました」
教官の言葉を信用したわけじゃないが、このまま押し問答を繰り返しても、時間を無駄に消費するだけか。
そんな投げやりな決意を固める俺に、ルルベール教官は言う。
「その指輪が鍵の役割を果たす。それをはめたまま扉に触れれば、開くようになっておるわい」
「……ええ。ノックは?」
「不要じゃ。部屋の主が許可した時にだけ開くよう細工してあるからの」
「なるほど。それじゃあ開けますね」
そう言いながら、背筋を伸ばす。
扉に指先を触れると、微かな音と共にそれが開き始める。その瞬間に、俺はガバリと頭を下げた。
いいよな? これで正解なんだよな!?
少しして、遠くから女王様の声がした。
「こちらが呼び出しておいてなんだが、これでも忙しい身でな。少しばかり、余のことを待たせすぎではないか?」
「──⁉」
思わず息を呑む。
明らかに声が怒気混じりなんだが!?
予定時刻に遅れた!? そんな話、なんにも聞いてないんだけど!?
さっき『約束の時間になるぞ?』って言っていたのはなんだったんだよ!
なんて叫びたくなるが、女王様の御前だ。迂闊な発言は死に繋がる。
どうする? このまま頭を下げ続けるか? 何か他に選択肢は?
ヤバい! 何も思い浮かばない!!
「そなたが、アルト准尉で間違いはないな?」
「はっ、はい!!」
未だ怒気を孕んだ女王様の声に、俺は反射的に大きな声で返事してしまう。
どうしよう。先手を打たれてしまった。
「そちと会うのは二度目だとは思うが、特別に自己紹介をしよう」
女王様が言葉を区切り、静寂が場を支配する。厳かな雰囲気に押し潰されそうだ。
心臓が痛い。俺、このまま死ぬのかな……?
いや、諦めるな! どこかに、生き残れる選択肢があるはず!
「お転婆で、じゃじゃ馬で、やんちゃな、この国の女王である」
「…………アルト・スネリアナです」
「ふむ、そうか」
いや、ちょっと待て! 廊下での会話が、丸聞こえだったってことか⁉
なおも女王様は続ける。
「台本の用意がなくてすまぬな」
「い、いえ……」
「余は寛大だからな。そちには、死に方を選ぶ権利をやろう。最後に言い残す言葉はあるか?」
「──」
いや、違うんです! 悪口を言ったのは、ルルベール教官なんです! 全て教官が悪いんです!!
そう言いたいが、それが言い訳だと捉えられたら、状況はさらに悪化するだろう。
とはいえ帝国の中枢であるこの場から走って逃げ切れる気もしない。逃亡先のあてもない。
どうにかして死刑を免れる手段はないのか! 考えろ……!
「……」
ダメだ。色々な可能性を検討したが、打つ手がない……
リリ、マルリア、フィオラン、マイロくん。ごめんな。俺はもう、ダメみたいだ。
「部下たちに『楽しい毎日をありがとう』とだけお伝えください。処刑は、できるだけ苦しくないものでお願いいたします」
頭を下げたまま言葉を絞り出した。だけど、本音を言えばまだ死にたくない。
なんとかしてください、教官! 切実に!
そう思っていると、くつくつと笑う女王様の声が聞こえた。
「いやはや、こんな話を本気にするとは思わなかったぞ」
「ぇ……?」
俺は驚きのあまり、頭を上げる。
動きやすそうな赤いドレスを着た女王様が、扇子で口元を隠して、優雅に微笑んでいる。
女王様が笑っている……? 俺、助かるのか……?
「そちは余を愚弄したのだぞ? 楽な死に方など、選べるわけがなかろう」
あ、そういうことか。もうダメだ。
道端に転がる石ころを見るような、そんな感情のない目が、俺を見ている。目の奥が笑ってない。
「……申し訳、ございません」
最早、それ以外に言葉が出ない。
そんな俺に、無慈悲な言葉がかけられる。
「そちが選べるのは、四肢を順番に切り落とす『四肢落とし』か、体を縦に割る『ノコギリ引き』だが……どちらが好みかな?」
女王様はそう口にしながら、ふわりと微笑んだ。
四肢落としと、ノコギリ……
「ちなみにだが、ノコギリ引きは、上から斬るか、下から斬るか選ばせてやろう」
「……」
全身から冷や汗が吹き出し、視野が狭まっていく。
息が苦しい。心臓が痛い。だけど、そんなことも言っていられない。女王様の問いかけに答えなければ……
俺はどうにか言葉を絞り出す。
「四肢落としで、お願いします……」
「ふむ。腕や足を斬り落とされる方が好みか。良い趣味だ」
「あの……えっと……」
「む? ノコギリでギコギコされる方が好みか?」
「……いえ、……そのようなことは、ない、です。はい……」
ギコギコは無理だ。響きがすでに無理だ。
だが、手足を斬られるのも……
そんな女王様の言葉に顔を青くする俺の後ろから、ルルベール教官の声がする。
「ほれ、そのくらいにしておかぬか。昔のおぬしのように、アルトがお漏らししたらどうする」
「にゃっ⁉」
女王様の口から可愛らしい声が漏れた。
そして目が大きく開き、頬が赤く染まっていく。
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