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女と見れば誰にでも優しくするのね
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いわれるがままに始めたお悩み相談室だったが、ぽつりぽつりと投稿があって、始まって早々廃止ということにはならないで済んでいた。
内容は、益岡先輩が予想したように、ライトなものばかりで、冗談半分のような相談に、俺たちも気楽に答えることができていた。
相談内容:「彼氏が目玉焼きにはソース派なんですけど、私は醤油なんです、どうすればいいですか?」
「これは彼氏のご飯を作ってあげているという惚気ですか、リア充爆発し……じゃなくて、そんな些細な事で文句を言う男は見切ればいい」
「じゃなくて、それくらい調教しなさい。それが出来ないのはあなたの魅力が足りないせいよ」
「なんだ、お前は魅力たっぷりだってか?」
「じゃなきゃ花丸君は私の事をジロジロ見ないでしょう」
「べ、別に見てねーし!」
相談内容:「私は将来、男性医師と結婚したいと思っています。どうすればいいですか?」
「今時、女子高生でそんなことを言う人がまだいたのね。そのような社会的地位の高い男性は、頭もいいのだから、あなたのような下劣な女の本性なんてすぐに見透かされて、相手にされないわよ」
「おい、それだと相談役になってないだろうが」
「ああ、そうだった。聞くところによると、医学生はあまりモテないらしいから、狙い目よ。既成事実を作ってしまえば、こっちのもの。医科大の学園祭に行って、モテなさそうな冴えない君を見つけてワンナイトしたらあなたの勝ちね」
「お昼の放送で不適切な発言がありました。大変申し訳ございません」
相談内容:「クラスの女子の半分は俺のことが好きな気がする。モテすぎて辛い。どうすればいい?」
「安心しろ。気のせいだ」
相談内容:「放送部の花丸君が、私の事を変な目で見てきます。身の危険を感じます。どうすればいいですか?」
「お前は何を書いているんだ?」
「なぜ私だって分かったの? 自覚ありってことかしら?」
「ちげーよ、馬鹿!」
とまあ、割とはじけて相談室をやっていたのだが、
「お前らなあ。生徒指導部の先生から怒られたぞ。高校の昼の放送で何をやっているんだって」
と顧問の井口先生に叱られる事態になっている。
「いや、でもですよ、みんな喜んでますし、相談の数も増えています」
「だからと言って、やっていいことと悪いことがあるだろうが」
「では先生、何が駄目というのですか? 私と花丸君に何を求めるのです? 真面目腐った教育番組のようなものを流せと言うのなら、私たちがやる意味がないのでは?」
橘の毅然とした態度は、目上の人が相手でも関係ないらしい。
「だが、高校生らしい放送ってもんがあるだろうが」
「先生の言う、高校生らしさって何ですか? 杓子定規に大人の言うことを、はいはいと聞いて、この世の穢れは何も知らない。それが先生の言う高校生らしさですか? 生徒が聞きたがっているものにふたをして、大人の操り人形を作りたいのなら、俺たちに自律だとか、自主性を重んじるだとか言わないでくださいよ。内容も源氏物語以上に過激な事は放送していないと思いますがね」
「ほんとお前ら、口だけは達者だな。まあ俺も、あれくらいなら大目に見てやってもいいと思っているし、指導部の先生に言われたから注意してるんだが、もうちょっとマイルドに頼むよ。あんまり酷いと本当に辞めさせられるからな」
「……善処します」
「本当、可愛くないなお前ら。お前らだけにやらせてると心配だから、もう一人部員を探して来いよ」
井口先生は怒るというよりも呆れた感じで言った。
「先生。花丸君にまともな人員が確保できると思いますか?」
「お前は何故わざわざ俺を貶める? それと俺だけにやらせる気満々かよ?!」
「何を言っているのかしら? 私が部員募集をしたら、下心で入ってくるおバカな男子が増えるだけじゃない」
と片方の眉を釣り上げながら言う。
「なぜ俺がお前が理由で部活に入ったみたくなっているんだ? 俺の方が先に入部してるんだからな?」
「あら、自分のことを言われているってよくわかったわね。褒めてあげるわ」
「お前あまり俺の事をなめるなよ」
「先生、花丸君があからさまな脅しをしてきました。怖いです。私の貞操が未曽有の危機です」
「どうしてそうなる?」
井口先生は俺たちのやり取りをポカンとした顔で見ていたのだが、
「……ああ、うん。仲良くやってるようで何よりだ」
そんな時、
「井口先生~」
と他の先生が井口先生に声を掛ける。
「はい?」
「痴話喧嘩は職員室の外でやらせてください」
「だとさ」
と笑いながら、井口先生が言う。
「……っ、花丸君のせいで変な事を言われたじゃない」
橘が頬を染めるのはもはやお約束。
「俺のせいなの?」
井口先生に「よろしく頼む」と何をよろしく頼まれたのか分からないまま、職員室を出て、放送室に戻り、時間が来てから帰りの放送をして、部室を後にした。
六月も下旬になると、日本特有の夏の蒸し暑さがやってきて、外を歩くだけで汗がだらだらと流れる。
家と学校の間に廊下を作って、空調の聞いた中を登下校したいと馬鹿げたことを考えながら、グラウンドの横を通った時の事。
どこぞの運動部のマネージャーが片付けをしているのが目に入った。格好から察するに、多分サッカー部。手前の蛇口の所で、何やら洗い物をしている。グラウンドの奥の方では、この蒸し暑いのに、グラウンドに水を撒いている。グラウンドでスイカでも育てていると言うのか。
その時だった。
蛇口につながるホースが外れて、水場にいた、その女子マネージャーにかなりの量の水がかかった。
「あっ、ごめーん。濡れちゃったー?」
奥にいた女子部員たちはそう笑いながら、手前のマネージャーに言ってきた。
「……大丈夫……です」
単なる事故だったのなら、それほど問題はない。この暑い気温の中だ。水を少々かぶるくらい問題はないだろう。仮にわざとだったとしても、そこに友人同士の気安さがあって、単なるじゃれ合いの一環だったのなら、目くじらを立てる必要性などないのかもしれない。
「ねえ、花丸君」
橘は嫌なものを見た、といった感じで声を掛けてきた。
「ああ。……あれはお悩み相談室の仕事の範疇に入ると思うか?」
「そうね、彼女が私たちに助けを求めるのなら、私たちは動くべきでしょうね。風紀委員か先生に任せるのも一つの手でしょうけど」
「俺が受けてきた道徳の授業では、困っているやつを見て素通りするのは、いじめているやつと変わらんそうだぞ。傍観者はいじめっ子と同罪だそうだ」
「そして、助けては一緒に攻撃される。有徳の人って、損な性格してるわね」
「かもな」
「でも嫌いじゃないわよ」
「そして俺は周りに嫌われるのに慣れている」
「……一ついいかしら。彼女があのような目に遭わされるのに、正当な理由があるとしたら?」
「もしそうだとしても、俺がしゃしゃり出る理由はある」
「なにかしら?」
「泣いている女の子がいたら放っておけないだろ」
「……あなた、女と見れば誰にでも優しくするのね」
「不満かよ」
ここで橘が「私以外の女子に優しくするのは、不愉快だわ。花丸君が優しくするのは私だけで十分よ」みたいなことを言う、可愛げの片鱗でも見せれば、俺も少しはドキリとするのだが、そんなことは口が裂けても言うまい。
「いいえ。きっとあなたの事だから、助けるのは可愛い女の子だけであって、それはつまり超絶可愛い私は、あなたを一生こき使えるということになるもの」
やべえ、我田引水すぎて涙が出てくる。これが橘クオリティー。
俺はゆっくり、びしょ濡れになってしまったマネージャーの方に近づく。もうちょっと明るかったら、運動着が透け透けになって、目のやり場に困ったろうから、助かった。
そして彼女に声を掛ける。
「こちら放送部。お悩み相談やってます。相談したいことのある方はお気軽にどうぞ」
「……」
無反応か。まあいい。女子に無視されるのは慣れている。
「なあ君。困っていることないか? 俺が相談に乗るぜ」
うわー、部活という傘がなかったら絶対こんなこと言えない。
「不思議ね。あなたが言うと、ナンパ文句にしか聞こえないわ」
「お前水を差しに来るなよ」
「……あの、大丈夫ですから。……たまたまなので」
「たまたま? それは彼女らがたまたまホースをねじり水の流れを止めて、たまたま蛇口側が破裂したということかしら? それとも、わざと水の流れを止められたホースの根元が、たまたま外れたということかしら? それとも、わざとねじられたホースの根元が外れるのは必然的に起こって、そこにたまたまあなたがいたということかしら?」
「おい、橘。嫌な言い方すんなよ」
事実、起こった状況を見るに、あれが偶然の事故とは思えなかったが。
「私……」
「困っているのなら、相談だけでもしてみるのがいいと思うわよ。たとえ相談相手が私たちでなくとも。あとはあなたの判断に任せるわ。行くわよ花丸君」
「おい橘」
つかつかと歩き出した橘を追いかけ始めた俺の耳に、
「助けて」
と小さいが、確かにそう助けを呼ぶ声が届いた。
橘は立ち止まり、その女子マネージャーの方を向いた。
「放送部はどんな悩みの相談にも乗ります。ご希望なら、相談のみで放送は致しません」
「私の悩みを聞いてください」
「お名前は?」
「安曇梓です」
内容は、益岡先輩が予想したように、ライトなものばかりで、冗談半分のような相談に、俺たちも気楽に答えることができていた。
相談内容:「彼氏が目玉焼きにはソース派なんですけど、私は醤油なんです、どうすればいいですか?」
「これは彼氏のご飯を作ってあげているという惚気ですか、リア充爆発し……じゃなくて、そんな些細な事で文句を言う男は見切ればいい」
「じゃなくて、それくらい調教しなさい。それが出来ないのはあなたの魅力が足りないせいよ」
「なんだ、お前は魅力たっぷりだってか?」
「じゃなきゃ花丸君は私の事をジロジロ見ないでしょう」
「べ、別に見てねーし!」
相談内容:「私は将来、男性医師と結婚したいと思っています。どうすればいいですか?」
「今時、女子高生でそんなことを言う人がまだいたのね。そのような社会的地位の高い男性は、頭もいいのだから、あなたのような下劣な女の本性なんてすぐに見透かされて、相手にされないわよ」
「おい、それだと相談役になってないだろうが」
「ああ、そうだった。聞くところによると、医学生はあまりモテないらしいから、狙い目よ。既成事実を作ってしまえば、こっちのもの。医科大の学園祭に行って、モテなさそうな冴えない君を見つけてワンナイトしたらあなたの勝ちね」
「お昼の放送で不適切な発言がありました。大変申し訳ございません」
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「安心しろ。気のせいだ」
相談内容:「放送部の花丸君が、私の事を変な目で見てきます。身の危険を感じます。どうすればいいですか?」
「お前は何を書いているんだ?」
「なぜ私だって分かったの? 自覚ありってことかしら?」
「ちげーよ、馬鹿!」
とまあ、割とはじけて相談室をやっていたのだが、
「お前らなあ。生徒指導部の先生から怒られたぞ。高校の昼の放送で何をやっているんだって」
と顧問の井口先生に叱られる事態になっている。
「いや、でもですよ、みんな喜んでますし、相談の数も増えています」
「だからと言って、やっていいことと悪いことがあるだろうが」
「では先生、何が駄目というのですか? 私と花丸君に何を求めるのです? 真面目腐った教育番組のようなものを流せと言うのなら、私たちがやる意味がないのでは?」
橘の毅然とした態度は、目上の人が相手でも関係ないらしい。
「だが、高校生らしい放送ってもんがあるだろうが」
「先生の言う、高校生らしさって何ですか? 杓子定規に大人の言うことを、はいはいと聞いて、この世の穢れは何も知らない。それが先生の言う高校生らしさですか? 生徒が聞きたがっているものにふたをして、大人の操り人形を作りたいのなら、俺たちに自律だとか、自主性を重んじるだとか言わないでくださいよ。内容も源氏物語以上に過激な事は放送していないと思いますがね」
「ほんとお前ら、口だけは達者だな。まあ俺も、あれくらいなら大目に見てやってもいいと思っているし、指導部の先生に言われたから注意してるんだが、もうちょっとマイルドに頼むよ。あんまり酷いと本当に辞めさせられるからな」
「……善処します」
「本当、可愛くないなお前ら。お前らだけにやらせてると心配だから、もう一人部員を探して来いよ」
井口先生は怒るというよりも呆れた感じで言った。
「先生。花丸君にまともな人員が確保できると思いますか?」
「お前は何故わざわざ俺を貶める? それと俺だけにやらせる気満々かよ?!」
「何を言っているのかしら? 私が部員募集をしたら、下心で入ってくるおバカな男子が増えるだけじゃない」
と片方の眉を釣り上げながら言う。
「なぜ俺がお前が理由で部活に入ったみたくなっているんだ? 俺の方が先に入部してるんだからな?」
「あら、自分のことを言われているってよくわかったわね。褒めてあげるわ」
「お前あまり俺の事をなめるなよ」
「先生、花丸君があからさまな脅しをしてきました。怖いです。私の貞操が未曽有の危機です」
「どうしてそうなる?」
井口先生は俺たちのやり取りをポカンとした顔で見ていたのだが、
「……ああ、うん。仲良くやってるようで何よりだ」
そんな時、
「井口先生~」
と他の先生が井口先生に声を掛ける。
「はい?」
「痴話喧嘩は職員室の外でやらせてください」
「だとさ」
と笑いながら、井口先生が言う。
「……っ、花丸君のせいで変な事を言われたじゃない」
橘が頬を染めるのはもはやお約束。
「俺のせいなの?」
井口先生に「よろしく頼む」と何をよろしく頼まれたのか分からないまま、職員室を出て、放送室に戻り、時間が来てから帰りの放送をして、部室を後にした。
六月も下旬になると、日本特有の夏の蒸し暑さがやってきて、外を歩くだけで汗がだらだらと流れる。
家と学校の間に廊下を作って、空調の聞いた中を登下校したいと馬鹿げたことを考えながら、グラウンドの横を通った時の事。
どこぞの運動部のマネージャーが片付けをしているのが目に入った。格好から察するに、多分サッカー部。手前の蛇口の所で、何やら洗い物をしている。グラウンドの奥の方では、この蒸し暑いのに、グラウンドに水を撒いている。グラウンドでスイカでも育てていると言うのか。
その時だった。
蛇口につながるホースが外れて、水場にいた、その女子マネージャーにかなりの量の水がかかった。
「あっ、ごめーん。濡れちゃったー?」
奥にいた女子部員たちはそう笑いながら、手前のマネージャーに言ってきた。
「……大丈夫……です」
単なる事故だったのなら、それほど問題はない。この暑い気温の中だ。水を少々かぶるくらい問題はないだろう。仮にわざとだったとしても、そこに友人同士の気安さがあって、単なるじゃれ合いの一環だったのなら、目くじらを立てる必要性などないのかもしれない。
「ねえ、花丸君」
橘は嫌なものを見た、といった感じで声を掛けてきた。
「ああ。……あれはお悩み相談室の仕事の範疇に入ると思うか?」
「そうね、彼女が私たちに助けを求めるのなら、私たちは動くべきでしょうね。風紀委員か先生に任せるのも一つの手でしょうけど」
「俺が受けてきた道徳の授業では、困っているやつを見て素通りするのは、いじめているやつと変わらんそうだぞ。傍観者はいじめっ子と同罪だそうだ」
「そして、助けては一緒に攻撃される。有徳の人って、損な性格してるわね」
「かもな」
「でも嫌いじゃないわよ」
「そして俺は周りに嫌われるのに慣れている」
「……一ついいかしら。彼女があのような目に遭わされるのに、正当な理由があるとしたら?」
「もしそうだとしても、俺がしゃしゃり出る理由はある」
「なにかしら?」
「泣いている女の子がいたら放っておけないだろ」
「……あなた、女と見れば誰にでも優しくするのね」
「不満かよ」
ここで橘が「私以外の女子に優しくするのは、不愉快だわ。花丸君が優しくするのは私だけで十分よ」みたいなことを言う、可愛げの片鱗でも見せれば、俺も少しはドキリとするのだが、そんなことは口が裂けても言うまい。
「いいえ。きっとあなたの事だから、助けるのは可愛い女の子だけであって、それはつまり超絶可愛い私は、あなたを一生こき使えるということになるもの」
やべえ、我田引水すぎて涙が出てくる。これが橘クオリティー。
俺はゆっくり、びしょ濡れになってしまったマネージャーの方に近づく。もうちょっと明るかったら、運動着が透け透けになって、目のやり場に困ったろうから、助かった。
そして彼女に声を掛ける。
「こちら放送部。お悩み相談やってます。相談したいことのある方はお気軽にどうぞ」
「……」
無反応か。まあいい。女子に無視されるのは慣れている。
「なあ君。困っていることないか? 俺が相談に乗るぜ」
うわー、部活という傘がなかったら絶対こんなこと言えない。
「不思議ね。あなたが言うと、ナンパ文句にしか聞こえないわ」
「お前水を差しに来るなよ」
「……あの、大丈夫ですから。……たまたまなので」
「たまたま? それは彼女らがたまたまホースをねじり水の流れを止めて、たまたま蛇口側が破裂したということかしら? それとも、わざと水の流れを止められたホースの根元が、たまたま外れたということかしら? それとも、わざとねじられたホースの根元が外れるのは必然的に起こって、そこにたまたまあなたがいたということかしら?」
「おい、橘。嫌な言い方すんなよ」
事実、起こった状況を見るに、あれが偶然の事故とは思えなかったが。
「私……」
「困っているのなら、相談だけでもしてみるのがいいと思うわよ。たとえ相談相手が私たちでなくとも。あとはあなたの判断に任せるわ。行くわよ花丸君」
「おい橘」
つかつかと歩き出した橘を追いかけ始めた俺の耳に、
「助けて」
と小さいが、確かにそう助けを呼ぶ声が届いた。
橘は立ち止まり、その女子マネージャーの方を向いた。
「放送部はどんな悩みの相談にも乗ります。ご希望なら、相談のみで放送は致しません」
「私の悩みを聞いてください」
「お名前は?」
「安曇梓です」
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