夢の言葉と陽だまりの天使(上)【続編②】

☆リサーナ☆

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第6章(2)アカリside

2-5

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「アカリさん。
ヴァロン様から連絡が来ましたよ」

「依頼人との話し合いが終わって、今港街へ帰還中だそうです!」

マスターさんと話していた私に、席を外していたレナとレイが笑顔で報告に来てくれた。


「!……本当?」

早く会いたい。
そんな気持ちが溢れて私は笑顔になる。

マスターさんが訪ねて来てくれた事で、私の気持ちはすっかり落ち着いていた。
ヴァロンが帰ってきたらちゃんと話し合おう。
マスターさんのお陰でそう前向きに思える様になった。


「さて、ではワシは失礼しようかな。
レナ、レイ。
ヴァロンが帰宅するまでアカリさんを頼むぞ」

私の笑顔を見てホッとした表情のマスターさんは、レナとレイに声をかけて玄関へ向かおうとする。


「あ、あのっ……」

ちゃんとお礼を言わなくちゃとソファーから立ち上がり、私は頭を下げた。


「本当に、ありがとうございました」

「ヴァロンと仲良くな。
二人の子供が出来る日も楽しみにしておるよ」

「!……っ///」

マスターさんの言葉に、私は真っ赤になって顔上げた。
ニコニコと本当に自分の孫の誕生を楽しみにいる様な、マスターさんの笑顔。


///……赤ちゃん。
もうお腹にいる、って言ったら喜んでくれるんだろうな。

そう思ったけど……。
やっぱり、ヴァロンに一番に言いたい。
言葉を飲み込んで私は「はいっ」とだけ答えると笑顔で頷いた。

……でも。
ヴァロンに酷い事を言った私。
赤ちゃんに八つ当たりした私。

そんな私に、天罰が下るんだ……。


……。

帰宅するマスターさんを見送ろうと玄関まで足を進めようとした時……。


「!?っ……」

下腹部にズキッと痛みが走って、私は思わず手で押さえながら前屈みになって顔を歪めた。
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