この気持ちを恋と呼んだら、君は笑うだろうか?【現在休載中】

☆リサーナ☆

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第1章

1-2

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***

僕の名前は、中根なかね 日向ひなた
Twitter名は、自分の下の名前を片仮名で”ヒナタ”で登録している。

今年の春に高校を卒業して、ついこの間19歳になった。本当なら、大学や専門学校や就職する年齢。


……でも。
僕は、その中のどれでもない。


「……あ」

季節は初夏。
新緑が空に登る太陽の光に照らされて、眩しいくらいに輝く、通い慣れた近所の公園。
中央の噴水で、たくさんの鳩を見付けた僕はカメラを構えてシャッターを切った。

数枚撮って、そのデータを確認する。
鳩って大抵は灰色っぽい色をしてるけど、たまに白色や薄い茶色みたいなやつ、いるよね?
1匹だけ浮いてて、周りのみんなとは……違う。

僕には、その鳩が時々自分に思えた。
だってさ、僕は他の同級生とは明らかに違う。大学生でも、専門生でも、働いている訳じゃなくて……毎日が休みの存在。

ーーそう。
僕は、世間一般的に言うニートなんだ。


もちろん、なりたくてなった訳じゃない。
幼い頃は夢もあったし、やりたい事も、たくさんあったんだ。些細な事が楽しくて、期待や希望に満ち溢れてた。

けど、僕はある日知ったんだ。
自分が、二十歳まで生きられるか分からない身体なんだって……。


生まれつき心臓が弱くて、発作を起こす度に入院。手術の度に入院、の繰り返し。
年齢を重ねて、良くなるどころか悪くなる一方だった。日々成長する身体の大きさに、心臓がついていけないみたいで……。
いつしか学校生活や友達と遊んでいる記憶よりも、病院で過ごした記憶の方が多くなっていった。

なんとか入った高校。
足りない出席日数を課題や補習で埋めて、ギリギリ卒業は出来たけど、もうそれ以上は望めなかった。
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