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第1章
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しおりを挟むもう、今日はとてもじゃないがTwitterのページを開く勇気がない。
僕はスマホを充電器に繋いで手放すと、ベッドの上でゴロンッと寝返りを打ちながら自分の行動を反省する。
しかし、さっきの自分の行動は本当に自分がした行動だとは思えないほど積極的だった。
はるの☆かぜさんがフォローを返してくれた瞬間、まるで別人のようになった感覚……とでも言うのだろうか?
一言で言うのならば「嬉しい」と言う言葉が1番近い気もするが、そんな簡単な言葉で済ませるにはあまりにも……とも思う。
自分の中に初めて芽生えた不思議な気持ち。
それは、暖かくて、ドキドキして、ワクワクしてたのにモヤモヤとする、何とも言えない気持ちだった。
この夜は、珍しく寝付きが良かった。
自分の命が明日どうなるのか分からないと知って以来、心の何処かに在った「もうこのまま目覚めないんじゃないか?」という不安。
けれど、この夜からそっと瞼を閉じれば、浮かぶのははるの☆かぜさんのイラスト。
あのイラストを想い浮かべれば、どんな真っ暗闇も……怖くないって、思えた。
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