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第3章 (1)夏がきて……。
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「お嬢様は、ローザ殿が怖いですか?」
その夜。
今日の課題を全て終わらせ、自室のベッドでくつろぎタイムの私にバロンが紅茶を淹れながら尋ねてくる。
「っ……こ、怖いって言うか。
……。苦手、かなぁ……?」
その質問にドキッとして言葉を濁して答えるが、内心は「本当は怖いです」と心の中で囁いていた。
だが、バロンには私の心がお見通しのよう。
私を見てクスッと笑うと、淹れたての紅茶が入ったティーカップを机の上に置いてくれた。
”どうぞ”と手で促されて、私はベッドから移動して席に着くと、目の前に置かれているティーカップの中の紅茶を見つめる。
「バロンは平気なのね。
ローザと普通に話してるもの……」
「……まあ、仕事ですから」
仕事。
そっか、仕事かぁ。
彼の答えに納得しながらも、なかなか自分はそんな風に割り切れない。
「……。
私、ローザに嫌われてる気がするの」
私は紅茶を一口飲むと、ティーカップを両手に包んだままずっと思ってきた気持ちを口にした。
ここに来てから今日までの事を。
「お嬢様は、ローザ殿が怖いですか?」
その夜。
今日の課題を全て終わらせ、自室のベッドでくつろぎタイムの私にバロンが紅茶を淹れながら尋ねてくる。
「っ……こ、怖いって言うか。
……。苦手、かなぁ……?」
その質問にドキッとして言葉を濁して答えるが、内心は「本当は怖いです」と心の中で囁いていた。
だが、バロンには私の心がお見通しのよう。
私を見てクスッと笑うと、淹れたての紅茶が入ったティーカップを机の上に置いてくれた。
”どうぞ”と手で促されて、私はベッドから移動して席に着くと、目の前に置かれているティーカップの中の紅茶を見つめる。
「バロンは平気なのね。
ローザと普通に話してるもの……」
「……まあ、仕事ですから」
仕事。
そっか、仕事かぁ。
彼の答えに納得しながらも、なかなか自分はそんな風に割り切れない。
「……。
私、ローザに嫌われてる気がするの」
私は紅茶を一口飲むと、ティーカップを両手に包んだままずっと思ってきた気持ちを口にした。
ここに来てから今日までの事を。
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