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第19章(4)アカリside
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***
次の日、12月24日。
約束の日であり、今日は愛おしい彼の誕生日。
まだまだ連絡は来ないと分かっていても、私は朝からそわそわしてしまってずっと着て行く服に悩んでいた。
思えば、こうやって外で待ち合わせるなんて初めてなんだよなぁ。
世間からしたら、私達は変わった夫婦だったと思う。
お嬢様と召使いの関係だった頃は、1番一緒に居られた期間だったにも関わらず恋人らしいデートなんてなかったし。その後は恋人の期間なんてないようなもので、すぐに夫婦になった。
夫婦になってからは彼の夢の配達人としての仕事が忙しくて、仕事の終わりが曖昧だったから確実に休みだと分かっている日以外デートなんて出来なかったし……。
人生で初めて、好きな人との待ち合わせ。
私は待ち切れなかった。
夕方。出掛ける間ヒナタとヒカルの面倒を見てくれる、レナ、レイ、ユイちゃんが来ると、準備を済ませた私はまだ彼から連絡も来ていないのに出掛ける事にした。
三人は黙って、私を見守るように送り出してくれた。
……
…………。
街に出ると、世間はクリスマスイブという事もあって賑やかだった。
家族や恋人、おそらくこれから誰かと待ち合わせをしているであろう人達。その表情は、みんな幸せそう。
そうだよね。
今日は私にとって大切な日だけじゃなくて、この世に生きている全ての人達にとっても特別な日。
そんな、世界中を笑顔にするこの日に生まれて来た彼は、まるでサンタクロースのように夢の配達人としてたくさんの人々に夢を贈り続けた。
神様、もういいよね?
私が彼を幸せにしてもいいでしょう?
私は結婚指輪をはめている左手で、首のネックレスチェーンにかかっているもう一つの彼の指輪を握り締めながら天を仰いだ。
"Everything is special if you are with you"
あなたと一緒にいるのならば、全てが特別です
手作りの指輪の内側に彫られていたメッセージ。
彼が私を選んでくれるのならば、もう決して離れたりしない。
早く逢いたい。彼に、逢わせてーー……。
時間が経つのが、酷く長く感じた。
でも、辛くてもこの待つ時間は無駄なんかじゃない。
「お待たせ」「ただいま」
彼がそう言ってくれたら、きっとこの時間でさえ愛おしいものに変わるから……。
次の日、12月24日。
約束の日であり、今日は愛おしい彼の誕生日。
まだまだ連絡は来ないと分かっていても、私は朝からそわそわしてしまってずっと着て行く服に悩んでいた。
思えば、こうやって外で待ち合わせるなんて初めてなんだよなぁ。
世間からしたら、私達は変わった夫婦だったと思う。
お嬢様と召使いの関係だった頃は、1番一緒に居られた期間だったにも関わらず恋人らしいデートなんてなかったし。その後は恋人の期間なんてないようなもので、すぐに夫婦になった。
夫婦になってからは彼の夢の配達人としての仕事が忙しくて、仕事の終わりが曖昧だったから確実に休みだと分かっている日以外デートなんて出来なかったし……。
人生で初めて、好きな人との待ち合わせ。
私は待ち切れなかった。
夕方。出掛ける間ヒナタとヒカルの面倒を見てくれる、レナ、レイ、ユイちゃんが来ると、準備を済ませた私はまだ彼から連絡も来ていないのに出掛ける事にした。
三人は黙って、私を見守るように送り出してくれた。
……
…………。
街に出ると、世間はクリスマスイブという事もあって賑やかだった。
家族や恋人、おそらくこれから誰かと待ち合わせをしているであろう人達。その表情は、みんな幸せそう。
そうだよね。
今日は私にとって大切な日だけじゃなくて、この世に生きている全ての人達にとっても特別な日。
そんな、世界中を笑顔にするこの日に生まれて来た彼は、まるでサンタクロースのように夢の配達人としてたくさんの人々に夢を贈り続けた。
神様、もういいよね?
私が彼を幸せにしてもいいでしょう?
私は結婚指輪をはめている左手で、首のネックレスチェーンにかかっているもう一つの彼の指輪を握り締めながら天を仰いだ。
"Everything is special if you are with you"
あなたと一緒にいるのならば、全てが特別です
手作りの指輪の内側に彫られていたメッセージ。
彼が私を選んでくれるのならば、もう決して離れたりしない。
早く逢いたい。彼に、逢わせてーー……。
時間が経つのが、酷く長く感じた。
でも、辛くてもこの待つ時間は無駄なんかじゃない。
「お待たせ」「ただいま」
彼がそう言ってくれたら、きっとこの時間でさえ愛おしいものに変わるから……。
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