夢の言葉と失われた追想【続編④】

☆リサーナ☆

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第3章(2)ヴァロンside

2-3

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そんな気持ちを知る筈もなく、ミネアは次第に笑顔になると、目を輝かせて俺に言う。


「すごいっ……。
まさか、こんな場所で会えるなんて!
わ、わたくし……!子供の時からずっとファンで、一度お会いしたかったんですのっ」

「……」

俺がマオの時に見た表情とはまた違う、夢見る少女のような新たな一面を見せるミネアに嫌な感情は湧かなかったが、ここは早々に立ち去って貰いたかった。


……仕方ねぇ。

俺はフッと鼻で笑うと、上着で顔を隠したままのアカリを近くの建物の壁に押し付けて、強引に唇を奪って激しい口付けを繰り返した。


「!っ……ン、ッ……ぁ」

突然の事にビクッと身体を揺らして力が抜けそうなアカリを、ギュッと腕の中に閉じ込めるように抱きながら俺は唇を離してペロッと舌を出すと、横目でミネアを睨む。


「……うるせぇよ。
見て分かんねぇ?今良いトコなんたけど」

目を見開いて佇んでいるミネアに声をかけながら、俺はゆっくりと片手でアカリの浴衣の裾をたくし上げていき……。太ももやお尻の辺りに撫でるように手を滑らせた。


「!っ……、~~~ッ」

俺の演技に必死に耐えてくれているアカリに心の中で謝りながら、言葉を続ける。


「邪魔だから、さっさと行けよ。
……それとも。続き、見たいのか?」

「!ッ……」

ニヤッと笑いながらアカリの片方の太ももを俺が少し持ち上げてグッと身体を密着させると、さすがのミネアも顔を真っ赤にして目を逸らした。


「……しゃあねぇ。
続きは、部屋でヤるか……」

俺はため息混じりにそう言うと、固くなっているアカリを抱き上げて、俯いているミネアの横を通り過ぎると部屋に戻った。

……
…………。
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