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第2章 将馬side
(2)将馬side
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【里奈の自宅前】
「っ……なんだよ、あの服装。
可愛い、てか……無防備過ぎだろ」
里奈が家の中へ戻って行った直後、俺はハァ~ッと溜め息を吐いてその場に屈む。
ヤバかった。
あの髪型も服装も、パーフェクトと言っていいくらいに俺のツボを押さえていた。
……でも。
俺の身長で里奈を見降ろすと、あの首元が大きく空いた服装はかなり危険だ。自然と胸元に、視線がいってしまう。
「俺、今日一日大丈夫かな……」
好きな女の前では格好良く居たい。
背後の玄関から彼女が出てくる気配を感じると、俺は立ち上がって緩んでいた表情を引き締めた。
「将ちゃん、お待たせ!
こ、これなら……いいかなぁ?」
俺が振り返ると、ゆっくりと玄関の扉から出て来た里奈がモジモジしながら控え目に尋ねてくる。
服装はさっきより上着効果で落ち着いた。
……が、上目遣いで尋ねてくる彼女の仕草に心を射抜かれる。
「っ……なんだよ、あの服装。
可愛い、てか……無防備過ぎだろ」
里奈が家の中へ戻って行った直後、俺はハァ~ッと溜め息を吐いてその場に屈む。
ヤバかった。
あの髪型も服装も、パーフェクトと言っていいくらいに俺のツボを押さえていた。
……でも。
俺の身長で里奈を見降ろすと、あの首元が大きく空いた服装はかなり危険だ。自然と胸元に、視線がいってしまう。
「俺、今日一日大丈夫かな……」
好きな女の前では格好良く居たい。
背後の玄関から彼女が出てくる気配を感じると、俺は立ち上がって緩んでいた表情を引き締めた。
「将ちゃん、お待たせ!
こ、これなら……いいかなぁ?」
俺が振り返ると、ゆっくりと玄関の扉から出て来た里奈がモジモジしながら控え目に尋ねてくる。
服装はさっきより上着効果で落ち着いた。
……が、上目遣いで尋ねてくる彼女の仕草に心を射抜かれる。
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