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第4章 将馬side
(2)将馬side
しおりを挟む「あ、あの時のお兄さん!
しょ、っ……将、馬のお友達だったん、ですねっ」
里奈が、恥ずかしそうに言葉を詰まらせながら涼に言う。
なんだよ、その可愛い照れた仕草……っ。
涼と会えて、嬉しいのかよっ?
俺は、知らなかった。
里奈が俺を”将馬”と呼ぶ事を、嬉し恥ずかしく思っていた気持ちを……。
このハニカミは涼ではなく、俺へのものだった事も……。気付くのは、だいぶ後。
「!……え?君、将馬君の……。
将馬君の、彼女……なの?」
里奈の反応に、察したように隣の俺を見る涼。
その驚いた表情が、また俺をイラつかせた。
んだよ、その顔……ッ。
俺の彼女だって、そんなに意外かよっ!
俺は独占欲の塊になって、隣に居る里奈の肩を自分に引き寄せて、今までにないくらいグッと密着した。
突然の事に驚いた里奈は固まって、持っていた手荷物を地面に落とす。
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