【R18】日常に潜む官能

璃音🌸

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第10話「夫の昂ぶり、二度目の熱に溺れる夜」

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明日は休み。
だから、寝る前にのんびりお風呂に入って、髪を乾かして、いつものパジャマに着替えた。
ベッドに入ったとき、夫はもう横になっていた。
「おやすみ」
「……おやすみ」

ただ、背中を向けようとしたとき――
肩に触れる、温かい手。
……ああ、そういう夜か。

振り返った瞬間、唇がふさがれた。
「んっ……」
触れるだけのキスが、何度も、何度も繰り返される。
いつもよりも、どこか必死に感じる。
どうしたんだろう――何かあったのかな。

胸の奥で、何かがざわめき始めたとき――
パジャマの裾に指先が入り込む。
「……っ」
するりとボタンを外され、布が肩をすべって落ちる。
冷たい空気が肌をかすめた瞬間、夫の唇が胸元に触れた。
ちゅ、と音を立て、乳首に舌が這う。
「……っあ……」
ぞくりと背筋が震えた。
――なに、急に……。
戸惑う間もなく、夫はそのまま腰のあたりへ顔を下ろす。

「っ……え……」
太ももを開かされる。
熱い吐息が、敏感な花びらをかすめた瞬間、全身が跳ねた。
「や……っ……あっ……!」
ぬる、と舌先がクリトリスをなぞる。
一度、二度――
そのたびに、腰がびくりと浮く。
ほんの数回、それだけ。
でも、もう濡れていた。
それを確かめるように、夫の指先が花びらをなぞる。
――っ……はずかしい……。
思う間もなく、腰を強く引き寄せられた。

(えっ……もう……?まって……そんなに急に……っ)
戸惑う間もなく、
次の瞬間――
「――っあぁっ!」
硬いものが、ためらいもなく押し込まれた。
熱い衝撃が、奥まで一気に突き抜ける。

「んんっ……あっ……!」
ぬるりと広がる感覚と一緒に、きゅっと内側がこわばった。
濡れてはいるのに、奥がまだ慣れていない。
「……っ、ちょっと……待って……っ……」
小さな声が、喉の奥で震える。
でも、夫は止まらなかった。
腰の奥まで、ぐい、と押し込まれる。
甘さと違和感がないまぜになって、体の奥がじわりと痺れる――。

腰が、ためらいなく突き上げる。
「っ……あっ……あぁっ……!」
深く、強く――その動きが、容赦なく続く。
まだ慣れきっていない内側に、衝撃が何度も押し寄せた。
「んんっ……やっ……はぁ……っ!」
息が乱れる。体の奥が焼けるように熱い。

その時――
「……っ……く……っ!」
夫の体が、びくりと震えた。
次の瞬間、ドクドクッと、奥に精が放たれる。
「――っ……あ……」
熱くて、生々しくて、明らかに――
夫が…イッた……

あまりにも、早かった。
「……っ……もう、終わり……?」
言葉にはしなかったけれど、胸の奥に、そんな戸惑いが広がっていた。

夫は、深く息を吐くと、ゆっくりと腰を引いた。
熱を残したまま、硬さが抜けていく。
「……っ……」
胸の奥が、かすかに冷えた。
――やっぱり、もう終わりなの……?

そう思った瞬間――
夫の指先が、花びらをなぞった。
ぬるりとした感触が、ためらいなく秘部を開いていく。
「――っあぁっ……!」
思わず、腰が浮いた。
でも、そこには焦りも迷いもない。
静かに、執拗に、奥へと沈んでいく指。

――終わりじゃない……?
胸の奥で、何かがざわめき始めた。
夫の指が、中を探るようにゆっくりと動く。
ぐい、と壁を押し広げ、奥をなぞる。
「んっ……や……っ……!」
胸が跳ねて、シーツをつかむ指に力がこもった。

指先が、奥の柔らかな部分をかすめた瞬間、
「――っあぁっ……!」
背中が反る。
そこを、くいくいと指の腹でなぞられる。
「や……だめ……っ……!」
息が震え、視界が滲む。

そこへ、もう一方の手が伸びてきた。
乳首を、軽くつまみ、転がす。
「ん゙っ……やぁっ……! ちょっ……同時に……っ、だめぇっ……!」
二つの感覚が絡み合って、頭が真っ白になる。
「あっ…どっちも……っ、気持ちいい……っ」
腰が勝手に浮いてしまうのに、
夫の体が、ぴたりと押さえ込んで動きを封じる。

「……ん……もう……っ……」
思わず、言葉にならない声が漏れた。
イキそう――

そう思った瞬間、
夫の指が、わざと奥から抜ける。
「……っ……あ……」
その喪失に、胸の奥が空っぽになる。
さっきまで押し寄せていた波が――遠ざかっていく。
夫は、残念がる私を見透かすように、静かに見下ろしていた。

次の瞬間――
熱い吐息とともに、舌先がクリトリスをかすめた。
「ひゃっ……あ゙っ……あぁぁっ……!」
軽く弾かれるだけで、全身が跳ねる。
クリ……っ……そこ……気持ちよすぎて……っ!
舌先が、触れた――と思ったその瞬間に、ふっと離れる。
ほんの一瞬だけ触れては、また逸れる。
今度こそと思っても、また空振り。
わざと……? わざとなの……?

吐息だけが残って、肝心の舌は来ない。
それが何度も繰り返されるたび、理性がじわじわと溶かされていく。

「……っ……あ゙っ……あぁぁっ……!」
舌先が、かすめては離れる。
触れてほしいのに――触れない。
その焦らしに、胸がぎゅっと縮まる。

――お願い……もう……イかせて……っ……!
でも、その言葉は喉の奥で絡まって、声にならない。

代わりに、腰が勝手に動いてしまう。
舌を求めて、必死に前へ。
「んっ……あっ……ああぁっ……!」
でも、そのたびに舌がふっと逃げる。
――お願い……やめないで……!
焦りが、痛みみたいに胸を締めつける。

――だめ……もう、おかしくなる……っ……!
視界がにじむ。涙がにじむ。
それでも、腰をくねらせることしかできなかった。

「――っあ゙ぁっ!!」

むにゅ――
柔らかい夫のそれが、熱を帯びたまま中に入り込んできた。
「っ……あ……」
抵抗なんてない。
むしろ、待ちわびた体が、自ら呑み込んでいた。

「あ゙っ……!あぁぁっ……!」
焦らされすぎた感覚が、一気に爆ぜる。
――まだ……できるの……?
中でじわじわとうねるたび、脳が焼き切れそうになる。

「……っあぁぁっ……!」
まだ完全には硬くないその形が、ゆるやかに中をくねる。
「……っ……んっ……」
確かに、熱はある。
でも――足りない。
奥を突くには、もう少し勢いがほしいのに……。
さっき果てたばかりの夫の体は、まだ本調子じゃない。

奥の星まで、届かない。
「……っ……もっと……深く……っ……!」
心の中で叫んでも、言葉にはならない。

浅く、浅く、何度もこすられる。
奥の星には、まったく触れない。
それでも、止まらない。
一定のリズムで、絶え間なく擦れる硬さ。
届いてないのに――どうして、こんなに……。
奥じゃないのに、体が勝手に熱を帯びていく。

その震えが、膣の奥から脊髄を這い上がって、脳までじわじわ痺れさせる。
「ん゙んっ……っ……あ゙っ……!」
星には届かないのに、甘い火花が散ったみたいに、体の中がざわめく。

小さな波が、切れ目なく押し寄せてくる。
一度終わったと思った瞬間、また次の波。
「っ……あ゙ぁ゙っ……あ゙ぁ゙っ……!」
もう、止まらない。
こんな浅い動きなのに、なぜ……っ。
振動が、奥から子宮を震わせるたび、視界が白くにじむ。
「ん゙んっ……や……やぁぁぁ……っ!」

狂おしいくらい焦れて――なのに、快感はやめどきがない。
「い゙……い゙ぐ……っ……い゙っ……い゙っくぅぅぅぅぅ……っ!!」
声が、喉の奥で潰れて弾けた。
腰が勝手に震えて、シーツを握る指に爪が食い込む。

「……はぁ……っ……」
全身が痺れて、もう動けない。
脚は力が抜け、腰は小さく震えているだけ。
――終わった……そう思った、その瞬間。

奥で、まだ熱が脈打っているのを感じた。
「……え……っ」
抜けない。
夫のものは、まだそこにあった。
ほんのわずか、ゆっくりと角度を変えながら――
再び、奥をこすり始める。
「……っ……ん……っ」
深くはない。
でも、擦れるたび、痺れるような感覚がじわりと広がる。
さっきまでの絶頂の余韻が、
その小さな動きで、また目を覚ましてしまう。

――まだ……終わらない……?
胸の奥で、何かがざわめく。
体の奥が、勝手に疼き始めていた。

夫の動きは、ゆっくり、小刻み。
浅いピストンを繰り返すたび、痺れるような快感が積み重なっていく。
「……っ……んんっ……」
奥まで届かないのに、熱だけが広がる。
小さな波が、何度も、何度も押し寄せて――
「あ゙っ……あ゙ぁ゙っ……っ……!」
声が、止められない。

そのとき、奥の方まで、ぐっと押し込まれた。
「……っ……あ……!」
思わず、声が弾ける。
――え……今の……?
さっきまで届かなかったのに――奥に、当たった。
夫のものが、ゆっくりと硬さを取り戻しているのがわかる。

もう一度。
次の瞬間――
「――っあ゙っ……あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ……!」
星みたいな火花が、視界の奥で散った。
そこだ。そこ……っ!
「ん゙んっ……っ……あ゙っ……もっと……っ!」
無意識に脚に力が入り、夫を受け止める。
角度が、さらに変わる。
「――っあ゙ぁ゙っ……そこ……っ……そこぉぉぉっ……!」
奥をぐいぐい抉られるたび、理性が焼き切れる。

腰ががくがく震える。
でも、夫の動きは止まらない。
「……や……っ……も……だめ……っ……!」
痺れる熱と、圧倒的な衝撃。

夫の動きがさらに深くなる。
「や゙っ……そこ……っ……! あ゙ぁ゙っ……!」
膣の奥を抉る衝撃が、何度も何度も打ち寄せて――
もう、抗えなかった。

「い゙……い゙っ……また……っ……い゙っちゃ……っ……!」
声が、喉で弾けて、濁る。
「い゙……っ…ぐ……い゙っくぅぅぅぅぅぅぅっ……!!!」

視界が真っ白になって、全身が硬直した。
夫の腰が、最後の一撃を打ち込む。
「……っ……ぐっ……!」
奥で、熱が弾けた瞬間、
二人の体が、同じ波に呑まれて――
何も、考えられなかった。

いつもなら、終わればすぐに背を向けて眠る。
それが、私たちの“普通”だった。

でも今夜は違う。
息を整える私の額に、夫がそっと唇を落とした。
驚いて顔を上げると、視線が絡む。
そのまま、軽く口づけ――ほんの一瞬。
けれど、その優しさに胸の奥がじんわりと熱くなる。

腕に抱き寄せられたまま、夫の胸に頬を埋める。
鼓動と体温を感じながら、まぶたが重くなる。
こんなふうに眠るのは、いつぶりだろう――。
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