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異世界転移したら、身体の隅々までチェックされちゃいました
①
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太陽の光が差し込み、木々が騒めく風の音が心地よくフワリと瞼を開けると目の前一面に木々が広がる。
「な...んで」
寝る前はベッドの上にいたはず。いつの間にか外に?ーー
麻依は混乱しながらゆっくりと上半身を起こし、辺りを見渡す。
自分自身に目を落とすと半袖のサテンシャツのパジャマで、麻依がいつも寝るときの格好だった。
ここはどこなんだろう。
辺りは鳥のさえずりや木々のさざめき合う声が響いている。
もしかしてまだ夢の中なのかもしれないーー
あまりにも現実離れした景色に考え込み、麻依は身体についた葉っぱを払いながら立ち上がる。
すると遠くから複数人の足音と声が聞こえ始め、身体から恐怖が一気に溢れ出す。
「何者だ貴様!変な格好をしておるな」
声を掛けてきた男は兵士のような格好をしており自分の目を疑うが、兵士達の話ではどうやらここは日本ではなくローズベムメリガという国のようだ。帰る方法は知らない、王宮へ参り殿下の元へ一緒に来て欲しい、きっと気に入られる、とのことだったので麻依はなす術がなく付いていくことにした。
ーーーーー
ーーー
門を抜け王宮へ入る。
人々の容姿、日本で見ることのない西洋風の建物、目覚めたら知らない場所、そして厳しい城壁や薔薇が咲き乱れた庭が目の前に広がり、馬車で移動中に兵士達が言っていた「異世界」という言葉の現実味を帯びていた。
通された部屋に入り麻依の視界に捉えたのは、透けるような白い肌を持ち、キラキラとしたプラチナブロンドに、アクアマリンのような美しい瞳だった。
麻依は端麗な顔だちに息を飲む。
「ようこそ、私はパトリス・ル・カッセル。話は聞いたよ、帰るところがないのならここに好きなだけいればいい」
パトリスは人懐こい笑顔を浮かべた。
「あ...、ありがとうございます」
この先どうしたらいいのか分からず、不安にさいなまれていた麻依は、一時的にではあるが居場所が見つかったことに胸をなでおろす。
「そこでなんだが...君に頼みごとがあって聞いてくれないか?」
「はい。私で出来ることでしたら」
麻依はこれからお世話になるパトリスに不快に思われないように、営業用の感じのいい笑顔を浮かべる。
「ありがとう。では早速ではあるが、異世界の女性は中身も一緒なのか試させてほしい」
「中身...ですか?」
「そう、準備するからこちらの壁の方に来て少し待ってくれ。」
パトリスの目は興奮に輝き嬉々として麻依に告げる。
麻依がパトリスがいる壁のほうに向かうと、パトリスは部屋の壁にぶら下がってある革手錠を外し、唐突に麻依の後ろ手にかける。
「え...」
「ちょっと調整するから待って」
驚きで心臓が高鳴っている麻依をパトリスは気にもとめず、部屋の壁に埋め込まれているスイッチを押し、壁と革手錠に繋がってる鎖の調整を行う。
壁と革手錠の間にはゆとりがあったが、スイッチを押したことによって革手錠が壁の方に勢いよく引っ張られ隙間がなくなり、麻依は座ることも出来なくなってしまった。
「そうそれは去年、隣国に異世界の人間が突如現れたんだ。それからは異世界があることは皆んな周知済みだよ。そして近頃僕は考えていた。ここの中身は違うんだろうか...って」
驚きのあまり言葉を失っている麻依の秘部をパトリスの指が布越しに這わせ始めた。
「っ......」
「その前にまずはその邪魔な布を取ろうか」
パトリスは腰に差していたダガーで麻依の着衣を切り刻んでしまう。
「やぁ.....!な.....んで..........」
一糸纏わぬ姿になった麻依は恐怖のあまりブルブルと小刻みに身体を痙攣させる。
「先日商人から媚薬の効果があるローションを頂いたんだ。ああ試してみたいことがたくさんあって迷うな。まずはこれから試そうか。」
パトリスはポケットから小瓶を取り出し、カポっとコルクを開け液体をすくい取ると、麻依の剥き出しになった陰部の前に膝をつき、指先を割れ目に這わせ始めた。
「ひっ......」
冷たい液体に麻依は身体をビクッと震わす。
パトリスは子供のように頬をほころばせて執拗に麻依の肉芽や秘裂の奥へと何度も塗り込む。
「いやぁ......っ、やぁ......、は.....放してくださいっ!」
麻依は足を閉じて媚肉を隠そうとしたが、パトリスに無理矢理押し開かれ、腕は後ろ手に拘束されているため身を捩ることしかできない。
媚肉に何度も塗り込まれてるうちに、艶めかしい愉悦が神経を苛み、次第に麻依の身体が熱く高ぶっていく。
「ん、.....んぅッ.....」
「な...んで」
寝る前はベッドの上にいたはず。いつの間にか外に?ーー
麻依は混乱しながらゆっくりと上半身を起こし、辺りを見渡す。
自分自身に目を落とすと半袖のサテンシャツのパジャマで、麻依がいつも寝るときの格好だった。
ここはどこなんだろう。
辺りは鳥のさえずりや木々のさざめき合う声が響いている。
もしかしてまだ夢の中なのかもしれないーー
あまりにも現実離れした景色に考え込み、麻依は身体についた葉っぱを払いながら立ち上がる。
すると遠くから複数人の足音と声が聞こえ始め、身体から恐怖が一気に溢れ出す。
「何者だ貴様!変な格好をしておるな」
声を掛けてきた男は兵士のような格好をしており自分の目を疑うが、兵士達の話ではどうやらここは日本ではなくローズベムメリガという国のようだ。帰る方法は知らない、王宮へ参り殿下の元へ一緒に来て欲しい、きっと気に入られる、とのことだったので麻依はなす術がなく付いていくことにした。
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門を抜け王宮へ入る。
人々の容姿、日本で見ることのない西洋風の建物、目覚めたら知らない場所、そして厳しい城壁や薔薇が咲き乱れた庭が目の前に広がり、馬車で移動中に兵士達が言っていた「異世界」という言葉の現実味を帯びていた。
通された部屋に入り麻依の視界に捉えたのは、透けるような白い肌を持ち、キラキラとしたプラチナブロンドに、アクアマリンのような美しい瞳だった。
麻依は端麗な顔だちに息を飲む。
「ようこそ、私はパトリス・ル・カッセル。話は聞いたよ、帰るところがないのならここに好きなだけいればいい」
パトリスは人懐こい笑顔を浮かべた。
「あ...、ありがとうございます」
この先どうしたらいいのか分からず、不安にさいなまれていた麻依は、一時的にではあるが居場所が見つかったことに胸をなでおろす。
「そこでなんだが...君に頼みごとがあって聞いてくれないか?」
「はい。私で出来ることでしたら」
麻依はこれからお世話になるパトリスに不快に思われないように、営業用の感じのいい笑顔を浮かべる。
「ありがとう。では早速ではあるが、異世界の女性は中身も一緒なのか試させてほしい」
「中身...ですか?」
「そう、準備するからこちらの壁の方に来て少し待ってくれ。」
パトリスの目は興奮に輝き嬉々として麻依に告げる。
麻依がパトリスがいる壁のほうに向かうと、パトリスは部屋の壁にぶら下がってある革手錠を外し、唐突に麻依の後ろ手にかける。
「え...」
「ちょっと調整するから待って」
驚きで心臓が高鳴っている麻依をパトリスは気にもとめず、部屋の壁に埋め込まれているスイッチを押し、壁と革手錠に繋がってる鎖の調整を行う。
壁と革手錠の間にはゆとりがあったが、スイッチを押したことによって革手錠が壁の方に勢いよく引っ張られ隙間がなくなり、麻依は座ることも出来なくなってしまった。
「そうそれは去年、隣国に異世界の人間が突如現れたんだ。それからは異世界があることは皆んな周知済みだよ。そして近頃僕は考えていた。ここの中身は違うんだろうか...って」
驚きのあまり言葉を失っている麻依の秘部をパトリスの指が布越しに這わせ始めた。
「っ......」
「その前にまずはその邪魔な布を取ろうか」
パトリスは腰に差していたダガーで麻依の着衣を切り刻んでしまう。
「やぁ.....!な.....んで..........」
一糸纏わぬ姿になった麻依は恐怖のあまりブルブルと小刻みに身体を痙攣させる。
「先日商人から媚薬の効果があるローションを頂いたんだ。ああ試してみたいことがたくさんあって迷うな。まずはこれから試そうか。」
パトリスはポケットから小瓶を取り出し、カポっとコルクを開け液体をすくい取ると、麻依の剥き出しになった陰部の前に膝をつき、指先を割れ目に這わせ始めた。
「ひっ......」
冷たい液体に麻依は身体をビクッと震わす。
パトリスは子供のように頬をほころばせて執拗に麻依の肉芽や秘裂の奥へと何度も塗り込む。
「いやぁ......っ、やぁ......、は.....放してくださいっ!」
麻依は足を閉じて媚肉を隠そうとしたが、パトリスに無理矢理押し開かれ、腕は後ろ手に拘束されているため身を捩ることしかできない。
媚肉に何度も塗り込まれてるうちに、艶めかしい愉悦が神経を苛み、次第に麻依の身体が熱く高ぶっていく。
「ん、.....んぅッ.....」
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