2 / 81
エピソード.1 funny
1-2 九尾につままれる
しおりを挟む
心の中は複雑な感情でひしめき合っていた。驚きの感情はもちろん、殆ど初めて呼ばれた名前へのむずかゆさとか、色んな感情が混ざり合っていたせいで今自分が置かれている状況を整理するのが遅れてしまった。
いや、状況をセリさせてくれる余裕など蕪木は与えてくれるつもりなど、元々なかったのだろう。
「こちらを見る必要はないわ。そのまま真っ直ぐ本棚を見ていて」
「は? 何を言って!」
刃が押し出されるカチカチという音。そして、背中には薄いポロシャツの上から感じる無機物の冷たい感触。
背中に脂汗がにじむ。耳に届いた音と背中の感触が、自分に対し突きつけられたものをよく伝えていたからだ。
「この音と状況で、何を押しつけられているのか分かるわよね?」
「分かりたくないが、正直分かってしまうのが悲しいよ」
おそらく、蕪木が手にしているのはカッターだろう。幸か不幸か薄いポロシャツ越しだとその形状が良く分かってしまう。
司書の土居原先生が用事でカウンターから離れた上、本棚によって窓の外から見られない死角部分に自分が入ったところで迫ってきたのが余計に憎たらしい。だが抵抗なんて出来ようもないわけで、自分は言われる前に両手を上げる。
「何でそんな物騒なもん突きつけられているんですかね、蕪木さん?」
「あなたに聞きたいことがあったからよ」
さも当たり前でしょ。と言うように、名前を呼んだ時と変わらず緊張感のない平然としたトーンで話す蕪木。この状況に慣れているようにすら思えてきて、自分は更に汗をかいた。
「もしかして、刃物を突き付けないとまともに会話できないんですかね?」
「そうね。あなたのようなおべんちゃらが得意な人も、素直に話してくれるようになるのだからとても楽よ」
冗談のつもりで言ったのだが、まともに返ってきしまった。
表情が見られないのでどんな顔で言ったのか分からないが、冗談が通じていないところを考えると、相当自分はやばい状況に追い込まれているらしい。
「冗談抜きで真面目に聞きたいんだが、どうして自分はこんなことをされているんですかね?」
「わたしに答える義務はないわ」
「なっ」
「……冗談よ。そうね、真実なのかどうか確かめたいというのが一つ。もう一つは仮に噂に過ぎず軽薄な嘘の情報だったとしたら、あなたには黙っておいてもらいたくて」
「だからってカッターを突きつけなくたって良いだろ」
「仕方ないじゃない。だって、あなたのことよく知らないし」
「……まあ、そうだよな」
仕方ないかはともかく、お互いをよく知らないのは確かだ。
目線は交わしても言葉は交わさない。自分が読む本も蕪木が勉強していることもお互いに一切詮索すらしない。そんな関係。故に自分たちの間に信頼なんてものは微塵も存在しないし、蕪木にとって正面切って話をするのに抵抗感があるのは理解できる。
とは言え、この状況はやりすぎだと思うのだが、蕪木は突きつけたカッターを下げることはなく自分に質問もとい尋問を始める。
「あなた、未来人なの?」
「違う。残念ながらお前と同じ年に生まれているわ」
「じゃあ、並行世界から移動してきた?」
「違うよ。アニメじゃないんだ、そんな能力は持ち合わせていない」
「そうなの。じゃあ最後に……過去を変えられるって聞いたのだけれど」
「…………」
「これは、本当なのね」
そう言うと蕪木はカッターをより背中に近づける。詳しく話せということなのだろう。
いつ刺されるか分からない状況に息苦しさを感じつつ、自分は語りだした。
「変えられるっていうのは、正しくない。過去自体は変えられない。想いが伝わるだけだ」
「想いだけ?」
「ああ。とんでもなく後悔しているな」
「……後悔」
その単語に引っかかったのか蕪木の重心が後ろに下がる。同時に少しだけカッターが背中から離れ、喉のつまりが少しだけ消えた。
「どうやって過去へ想いを伝えるのかしら?」
「……企業秘密っていうことにできませんかね?」
「あら、この期に及んで冗談を言えるだなんて。中々肝が据わっているのね」
蕪木はわざとスライダーを前後に動かし音をたてる。長くも短くもなるカッターの刃がいつ自分に刺さるかも分からなくて、背中だけではなく頬にも汗が滴る。
「神様の力なんだよ。って言ったら信じてもらえるのか?」
「……あなたに同じこと頼んだ人たちは、あらそう。と信じたのかしら?」
「いいや、全員疑っていたよ。正直、聞いといて勝手に怒りだすやつもいたし、興味本位で聞いてくるようなやつらも。まあ、そういうやつらはやり直したくなるほどの後悔をまだしていない、幸せな奴らだけどな」
「…………」
自分の言葉にどこか思うことがあったのだろうか、初めて蕪木は口を閉ざした。そのため、自分は振り返ろうとしたのだけれど、あくまで蕪木は許してくれるつもりはないらしくスライダーを前に動かして自分を制止する。
「それで、いったい何故そんなものがあるのかしら。何より、何故あなたがそんなお人好しな行為を行っているのかしら?」
「後者は分からん。正直、前任の人間に薦められて以来ずっとやっているってだけだよ。そして前者についてだが……後悔し続けた心への救済措置だって聞いているよ」
「救済措置」
そう呟くと、少しの間口を閉ざした蕪木。
振り向くことができないから正確なことは言えないけれど、おそらく何かしら考えているのだろう。
「証拠はあるのかしら?」
「今すぐには無理だ。正直、図書室を仲良く利用している仲として信頼してくれって言うしかねえな」
「そのようね。ただあなたと仲良くした覚えは一切ないけれど」
「言葉の綾じゃ」
「言葉の綾だったとしても寒気がするからやめてほしいわね」
「寒気のせいで手元が狂ったとか言わないでくれよ」
間違っても刺そうものなら軽傷じゃすまないし、罪も重くなる。
「あなたの言う神様に会う。というのは?」
「それができるなら今すぐそうしてやるさ。だけど、残念ながら神様はとことんわがままでね、一人で会いに来るよう言つけられているんだわ」
「そう。じゃあ、無理ね。何の証拠もないのに信じられないわ」
そう言うと蕪木はあっさりとカッターを引き、踵を返した。どうやら図書室の出入り口に向かって歩き出したらしい。
突然のことに自分は拍子抜けをしたが、振り返り蕪木を呼び止める。
「待てよ。これで良いのか? 何よりおれを脅迫しといて」
「? 何のことかしら」
「何って、お前は遂さっきまでおれを脅迫して」
「いないわよ」
蕪木は自分の言葉の返答代わりに掌にカッターを乗せ、自分の前に差し出す。
そのカッターには……刃が入っていなかった。
つまりは、脅迫も何もかも全て自分の勘違い。自分が勘違いしてべらべらと蕪木に対してしゃべってしまったということだ。
「あなた、意外と想像力豊かなのね。本当にカッターを突きつけられるとでも思ったのかしら?」
「っ」
「わたしは刃物なんて突きつけてない。あなたは勝手に脅されていると思っただけ。だから、この話はもう終わりよ」
「なっ! 待てよ」
蕪木に近づこうと一歩踏み出した瞬間、蕪木も一歩自分へと近づき持ち手だけのカッターを自分の鼻先へと突きつける。
思わぬ行動に自分はたじろいでしまった結果、自分は背中を本棚にぶつける。更に、その衝撃で落ちてきた本が頭に当たった。
「っ~!」
頭を押さえ痛がる自分。それを見て攻撃する気が失せたのか、蕪木はカッターをスカートのポケットにしまう。そして、
「忘れてさえくれれば、それ以上何も必要ないわ」
と言い残すと自分を起こそうともせず図書室から去っていった蕪木。
自分は行き場のない悔しさから落ちてきた本を床に投げつけようとして止める。そして大きく息を吐きくと、そのまま天を仰いだ。
どうやら自分は狐に。いや、もっと美人で質の悪い、九尾につままれてしまったようだ。
いや、状況をセリさせてくれる余裕など蕪木は与えてくれるつもりなど、元々なかったのだろう。
「こちらを見る必要はないわ。そのまま真っ直ぐ本棚を見ていて」
「は? 何を言って!」
刃が押し出されるカチカチという音。そして、背中には薄いポロシャツの上から感じる無機物の冷たい感触。
背中に脂汗がにじむ。耳に届いた音と背中の感触が、自分に対し突きつけられたものをよく伝えていたからだ。
「この音と状況で、何を押しつけられているのか分かるわよね?」
「分かりたくないが、正直分かってしまうのが悲しいよ」
おそらく、蕪木が手にしているのはカッターだろう。幸か不幸か薄いポロシャツ越しだとその形状が良く分かってしまう。
司書の土居原先生が用事でカウンターから離れた上、本棚によって窓の外から見られない死角部分に自分が入ったところで迫ってきたのが余計に憎たらしい。だが抵抗なんて出来ようもないわけで、自分は言われる前に両手を上げる。
「何でそんな物騒なもん突きつけられているんですかね、蕪木さん?」
「あなたに聞きたいことがあったからよ」
さも当たり前でしょ。と言うように、名前を呼んだ時と変わらず緊張感のない平然としたトーンで話す蕪木。この状況に慣れているようにすら思えてきて、自分は更に汗をかいた。
「もしかして、刃物を突き付けないとまともに会話できないんですかね?」
「そうね。あなたのようなおべんちゃらが得意な人も、素直に話してくれるようになるのだからとても楽よ」
冗談のつもりで言ったのだが、まともに返ってきしまった。
表情が見られないのでどんな顔で言ったのか分からないが、冗談が通じていないところを考えると、相当自分はやばい状況に追い込まれているらしい。
「冗談抜きで真面目に聞きたいんだが、どうして自分はこんなことをされているんですかね?」
「わたしに答える義務はないわ」
「なっ」
「……冗談よ。そうね、真実なのかどうか確かめたいというのが一つ。もう一つは仮に噂に過ぎず軽薄な嘘の情報だったとしたら、あなたには黙っておいてもらいたくて」
「だからってカッターを突きつけなくたって良いだろ」
「仕方ないじゃない。だって、あなたのことよく知らないし」
「……まあ、そうだよな」
仕方ないかはともかく、お互いをよく知らないのは確かだ。
目線は交わしても言葉は交わさない。自分が読む本も蕪木が勉強していることもお互いに一切詮索すらしない。そんな関係。故に自分たちの間に信頼なんてものは微塵も存在しないし、蕪木にとって正面切って話をするのに抵抗感があるのは理解できる。
とは言え、この状況はやりすぎだと思うのだが、蕪木は突きつけたカッターを下げることはなく自分に質問もとい尋問を始める。
「あなた、未来人なの?」
「違う。残念ながらお前と同じ年に生まれているわ」
「じゃあ、並行世界から移動してきた?」
「違うよ。アニメじゃないんだ、そんな能力は持ち合わせていない」
「そうなの。じゃあ最後に……過去を変えられるって聞いたのだけれど」
「…………」
「これは、本当なのね」
そう言うと蕪木はカッターをより背中に近づける。詳しく話せということなのだろう。
いつ刺されるか分からない状況に息苦しさを感じつつ、自分は語りだした。
「変えられるっていうのは、正しくない。過去自体は変えられない。想いが伝わるだけだ」
「想いだけ?」
「ああ。とんでもなく後悔しているな」
「……後悔」
その単語に引っかかったのか蕪木の重心が後ろに下がる。同時に少しだけカッターが背中から離れ、喉のつまりが少しだけ消えた。
「どうやって過去へ想いを伝えるのかしら?」
「……企業秘密っていうことにできませんかね?」
「あら、この期に及んで冗談を言えるだなんて。中々肝が据わっているのね」
蕪木はわざとスライダーを前後に動かし音をたてる。長くも短くもなるカッターの刃がいつ自分に刺さるかも分からなくて、背中だけではなく頬にも汗が滴る。
「神様の力なんだよ。って言ったら信じてもらえるのか?」
「……あなたに同じこと頼んだ人たちは、あらそう。と信じたのかしら?」
「いいや、全員疑っていたよ。正直、聞いといて勝手に怒りだすやつもいたし、興味本位で聞いてくるようなやつらも。まあ、そういうやつらはやり直したくなるほどの後悔をまだしていない、幸せな奴らだけどな」
「…………」
自分の言葉にどこか思うことがあったのだろうか、初めて蕪木は口を閉ざした。そのため、自分は振り返ろうとしたのだけれど、あくまで蕪木は許してくれるつもりはないらしくスライダーを前に動かして自分を制止する。
「それで、いったい何故そんなものがあるのかしら。何より、何故あなたがそんなお人好しな行為を行っているのかしら?」
「後者は分からん。正直、前任の人間に薦められて以来ずっとやっているってだけだよ。そして前者についてだが……後悔し続けた心への救済措置だって聞いているよ」
「救済措置」
そう呟くと、少しの間口を閉ざした蕪木。
振り向くことができないから正確なことは言えないけれど、おそらく何かしら考えているのだろう。
「証拠はあるのかしら?」
「今すぐには無理だ。正直、図書室を仲良く利用している仲として信頼してくれって言うしかねえな」
「そのようね。ただあなたと仲良くした覚えは一切ないけれど」
「言葉の綾じゃ」
「言葉の綾だったとしても寒気がするからやめてほしいわね」
「寒気のせいで手元が狂ったとか言わないでくれよ」
間違っても刺そうものなら軽傷じゃすまないし、罪も重くなる。
「あなたの言う神様に会う。というのは?」
「それができるなら今すぐそうしてやるさ。だけど、残念ながら神様はとことんわがままでね、一人で会いに来るよう言つけられているんだわ」
「そう。じゃあ、無理ね。何の証拠もないのに信じられないわ」
そう言うと蕪木はあっさりとカッターを引き、踵を返した。どうやら図書室の出入り口に向かって歩き出したらしい。
突然のことに自分は拍子抜けをしたが、振り返り蕪木を呼び止める。
「待てよ。これで良いのか? 何よりおれを脅迫しといて」
「? 何のことかしら」
「何って、お前は遂さっきまでおれを脅迫して」
「いないわよ」
蕪木は自分の言葉の返答代わりに掌にカッターを乗せ、自分の前に差し出す。
そのカッターには……刃が入っていなかった。
つまりは、脅迫も何もかも全て自分の勘違い。自分が勘違いしてべらべらと蕪木に対してしゃべってしまったということだ。
「あなた、意外と想像力豊かなのね。本当にカッターを突きつけられるとでも思ったのかしら?」
「っ」
「わたしは刃物なんて突きつけてない。あなたは勝手に脅されていると思っただけ。だから、この話はもう終わりよ」
「なっ! 待てよ」
蕪木に近づこうと一歩踏み出した瞬間、蕪木も一歩自分へと近づき持ち手だけのカッターを自分の鼻先へと突きつける。
思わぬ行動に自分はたじろいでしまった結果、自分は背中を本棚にぶつける。更に、その衝撃で落ちてきた本が頭に当たった。
「っ~!」
頭を押さえ痛がる自分。それを見て攻撃する気が失せたのか、蕪木はカッターをスカートのポケットにしまう。そして、
「忘れてさえくれれば、それ以上何も必要ないわ」
と言い残すと自分を起こそうともせず図書室から去っていった蕪木。
自分は行き場のない悔しさから落ちてきた本を床に投げつけようとして止める。そして大きく息を吐きくと、そのまま天を仰いだ。
どうやら自分は狐に。いや、もっと美人で質の悪い、九尾につままれてしまったようだ。
0
あなたにおすすめの小説
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる