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抗争の中心にヤンデレ集結
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え?僕のこと知ってる? そして....加藤って言ったよね?
嫌な思い出だったから記憶の片隅に置いてたけど、確かにこんな顔立ちだった気がする....
「えっと....もしかして中学一緒だった?かな?」
加藤「そうだよ!!ずっとあいつに邪魔されてたけど....やっと見つけた!助けに...迎えにきたぞ!」
「え?迎えって?僕何か貸し借りでもしてたっけ?」
こんな一発触発の雰囲気の中僕の頭は??でいっぱいだ。
先輩のいら立ちオーラが増しているのにも気づかず。
『あーお前が加藤ね。また虫が増えたなー。』
加藤「い”でででっっっ」
顔ってミシミシなるんだな~ って観察してる場合じゃないっ
加藤「くっそーーーー!!! ぐがっっっっ! けほっっ」
久しぶりに夏樹に会えた喜びパワーで渾身の力を振り絞って加藤は抜け出すものの、すぐさま蹴りが入りすでにふらふらだ。
『過去の夏樹を知ってるのも許せないのに。あー殺す。』
先輩が殺害予告してる?
このままじゃ先輩が牢屋に入っちゃう可能性がある?
やだよ...頭の悪い僕考えるんだ!僕に何かできることって・・・?
中学の時僕のこといじめてきてた加藤君が来たってことは・・・・・
さらに僕の写真で脅して、さらに迎えにって・・・・
絶対僕をいじめるかパシリとかにまたしようとしてるってことだよね。
わざわざここまで来るなんて...僕ってそんな最下層体質強いんだ。。。
それを先輩は防ごうとして戦ってくれてるってことだよね。
ってことは・・・僕が弱体質なばっかりにこんな大勢の人巻き込んじゃったってこと・・・・?
特に目の端で、泡吹いている佐々木さん、ごめんなさい・・・・・!
加藤君には諦めてお帰りいただきたい。
そし佐々木さんを助けるためにも穏便に済ませたい・・・!
こうしている間も加藤くんは先輩にボコボコにされていて、イケメンが見るも無残な状態で口からや色んなところから血も出ている。
これは・・・先輩も本当に御用されちゃうかもしれない・・・!そんなのダメだ!
僕自身がちゃんとこの体質から抜け出さないとだめなんだ!じゃないとこれからもずっと先輩に守られる僕でしかない。
当時加藤君を怖がってびくびくしてやられっぱなしだったけど・・・そんな僕では先輩の彼氏として横に立てないよ!
「加藤くん!僕は最下層体質なのは認める!けど、僕はもういじめられるのもパシリにされるのも嫌なんだ!それに...みんなは関係ないだろ!僕が相手になる!」
加藤「...え?」
『はは。お前全然相手にされてねーんだよ。俺が駆除しとくから夏樹はいい子で下がってなー』
加藤「ちょっと待ってくれ!夏樹!何か誤解がある!俺たち付き合ってただろ??」
『あーきも。お前勘違いストーカーかよ』
ファイティングポーズを取っていた僕だが、言ってることが理解できなくてぽかーんとなってしまった。
その時、ぐいっと後ろから肩を抱かれた。
「ひぇ?」
「おい。早く逃げるぞ!」
後ろを振り返ると...なんと綾人っ
「えええ?綾人まできちゃったの?危ないよ!」
綾人「いやいやお前そんなこと言ってる場合じゃないって」
「いや、これは僕のせいでねっ」
と綾人は俺を運んで逃げようと肩に担ぎあげた。
それに気づいた先輩がすごい形相でこっちに向かってくる。
え?何これ?
・パシリ,いじめられの最下層体質の僕を求めている加藤くん
・完全巻き込まれ事故の泡吹き佐々木さん
・なぜか後ろの方で倒れている海道さんらしき人
・僕が抗争の発端なのに巻き込まれてると思って助けようとしてくれている綾人
・そして何より守ろうとしてくれているがコミュ障により加減が分からず御用になるかもな先輩
なんか.....こんな大勢に迷惑をかけてる自分が一番許せない...っっっっ
佐藤家家訓その1【迷惑はかけられてもかけるな】だーー!!!
「降ろせーーーー!!!!!これは僕の戦いなんだー!!!」
降ろして欲しくて暴れまわる僕。
綾人「おっおい!夏樹!大人しくしろって...っ」
綾人から抜けでた僕は、まず綾人を殴ろうとしている先輩の手を取る。間一髪セーフ。
「先輩!これは僕の戦いなの!先輩は下がってて!」
『んー?怒ってる夏樹もかわいーけど。ほら、ストーカーは彼氏が退治しなきゃね?』
ストーカー?最下層体質ってそんな追い求められるほどレアなんだ....そんな体質で今後も先輩を巻き込むかもしれないなんて....
「だめだよ!僕は先輩のお荷物にはなりたくないの!だって...恋人って対等でしょ?」
お荷物って自分でいいながら涙が出そうになる僕。
『えっと?そんな可愛い顔してもだーめ。』
「だめだったらだめー!!そんな僕を甘やかしたら.....家出します!」
そうだ。先輩が僕をいつも守って甘やかすから、僕はいつまでたっても先輩に相応しくない彼氏なんだ。
ちゃんと独り立ちしないと...そして立派な先輩の恋人になるんだ。
僕の言葉で一瞬動きが止まった先輩の手をそのまま取ってぐいぐいと加藤くんのところに行く僕。
そんなの許さないって先輩の呟きを気にしている暇はない。
「加藤くん!僕はもういじめられるのもパシリにもなりたくないし、ならない!蓮先輩にふさわしい僕にならなきゃなんだから!」
加藤「俺はいじめたりパシリにするつもりなんかねぇって!おいっ まず話を聞いて...」
「無関係な佐々木さんをこんな目に合わせたのは加藤くんでしょ!それで僕が従うと思って.....」
加藤「ぐっ...それは確かに人質は取ったけど...これは夏樹が、御堂の下僕になってると思って助けようと...そして迎えに...」
「僕だけならまだしも....関係ない人に迷惑かけちゃだめでしょ!!!加藤くんなんて大っ嫌い!!!!!そして下僕じゃないよ!蓮先輩は僕の恋人!!」
加藤「ダイッキライ...??コイビト...??」
放心状態になり、ぶつぶつ何かつぶやく加藤くん。
「まず佐々木さんを解放して!正々堂々と僕とタイマンが筋でしょ!卑怯者!」
加藤「ヒキョウモノ....」
あとは....
「えっと..綾人は...とりあえず帰って!」
綾人「.........」
加藤「オマエラ....サガレ....そいつを放せ.....」
天狼A「は....はい....!」
解放される佐々木さん。
加藤「今日のところは下がる。ただ夏樹はそいつに洗脳されてるんだ。絶対それを解いてやるからな。」
「何言ってるの?洗脳も何もされてないし。頭冷やすべきなのは加藤君の方だよ!もう僕に関わらないで!」
加藤君頭を踏まれて錯乱してるんだろうけど....天狼の幹部と思われる人たちに引きずられるようにして去っていく加藤君。
『あーあ。再起不能にしようとしたのに。今回は夏樹に免じて許してあげるけど、家出発言は許せないなー。お仕置きね。』
「ひゃ!」
お姫様抱っこされる僕。
「家出って言ったのは...言葉の綾っていうか...僕が先輩に甘えちゃいすぎるからで///」
『夏樹は俺のものって言葉じゃ分からないみたいだから、分からせないとね。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加藤....気持ちすら伝わらず....
感想やエール本当にありがとうございます!励みになってまた筆を取ることができました。
BL大賞ランキングも50位以内に...感涙!!
嫌な思い出だったから記憶の片隅に置いてたけど、確かにこんな顔立ちだった気がする....
「えっと....もしかして中学一緒だった?かな?」
加藤「そうだよ!!ずっとあいつに邪魔されてたけど....やっと見つけた!助けに...迎えにきたぞ!」
「え?迎えって?僕何か貸し借りでもしてたっけ?」
こんな一発触発の雰囲気の中僕の頭は??でいっぱいだ。
先輩のいら立ちオーラが増しているのにも気づかず。
『あーお前が加藤ね。また虫が増えたなー。』
加藤「い”でででっっっ」
顔ってミシミシなるんだな~ って観察してる場合じゃないっ
加藤「くっそーーーー!!! ぐがっっっっ! けほっっ」
久しぶりに夏樹に会えた喜びパワーで渾身の力を振り絞って加藤は抜け出すものの、すぐさま蹴りが入りすでにふらふらだ。
『過去の夏樹を知ってるのも許せないのに。あー殺す。』
先輩が殺害予告してる?
このままじゃ先輩が牢屋に入っちゃう可能性がある?
やだよ...頭の悪い僕考えるんだ!僕に何かできることって・・・?
中学の時僕のこといじめてきてた加藤君が来たってことは・・・・・
さらに僕の写真で脅して、さらに迎えにって・・・・
絶対僕をいじめるかパシリとかにまたしようとしてるってことだよね。
わざわざここまで来るなんて...僕ってそんな最下層体質強いんだ。。。
それを先輩は防ごうとして戦ってくれてるってことだよね。
ってことは・・・僕が弱体質なばっかりにこんな大勢の人巻き込んじゃったってこと・・・・?
特に目の端で、泡吹いている佐々木さん、ごめんなさい・・・・・!
加藤君には諦めてお帰りいただきたい。
そし佐々木さんを助けるためにも穏便に済ませたい・・・!
こうしている間も加藤くんは先輩にボコボコにされていて、イケメンが見るも無残な状態で口からや色んなところから血も出ている。
これは・・・先輩も本当に御用されちゃうかもしれない・・・!そんなのダメだ!
僕自身がちゃんとこの体質から抜け出さないとだめなんだ!じゃないとこれからもずっと先輩に守られる僕でしかない。
当時加藤君を怖がってびくびくしてやられっぱなしだったけど・・・そんな僕では先輩の彼氏として横に立てないよ!
「加藤くん!僕は最下層体質なのは認める!けど、僕はもういじめられるのもパシリにされるのも嫌なんだ!それに...みんなは関係ないだろ!僕が相手になる!」
加藤「...え?」
『はは。お前全然相手にされてねーんだよ。俺が駆除しとくから夏樹はいい子で下がってなー』
加藤「ちょっと待ってくれ!夏樹!何か誤解がある!俺たち付き合ってただろ??」
『あーきも。お前勘違いストーカーかよ』
ファイティングポーズを取っていた僕だが、言ってることが理解できなくてぽかーんとなってしまった。
その時、ぐいっと後ろから肩を抱かれた。
「ひぇ?」
「おい。早く逃げるぞ!」
後ろを振り返ると...なんと綾人っ
「えええ?綾人まできちゃったの?危ないよ!」
綾人「いやいやお前そんなこと言ってる場合じゃないって」
「いや、これは僕のせいでねっ」
と綾人は俺を運んで逃げようと肩に担ぎあげた。
それに気づいた先輩がすごい形相でこっちに向かってくる。
え?何これ?
・パシリ,いじめられの最下層体質の僕を求めている加藤くん
・完全巻き込まれ事故の泡吹き佐々木さん
・なぜか後ろの方で倒れている海道さんらしき人
・僕が抗争の発端なのに巻き込まれてると思って助けようとしてくれている綾人
・そして何より守ろうとしてくれているがコミュ障により加減が分からず御用になるかもな先輩
なんか.....こんな大勢に迷惑をかけてる自分が一番許せない...っっっっ
佐藤家家訓その1【迷惑はかけられてもかけるな】だーー!!!
「降ろせーーーー!!!!!これは僕の戦いなんだー!!!」
降ろして欲しくて暴れまわる僕。
綾人「おっおい!夏樹!大人しくしろって...っ」
綾人から抜けでた僕は、まず綾人を殴ろうとしている先輩の手を取る。間一髪セーフ。
「先輩!これは僕の戦いなの!先輩は下がってて!」
『んー?怒ってる夏樹もかわいーけど。ほら、ストーカーは彼氏が退治しなきゃね?』
ストーカー?最下層体質ってそんな追い求められるほどレアなんだ....そんな体質で今後も先輩を巻き込むかもしれないなんて....
「だめだよ!僕は先輩のお荷物にはなりたくないの!だって...恋人って対等でしょ?」
お荷物って自分でいいながら涙が出そうになる僕。
『えっと?そんな可愛い顔してもだーめ。』
「だめだったらだめー!!そんな僕を甘やかしたら.....家出します!」
そうだ。先輩が僕をいつも守って甘やかすから、僕はいつまでたっても先輩に相応しくない彼氏なんだ。
ちゃんと独り立ちしないと...そして立派な先輩の恋人になるんだ。
僕の言葉で一瞬動きが止まった先輩の手をそのまま取ってぐいぐいと加藤くんのところに行く僕。
そんなの許さないって先輩の呟きを気にしている暇はない。
「加藤くん!僕はもういじめられるのもパシリにもなりたくないし、ならない!蓮先輩にふさわしい僕にならなきゃなんだから!」
加藤「俺はいじめたりパシリにするつもりなんかねぇって!おいっ まず話を聞いて...」
「無関係な佐々木さんをこんな目に合わせたのは加藤くんでしょ!それで僕が従うと思って.....」
加藤「ぐっ...それは確かに人質は取ったけど...これは夏樹が、御堂の下僕になってると思って助けようと...そして迎えに...」
「僕だけならまだしも....関係ない人に迷惑かけちゃだめでしょ!!!加藤くんなんて大っ嫌い!!!!!そして下僕じゃないよ!蓮先輩は僕の恋人!!」
加藤「ダイッキライ...??コイビト...??」
放心状態になり、ぶつぶつ何かつぶやく加藤くん。
「まず佐々木さんを解放して!正々堂々と僕とタイマンが筋でしょ!卑怯者!」
加藤「ヒキョウモノ....」
あとは....
「えっと..綾人は...とりあえず帰って!」
綾人「.........」
加藤「オマエラ....サガレ....そいつを放せ.....」
天狼A「は....はい....!」
解放される佐々木さん。
加藤「今日のところは下がる。ただ夏樹はそいつに洗脳されてるんだ。絶対それを解いてやるからな。」
「何言ってるの?洗脳も何もされてないし。頭冷やすべきなのは加藤君の方だよ!もう僕に関わらないで!」
加藤君頭を踏まれて錯乱してるんだろうけど....天狼の幹部と思われる人たちに引きずられるようにして去っていく加藤君。
『あーあ。再起不能にしようとしたのに。今回は夏樹に免じて許してあげるけど、家出発言は許せないなー。お仕置きね。』
「ひゃ!」
お姫様抱っこされる僕。
「家出って言ったのは...言葉の綾っていうか...僕が先輩に甘えちゃいすぎるからで///」
『夏樹は俺のものって言葉じゃ分からないみたいだから、分からせないとね。』
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加藤....気持ちすら伝わらず....
感想やエール本当にありがとうございます!励みになってまた筆を取ることができました。
BL大賞ランキングも50位以内に...感涙!!
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みんなの感想(28件)
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