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吸血鬼先輩の正体とは
吸血鬼先輩にパシリ認定を受けた後、ふらふらその足で保険室へ行った。
幸い先生は不在で、噛み跡を見られずに済んだ。鏡で見てみると、くっきり歯形がついている。
うー痛々しい・・・・消毒と絆創膏で自分で手当てをした。
もう体育なんて言ってられない。僕のパシリ人生がスタートしてしまうんだ・・・
僕はぼうっとしているのもあって、他校の生徒にもカツアゲをされそうになったりカモ扱いされることはよくある。
そのたびに綾人が助けてくれて、これまでは平和に過ごせていた。綾人さまさまだが・・・・
比較的いじめられる側の存在だろうことは自分でも分かっており、いつかは覚悟していたが・・・
うん、まずは星座が間違ってないか帰宅したら母親と確認しよう!
いや現実逃避してはいけない。
まずは教室に帰って脳内作戦会議だ。
その後教室までまた迷ったわけだが、体育を終えたクラスメートが帰ってくる直前のタイミングで何とか戻りついた。
作戦会議もままならないまま、綾人が帰ってきた。
「おい、夏樹、体操服借りられなかったのか?」
「うん・・4組が分からなくなって3年生の棟に行っちゃってさ。」
「はぁ。まじかよ。俺がついてってやればよかったな。ごめんな。」
と綾人は俺の髪をくしゅくしゅっと撫でてきた。
僕は猫毛の天然パーマで髪色は真っ黒よりも茶色よりだ。綾人はよくぼくの頭をくしゅくしゅするが、大型犬扱いをされているようだ。
女子がいいな~という目で見てくるのももう慣れたぜ。
「綾人、聞きたいんだけど、3-3の先輩でシルバーヘアーの人って知ってる?」
「・・・・え?逆に知らないの?」
「・・・・え?やっぱり生徒会の人?」
「はあ~~お前なー。世間知らずも度を越えてるわ。御堂蓮。うちの学校というか近校でも知らない人いないと思うぜ。チームの話なんかは説明しても分からないと思うが、シンプルに言うと、ここいらの不良集団をまとめてるレボルトっていうチームがあって、そこの総長だな。」
俺が守りすぎた弊害だな・・・というぼそっという独り言も聞こえてきた。
そんな呆れるほどの有名人とは・・・御堂蓮、なんか美形に相応しいネームですな。
「その人ってそんなにすごい人?」
「あぁそうだな・・・喧嘩の強さはレベル違いらしく、刃向かう奴には全く容赦ない残虐さらしい。そして不良とはいえIQもすごいとかでテストを受ければ全国模試上位は当たり前、いわゆる天才だよな。学校態度は悪くとも家もすごい権力がある血筋とかで学園長も頭が上がらないとか。教師も怖がりすぎて注意なんかできないしな。」
「なんかもう漫画の世界じゃん」
「ほんとにな。あとあの見た目だろ?女は掃いて捨てるほどよってくるみてーだけど特定の相手は作らないみたいだな。」
「なんか綾人ナレーターばりに詳しいね!」
「てか、なんでその御堂先輩の事聞くの?関わったりしてねーよな・・?」
なんか吸血鬼先輩とのことは綾人に知られてはまずい気が本能的にする・・心配かけたくないし詳細はだまっておこう。
「3年のクラスに1人だけ銀髪の人が教室に残ってたのをたまたま見かけて、珍しい髪色だなと思って覚えてただけ!」
「ふーん。 そいえばその首の絆創膏なに?」
「えへへー、虫に刺されちゃってー」
「ふーん。」
怪しい目線では見られたが、なんとか誤魔化せたぞ!
その後午後の授業もあと少しで終わるという時に、スマホが震えた。
メッセージアプリだ。ren?
え。まさかね。
『屋上な』
屋上への呼び出し。
パシリの醍醐味ですね。はい、吸血先輩確定。
脳内作戦会議だ。
パシリとはいえ、先輩は総長なわけでいくらでも言うこと聞く人はいるはずだよな・・サンドバッグでストレス発散コースが考えられそうだが、喧嘩もいくらでもできるだろうから必要なさそうだ。
思いっきり噛まれたわけだし、たまに平凡珍味を味わいたい感覚なのかもしれない。全てが平均な僕のことなんて絶対すぐに飽きるはず。ということは・・いつもの僕でいくのが1番ということだ!
よし!
その後夏樹は作戦通り普通に授業を受けて過ごしたのだった。
放課後だ!
屋上いかなきゃ!
幸い先生は不在で、噛み跡を見られずに済んだ。鏡で見てみると、くっきり歯形がついている。
うー痛々しい・・・・消毒と絆創膏で自分で手当てをした。
もう体育なんて言ってられない。僕のパシリ人生がスタートしてしまうんだ・・・
僕はぼうっとしているのもあって、他校の生徒にもカツアゲをされそうになったりカモ扱いされることはよくある。
そのたびに綾人が助けてくれて、これまでは平和に過ごせていた。綾人さまさまだが・・・・
比較的いじめられる側の存在だろうことは自分でも分かっており、いつかは覚悟していたが・・・
うん、まずは星座が間違ってないか帰宅したら母親と確認しよう!
いや現実逃避してはいけない。
まずは教室に帰って脳内作戦会議だ。
その後教室までまた迷ったわけだが、体育を終えたクラスメートが帰ってくる直前のタイミングで何とか戻りついた。
作戦会議もままならないまま、綾人が帰ってきた。
「おい、夏樹、体操服借りられなかったのか?」
「うん・・4組が分からなくなって3年生の棟に行っちゃってさ。」
「はぁ。まじかよ。俺がついてってやればよかったな。ごめんな。」
と綾人は俺の髪をくしゅくしゅっと撫でてきた。
僕は猫毛の天然パーマで髪色は真っ黒よりも茶色よりだ。綾人はよくぼくの頭をくしゅくしゅするが、大型犬扱いをされているようだ。
女子がいいな~という目で見てくるのももう慣れたぜ。
「綾人、聞きたいんだけど、3-3の先輩でシルバーヘアーの人って知ってる?」
「・・・・え?逆に知らないの?」
「・・・・え?やっぱり生徒会の人?」
「はあ~~お前なー。世間知らずも度を越えてるわ。御堂蓮。うちの学校というか近校でも知らない人いないと思うぜ。チームの話なんかは説明しても分からないと思うが、シンプルに言うと、ここいらの不良集団をまとめてるレボルトっていうチームがあって、そこの総長だな。」
俺が守りすぎた弊害だな・・・というぼそっという独り言も聞こえてきた。
そんな呆れるほどの有名人とは・・・御堂蓮、なんか美形に相応しいネームですな。
「その人ってそんなにすごい人?」
「あぁそうだな・・・喧嘩の強さはレベル違いらしく、刃向かう奴には全く容赦ない残虐さらしい。そして不良とはいえIQもすごいとかでテストを受ければ全国模試上位は当たり前、いわゆる天才だよな。学校態度は悪くとも家もすごい権力がある血筋とかで学園長も頭が上がらないとか。教師も怖がりすぎて注意なんかできないしな。」
「なんかもう漫画の世界じゃん」
「ほんとにな。あとあの見た目だろ?女は掃いて捨てるほどよってくるみてーだけど特定の相手は作らないみたいだな。」
「なんか綾人ナレーターばりに詳しいね!」
「てか、なんでその御堂先輩の事聞くの?関わったりしてねーよな・・?」
なんか吸血鬼先輩とのことは綾人に知られてはまずい気が本能的にする・・心配かけたくないし詳細はだまっておこう。
「3年のクラスに1人だけ銀髪の人が教室に残ってたのをたまたま見かけて、珍しい髪色だなと思って覚えてただけ!」
「ふーん。 そいえばその首の絆創膏なに?」
「えへへー、虫に刺されちゃってー」
「ふーん。」
怪しい目線では見られたが、なんとか誤魔化せたぞ!
その後午後の授業もあと少しで終わるという時に、スマホが震えた。
メッセージアプリだ。ren?
え。まさかね。
『屋上な』
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パシリの醍醐味ですね。はい、吸血先輩確定。
脳内作戦会議だ。
パシリとはいえ、先輩は総長なわけでいくらでも言うこと聞く人はいるはずだよな・・サンドバッグでストレス発散コースが考えられそうだが、喧嘩もいくらでもできるだろうから必要なさそうだ。
思いっきり噛まれたわけだし、たまに平凡珍味を味わいたい感覚なのかもしれない。全てが平均な僕のことなんて絶対すぐに飽きるはず。ということは・・いつもの僕でいくのが1番ということだ!
よし!
その後夏樹は作戦通り普通に授業を受けて過ごしたのだった。
放課後だ!
屋上いかなきゃ!
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