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第30話 現状分析に即して今回打ち立てましたのがこちらの愚対策です
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「昨日開いていただいた岩の“目”の位置を、覚えていますか」天津は訊いた。
前日に、岩盤への入り口を開いた辺りだ。だがすでにその入り口は閉ざされ、あの光り輝く空間は夢幻であったかのように、岩は足下から頭上遥か高くまで無言で立ちはだかる。小さく無力な人間という存在など気にも止めておらぬ風情だ。下手に逆らえば、瞬時に圧し潰されそうな気分を呼び起こす。
「えーと、どこだったかな」結城がきょろきょろと周りの岩壁に視線を巡らせる。
「あの辺りではないですか」本原が腕を持ち上げ自分の身長の少し上辺りを指差す。
「おお、あそこか。さすが本原さん、記憶力抜群」結城が目を剥いて褒める。
「いや」時中がまったく別の方向を指差す。「確かあの辺りだ」
「おお」結城がすぐに振り向く。「さすが時中君、記憶力」結城は勢いでそこまで言ったがその後を続けられなかった。
少しの間、沈黙が広がった。
「まあ」天津が控えめに咳払いする。「昨日と同じ場所から今日も開いてくれるとは限らないですからね」
「えっ、そうなんすか」結城が驚いて再度目を剥く。「卑怯だなあ」
「まあとにかく、昨日の要領でもう一度、岩の“目”を探っていきましょう」天津は岩壁に掌を向け指示した。
こつこつこつ
こつこつこつ
こつこつこつ
昨日と同様に、地道に岩を叩く作業が始まった。
「今日は何が出て来るのかなあ」結城がそんなことを言う。
だが今日は昨日とうって変わって、妙なもの奇異なもの、邪悪なものは何も転がり出ては来なかった。それは即ち、結果として強い疲労感を覚えさせる事になった。三人は前日に比して短時間でその腕を下ろし、肩や首を回し、腰をさすり、飲料を摂り、溜息をつきなどした。
「今日はきついですね」天津は半分困ったように微笑みながら三人をねぎらった。「お疲れです」
「いやあ、これはもしかして」結城が頭上を見上げながら言う。「嵐の前の静けさってやつかも知れないっすよ。この後何か、ドカーンって来たりして。魔物とか」
本原が、ぴたりと岩を叩く手を止めた。「また、開いて十秒経つと魔物が出て来る可能性があるのでしょうか」天津に訊く。
「あ、いえ」天津は首を振り、それから「――じゃあ、もうここでさっきの機器の使い方をやっちゃいましょうか」と提案した。「ずっと叩き続けるのも辛いでしょうから」
「おお、名案っすね」結城が表情を明るくする。
「これですか」本原が再びウエストベルトのポケットから、細めで無地のリモコンを出した。
「つまりこの機器によって、叩くと魔物が出て来る岩なのかどうかの判別がつけられるというわけですね」時中が確認する。
「ある程度は、ですね」天津が補足する。「ではまず、陣の位置に皆さん立っていただきます」言いながら地面に向かい手をかざす。
すると、金色に輝く円形が音もなく三つ、現れた。その三つを結び合わせると、正三角形が描ける位置にだ。
「本原さんを先頭に、その後ろに時中さんと結城さんが並ぶ形で、立ってください」天津はそれぞれの金の円を手で示しながら指示した。
三人は指示通りの場所に立った。
「では本原さん、そこに立ったまま、その機器を顔の前に持ち上げてください」次の指示が出る。
本原は指示通り機器を持ち上げた。
「ではこの状態で、まずはイベント開始の時のワードを唱えてください。時中さんから」さらに指示が出る。
「閃け、我が雷よ」時中が声を張る。
「迸れ、我が涙よ」本原が続く。
すう、と息を吸う音が聞こえ、結城以外の者は反射的に目を閉じる。
「開け、我がゴマよ」結城の声が洞窟中に響き、わんわんと響き合い、響き渡り、やがて静寂が立ち戻って来た。
「しばらくそのままで、待ってください」天津がそっと声をかける。
その約二秒後「あ」と、本原が声を挙げた。
「どうした?」結城が訊き、
「何だ」時中が訊く。
「これが」本原は手に持つ機器を背後の二人に見えるようにかざしながら上体だけ振り返った。その手の機器の表面に、さまざまなアルファベット文字や記号が赤、青、緑と色とりどりに表示され、流れ、消えて行く。
「うわ」結城が目を見張り、
「何なんだ」時中が眉をしかめる。
文字と記号は洪水のように次々と現れては画面上を流れ行き、消えて行く。それはスーパーコンピュータが膨大な情報を処理している様子を連想させた。
「なんか計算してるのか」結城が推測を述べる。
「つまり、さっき天津さんが言っていた地球内部の圧力や圧縮率などを調べているというわけか」時中が詳細な推測を述べる。
「そのまま少し待ってください」天津が再び待機を指示する。
やがて、文字列の流れは止まり、そして消えた。
「消えました」本原が報告する。
「消えた」結城が告げる。
「――」時中は眉をしかめたまま無言で機器を見ていた。
すると今度はその表面に「31256」という数字の列がぽんと現れ出た。
「何?」結城が訊き、
「何だ」時中が訊き、
「数字が出ました」本原が報告した。
「はい」天津が頷く。「31256、これは地球の意志パターンの一つで、無害な何か単体の物が、約二分後に、半径五メートル以内の、恐らく今の皆さんの位置から時計の六時方向に現れるだろうという表示です」
「まじで?」結城が目を見開いて訊き、
「位置と時間は細かいが、何が出て来るのかという点は曖昧至極だな」時中が眉をしかめてコメントし、
「魔物ではないのですね」本原が確認した。
「まあ恐らく」天津は若干首を傾げながら頷いた。「特に害のない、大人しい出現物か……あるいは岩の“目”がその方向に見つかるのかというところでしょうね」
「実際に出て来るまでは、わからないんですね」結城が背後を振り向く。「もうここから動いていいんすか」
「はい、どうぞ」天津は三人に手を差し伸べる。「数字の読み方は今の要領で、性質、数、時間、距離、方向となります。今回は一パターンだけですが、こんな数列が幾つも、多い時は何十個も現れることがあります」
「まじっすか」結城が叫ぶ。「それ全部が魔物だったりもするんすか」
「――」天津はぎゅっと目を瞑る。「それは」しばらく置き「わかりません」と、罪を白状するかのように声を絞り出す。
「もしそんな事になるとしたら」時中が冷静に述べる。「我々がよっぽど地球を怒らせるような何かをしでかした、ということでしょうね」
「あーなるほど」結城が時中の言葉に頷く。「やらかしちゃった時か」
「ではその時が」本原も確認する。「私たちの家族に労災保険と慰謝料が支払われる時なのですね」
沈黙が広がった。
「いえ、えーと」天津が静寂の中であるにも関わらず場を収めるために両掌で空気を繰り返し抑える。「その時には緊急警報が我々の方にも届きますから、もちろんすぐに助けに来ますよ。大丈夫です。皆さんは大丈夫です」声は明るいが目は笑っていない。
「そうだよ、大丈夫だ」結城が大きく頷く。「だって母なる地球だよ。話せばわかるよ」
「一体この仕事は、安全なんですか、危険なんですか」時中が腕組みしながら天津に訊く。「我々は護られるんですか、護られないんですか」
「護ります、もちろん護ります」天津は真剣な表情を微塵も崩すことなく、また抑える両掌を下ろすこともなく、繰り返し頷いた。「大丈夫です」
「確約は難しい限りだけどね」
出し抜けに、甲高い声が六時の方向から聞こえてきた。全員が、背後を振り向く。だが当然のことながら、そこには誰も存在していなかった。
鯰(なまず)の、声だけが“出現”したのだ。
前日に、岩盤への入り口を開いた辺りだ。だがすでにその入り口は閉ざされ、あの光り輝く空間は夢幻であったかのように、岩は足下から頭上遥か高くまで無言で立ちはだかる。小さく無力な人間という存在など気にも止めておらぬ風情だ。下手に逆らえば、瞬時に圧し潰されそうな気分を呼び起こす。
「えーと、どこだったかな」結城がきょろきょろと周りの岩壁に視線を巡らせる。
「あの辺りではないですか」本原が腕を持ち上げ自分の身長の少し上辺りを指差す。
「おお、あそこか。さすが本原さん、記憶力抜群」結城が目を剥いて褒める。
「いや」時中がまったく別の方向を指差す。「確かあの辺りだ」
「おお」結城がすぐに振り向く。「さすが時中君、記憶力」結城は勢いでそこまで言ったがその後を続けられなかった。
少しの間、沈黙が広がった。
「まあ」天津が控えめに咳払いする。「昨日と同じ場所から今日も開いてくれるとは限らないですからね」
「えっ、そうなんすか」結城が驚いて再度目を剥く。「卑怯だなあ」
「まあとにかく、昨日の要領でもう一度、岩の“目”を探っていきましょう」天津は岩壁に掌を向け指示した。
こつこつこつ
こつこつこつ
こつこつこつ
昨日と同様に、地道に岩を叩く作業が始まった。
「今日は何が出て来るのかなあ」結城がそんなことを言う。
だが今日は昨日とうって変わって、妙なもの奇異なもの、邪悪なものは何も転がり出ては来なかった。それは即ち、結果として強い疲労感を覚えさせる事になった。三人は前日に比して短時間でその腕を下ろし、肩や首を回し、腰をさすり、飲料を摂り、溜息をつきなどした。
「今日はきついですね」天津は半分困ったように微笑みながら三人をねぎらった。「お疲れです」
「いやあ、これはもしかして」結城が頭上を見上げながら言う。「嵐の前の静けさってやつかも知れないっすよ。この後何か、ドカーンって来たりして。魔物とか」
本原が、ぴたりと岩を叩く手を止めた。「また、開いて十秒経つと魔物が出て来る可能性があるのでしょうか」天津に訊く。
「あ、いえ」天津は首を振り、それから「――じゃあ、もうここでさっきの機器の使い方をやっちゃいましょうか」と提案した。「ずっと叩き続けるのも辛いでしょうから」
「おお、名案っすね」結城が表情を明るくする。
「これですか」本原が再びウエストベルトのポケットから、細めで無地のリモコンを出した。
「つまりこの機器によって、叩くと魔物が出て来る岩なのかどうかの判別がつけられるというわけですね」時中が確認する。
「ある程度は、ですね」天津が補足する。「ではまず、陣の位置に皆さん立っていただきます」言いながら地面に向かい手をかざす。
すると、金色に輝く円形が音もなく三つ、現れた。その三つを結び合わせると、正三角形が描ける位置にだ。
「本原さんを先頭に、その後ろに時中さんと結城さんが並ぶ形で、立ってください」天津はそれぞれの金の円を手で示しながら指示した。
三人は指示通りの場所に立った。
「では本原さん、そこに立ったまま、その機器を顔の前に持ち上げてください」次の指示が出る。
本原は指示通り機器を持ち上げた。
「ではこの状態で、まずはイベント開始の時のワードを唱えてください。時中さんから」さらに指示が出る。
「閃け、我が雷よ」時中が声を張る。
「迸れ、我が涙よ」本原が続く。
すう、と息を吸う音が聞こえ、結城以外の者は反射的に目を閉じる。
「開け、我がゴマよ」結城の声が洞窟中に響き、わんわんと響き合い、響き渡り、やがて静寂が立ち戻って来た。
「しばらくそのままで、待ってください」天津がそっと声をかける。
その約二秒後「あ」と、本原が声を挙げた。
「どうした?」結城が訊き、
「何だ」時中が訊く。
「これが」本原は手に持つ機器を背後の二人に見えるようにかざしながら上体だけ振り返った。その手の機器の表面に、さまざまなアルファベット文字や記号が赤、青、緑と色とりどりに表示され、流れ、消えて行く。
「うわ」結城が目を見張り、
「何なんだ」時中が眉をしかめる。
文字と記号は洪水のように次々と現れては画面上を流れ行き、消えて行く。それはスーパーコンピュータが膨大な情報を処理している様子を連想させた。
「なんか計算してるのか」結城が推測を述べる。
「つまり、さっき天津さんが言っていた地球内部の圧力や圧縮率などを調べているというわけか」時中が詳細な推測を述べる。
「そのまま少し待ってください」天津が再び待機を指示する。
やがて、文字列の流れは止まり、そして消えた。
「消えました」本原が報告する。
「消えた」結城が告げる。
「――」時中は眉をしかめたまま無言で機器を見ていた。
すると今度はその表面に「31256」という数字の列がぽんと現れ出た。
「何?」結城が訊き、
「何だ」時中が訊き、
「数字が出ました」本原が報告した。
「はい」天津が頷く。「31256、これは地球の意志パターンの一つで、無害な何か単体の物が、約二分後に、半径五メートル以内の、恐らく今の皆さんの位置から時計の六時方向に現れるだろうという表示です」
「まじで?」結城が目を見開いて訊き、
「位置と時間は細かいが、何が出て来るのかという点は曖昧至極だな」時中が眉をしかめてコメントし、
「魔物ではないのですね」本原が確認した。
「まあ恐らく」天津は若干首を傾げながら頷いた。「特に害のない、大人しい出現物か……あるいは岩の“目”がその方向に見つかるのかというところでしょうね」
「実際に出て来るまでは、わからないんですね」結城が背後を振り向く。「もうここから動いていいんすか」
「はい、どうぞ」天津は三人に手を差し伸べる。「数字の読み方は今の要領で、性質、数、時間、距離、方向となります。今回は一パターンだけですが、こんな数列が幾つも、多い時は何十個も現れることがあります」
「まじっすか」結城が叫ぶ。「それ全部が魔物だったりもするんすか」
「――」天津はぎゅっと目を瞑る。「それは」しばらく置き「わかりません」と、罪を白状するかのように声を絞り出す。
「もしそんな事になるとしたら」時中が冷静に述べる。「我々がよっぽど地球を怒らせるような何かをしでかした、ということでしょうね」
「あーなるほど」結城が時中の言葉に頷く。「やらかしちゃった時か」
「ではその時が」本原も確認する。「私たちの家族に労災保険と慰謝料が支払われる時なのですね」
沈黙が広がった。
「いえ、えーと」天津が静寂の中であるにも関わらず場を収めるために両掌で空気を繰り返し抑える。「その時には緊急警報が我々の方にも届きますから、もちろんすぐに助けに来ますよ。大丈夫です。皆さんは大丈夫です」声は明るいが目は笑っていない。
「そうだよ、大丈夫だ」結城が大きく頷く。「だって母なる地球だよ。話せばわかるよ」
「一体この仕事は、安全なんですか、危険なんですか」時中が腕組みしながら天津に訊く。「我々は護られるんですか、護られないんですか」
「護ります、もちろん護ります」天津は真剣な表情を微塵も崩すことなく、また抑える両掌を下ろすこともなく、繰り返し頷いた。「大丈夫です」
「確約は難しい限りだけどね」
出し抜けに、甲高い声が六時の方向から聞こえてきた。全員が、背後を振り向く。だが当然のことながら、そこには誰も存在していなかった。
鯰(なまず)の、声だけが“出現”したのだ。
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